決算短信：大氣社（1979）

2025年３月期決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社大気社（証券コード：1979） 2025年3月期 決算短信（要約）

注意：以下は提出資料に基づく事実の整理です。投資助言や評価判断は含めていません。不明項目は「–」で記載しています。

基本情報

• 企業名：株式会社大気社
• 証券コード／上場市場：1979／東証
• URL：https://www.taikisha.co.jp/
• 主要事業分野：
  • 環境システム事業（ビル空調・産業空調の設計・施工、関連資機材の製造・販売）
  • 塗装システム事業（自動車向け塗装設備の設計・施工、関連資機材の製造・販売）
• 代表者：代表取締役社長 長田 雅士
• 問合せ先：常務執行役員 管理本部長 竹下 誠司（TEL: 03-5338-5051）
• その他：決算補足説明資料作成および機関投資家・アナリスト向け決算説明会あり（機関投資家向け資料は説明会後掲載予定）
• 報告概要
  • 決算短信提出日：2025年5月15日
  • 対象会計期間：2024年4月1日～2025年3月31日
  • 有価証券報告書提出予定日：2025年6月26日
  • 決算説明会（機関投資家・アナリスト向け）：2025年5月21日（予定）
• 発行済株式等
  • 期末発行済株式数（普通株式）：67,164,018株（2025年3月31日）
  • 期末自己株式数：2,311,280株（うち株式給付信託が保有する株式を含む）
  • 期中平均株式数（連結）：65,076,530株（2025年3月期）
  • 株式分割：2025年4月1日付で普通株式1株→2株の分割を実施（注記あり）
  • 時価総額：–（資料に記載なし）
• 今後の主な予定
  • 定時株主総会：2025年6月26日（予定）
  • 配当支払開始予定日：2025年6月27日
  • 有報提出：2025年6月26日
  • 決算説明会資料：決算説明会後に同社HPで掲載予定

セグメント（報告セグメント）

• 環境システム事業
  • 内容：ビル空調（一般事務所等）および産業空調（工場、研究所等）の設計・監理・施工、関連資機材の製造・販売
• 塗装システム事業
  • 内容：自動車産業向け塗装設備の設計・監理・施工、関連資機材の製造・販売

（会計上はセグメント利益を経常利益ベースで管理。セグメント間の内部取引は市場価格ベースで処理）

要旨（2025年3月期：2024/4–2025/3、対前期増減）

• 売上高（完成工事高）：276,212（△5.9%）
• 営業利益：17,971（△1.6%）
• 経常利益：19,938（+0.4%）
• 親会社株主に帰属する当期純利益：11,026（△29.3%）
• 1株当たり当期純利益（分割考慮後）：169.44円
• 総資産：268,448
• 純資産：156,486
• 自己資本比率：55.2%
• 現金及び現金同等物（期末）：42,013

収益性・効率性（計算値・概算）

• 営業利益率：17,971 / 276,212 = 約6.50%
• 経常利益率：19,938 / 276,212 = 約7.22%
• 純利益率：11,026 / 276,212 = 約4.00%
• 総資産回転率（売上/総資産）：276,212 / 268,448 = 約1.03回
• ROA（経常利益/総資産）：19,938 / 268,448 = 約7.43%

財務安全性

• 負債合計：111,962
• 負債比率（負債/資産）：111,962 / 268,448 = 約41.7%
• 負債／純資産（負債÷純資産）：111,962 / 156,486 = 約0.72（約72%）
• 流動比率（流動資産/流動負債）：210,935 / 101,030 = 約209%

キャッシュ・フロー（当期）

• 営業CF：△21,219（前期：+20,738） → 営業CFは大幅な減少（売上債権増等が要因）
• 投資CF：△4,982（前期：+2,148）
• 財務CF：+1,907（前期：△5,545）
• 現金同等物期末：42,013（前期：63,265）

セグメント別（連結）

• 売上高（外部）：
  • 環境システム事業：169,420
  • 塗装システム事業：106,792
  • 合計：276,212
• セグメント利益（経常利益ベース、各セグメント）：
  • 環境システム事業：15,299
  • 塗装システム事業：4,256
  • セグメント合計：19,555 → セグメント調整等で連結経常利益19,938に調整

