2025年8月期 第3四半期決算説明資料及び通期業績予想修正のお知らせ
基本情報
- 企業概要
- 企業名: 株式会社チームスピリット
- 主要事業分野: 勤怠・工数・経費・安否確認・目標設定/評価・ピープルアナリティクス等を統合するSaaS「TeamSpirit」(Team Success Platform)の企画・開発・提供。プロフェッショナルサービス(導入支援/サポート)提供
- 説明会情報
- 開催・資料公表日: 2025/7/10(第3四半期 決算説明資料)
- 説明会形式: オンライン資料公開。個人投資家向けIRイベント登壇予定(SBI証券 2025/8/6 19:00、オンライン配信)
- 参加対象: 個人投資家を含むステークホルダー
- 説明者
- 発言概要: アライアンス強化、エンタープライズ戦略、業績進捗と通期予想上方修正、株主還元(ポイント制優待)を説明
- 報告期間
- 対象会計期間: 2025年8月期 第3四半期(2024/9/1–2025/5/31を含む9カ月)
- セグメント
- エンタープライズ: 1社1,000ライセンス以上の顧客
- ミッド: 200~999ライセンス
- スモール: 199ライセンス以下
- 事業はSaaSライセンス(リカーリング)とプロフェッショナルサービスで構成
業績サマリー(Q3累計=9カ月、YoYは前年同期比)
- 主要指標(Q3累計)
- 売上高: 35.56億円(+8.4%)
- うちライセンス: 29.57億円(+11.7%)
- うちプロフェッショナルサービス: 5.98億円(-5.2%)
- 営業利益: 2.68億円(前年は赤字、黒字転換)
- 経常利益: 2.72億円(前年は赤字、黒字転換)
- 親会社株主に帰属する当期利益: 2.25億円(前年は赤字、黒字転換)
- 進捗状況(対通期予想)
- 売上高: 50.0億円に対し進捗71%
- 営業利益: 1.50億円(期初予想)に対し進捗179%(上方修正後予想2.60億円)
- 当期利益: 1.20億円(前回修正予想)に対し進捗188%(上方修正後予想2.20億円)
- セグメント別状況・KPI
- ARR: 42.07億円(+12.9% YoY、+5.5% QoQ)。Q3単独のARR純増は+2.1億円で過去最大、Q3累計+3.7億円(通期+5~6億円のレンジを見込む)
- ライセンス数: 617,006(+18.6% YoY、+6.8% QoQ)。Q3純増+39,302
- リカーリングレベニュー比率: 90.7%
- 月次解約率(Gross・ライセンス数ベース): 0.41%(年換算約4.9%)
- 受注/パイプライン: エンタープライズ新規受注の63.1%がアライアンス経由(前年48.1%)。翌期向け商談残のうちアライアンス経由54.1%(前年26.2%)
業績の背景分析
- 業績概要・ハイライト
- 60万ユーザー突破(2025年5月末)。新規ロゴにブラザー工業を追加
- Q3単独の営業利益1.33億円で黒字幅拡大、過去3年で最大級の黒字額を更新
- ARR純増が四半期ベースで過去最大。上期の遅れを挽回
- 増減要因
- 増収要因: エンタープライズ中心のライセンス拡大、アライアンス経由案件の増加
- 収益性改善: 粗利拡大に加え、採用・広告等の費用対効果見直し、シンガポール子会社の固定費削減
- 減益要因: 成長に向けた人件費・全社費用の増加
- 競争環境
- エンタープライズの勤怠はミッションクリティカルかつ日本固有要件が多く、SaaS競合が少ない領域
- Salesforce Platformを基盤とする拡張性、エコシステム連携(SAP/Workday/Deloitte等)が差別化要素
- リスク要因
- 労働関連法規の変更への継続的対応負荷
- プラットフォーム利用料(Salesforce)など外部コストの影響
- 大口案件の受注タイミングによるARR・売上の変動、Q1に発生した解約の影響など
戦略と施策
- 現在の戦略
- Go-To-Market: エンタープライズ重視(商談創出はアライアンスを主軸)、ミッド/スモールはマーケ中心
- プロダクト: 勤怠をコアにマルチプロダクト化(タレントマネジメント、ワークライフログ、AI議事録Synclog等)
- 進行中の施策
- アライアンス強化
- Salesforce Japan: サポートサービスのAI化検討、エンタープライズ向け支援
- SAPジャパン: 大手公益/製薬企業での協業拡大、SAP S/4HANA Cloud連携
- デロイトトーマツ: 製薬・公共/自治体分野での協業、Workday連携領域も開始
- Workday: イノベーションパートナー契約、Workday HCM×TeamSpirit Enterpriseの連携推進
- セグメント別施策
- エンタープライズ: 連携ソリューション強化、複数の大口商談の確実なクロージング
- ミッド/スモール: 競合差別化と新プロダクトの相乗で安定成長を継続
将来予測と見通し
- 業績予想(2025/8期、7/10再修正)
- 売上高: 50.0億円(据え置き)
- 営業利益: 2.60億円(期初1.50億円から上方修正)
- 経常利益: 2.70億円(同1.50億円から上方修正)
- 当期利益: 2.20億円(同1.20億円から上方修正)
- 根拠: Q3までの利益超過進捗、Q4に成長投資と株主還元を織り込んだ上での見直し
- マクロ・市場要因
- 大企業のソフトウェア投資比率が高水準でDX需要継続
- 勤怠/HRモダナイゼーションの潮流、SaaS化の進展
配当と株主還元
- 株主優待(ポイント制)
- 「チームスピリット・プレミアム優待倶楽部」を導入
- 2025/8期は期末(8/31)基準、1,000株以上保有株主にポイント進呈(例: 1,000~1,999株=3,000pt、4,000~49,999株=50,000pt、50,000株以上=80,000pt)
- 2026/8期以降は年2回(2月末・8月末)付与予定(ポイント水準は仮、通期決算時に確定公表予定)
- 想定総コスト: 約0.25億円
- ポイントはプレミアム優待倶楽部で商品等と交換可能、他社ポイントと合算可
製品やサービス
- 製品
- TeamSpirit(勤怠・工数・経費・ワークフロー等)
- TeamSpirit タレントマネジメント、ワークライフログ、AI議事録Synclog 等
- 主要連携: Salesforce Platform、SAP S/4HANA Cloud、SAP SuccessFactors、Workday HCM ほか
- サービス
- 導入/移行プロジェクト、スポット/プレミアサポート
- 協業・提携
- Salesforce Japan、SAPジャパン、デロイトトーマツコンサルティング、Workdayと連携強化
- 共同事例: 第一三共、資生堂、ミツカングループ、アークエッジ・スペース など
重要な注記
- 会計方針: 日本基準。特記事項は–(資料の免責に基づく)
- リスク要因(特記事項)
- 労務関連法規の変更、日本固有要件への継続的対応
- プラットフォーム(Salesforce)等外部サービスへの依存と費用水準
- 大口案件の受注/解約タイミングの影響
- その他の重要なお知らせ・イベント
- 個人投資家向けオンライン会社説明会(SBI証券): 2025/8/6 19:00(アーカイブ予定)
- 60万ユーザー突破(2025/5末)
- ARR通期純増目標: +5.0~+6.0億円(レンジ内着地を見込む)
(注)本まとめは提供資料に基づく事実整理であり、投資勧誘や評価・推奨を目的としたものではありません。記載なき事項は「–」としています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4397 |
企業名 | チームスピリット |
URL | https://www.teamspirit.co.jp/company |
市場区分 | グロース市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
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