2025年８月期 第２四半期 決算説明資料及び2025年８月期に係る株主還元策のご案内
基本情報
- 企業概要
- 企業名: 株式会社チームスピリット
- 証券コード/市場: 4397（東証グロース）
- 主要事業分野: Salesforceプラットフォーム上で提供するSaaS（勤怠・工数・経費・安否確認・タレントマネジメント、ピープルアナリティクス/ワークログ分析等）による人的資本の生産性向上支援
- 説明会情報
- 資料公表日: 2025/4/11
- 個人投資家向け会社説明会: 2025/5/18（日）13:00 開催、形式: オフライン、会場: 大和コンファレンスホール（東京・丸の内）、参加対象: 個人投資家
- 説明者
- 報告期間
- 対象会計期間: 2025年8月期 第2四半期（上期、Q1–Q2）
- セグメント（定義）
- エンタープライズ: 1,000ライセンス以上の契約企業
- ミッド: 200〜999ライセンスの契約企業
- スモール: 199ライセンス以下の契約企業
業績サマリー
- 主要指標（上期/H1、単位: 百万円）
- 売上高: 2,319（前年同期比 +9.1%）
- 営業利益: 134（前年同期 △80 → 黒字転換）
- 経常利益: 138（前年同期 △83 → 黒字転換）
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 110（前年同期 △63 → 黒字転換）
- 進捗状況（通期計画対比）
- 売上高 5,000に対し進捗46.4%
- 営業利益 150に対し進捗89.4%
- 当期純利益 120（上方修正後）に対し進捗104.8%
- 内訳・構成
- ライセンス売上: 1,935（+11.8%）/ 上期売上の約83%
- プロフェッショナルサービス売上: 384（△2.9%）
- リカーリングレベニュー比率（Q2）: 91.5%
- セグメント別状況（KPI中心）
- ARR合計: 3,988（YoY +11.3%、QoQ +2.9%）
- エンタープライズ: YoY +16.0%
- ミッド: YoY +8.3%
- スモール: YoY +9.3%
- 総ライセンス数（Q2末）: 577,704（YoY +16.5%、QoQ +4.1%）
- Gross月次解約率（ライセンス数ベース）: 0.36%（年換算約4.3%）
- Net月次解約率（MRRベース）: △0.21%（ネガティブチャーン継続）
業績の背景分析
- 業績概要/ハイライト
- 売上・利益ともに拡大し、過去3年で最大の黒字額を更新（H1）
- Q2はシンガポール事業の縮小に伴うコスト合理化効果が顕在化
- AppExchange国内ランキングで上位（大企業部門売上2位、レビュー1位 等）
- エンタープライズ領域での導入拡大（第一三共でSAP SuccessFactorsと連携稼働）
- 増減要因
- 増益寄与: 増収による粗利改善、シンガポール子会社の固定費削減、費用効率化（採用/広告の見直し）
- 減益要因: 成長投資に伴う人件費・業務委託費・全社費用の増加
- 税率要因: 上期の法人税等負担率が約20%に低下（シンガポール拠点縮小に伴う税務影響）
- 競争環境
- エンタープライズ勤怠はミッションクリティカルで参入障壁が高く、SaaS競合が少ない
- 日本固有の法対応や大規模運用要件が外資ERPのローカライズを難化→協業（SAP等）での導入が拡大
- リスク要因
- 新規獲得の遅延（大型案件の長期化）
- 解約率の微増（影響は計画織込み）
- ARR純増の伸び悩み（Q2で回復傾向）
- 外部要因（法改正対応負荷等）: 記載あり
戦略と施策
- 現在の戦略
- マルチプロダクト企業化: 強いコア（勤怠）で更なる市場浸透＋周辺プロダクトをスピーディに拡張
- エンタープライズ注力 × パートナー/アライアンス（SAP、ERP Cloud 360）
- コンパウンドプラットフォームとしてSalesforceを活用（自社開発、M&A、提携を加速）
- 進行中の施策
- 新製品リリース（2025/4/11）
- TeamSpirit タレントマネジメント（採用/目標/評価/スキル/1on1/サーベイ/配置シミュレーション等）
