2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
決算短信(抜粋)まとめ — UBE株式会社(4208) 2026年3月期 第1四半期(連結、2025年4月1日〜2025年6月30日)
以下は、提供いただいた決算短信(2025年8月5日公表)の内容を、個人投資家向けに整理した要約です。出典データは同短信(添付資料含む)です。不明点は「–」としています。投資助言や評価は行いません。
基本情報
- 企業名:UBE株式会社
- 上場取引所:東(コード 4208)
- 主要事業分野(概要)
- 機能品(ポリイミド、分離膜、セラミックス、セパレータ等)
- 高機能ウレタン(高機能ウレタン樹脂等)
- 医薬(創薬ロイヤリティ、受託品等)
- 樹脂・化成品(ナイロンポリマー、カプロラクタム、パフォーマンス樹脂、エラストマー等)
- 機械(成形機、産機等)
- その他(電力・エネルギー等)
- 代表者:代表取締役社長 西田 祐樹
- 連絡先:コーポレートコミュニケーション部長 堀江 周子(TEL 03-5419-6110)
- URL:https://www.ube.com
報告概要
- 提出日(公表日):2025年8月5日
- 対象会計期間:2025年4月1日〜2025年6月30日(2026年3月期 第1四半期)
- 決算説明資料:作成あり(アナリスト・機関投資家向け説明会開催、2025年8月5日実施)
セグメント(報告区分)
- 2026年3月期より区分を変更(従来4区分→6区分)
- 機能品:ポリイミド、分離膜、セラミックス、セパレータ 等
- 高機能ウレタン:高機能ウレタン樹脂関連事業(2025/4/1にLANXESS系の事業取得)
- 医薬:創薬ロイヤリティ、受託製造 等
- 樹脂・化成品:ナイロンポリマー、カプロラクタム、エラストマー、工業薬品 等
- 機械:成形機、産機 等
- その他:電力事業等
発行済株式
- 期末発行済株式数(自己株式含む):106,200,107株(2026年3月期1Q)
- 期末自己株式数:9,079,804株(2026年3月期1Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):97,120,563株(2026年3月期1Q)
- 時価総額:–(短信に記載なし)
今後の予定(判明分)
- 決算説明会:2025年8月5日(アナリスト・機関投資家向け) — 資料・質疑応答は後日同社HP掲載予定
損益(第1四半期累計:2025/4/1–2025/6/30)
- 売上高:100,459(前期同四半期 115,385、△12.9%)
- 売上総利益:21,351(前期19,736)
- 販管費:18,396(前期16,825)
- 営業利益:2,955(前期2,911、+1.5%)
- 経常利益:6,212(前期6,967、△10.8%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:4,361(前期4,804、△9.2%)
- 1株当たり四半期純利益:44.90円(希薄化後同額)
- 包括利益:3,460(前期 15,743、△78.0%)
(注:単位は百万円。前年同期と比較して売上は減少、営業利益はほぼ横ばいだが、為替差損や支払利息増などで経常利益・純利益は減少)
貸借対照表(第1四半期末:2025/6/30)
- 総資産:847,248(前期末 865,669 百万円、減少)
- 流動資産合計:288,513
- 固定資産合計:558,529(のれんが増加:無形固定資産ののれん 41,015百万円)
- 負債合計:437,225(前期末 453,656 百万円、減少)
- 純資産:410,023(前期末 412,013 百万円、若干減少)
- 自己資本(参考):392,856百万円
- 自己資本比率:46.4%(前期末 45.6% → +0.8pt)
キャッシュ・フロー(第1四半期累計)
- 営業CF:+20,873(前年同期 1,652)
- 税引前当期利益等からの調整や売上債権増加の影響があるが、利息・配当収入の大きい受取等が含まれる
- 投資CF:△76,979(前年同期 △17,966) — 主因:連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出 △71,532百万円(LANXESS系ウレタン事業の取得)
- 財務CF:△20,271(前年同期 +11,686)
- 現金及び現金同等物の増減:△74,881(前年同期 △3,276)
- 期末現金等:40,561百万円(前年同四半期 32,583百万円)
収益性・効率性(要点・計算)
- 連結営業利益率(第1四半期):2,955 / 100,459 = 約2.94%(前年同期:約2.52%)→ 営業利益率は僅かに上昇
- 総資産回転率(単純・年換算目安)
- 四半期売上 ÷ 総資産 = 100,459 / 847,248 = 0.1187(四半期)
- 年率換算(×4) = 約0.475(目安)
- セグメント別の営業利益率(第1四半期・概算)
- 機能品:1,873 / 12,574 = 約14.9%
- 高機能ウレタン:△439 / 2,998 = 約△14.6%
- 医薬:△556 / 4,287 = 約△13.0%
- 樹脂・化成品:1,316 / 54,306 = 約2.4%
- 機械:1,055 / 14,468 = 約7.3%
- その他:520 / 11,826 = 約4.4%
- 全社調整(第1四半期のセグメント利益合計 3,769、調整額△814 → 連結営業利益 2,955)
