2026年3月期第1四半期決算説明資料
2026年3月期 第1四半期(2025/4–6期) 決算説明資料 要約
出典:株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド(資料日付:2025年8月14日)
※不明事項は「–」で記載しています。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド(MINKABU THE INFONOID, Inc.)【4436】
- 主要事業分野:メディア事業(ライブドア等のコンテンツ/クリエイター事業、広告等)、ソリューション事業(金融情報ソリューション、SI/パッケージ、B2Bサービス)
- 説明会情報
- 開催日時:資料日付 2025年8月14日(決算説明資料)
- 説明者
- 発言概要:資料全体を通じて「黒字定常化の確保」「資金安定化(金融機関との返済スケジュール合意)」「既存資産の徹底活用」に関する説明が中心
- 報告期間
- 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期(2025年4月~6月)
- セグメント
- ソリューション事業:金融情報ソリューション(Kabutan 等)、SI/パッケージ、B2B向けDXソリューション(投信レポート自動生成 Robot Report AI、職域向け資産形成アプリ MINKABUアカデミー 等)。金融機関向けに約170社超への提供実績、個人向けメディア資産も保有。
- メディア事業:livedoor等のメディア運営(ブログ、ニュース、クリエイターコンテンツ)、広告収入、課金収入、クリエイタービジネス(記事・動画・電子コミック配信)等。
- 全社費用:人件費、業務委託、減価償却等(資料上で固定費削減の進捗を開示)
業績サマリー(連結・主要指標:26/3期 Q1 実績)
- 主要指標(第1四半期:百万円)
- 連結売上高:2,163 百万円(前年同期 2,154 百万円、前期比 +0.4%)
- 連結営業利益:93 百万円(前年同期 ▲283 百万円 → 黒字化)
- 経常利益:55 百万円(前年同期 ▲300 百万円)
- 親会社株主帰属四半期純利益:52 百万円(資料の複数箇所で52/46の表記差あり。主要サマリでは52百万円)
- EBITDA:293 百万円(25/3期Q4の▲605 → 293へ大幅改善)
- 進捗状況(通期予想に対する達成率)
- 通期計画(26/3期):連結売上高 8,700 百万円、連結営業利益 300 百万円、EBITDA 1,200 百万円、親会社帰属純利益 200 百万円
- Q1進捗(概算):売上高約25%(2,163/8,700)、営業利益約31%(93/300)、EBITDA約24%(293/1,200)。資料では「下期偏重計画だがQ1で25%超の利益進捗を達成」と記載
- セグメント別状況(Q1 実績、百万円)
- ソリューション事業:売上高 973 百万円(前年同期比 +12.0%)、セグメント利益(営業ベース)147 百万円(マネジメントフィー控除後の表示ベース)
- ストック型(月額課金)収入が伸長。Kabutan(株探)のプレミアム月額値上げ(2025年10月適用見込み)や月額利用料増が寄与。固定費削減により収益性改善。
- メディア事業:売上高 1,277 百万円(前年同期比 △5.7%)、セグメント利益(営業ベース)146 百万円(マネジメントフィー控除後)
- 不採算事業からの撤退で売上は減少するが、固定費見直しと収益化施策(クリエイターマネタイズ、非トラフィック型収入)が収益改善に貢献。
- セグメント間調整等により連結営業利益は93百万円
業績の背景分析
- 業績概要(ハイライト)
- Q1で営業黒字化・黒字定常化の仕組みを確保。高再現・低変動の安定売上と固定費削減が主因。
- EBITDAは前期Q4の▲605百万円から293百万円へ大幅改善。キャッシュフローはQ1納税(法人税・消費税等166百万円)により現預金が若干減少したが、キャッシュポジティブへ転換。
- 取引金融機関と、事業成長を妨げない返済スケジュールで合意(2025/6/20にタームローン56.8億円とシンジケートローン19億円の変更契約を締結)。
- 増減要因
- 増加要因:ソリューション事業のストック収入増、Kabutanのプレミアム値上げ効果、固定費削減(全社で前期平均比15%の固定費削減、メディアの固定費は前期平均比21%減)。
- 減少要因:メディア事業では不採算事業撤退により売上減(計画内)。広告市況の軟調さは継続だが、非トラフィック型収入が成長。
- 競争環境
- 金融情報分野では既存資産(Kabutan 等のユーザ基盤、B2B接点)を強みにB2B/B2Cの両面で差別化を推進。海外展開ではパートナー企業を活用して展開を図る(米・韓・台湾等で導入/PoC進行中)。
- 競合との定量比較は資料に明示なし(–)。
- リスク要因(資料中の指摘含む)
- 広告市況の変動(広告収入の影響)
- 海外展開の実行リスク(英語運用、リーガルリスク、競合強さ、コスト増)
- 既存資産の収益化(UUやフォロワー数があっても収益転換が課題)
- 為替、規制変更、与信・財務関連(GC注記の早期解消を目指す旨)
戦略と施策
- 現在の戦略(中期方針)
- 既存資産(メディアのユーザー基盤、クリエイター関係、金融データ)を成長の基盤と位置づけ、ソリューション領域へ資源を投入。B2B(金融機関)/B2C(投資家)/B2B2Cの各モデルを展開。
- 固定費削減と事業選択・集中による利益創出体制の構築。
- パートナー戦略による既存サービス強化(クリエイター連携、TikTok販促支援など)。
- 進行中の施策(具体例)
