2025年12月期第1四半期 決算説明資料
基本情報
- 企業概要
- 企業名: 株式会社やまびこ(YAMABIKO CORPORATION)
- 主要事業分野: 小型屋外作業機械(OPE)、農業用管理機械、一般産業用機械
- 本社所在地: 東京都青梅市末広町1-7-2
- 上場市場: 東証プライム(証券コード: 6250)
- 説明会情報
- 開催日時/資料日付: 2025年5月23日
- 説明者
- 報告期間
- 対象会計期間: 2025年12月期 第1四半期
- セグメント
- 小型屋外作業機械(OPE): プロ・家庭向けの刈払機、チェンソー、ブロワ、ロボット芝刈機等
- 農業用管理機械: 防除機(スピードスプレーヤ等)、乗用管理機、ラジコン草刈機、北米の収穫機
- 一般産業用機械: 発電機、溶接機、投光器 等
業績サマリー(25/12期 1Q)
- 主要指標(連結)
- 売上高: 43,785百万円(前年比 +7.3%)
- 営業利益: 5,575百万円(同 ▲8.9%)
- 経常利益: 4,946百万円(同 ▲27.2%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 3,063百万円(同 ▲44.7%)
- 参考為替: 1USD=154円(前年比 +4.7円)、1EUR=160円(同 ▲1円)
- 進捗状況(通期予想に対して)
- 売上高進捗: 26.2%(43,785/167,000)
- 営業利益進捗: 30.1%(5,575/18,500)
- 経常利益進捗: 29.1%(4,946/17,000)
- 純利益進捗: 24.5%(3,063/12,500)
- セグメント別状況(25/12期 1Q 売上/営業利益)
- 小型屋外作業機械(OPE)
- 売上: 33,910百万円(構成比77.4%、前年比 +10.3%)
- 営業利益: 8,059百万円(前年同水準、全社費用控除前)
- 地域動向: 北米+3.9%(24,541百万円)、欧州+53.3%(3,991百万円)、国内+3.2%
- 一般産業用機械
- 売上: 3,640百万円(構成比8.3%、前年比 ▲6.9%)
- 営業利益: 284百万円(同 ▲21.1%)
- 地域動向: 国内▲13.8%、海外+8.9%
- 農業用管理機械
- 売上: 5,593百万円(構成比12.8%、前年比 ▲0.6%)
- 営業利益: ▲210百万円(赤字転化)
- 地域動向: 国内+3.4%、海外▲9.9%
業績の背景分析
- 業績概要
- 売上は主力OPEが北米・欧州で堅調、欧州はロボット芝刈機伸長と在庫調整一巡で回復。
- 営業利益は、人件費上昇や北米でのマーケティング前倒しにより販管費増で減益。
- 経常・最終利益は、前年の為替差益が今期は円高基調で為替差損に転じ減益。
- 増減要因(連結、1Q)
- 売上増: OPEの増収(とくに北米ホームセンター向け、欧州の回復)
- 粗利率: 北米農機の採算悪化、欧州の商品構成変化で低下
- 販管費: 国内の賃上げ、人件費水準上昇、北米のマーケティング費前倒し
- 為替: USD円高方向でマイナス寄与
- 競争環境
- 需給: 北米OPEは持続的需要、欧州はロボット芝刈機の普及進展
- リスク要因
- 為替変動(USD/EUR)
- 米国関税政策の変更(サプライチェーンが多国間に跨るため影響受けうる)
- 穀物価格・農家収益の変動(農機需要に影響)
- 原材料費・製造人件費の上昇、サプライチェーン最適化の進捗
戦略と施策
- 現在の戦略
- OPE: 北米ホームセンター向け拡大、欧州でのロボット芝刈機強化
- 産機: 北米で大型発電機の現地生産開始、インフラ需要取り込み
- 農機: 国内は需要堅調、ICT/スマート農業技術で付加価値提供
- 為替・関税対応: 米国生産拠点の最大活用、生産移管加速、全社的な原価低減、SC最適化
- 進行中の施策
- 米国ECHOのTV CM放映(MLBやESPNで2025年3月開始)
- 株式会社アイケイエスと資本提携(再エネ活用の電源供給システム、充放電器等で技術連携)