セグメント別の状況と戦略

• 環境システム事業
  • 受注工事高：179,197（前期比 +4.2%、うちビル空調は大幅増、産業空調は減少）
  • 完成工事高：169,420（前期比 △21.7%）— 前期の大型案件反動で減少
  • セグメント利益（経常）：15,299（前期比 減少）
  • 戦略・取り組み：プロダクトマネジメント部を新設（フロントローディング、BIM推進、業務生産性向上、人材育成）。上流工程での検討強化による品質・効率化を進める。
• 塗装システム事業
  • 受注工事高：98,205（前期比 +7.2%）
  • 完成工事高：106,792（前期比 +38.8%）
  • セグメント利益（経常）：4,256（前期比 増加）
  • 戦略・取り組み：欧州市場拡大（2024年6月にドイツ子会社 Taikisha Deutschland GmbH 設立）。自動化、省エネ・環境負荷低減技術を活かした統合ソリューション提供を推進。欧州での大型案件獲得に注力。
• その他：当期に環境システム側の連結子会社（Nicomac Taikisha Clean Rooms Pvt Ltd）関連で顧客関連資産・のれんの減損を計上（減損額 約3,337百万円、特別損失計上）

中長期計画との整合性

• 中期経営計画に沿った主要施策：
  • 環境システム：業務仕組み改善・生産性向上（プロダクトマネジメント、BIM、フロントローディング）
  • 塗装システム：グローバル展開（欧州拠点設立）、自動化技術拡大、省エネ技術の投入
• 進捗の示唆：
  • 欧州展開や塗装事業の受注増は見られる一方、環境システムは大型案件の反動で完成工事高・利益が低下。減損発生が一部影響。

競合状況・市場動向（会社記載の要旨）

• 市場動向：
  • 国内：半導体、自動車、データセンター、都市部再開発等の設備投資は堅調
  • 海外：一部地域で成長、欧州は自動車分野で重要市場
• 競合：
  • 欧州市場には自動車塗装で世界的に大きなシェアを持つ競合が存在（会社資料の記述）
• 影響要因：地政学リスク、資源・エネルギー価格水準、米国の関税政策等が業績に影響する可能性がある旨を会社は注記（特に米国関税政策の急変は予測不能のため当期予想へ未反映）

配当

• 2024年3月期（前期）実績：年間131円（中間50円／期末81円）、配当性向（連結）27.8%
• 2025年3月期（本期）実績：年間144円（中間60円／期末84円）※期末配当は株式分割効力前の基準で実施
  • 配当金総額：4,690百万円
  • 配当性向（連結）：42.5%
• 2026年3月期（予想、分割後の数値）：年間94円（中間40円／期末54円）、想定配当性向：50.8%
• 特別配当：なし（当期は特別配当の記載なし）

今後の見通し（連結業績予想：2026年3月期）

• 予想期間：2025年4月1日～2026年3月31日
• 連結（百万円）：売上高 279,000（+1.0%）、営業利益 17,100（△4.9%）、経常利益 18,200（△8.7%）、親会社株主に帰属する当期純利益 12,000（+8.8%）
• 1株当たり当期純利益（分割後考慮）：185.03円
• 受注工事高見通し（資料内記載表）：3,620億円（前期比 大幅増）
• 注記：米国の関税政策の急変など不確定要因は見積りが困難であり、現段階の業績予想には反映していない旨

リスク要因（資料記載の主な点）

• マクロ・外部リスク：地政学的リスク、為替変動、資源・エネルギー価格の変動、関税政策の変化
• 事業固有のリスク：大型案件の受注・完成状況による業績変動、海外展開での顧客仕様・規制対応、子会社の業績悪化による減損リスク
• その他：受注〜完成の進捗に伴う売上債権や在庫、キャッシュフローの変動

重要な注記・その他

• 会計方針の変更：期中における会計方針の変更なし
• 監査：決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外（注記あり）
• 株式分割：2025年4月1日効力（1株→2株）。1株当たり情報は分割考慮で算定（資料内に注意書き）
• 減損等：当期に「Nicomac Taikisha Clean Rooms Pvt Ltd」に係る顧客関連資産・のれんの減損を計上（減損額：3,337百万円、特別損失として計上）
• 役員異動予定：2025年6月26日付（予定）の取締役・監査役の一部異動の予定あり（資料参照）

必要であれば、以下の追加情報を整理して提供します（いずれも資料に基づく数値で算出可）：
– 財務比率の年次推移（過去数期）
– セグメント別利益率推移・寄与度（数値表）
– 連結貸借対照表・損益計算書・キャッシュフローの主要科目抜粋表
– 受注・完成工事・次期繰越の部門別推移表

ご希望の形式（表・グラフ・CSV 等）や、特に注目したい観点（例：塗装事業の欧州展開動向、キャッシュフロー悪化の原因分析 等）を教えてください。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

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