セグメント別ハイライト(第1四半期)
(売上高は百万円、比率は当四半期売上100,459に対する割合)
– 樹脂・化成品:売上 54,306(約54.0%) — 売上減(ナイロンポリマー・カプロラクタムの低迷)が主因だが、エラストマーは堅調で営業増益
– 機能品:売上 12,574(約12.5%) — ポリイミド、分離膜、セラミックスの販売低調で減収減益。セパレータは増収
– 機械:売上 14,468(約14.4%) — 成形機堅調、産機で大型案件不足により減収だが通期比では増益
– その他:売上 11,826(約11.8%) — 電力関連の売上減少だが定期修理がなく営業利益はほぼ横ばい
– 高機能ウレタン:売上 2,998(約3.0%) — 海外販売低調で減収減益。なお、2025年4月1日付でLANXESS系のウレタン事業取得を実行(買収企業は決算期が12月のため、当四半期の損益には未計上、貸借対照表へは連結)
– 医薬:売上 4,287(約4.3%) — ロイヤリティ減少および受託品の販売数量減で減収減益
(注)セグメント区分は2026年3月期より6区分に変更。前期比較は変更後区分で再表示済。
中長期計画との整合性・M&A進捗
- 戦略:スペシャリティ化学の成長強化とベーシック事業の再構築を掲げ、C1ケミカルチェーン拡大、PCD/PUD事業の拡大を推進
- 主要M&A:LANXESS Deutschland GmbHからウレタンシステムズ事業を取得(株式取得日 2025/4/1)
- 取得対価(現金):80,748 百万円
- のれん(暫定):38,689 百万円(取得原価の配分未完了のため暫定)
- 取得に伴い7社を新規連結(子会社化)
- 被取得企業の事業年度差(12月決算)により、当第1四半期の連結損益計算書には被取得企業の損益は含まれていない(貸借対照表のみ連結)
- 中期戦略との整合性:M&Aは高機能ウレタン事業のプレゼンス強化を目的。のれん計上と統合の影響に注意が必要(のれんは暫定)。
配当
- 2025年3月期 実績:年間 110円(中間 55円、期末 55円)
- 2026年3月期(予想):年間 110円(中間 55円、期末 55円) — 直近公表の配当予想に変更なし
業績予想(会社公表、通期および第2四半期累計:2025/4/1〜2026/3/31)
- 第2四半期(累計:上半期)予想(累計)
- 売上高:228,000(△6.2%)
- 営業利益:8,000(+32.3%)
- 経常利益:13,500(+610.9%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:10,000(1株当たり 102.96円)
- 通期予想(変更なし)
- 売上高:490,000(+0.7%)
- 営業利益:25,000(+38.5%)
- 経常利益:37,500(+67.6%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:27,500(1株当たり 283.15円)
(注)当第1四半期短信では、5月12日公表の連結業績予想から修正はないと明示。
リスク要因(短信中の記載・注記より)
- マクロ要因:主要市場の経済状況、製品需給、原燃料価格、金利、為替相場 等
- 事業・運用リスク:取得企業の連結・統合コストや買収に伴うのれんの取扱い、買収代金支払による投資CFの大幅増(資金繰りへの影響)
- 金融リスク:支払利息の増加(営業外費用増)や為替差損の発生(当期は為替差損が発生)
- その他:個別事業における需要変動(例:スマートフォン市場、電動車市場の変化等)
会計・注記上の重要事項
- 連結範囲の重要な変更:7社を新規連結(前述のLANXESS系ウレタン事業の取得)
- のれん等:高機能ウレタンののれん増(暫定:38,689百万円、取得原価配分未完了)
- 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理:税金費用は見積実効税率を使用して算定等の注記あり
- 会計方針の変更、見積りの変更、修正再表示:無し(短信記載)
- 監査(レビュー):四半期連結財務諸表に対して独立監査法人(EY新日本)が期中レビューを実施。結論として重要な点で不適正を示す事項は認められない旨の報告あり。
重要な注記・その他
- 第1四半期では売上は減少したが、樹脂・化成品の一部(エラストマー)や機械の成形機が堅調で営業利益は前年並みを確保。
- 経常利益・純利益が減少している要因として、為替差損の悪化や支払利息の増加が挙げられる。
- 投資活動による大幅な資金支出(約715億円)は、LANXESS系ウレタン事業取得によるものであり、投資CFが大幅に悪化している点は資金動向上の重要事項。
- 被取得企業の損益は当期の連結損益計算書に含まれていない(決算期差のため)。今後の連結取り込み・業績寄与を注視する必要がある。
以上。さらに特定項目(例:セグメント別の前年比較表の細部、各勘定の詳細推移、株主構成や時価総額等)についての要約が必要であれば、該当箇所を指定してください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4208 |
企業名 | UBE |
URL | https://www.ube.co.jp/ube/jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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