- 投信レポート業務のDX(Robot Report / Robot Report AI):レポート自動生成、ファクトチェック搭載。価格レンジ想定:1ファンド 月額3万円~10万円(種類により変動)。
- MINKABUアカデミー(職域資産形成Solution):企業向けワンストップ(銀行連携等)、小規模企業向けプラン 15万円/月・社。
- 海外証券向けSolution(多言語対応の日米決算速報、テーマソリューション等):1ソリューション当たり月額10万~200万円の想定。既に米国ヘッジファンド導入(2社、2025/7)、香港・シンガポール等の導入予定。
- メディア側:livedoor ECHOES(YouTube → 記事自動生成)を活用し記事数拡大(累計記事数 7,204本、ユーザー数 約300人規模に拡大)。ピッコマとの提携で公式ブロガーの電子マンガ配信開始予定(2025年秋~)。
- クリエイターネットワーク強化:UNIVERSE PULSEと連携しTikTok Shop等の販促支援を実行。
- セグメント別施策と成果
- ソリューション:ストック型売上が前年同期比7%増。Robot Report等のプロダクト化でB2B販路を拡大中。
- メディア:不採算事業撤退で売上は一時減も、固定費削減(約21%減)と非トラフィック型(クリエイター課金、サブスク等)の拡大で収益性回復。ECHOES等で記事生成・クリエイター連携を強化。
- 全社コスト:AI活用やシステム更改で一時費用はあるが、前期平均比15%の固定費削減を実現。
将来予測と見通し
- 会社の通期業績予想(26/3期計画)
- 連結売上高:8,700 百万円
- 連結営業利益:300 百万円
- EBITDA:1,200 百万円
- 親会社株主に帰属する当期純利益:200 百万円
- Q1実績を踏まえた見通し
- Q1で利益進捗が計画比25%超となっており、資料は通期目標達成に向けて「順調なスタート」と評価。Q2も予定通りの進捗見込み。
- 中長期計画
- 既存資産(メディア・データ・クリエイターネットワーク)を基盤にソリューション事業(国内外)を成長ドライバーに育成。中期的に経営資源を集中投入する方針。
- 進捗の可否は、ソリューションの契約獲得、海外展開の実行、メディアでの収益転換(サブスク・クリエイター商流)に依存。
- マクロ経済の影響
- 広告市況や投資家マインド(相場動向)、為替変動、金利動向が売上・収益に影響。海外展開では各国の規制やローカライズコストが影響する旨を明記。
配当と株主還元
- 配当方針:資料中に明確な配当方針の記載はなし(–)
- 特別配当:なし(資料記載なし)
- 株主優待(重要な変更)
- 2025年9月30日以降、株主優待の交換特典を自社金融情報サービス「Kabutan(株探)プレミアム」無料クーポンに一本化。
- 保有株数に応じた進呈ポイント数を拡大し、複数月のプレミアムクーポンと交換可能(例:500株→1か月分、1,000株→6か月分、5,000株以上→10か月分等。資料に詳細表あり)。
- 目的:自社サービス浸透とファン株主獲得の両立。
製品・サービス
- 主要製品/サービス(抜粋)
- Kabutan(株探)プレミアム:投資家向け有料サービス(プレミアム料金改定を実施)
- Robot Report / Robot Report AI:投信/運用レポートの自動生成ツール(ファクトチェック、各種文書生成に対応)
- MINKABUアカデミー:企業向け職域資産形成アプリ(口座一括管理、金融教育機能)
- livedoor ECHOES:動画コンテンツをAIで記事化するUGCサービス(クリエイター連携を強化)
- livedoor Blog/クリエイター関連の電子マンガ配信(ピッコマ連携)
- 提供エリア・顧客層
- 国内:金融機関(証券、投信、銀行等)約170社超、個人投資家向けメディアは1,000万UU超の基盤
- 海外:韓国、台湾、米国などを想定した証券会社向けソリューション展開(パートナー経由で展開)
- 協業・提携
- ITGEN Co., KAINOA GROUP, NeuroFusion, Coffee house, Goline など各国パートナー
- 株式会社UNIVERSE PULSE(TikTok販促支援・クリエイター支援)
- 株式会社カカオピッコマ(電子マンガ配信)
- Moneytree(銀行データ連携前提での記載あり)
重要な注記
- 会計・開示上の留意点
- グループ内での「マネジメントフィー」徴収について:2023/7/1以降、グループ各社からマネジメントフィーを徴収しており、資料は「マネジメントフィー控除前/控除後」の数値を併記している箇所あり。比較・解釈に留意が必要。
- リスク要因(再掲)
- 将来見通しはリスク・不確実性を含む旨(資料内免責)。海外展開や広告市況、実行力、規制等が業績に影響する可能性。
- その他(開示・イベント)
- 取引金融機関とのリスケジュール完了(2025/6/20)。早期のGC注記解消を目指す旨。
- 株主優待制度の変更(2025/9/30以降、Kabutanプレミアムクーポンへ一本化)。詳細は会社発表資料を参照。
必要であれば、以下を追加できます(ご指定ください):
– セグメント別の算出に基づく比率・進捗率の詳細計算(マネジメントフィーの有無で分けて提示)
– 主要KPI(ストック売上・スポット売上・固定費推移等)の数値表化
– 主要リスクと想定インパクトの整理(表形式)
(注)本要約は提示資料の内容を整理したものであり、投資助言を目的とするものではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4436 |
企業名 | ミンカブ・ジ・インフォノイド |
URL | https://minkabu.co.jp/ |
市場区分 | グロース市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。