令和7年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
決算短信(要約) — 日本精密株式会社(コード:7771) 令和7年3月期(連結)
以下は、提供いただいた決算短信(令和7年5月15日公表)をもとに、個人投資家向けに整理した要点です。出典は同社決算短信。明確でない項目は「–」としています。
基本情報
- 企業名:日本精密株式会社
- 上場取引所:東(東証)
- コード:7771
- URL:http://www.nihon-s.co.jp/
- 代表者:代表取締役社長 井藤 秀雄
- 主要事業分野:
- 時計関連(時計バンド・外装部品等の製造販売)
- メガネフレーム(チタニウム等のフレームの仕入販売)
- 釣具・応用品(釣具用部品、静電気除去器等の製造販売)
- 問合せ先:財務・経理部長 中嶌 伸樹(TEL 048-225-5311)
- (その他)連結子会社:NISSEY VIETNAM、NISSEY CAMBODIA、㈱村井、エヌエスジー㈱ 等
報告概要
- 提出日(決算短信公表日):令和7年5月15日
- 対象会計期間:令和6年4月1日〜令和7年3月31日(令和7年3月期)
- 決算補足説明資料:作成無
- 決算説明会:開催無
セグメント(報告セグメント)
- 時計関連:ウレタン、チタニウム、セラミック製時計バンド、ベゼル等の時計外装部品の製造販売
- メガネフレーム:チタニウムフレーム、コンポジットフレーム、サングラス等の仕入販売
- 釣具・応用品:釣具用部品、静電気除去器等の製造販売
発行済株式
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):22,238,299株
- 期末自己株式数:209,792株
- 期中平均株式数(当期):22,028,507株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
今後の予定(開示)
- 定時株主総会開催予定日:令和7年6月20日
- 有価証券報告書提出予定日:令和7年6月19日
- 配当支払開始予定日:―(配当見送りのため該当なし)
- 決算説明会/IRイベント:当期は実施無し
財務指標(要点)
(単位明記:主に千円, 一部は資料の百万円表示に準拠)
主要業績(連結)
- 売上高:7,158,415千円(前期 6,728,391千円、+6.4%)
- 営業利益:275,644千円(前期 252,392千円、+9.2%)
- 経常利益:2,725千円(前期 448,540千円、△99.4%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:△20,016千円(前期 +390,827千円)
- 1株当たり当期純利益(連結):△0.91円
- 営業利益率(売上高営業利益率):3.9%(前期 3.8%)
- 経常利益率:概ね0.0%(当期)
(会社予想:令和8年3月期)
– 売上高予想:7,000,000千円(前期比 △2.2%)
– 営業利益予想:180,000千円(前期比 △34.7%)
– 経常利益予想:140,000千円
– 親会社株主に帰属する当期純利益予想:103,000千円
– 1株当たり当期純利益予想:4.68円
連結財政状態(期末)
- 総資産:5,639,689千円(前期 5,794,861千円)
- 純資産:1,470,018千円(前期 1,470,599千円)
- 自己資本比率(連結):26.1%(前期 25.4%)
- 1株当たり純資産:66.73円
キャッシュ・フロー(連結)
- 営業活動によるCF:253,044千円(前期 475,568千円)
- 投資活動によるCF:△113,597千円(前期 △62,788千円)
- 財務活動によるCF:△207,550千円(前期 △86,511千円)
- 現金及び現金同等物 期末残高:865,858千円(前期 954,756千円)
貸借対照表(主な項目)
- 流動資産合計:3,208,865千円
- 現金及び預金:875,858千円(=BSの「現金及び預金」)/現金同等物期末は865,858千円
- 売掛金(受取手形・売掛金):667,421千円
- 棚卸資産:769,215千円
- 固定資産合計:2,430,823千円
- 流動負債合計:3,244,865千円
- 短期借入金:2,034,546千円
- 1年内返済予定の長期借入金:85,594千円
- 固定負債合計:924,805千円
- 長期借入金:820,704千円
- 負債合計:4,169,671千円
(参考)有利子負債依存の状況:短期借入金が大きい構成
効率性・その他指標(資料記載)
- 自己資本比率(推移):26.1%(令和7年)↑(令和6年 25.4%)
- 時価ベース自己資本比率:28.1%
- インタレスト・カバレッジ・レシオ(CF/利払い):3.7倍
財務の解説(短信からの要約)
- 売上増は主に円安進行と、時計関連で一時的に落ちていた在庫調整の影響が解消したことによる。
- 売上総利益は増加(1,501,895千円)したが、為替差損の計上(外貨建債権の換算差損等)やリファイナンスに伴う支払手数料の増加により経常利益は大幅減少、最終的に当期純損失を計上。
- キャッシュ面では営業CFはプラス(253,044千円)を確保。投資で固定資産取得を実施、財務活動ではリファイナンスに伴う借入と短期借入金の返済が影響。