- TeamSpirit 安否確認（リアルタイム一斉通知、アンケート自動収集、勤怠/人事連携）
- M&A: ワークライフログ（PCログAI解析）を完全子会社化（2025/1/10公表）
- 今後、工数自動取得・解析・データ連携へ発展予定
- ERP Cloud 360コンソーシアム（テラスカイ、シナプスイノベーションと設立、Salesforce基盤、20社超参画）
- セグメント別施策
- エンタープライズ: SAP等パートナー連携での大型案件推進、SuccessFactors連携実績
- ミッド/スモール: プロダクト差別化と新製品との相乗効果での継続成長
- 新規領域: AI議事録Synclogの安定成長、PCログAI解析の機能連携を強化
将来予測と見通し
- 通期業績予想（2025/8期）
- 売上高: 5,000
- 営業利益: 150
- 経常利益: 150
- 当期純利益: 120（105から上方修正済）
- ARR見通しと施策（通期）
- ARR純増目標: +5.0〜6.0億円
- 上期実績: +1.52億円（Q1 +0.39、Q2 +1.13）
- 下期見込: 新規領域 +0.3〜0.5、エンタープライズ +1.8〜2.3、ミッド/スモール +1.2〜1.4（億円）
- 中長期計画・市場機会
- SAM（現行フロントウェア機能）約3,240億円、当社シェア約1.4%（広い開拓余地）
- QOWプラットフォーム志向でTAM拡大（概念説明）
- マクロ経済の影響
- 労働力不足を背景に人的資本の生産性向上需要が持続
配当と株主還元
- 株主優待（ポイント制）の新設
- 対象: 2025/8/31時点の株主（1,000株以上保有）
- 進呈ポイント（2025/8期・期末一括）:
- 1,000〜1,999株: 3,000pt
- 2,000〜2,999株: 8,000pt
- 3,000〜3,999株: 15,000pt
- 4,000〜49,999株: 50,000pt
- 50,000株以上: 80,000pt
- 2026/8期以降（仮）: 2月末・8月末の年2回進呈予定（ポイント水準は今後公表）
- 概要: 「プレミアム優待倶楽部」に会員登録で5,000点超の商品と交換可。他社ポイント合算可
- 想定コスト: 総額約0.25億円（営業利益に一定の影響見込み）
製品やサービス
- 主要製品
- 勤怠・工数・経費・安否確認（新）・タレントマネジメント（新）
- ピープルアナリティクス、ワークログ分析、PCログAI解析（M&A機能）
- サービス・提供形態
- Salesforce Platform上のSaaS、ERP Cloud 360（会計/債権債務/生産/販売は提携提供）
- 協業・提携
- SAP SuccessFactorsと連携事例（第一三共）
- ERP Cloud 360コンソーシアム（テラスカイ、シナプスイノベーション、Salesforceほか）
重要な注記
- 会計方針/特有の処理
- 業績指標定義（ARR、MRR、リカーリング比率、解約率等）は資料末尾の定義に基づく
- 上期の税率低下要因: シンガポール拠点縮小に伴う税務影響（ソフトウェア関連の有税処理減少・償却の節税効果）
- リスク要因（特記事項）
- 新規大型案件の長期化、解約率の微増、ARR純増の変動
- たび重なる法改正への対応負荷
- その他
- 財務状況: 現預金約27億円、自己資本比率34.3%、繰延収益2,060（前受年契約）、短期借入32（M&A承継、Q3に返済済）
- 今後のイベント: 2025/5/18 個人投資家説明会（大和IR、後日アーカイブ予定）
（注）
– 金額単位は百万円の記載を基本とし、資料表現に合わせて一部「億円」を併記。
– 不明項目は“–”としています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4397 |
| 企業名 | チームスピリット |
| URL | https://www.teamspirit.co.jp/company |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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