2025年3月期第2四半期(中間期)決算説明会資料

基本情報

  • 企業概要
    • 企業名: セイノーホールディングス株式会社
    • 主要事業分野: 輸送(特積み・ロジスティクス・貸切)、自動車販売、物品販売、不動産賃貸、その他(情報サービス等)
  • 説明会情報
    • 開催日時: 2024年11月12日
  • 説明者
  • 報告期間
    • 対象会計期間: 2025年3月期 第2四半期(中間期)
  • セグメント
    • 輸送事業: 特積み(長距離・高重量帯に強み)、ロジスティクス(倉庫・発送運賃)、貸切(デジタルPF「ハコベル」活用)
    • 自動車販売事業: 乗用車・トラックの新車・中古車販売、車検・メンテナンス等
    • 物品販売事業: 燃料・家庭紙等の販売
    • 不動産賃貸事業: 物流関連物件等の賃貸
    • その他: 情報サービスなど

業績サマリー(23.4-24.9、単位: 百万円)

  • 主要指標
    • 売上高: 331,604(前年比+5.1%、計画比+4.6%)
    • 売上総利益: 38,199(+8.0%、粗利率11.5%)
    • 販売管理費: 25,124(+4.5%)
    • 営業利益: 13,075(+15.5%、計画比+9.0%、営業利益率3.9%)
    • 親会社株主に帰属する第2四半期純利益: 6,434(▲13.5%、計画比▲14.2%)
    • 1株当たり利益(EPS): –(通期予想117.08円)
  • 進捗状況(通期予想に対する進捗、参考値)
    • 通期予想売上高 731,304 に対する進捗: 約45.3%
    • 通期予想営業利益 33,175 に対する進捗: 約39.4%
    • 通期予想当期純利益 19,707 に対する進捗: 約32.7%
  • セグメント別状況(売上/営業利益、前年比・計画比)
    • 輸送事業: 売上 240,843(+3.7%、+2.9%)/ 営業利益 7,306(+9.5%、▲6.3%)
    • 自動車販売事業: 売上 58,732(+11.8%、+15.2%)/ 営業利益 4,438(+32.4%、+53.1%)
    • 物品販売事業: 売上 18,180(+5.4%、+5.1%)/ 営業利益 556(+21.3%、+39.0%)
    • 不動産賃貸事業: 売上 1,157(+4.1%、+2.4%)/ 営業利益 846(+3.6%、+3.2%)
    • その他: 売上 12,689(+1.9%、▲6.5%)/ 営業利益 917(+14.3%、+1.9%)
  • 収益構成(売上比率、目安)
    • 輸送 72.6%、自動車販売 17.7%、物品販売 5.5%、不動産 0.3%、その他 3.8%

業績の背景分析

  • 業績概要・トピックス
    • 物量・単価ともに改善し増収・営業増益。営業日数が前年より1.7日少ない中、特積みで適正運賃収受が進展しkg単価上昇(上期累計+3.2%、10月速報+4.9%)。
    • 長距離・高重量帯で物量増(上期日当り物量+1.0%、2Q+2.4%)。
    • 自動車販売は高価格帯新型車や中古車・トラック販売好調で増収増益。
    • 四半期純利益は、持分法投資損失(インドネシア・HEX 計▲833)や固定資産処分損追加(▲888)など一過性影響で減益。
  • 増減要因(主要項目)
    • 売上増減: 単価上昇+3,647、物量+603、新規連結(主に日祐)+4,068、国際+1,078、営業日数▲1,952 など
    • 費用増減: 傭車・外注費+6,164(うち新規連結+2,727、国際+653、その他+2,784)、人件費+947、減価償却費+472、燃料費▲293
  • 競争環境
    • 長距離・高重量帯での比較優位を活用。貸切は「ハコベル」機能活用で売上+6.4%(日当り+7.9%)。
  • リスク要因(開示内の記載・示唆)
    • 外注費・傭車費の上昇、営業日数の変動、持分法投資損益の悪化、固定資産処分損の発生、燃料価格動向、国際事業の原価増など。