- 財務制限条項(シンジケートローンに付帯)あり。期末時点では条項に抵触していないと開示。
セグメント別情報
(当連結会計年度=令和7年3月期、単位:千円)
– 時計関連
– 売上高:5,250,078(前期 4,927,243、+6.6%)
– セグメント利益:138,815(前期 140,356)
– 生産高:3,055,687千円(+5.6%)
– 受注高:5,160,044千円(△0.3%)、受注残高 493,779千円(△15.4%)
– メガネフレーム
– 売上高:896,689(前期 958,353、△6.4%)
– セグメント利益:4,787(前期 58,768) — 利益大幅減(ブランド別の不具合・海外向け不振、本社ビル修繕費等計上が影響)
– 受注高:845,368千円(△11.2%)、受注残高 226,063千円(△18.5%)
– 釣具・応用品
– 売上高:1,011,647(前期 842,793、+20.0%)
– セグメント利益:127,239(前期 61,975) — 大幅増益
– 生産高:1,114,407千円(+20.4%)
– 受注高:1,051,579千円(+15.7%)、受注残高 270,057千円(+17.4%)
(注)セグメント合計の営業利益は未実現利益調整等を経て連結営業利益に一致。
配当
- 当期(令和7年3月期):年間配当 0.00円(中間 0、期末 0) — 配当見送り
- 次期(令和8年3月期 予想):配当 0.00円(現時点で見送り予定)
- 特別配当:無し
(会社コメント:繰越損失等があり、配当は見送る方針)
中長期計画との整合性
- 同社は中期経営計画の開示は行っていないが、以下の重点テーマを掲げ継続的に取り組み:
- 既存事業の維持拡大と事業領域の拡大
- ASEAN生産拠点の効率化(NISSEY VIETNAM / CAMBODIA の活用)
- 盤石な財務基盤の確立(リファイナンス等で改善)
- 「NEXT CHINA」という方針の下、中国依存からの脱却とASEANシフトを進める旨を記載。
競合状況や市場動向(短信からの示唆)
- 主要顧客の比率が高い点(関係先としてカシオ関連が大口)
- カシオ計算機株式会社 販売高 2,785,166千円(当期売上の約38.9%)
- CASIO COMPUTER(HK) LTD. 販売高 2,138,969千円(約29.9%)
- 市場動向:円安が追い風となった面がある一方で、世界経済の不確実性、米国の通商政策等が下押しリスクとして挙げられている。
- 競合比較:同資料に同業他社比較データは無し(–)。
今後の見通し(会社予想とリスク)
- 会社予想(次期/令和8年3月期)
- 売上高 7,000,000千円、営業利益 180,000千円、経常利益 140,000千円、親会社株主に帰属する当期純利益 103,000千円。
- セグメント別売上(予想):時計関連5,135,000千円、メガネフレーム900,000千円、釣具・応用品965,000千円。
- 主なリスク要因(短信の記載に基づく例)
- 為替変動(外貨建債権・収益への影響)
- 主要顧客集中リスク(特にカシオグループへの依存度)
- 原材料価格・供給、国際通商政策、景気動向
- 金利・借入条件(財務制限条項の存在)
- 財務制限条項(シンジケートローン関連)
- 純資産水準維持(一定比率以上)、2期連続営業損失の禁止等の条項あり。期末時点で違反はないと開示。
重要な注記・会計方針等
- 会計方針の変更:令和4年改正会計基準(法人税等に関する基準)を当連結会計年度期首から適用。影響はなし。
- 継続企業の前提:過去に継続企業に関する重要な疑義が存在したが、事業構造改革、増資(令和2年6月の第三者割当増資等)、借入の返済・リファイナンス等により状況は改善しており、決算短信では「継続企業の前提に関する重要事象等は消滅した」と判断。
- 追加情報:令和7年2月に主幹事行(三菱UFJ銀行)アレンジャーの下、金融機関8行とのシンジケートローン(2,000,000千円)を締結。リファイナンスを実施し短期借入の圧縮等を行った。
- 重要な後発事象:該当無し(短信記載)
補足(短信からの留意点)
– 同社は主要顧客構成に偏りがあり、為替の影響を受けやすい構造である旨が繰り返し明記されています。
– メガネフレーム事業は当期に一部ブランドの不具合や新モデル投入遅延等で業績悪化。釣具部門は堅調に推移しました。
(注)上記は同社開示資料(令和7年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結))に基づく要約であり、投資判断や助言を行うものではありません。不明な項目は「–」で示しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 7771 |
企業名 | 日本精密 |
URL | http://www.nihon-s.co.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 電機・精密 – 精密機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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