2025年9月期 第3四半期連結決算説明資料
株式会社FPG(証券コード:7148)2025年9月期 第3四半期(2024年10月〜2025年6月) 決算説明 要約
※出典:株式会社FPG 提供の「2025年9月期 第3四半期 連結決算説明資料」(対象期間:2024年10月〜2025年6月)。不明な項目は「–」としています。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:株式会社FPG(Financial Partners Group)
- 主要事業分野:リースファンド事業(航空機・船舶・コンテナ等のオペレーティング・リースの組成・販売)、国内不動産ファンド事業(不動産小口化商品)、海外不動産ファンド事業(海外不動産投資商品)、その他事業(航空事業、共同保有プラットフォーム事業、M&A等)
- 説明会情報
- 説明者
- 発表者(役職):–(資料中に発表者氏名・役職の明記なし)
- 発言概要:資料に沿った各事業の業績・在庫・組成・販売・施策の説明(詳細は本サマリ参照)
- 報告期間
- 対象会計期間:2025年9月期 第3四半期累計(2024年10月〜2025年6月)
- セグメント(事業区分)
- リースファンド事業:航空機・船舶・海上コンテナ等を対象としたオペレーティング・リース案件の組成・管理および投資家への出資持分・信託受益権の販売(販売額=投資家向け販売額、売上高は手数料等を計上)
- 国内不動産ファンド事業:不動産小口化商品の組成・管理および投資家への販売(販売額を売上高、取得原価を売上原価に計上)
- 海外不動産ファンド事業:海外不動産を対象とした集団投資事業案件の組成・管理および販売(手数料等を売上高に計上)
- その他事業:航空事業、共同保有プラットフォーム、M&A事業等
業績サマリー(連結・第3四半期累計、単位:億円)
- 主要指標(対前年同期)
- 売上高:906.9(前年813.1、+93.8、+11.5%)
- 売上総利益:272.1(前年304.6、▲32.4、▲10.6%)
- 営業利益:192.7(前年230.9、▲38.1、▲16.5%)
- 経常利益:201.8(前年234.7、▲32.8、▲14.0%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:137.5(前年166.2、▲28.6、▲17.2%)
- 1株当たり利益:–(資料に明示なし)
- 中期計画/通期目標に対する進捗(第3四半期累計に対する進捗率)
- 通期売上高予想:1,235.0 → 進捗率 73.4%
- 通期営業利益予想:317.0 → 進捗率 60.8%
- 通期経常利益予想:317.0 → 進捗率 63.7%
- 通期親会社株主帰属当期純利益予想:220.0 → 進捗率 62.5%
- セグメント別売上高(第3四半期累計、単位:億円)
- リースファンド事業:205.2(前年236.5、▲31.2、▲13.2%) — 売上総利益 172.4(前年210.6、▲38.1、▲18.1%)
- 国内不動産ファンド事業:663.4(前年552.4、+111.0、+20.1%) — 売上総利益 70.5(前年75.8、▲5.2、▲7.0%)
- 海外不動産ファンド事業:35.0(前年19.3、+15.6、+81.2%) — 売上総利益 30.9(前年15.9、+14.9、+93.4%)
- その他事業:3.2(前年4.8、▲1.6、▲32.9%) — 売上総利益 ▲1.7(前年2.1、▲3.9)
業績の背景分析
- 業績概要(ハイライト)
- 連結売上高は第3四半期累計で過去最高を更新(906.9億円、前年同期比+11.5%)した一方、売上総利益・各利益は減少(増収減益)。
- セグメント別では国内不動産ファンドと海外不動産の売上増が寄与、リースファンドは販売構成の影響で売上・利益ともに減少。
- 増減要因(主要)
- リースファンド事業:投資家需要は堅調で販売額は過去最高水準(第3四半期累計販売額1,692億円)まで拡大。ただし、投資家に人気の「3年未満の短期フルエクイティ案件」の比率が増加し、組成に係る受取手数料総額が相対的に低下 → 売上原価比や利益を押し下げた要因。
- 国内不動産ファンド事業:販売額は旺盛(増収)だが、販売構成に高原価のプレミアム大規模案件(GINZA SIX、六本木ヒルズ森タワー等)が増加したこと、前年にあった案件の出口(一括売却)に伴う成功報酬(売上総利益ベースで約5.3億円)の剥落があり、利益は減少。
- 海外不動産ファンド事業:期初在庫は上期で完売し、売上総利益は大幅増(前年対比増)。ただし、米国の関税政策等の外部要因を注視し新規組成は慎重。
- その他:一部事業で減収・赤字化(売上総利益のマイナス化)。
- 貸借対照表面では「商品出資金」が前年から大幅減少(▲624 億円)など資産・負債構成の変動あり(詳細は下段参照)。
- 競争環境
- リスク要因(資料中指摘の外部要因等)
- 政策/規制リスク:米国の関税政策(資料ではトランプ政権による関税政策等)を注視。
- 需給・納期リスク:受渡しスケジュールの遅延が組成額や在庫に影響(リース組成の通期予想を5,000億円→3,700億円に修正)。
- その他一般的リスク:金利・為替・サプライチェーン・市場需要変動(資料末尾の注意事項に準拠)。
戦略と施策
- 現在の戦略(主要方針)
- 地域密着の拠点拡大とオンライン(DX)による利便性向上・業務効率化を両輪で推進。
- 個人投資家向け商品の拡充(小口化商品の展開)と、グループ内連携による商品開発・販売促進。
- 企業認知向上のためのPR強化(初のTVCM放映等)。
- 進行中の施策(具体例)
