2025年3月期 決算説明資料
決算説明(株式会社ミマキエンジニアリング)要約(資料日:2025年5月13日)
(注)以下は提供資料に基づく要約です。投資助言は行いません。情報に不足する項目は「–」と表記しています。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:株式会社ミマキエンジニアリング
- 主要事業分野:産業用プリンタ(Sign Graphics:SG、Industrial Products:IP、Textile & Apparel:TA)、ファクトリーオートメーション(FA)、インク・消耗品等
- 説明会情報
- 開催日時:2025年5月13日(資料表記)
- 説明者
- 発言概要:2025年3月期(第4四半期・通期)実績の報告、2026年3月期通期予想の提示、米国追加関税への想定影響と対応策の説明、新中長期成長戦略の公表予定(2025年5月16日)
- 報告期間
- 対象会計期間:2025年3月期(2024年4月〜2025年3月)
- セグメント(名称と概要)
- SG(Sign Graphics):看板・サイン向け。フラッグシップUV機など。
- IP(Industrial Products):産業用途(大型フラットベッド等)。JFX200-1213EX等の新製品。
- TA(Textile & Apparel):テキスタイル向け(ダイレクト昇華/昇華転写、DTF等)。本体販売は地域や製品で変動するが、インク等ストック収益は伸長。
- FA(Factory Automation):FA装置、基板実装装置等(自動車関連での受注集中)。
- その他:消耗品・サービス等
業績サマリー
- 主要指標(連結、単位:百万円)
- 2025年3月期(通期実績)
- 売上高:83,963(前期75,631、増減 +8,332 百万円、+11.0%)
- 営業利益:9,111(前期5,480、+3,631 百万円、+66.2%)
- 経常利益:8,441(前期4,882、+3,559 百万円、+72.9%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:6,156(前期3,707、+2,448 百万円、+66.0%)
- 為替(期中平均):USD 152.57円 / EUR 163.74円
- 2025年3月期(第4四半期)
- 売上高:22,589(前年同期20,804、+1,784 百万円、+8.6%)
- 営業利益:1,688(前年同期1,534、+153 百万円、+10.0%)
- 経常利益:1,587(前年同期1,464、+123 百万円、+8.4%)
- 四半期純利益(親会社帰属):1,211(前年同期1,269、-58 百万円、-4.6%)
- 進捗状況(中期計画等に対する達成率)
- 新中長期成長戦略は2025年5月16日に公表予定。中期目標に対する進捗率の具体数値は資料上明示なし(–)。
- セグメント別状況(主要数値、単位:百万円)
- 第4四半期(4Q 実績)
- SG:8,998(構成比 39.8%、前年+1,031、+12.9%)
- IP:6,086(構成比 26.9%、前年+746、+14.0%)
- TA:2,488(構成比 11.0%、前年-318、-11.3%)
- FA:1,968(構成比 8.7%、前年+787、+66.7%)
- その他:3,046(構成比 13.5%、前年-461、-13.2%)
- 通期
- SG:33,994(構成比 40.5%、前年29,581、+14.9%)
- IP:22,084(構成比 26.3%、前年20,036、+10.2%)
- TA:10,324(構成比 12.3%、前年9,471、+9.0%)
- FA:5,053(構成比 6.0%、前年4,533、+11.5%)
- その他:12,506(構成比 14.9%、前年12,009、+4.1%)
業績の背景分析
- 業績概要(ハイライト)
- 通期・4Qとも増収増益。通期では売上高83,963百万円、営業利益9,111百万円。
- SG・IPの新製品寄与、FAの自動車関連受注集中が寄与。
- TAでは本体販売の地域差(北米・欧州で減収)がある一方、インク等のストック売上は市場の稼働台数増加で堅調に伸長。
- 増減要因
- 主要寄与
- 為替影響(通期では円安で売上・利益にプラス寄与、4Qも小幅プラス):為替計で営業利益増加に+1,016百万円(通期)。
- 売上高増加影響(通期+2,702百万円相当の営業利益寄与)
- 売上原価率の改善(製品ミックス改善、インク品質向上により原価抑制):売上原価率が56.9%→54.0%(通期比較、-2.9pt)→営業利益にプラス
- 販管費増(人件費、研究開発費、決算賞与等)で販管費率は微増。販管費増減合計は通期で約+2,405百万円(4Q要因の説明)
- 4Qにおける一時費用
- 原材料廃棄、決算賞与、本社敷地内の建物取り壊し等で約7.2億円(約720百万円)の一時費用が発生(4Q)。
- 競争環境
- 市場は回復基調(特に欧州、アジア)。産業用プリンタ市場は製品ライフサイクル・新製品投入が業績に影響。競合比較等の具体数値は資料に記載なし(–)。
- リスク要因(資料で明示または想定される外部要因)
- 為替変動(ドル・ユーロ)
- 米国の追加関税(資料で想定シナリオあり)
- サプライチェーンや原材料価格変動
- 地政学的リスクや世界経済の先行き不透明感
- 需要変動(DTF等初期需要の落ち着き等)
戦略と施策
- 現在の戦略(資料記載)
- 2025年度グループ経営方針:「挑戦する」 — イノベーションと新たな仕組み・プロセス構築に注力。
- 新中長期成長戦略は2025年5月16日に公表予定。
- 2026年3月期業績見通しは、営業活動強化+高付加価値新製品の継続投入による販売拡大を前提(北米は慎重)。
- 進行中の施策(資料からの要約)
- 展示会出展やミニ展戦略、個別商談獲得のための積極的販促(営業力強化)
- インク品質改善とコストダウンの継続(原価率改善狙い)