- 広島事業所にPPAによる太陽光導入(年約625t-CO2削減)、米国子会社でも太陽光稼働(年約1,300t削減)
- 人的資本: 健康経営優良法人2025(大規模法人部門)認定、従業員持株会向けRS型インセンティブ導入
- セグメント別施策
- OPE: プロ向け高効率製品、電動・ロボットの品揃え強化、北米販促の強化
- 農機: ISOBUS/GNSS等のICT融合、防除・散布技術の高度化、国内重点
- 産機: 省エネ・防音・電子制御等の要素技術を活用し製品競争力強化、北米顧客獲得推進
将来予測と見通し
- 通期業績予想(25/12期、2025/2/13公表値から為替前提見直し)
- 売上高: 167,000百万円(前年比 +1.3%、前回予想172,000から下方)
- 営業利益: 18,500百万円(同 ▲5.8%)
- 経常利益: 17,000百万円(同 ▲18.7%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 12,500百万円(同 ▲21.3%)
- 想定為替: 通期実効 USD=143円(2Q-4Q 140円)、EUR=160円
- 為替感応度(2Q-4Q、1円変動当たり): 売上 USD±5.4億円/EUR±0.8億円、営業利益 USD±0.9億円/EUR±0.6億円
- 収益ブリッジ(通期)
- 24/12期営業利益196億円 → 25/12期185億円
- 要因: 実質売上増+30億、為替▲21億、粗利率▲6億、販管費▲15億
- セグメント見通し(円換算ベース)
- OPE: +11億円(北米の持続成長、欧州は在庫正常化で増)
- 産機: +17億円(国内外のインフラ需要、北米で大型発電機現地生産開始)
- 農機: ▲7億円(北米で穀物価格下落等により投資抑制)
- その他: ±0
- マクロ経済の影響
- 為替・関税・金利、農産物価格、需要動向(北米住宅/造園、インフラ投資)等が感応要因
配当と株主還元
- 配当方針: 過去の実績に基づく安定配当を継続。経営環境・財務状況・市場動向を勘案し総合的に検討。
- 配当実績/予想
- 2024/12期: 年間90円(中間40/期末50)
- 2025/12期予想: 年間90円(中間45/期末45)
- 自己株式取得
- 2025年3月開始: 上限10億円または40万株
製品やサービス
- 製品
- OPE: 刈払機、チェンソー、ブロワ、ロボット芝刈機等(プロ・家庭向け)
- 農機: スピードスプレーヤ、乗用管理機、ラジコン草刈機、北米のポテト収穫機等
- 産機: 発電機、溶接機(ハイブリッド機含む)、投光器等
- サービス/提供エリア
- 販売子会社: やまびこジャパン(国内)、ECHO Inc.(米州)、YAMABIKO EUROPE SA(欧州・アフリカ)
- 主販路: 代理店、販売店、ホームセンター、建機レンタル、海外は各国代理店・大型ホームセンター等
- 協業・提携
- 株式会社アイケイエスと資本提携(再エネ電源・充放電器/リユースバッテリー等の開発連携)
重要な注記
- リスク要因(特記事項)
- 米国関税政策の影響を想定。対応として米国内生産の最大活用、生産移管加速、原価低減、SC最適化を推進。
- 為替変動の影響が大きい(USD/EUR)。
- その他の告知
- 人的資本施策(健康経営認定、株式インセンティブ)
- 環境施策(PPA太陽光の導入拡大予定)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 6250 |
企業名 | やまびこ |
URL | http://www.yamabiko-corp.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 機械 – 機械 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
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