- F.bit(個人向け航空機小口化商品:1口100万円)をグループ横断で販売開始。第1号は完売(申込受付6/30、完売7/24)、第2号の組成に着手。
- TVCM:2024年10月よりテレビ東京系列「WBS」で放映、2025年4月よりテレビ朝日系「報道ステーション」でも放映。公式YouTubeでも公開。
- オンライン取引体制の整備:リースファンドのオペレーティング・リース案件やF.bitでの口座開設〜申込〜契約〜保有管理のオンライン完結システム構築。将来的に不動産小口化商品や海外不動産商品にも展開予定。
- 拠点展開:盛岡営業所(2025年4月)、水戸営業所・京都営業所(2025年7月1日付)を開設し、営業拠点数を17拠点へ拡大。
- セグメント別施策と進捗
- リースファンド:販売額は堅調で過去最高の販売実績を更新。だが受渡し遅延等のため組成通期予想を下方修正(5,000→3,700億円)。来期第1四半期に期ずれ分の組成が見込まれ、1,500億円超の組成見通し。
- 国内不動産:自社開発案件(プレステージレジデンス白金台)竣工(2025年5月)、新規組成(FPGリンクス新宿サウスII)等を組成。大規模開発用地(神宮前5丁目計画)を取得し在庫確保。
- 海外不動産:期初在庫は上期で完売。第6号以降の新規組成は外部リスクを注視し慎重対応。
将来予測と見通し
- 当期(2025年9月期)通期予想(連結、単位:億円)
- 売上高:1,235.0
- 営業利益:317.0
- 経常利益:317.0
- 親会社株主に帰属する当期純利益:220.0
- 年間1株当たり配当(予想):130.40円
- 根拠:第4四半期に向けた積極的な組成・販売継続と在庫・組成計画に基づく(ただしリース組成は受渡遅延により通期組成見込みを下方修正)
- 中長期計画の進捗性
- 販売額・組成額は過去最高水準を目指す方針(リース販売通期見込みを1,700→2,100億円に修正)。
- ただし組成の受渡し遅延等により短期での組成計上タイミングが変動する可能性あり。
- マクロ経済の影響
- 為替・金利・国際関税措置(特に米国の関税政策)や不動産市況の変動が新規組成・販売に影響するリスクを提示。
配当と株主還元
- 配当実績(資料内)
- 2025年9月期 通期予想の1株当たり年間配当金:130.40円(通期予想値として提示)
- 特別配当:資料上での特別配当の記載なし → 特別配当なし(明示無)
製品やサービス(主なもの)
- 製品(商品)
- F.bit(個人向け航空機小口化商品):1口100万円。第1号は完売(抽選で売切れ)。第2号組成に着手。
- 不動産小口化商品(国内不動産ファンド):信託を用いた小口化商品の組成・販売。
- リースファンド商品:航空機・船舶・コンテナ等のリース案件に対する出資持分/信託受益権の販売。
- 海外不動産投資商品:任意組合出資持分の販売(組成手数料等が売上計上)。
- サービス
- FPGグループ(FPG証券、FPG信託、FPG Amentum等)による商品組成・販売・保有管理サービス。
- オンライン取引プラットフォーム(口座開設〜申込〜契約〜保有管理のオンライン完結)をFPG証券で構築、順次対象商品を拡大予定。
- 協業・提携
- グループ内連携(FPG、FPG証券、FPG信託、FPG Amentum)による商品開発と販売(例:F.bitはグループ総力での提供)。
重要な注記
- 貸借対照表上の主な動き(要点)
- 流動資産合計:2,216.7億円 → 1,577.2億円(▲639.4億円)
- 「商品出資金」(受渡待ちの当社立替出資金等):1,247.6億円 → 623.6億円(▲624.0億円)
- 組成用不動産(在庫):683.3億円 → 700.8億円(+17.4億円)
- 流動負債合計:1,317.4億円 → 738.4億円(▲579.0億円)
- 契約負債(手数料等):169.9億円 → 70.0億円(▲99.9億円)
- 負債合計:1,772.9億円 → 1,124.9億円(▲647.9億円)
- 純資産合計:533.2億円 → 527.5億円(▲5.7億円)
- その他リスク・注意点
- 資料末尾の注意事項にある通り、業績予想は現時点の情報・前提に基づく見通しであり、実際の業績はリスクや不確定要素により変動する可能性がある旨を明記。
- 受渡しスケジュール遅延や外部政策(関税等)が組成・販売に影響を与える旨が明確に示されている。
- 今後の主なイベント・告知
- F.bit第2号の組成着手、営業拠点増設(17拠点化)、オンライン取引体制の拡充、神宮前5丁目計画用地取得、プレステージレジデンス白金台竣工(5月)、FPGリンクス新宿サウスII組成等。
IR問い合わせ先(資料記載)
- 株式会社FPG 経営企画部(担当)
- TEL: (03) 5288-5691
- E-mail: ir@fpg.jp
- URL: https://www.fpg.jp/ir/inquiry.html
(注)本要約は提供資料に基づく情報整理であり、投資助言や価値判断を行うものではありません。不明・非開示の項目は「–」としています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 7148 |
企業名 | FPG |
URL | https://www.fpg.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 金融(除く銀行) – 証券、商品先物取引業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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