戦略と施策

  • 現在の戦略(ロードマップ2028・O.P.P.)
    • O.P.P.(Open Public Platform)拡大、ロジスティクス高付加価値化、貸切のデジタルPF展開(ハコベル)、M&A・CVCによる効率化・省人化、共創によるTeam Green Logisticsの推進。
  • 進行中の施策
    • MDロジス(旧三菱電機ロジスティクス)を10/1付で連結化(66.6%取得、取得価額39,560百万円、事前配当調整後)。
    • 倉庫・発送運賃の伸長、床面積拡大(上期111万㎡→120万㎡)。
    • ハコベルが「トラック簿」(バース予約SaaS)事業を承継しラインナップ拡充。
    • AI自動配車(Loogia)実証開始、レベル4自動運転トラック幹線輸送の公道実証着手。
    • 物流業界課題解決に向けファンドへLP出資(JAPAN LOGITRANSPORT FUND、VIFに福山通運がLP参加)。
  • セグメント別施策
    • 輸送(特積み): 適正運賃収受の継続、遠方・高重量帯に注力、AI・自動運転の検証。
    • ロジスティクス: MDロジスの専門性活用、ロジ・トランス構想(同一施設内で保管~輸送一体運用)による効率化、システム統合(LMS/WMS/TMS連携)。
    • 貸切: ハコベルPF深化(配車管理・計画・動態+バース予約)。
    • 自動車販売: 高付加価値車種・中古車の収益性確保、整備・メンテの拡大。

将来予測と見通し

  • 業績予想(25.03通期、単位: 百万円)
    • 売上高: 731,304(前回計画比+72,604)
    • 営業利益: 33,175(+2,275)
    • 経常利益: 33,939(+1,539)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 19,707(+307)
    • EPS: 117.08円(+1.81円)、ROE: 4.6%(+0.1pt)
    • 修正根拠: MDロジス連結(売上+58,000、営業利益+1,982、営業外+147、負ののれん+1,000、一過性取得関連費用▲1,116・調整▲640等)、上期実績上振れ(輸送・自動車販売ほか)
  • 中長期計画
    • ROE 8%以上(3–5年内目標)、営業利益年率10%以上・EPS年率15–20%成長、営業利益率5.8%水準目標。高収益なロジスティクス・貸切の構成比拡大。
  • マクロ・外部要因(示唆)
    • 物流「2024年問題」対応、国際物流のコスト動向、燃料費、外注費、規制・技術進展(自動運転)等が影響。

配当と株主還元

  • 配当方針: DOE 4.0%以上を基本に、継続的な自己株式取得を実施(24.03期は300億円実績)。

製品やサービス

  • 製品・サービス
    • MDロジスの高付加価値物流(大型機器・据付、半導体・精密機器、梱包設計・ISTA試験、一貫物流対応)。
    • ハコベル(配車管理・計画・動態管理+バース予約「トラック簿」)。
    • セイノー情報サービスのLMS/WMS/TMSを核にした統合管理・可視化。
  • 協業・提携
    • 三菱電機グループとの包括契約(グループ最適化をコントラクトロジとして提供)。
    • DBシェンカー、HEX等とのシステム連携示唆。
    • 佐川急便・T2との自動運転幹線実証、各種CVC出資・LP参画。

重要な注記

  • 会計方針・特有処理
    • MDロジス取得に伴い、不動産の時価評価を加味して「のれんを処理」予定。建物の時価評価差額により減価償却費が増加見込み。
    • 下期に負ののれん償却(特別利益+1,000)計上見込み。一過性の取得関連費用(計1,116、うち調整▲640)を見込む。
    • 10/1付でMDロジス連結開始(持分66.6%)。
  • リスク要因(特記事項)
    • 持分法投資損失(インドネシア・HEX)、固定資産除却・処分損の発生、外注費上昇、営業日数減、燃料価格・国際原価の変動等。
  • その他
    • 設備投資: 25.03期予想 37,500(前期25,442)。建物取得等で上方修正(主な新築: 横浜・名古屋北等、海外タイ倉庫投資)。
    • 財務: 9月末現金及び預金 117,349、短期借入金 50,792(MDロジス株式取得に向けた運転資金調達)。自己資本比率 59.2%。
    • 連絡先(IR): 〒503-8501 岐阜県大垣市田口町1番地 / TEL 0584-82-5023 / E-mail i.r@seino.co.jp

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 9076
企業名 セイノーホールディングス
URL http://www.seino.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 運輸・物流 – 陸運業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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