- 生産拠点の分散(国内+中国)や調達見直しで米国関税リスク低減
- セグメント別施策と成果
- SG:UVインク搭載フラッグシップやエントリーモデル投入で拡大。インク売上も堅調。
- IP:JFX200-1213EX 等小型フラットベッドのラインアップ追加で好調。
- TA:ハイブリッド(ダイレクト昇華+昇華転写)新製品は好調。DTF需要の一服で本体は前期比減だが消耗品(インク)は伸長。
- FA:自動車関連のFA装置・基板実装装置の受注集中で4Qに大幅増収。
将来予測と見通し(2026年3月期 連結予想)
- 業績予想(連結、単位:百万円)
- 売上高:88,600(前期83,963、+4,636、+5.5%)
- 営業利益:9,200(前期9,111、+88、+1.0%)→営業利益率予想 10.4%
- 経常利益:8,400(前期8,441、-41、-0.5%)→経常利益率 9.5%
- 当期純利益:5,900(前期6,156、-256、-4.2%)→純利益率 6.7%
- 為替前提(期中平均):USD 135.00円 / EUR 152.00円
- 予想の根拠・前提
- 営業強化と高付加価値新製品投入によりSG、IP、TA、FAで増収を見込む。ただし北米は為替・経済動向を踏まえ減収計画。
- インク品質改善・コストダウンで売上原価率改善を想定(予想で売上原価率は53.4%→49.9%、-3.5pt)。
- 販管費は業容拡大で増える見込み(販管費率は35.7%→36.5%、+0.8pt)。
- 為替影響は織り込み済み(予想では為替差のマイナス影響を織り込む一方、価格転嫁等によるプラス影響は含めない保守的見積り)。
- 中長期計画の進捗
- 新中長期成長戦略を5/16公表予定のため、進捗や数値目標の開示は現時点で限定的(–)。
- マクロ経済の影響
- 為替(ドル・ユーロ)への感応度:1円の変動で売上・営業利益に相応の影響(資料内の感応度例:USD 1円で売上176/営業利益101 百万円等)。
- 米国の追加関税(10%想定)の影響と対応策を想定(下記参照)。
米国追加関税(資料補足)
- 前提:年度内に10%の米国追加関税が継続されるケースを想定した影響と対応。
- 想定影響(為替前提変化等を含む資料上の数値)
- 為替差による営業利益増減(25/3→26/3予想ベース):為替影響で約-3,622百万円の営業利益影響。
- 対応策/機会
- 価格転嫁(適正な売価設定)によるカバー予定(ただし予想にはそのプラス効果は織り込まず保守的に見積り)
- 生産拠点を国内と中国の2拠点で継続し影響最小化
- 調達見直しやパートナーシップ戦略の実施
- 日本国内に生産体制がある点をビジネスチャンスと捉え、北米向け販売強化を推進
配当と株主還元
- 配当方針:業績の成長に見合った利益還元を重視し、安定的・継続的な配当を基本方針
- 配当実績(/予想、単位:円)
- 2025年3月期(実績):中間 17.5円、期末 35.0円(内 特別配当 10.0円)→ 年間 52.5円(増配)
- 2026年3月期(予想):中間 25.0円、期末 25.0円 → 年間 50.0円(予想)
- 特別配当:2025期末に特別配当10.0円を計上(背景:業績及び事業見通しを総合的に勘案したもの)
製品・サービス
- 主な製品(資料記載)
- JFX200-1213EX(IP向けの新製品、小型FBモデル)
- CJ/V200シリーズ、TX330-1800B、3DW-2207等(カバー写真/製品群)
- ハイブリッドプリンタ(ダイレクト昇華/昇華転写対応)、UVインク搭載フラッグシップ等
- 販売状況
- SG・IPの新製品が市場で順調に立ち上がり、インク販売も堅調。
- TAは本体販売で地域差(特に北米で本体減少)があるが、インク等ストック収益は増加。
- 協業・提携
- 調達見直しやパートナーシップ戦略の実施を掲示(詳細は–)。
重要な注記
- 会計方針:資料上での会計方針変更の記載なし(–)。
- リスク要因(特記事項)
- 為替変動、米国追加関税、世界経済・地政学リスク、サプライチェーンの問題、製品需要変動 等が想定される旨の開示あり。
- その他(IR問合せ等)
- IR担当:IR部
- TEL(本社):0268(80)0058
- E-mail:mimaki-ir@mimaki.com
- 免責・注記:資料末尾に将来予想に関する免責文(想定情報に基づく判断であり、実績が異なる可能性がある旨)が記載。
財務・バランスシート要点(抜粋)
- 要約貸借対照表(2025/3/31)
- 総資産:76,174(百万円、前期比 +455)
- 流動資産:57,603(-1,163)
- 現金及び預金:15,448(-1,916)
- 受取手形及び売掛金:14,838(+732)
- 棚卸資産:24,863(-98)
- 流動負債:37,291(-4,221)※短期借入金の大幅減(21,705→16,557)
- 純資産:32,373(+4,983)
- キャッシュ・フロー(通期)
- 営業CF:+7,861(EBITDA 11,664、運転資金増加等で差引)
- 投資CF:-2,437(固定資産取得等)
- 財務CF:-7,542(短長期借入金返済、配当支払等)
- 現金及び現金同等物残高:14,218 → 11,875(単位:百万円、減少約2,343百万円)
必要であれば、以下を追加でまとめます(指定してください)
– 表形式でのセグメント別/地域別の通期・四半期比較表
– 為替感応度や為替影響の詳細試算(資料の数値に基づく)
– 4Qおよび通期のPL/BS/CFの簡潔な表
以上。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 6638 |
企業名 | ミマキエンジニアリング |
URL | http://www.mimaki.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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