2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
株式会社サンエー化研(4234) 2025年3月期 決算短信(連結)要約
注意:以下は提出資料(決算短信)に基づく整理です。不明項目は「–」と表記しています。
基本情報
- 企業名:株式会社サンエー化研
- 上場コード:4234
- URL:https://www.sun-a-kaken.co.jp
- 主要事業分野:化成品の製造・販売(軽包装材料、産業資材、機能性材料)
- 代表者:代表取締役社長 櫻田 武志
- 問合せ先:経理部長 高部 丈昌(TEL 03-3241-5702)
- 報告概要:
- 決算短信提出日:2025年5月15日
- 対象会計期間:2024年4月1日~2025年3月31日(2025年3月期)
- 会計基準:日本基準(日本GAAP)
- 決算説明会:機関投資家・証券アナリスト向け開催あり
- 有価証券報告書提出予定日:2025年6月26日
- 定時株主総会予定日:2025年6月26日
- 配当支払開始予定日:2025年6月27日
セグメント
- 区分(報告セグメント)
- 軽包装材料:食品用包材、医薬品・医療用包材、日用品等の包材
- 産業資材:紙・布へのラミネート製品、剥離紙等
- 機能性材料:表面保護フィルム(オレフィン系粘着加工品、その他粘着加工品)
- その他:報告セグメントに振り分け困難な取引等
発行済株式
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):11,320,000株
- 期末自己株式数:1,679,893株(前期 774,893株)
- 期中平均株式数(当期):10,250,484株
- その他:潜在株式はない旨(潜在株式調整後EPSの開示なし)
今後の予定(開示されているもの)
- 決算発表:本決算(本資料)発表済(2025/5/15)
- 有価証券報告書提出予定:2025/6/26
- 定時株主総会:2025/6/26
- 決算説明会:機関投資家・証券アナリスト向け実施
- IRイベント:詳細日程は別途(–)
財務指標(要点)
単位:百万円(注記ない場合は決算短信数値に準拠)
連結損益(2025年3月期)
- 売上高:29,430 百万円(前年 27,521 百万円、+6.9%)
- 営業利益(営業損失):△34 百万円(前年 △195 百万円、赤字幅縮小)
- 経常利益:88 百万円(前年 35 百万円、+150.1%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:237 百万円(前年 348 百万円、△31.9%)
- 1株当たり当期純利益(EPS):23.12円(前年 32.86円)
- 減価償却費:751,775 千円(約752 百万円)
連結貸借対照表(期末)
- 総資産:37,810 百万円(前年 37,441 百万円)
- 純資産(連結):21,018 百万円(前年 21,602 百万円)
- 自己資本(参考):20,098 百万円
- 自己資本比率:53.2%(前年 55.1%)
- 現金及び現金同等物:6,321 百万円(前年 7,234 百万円)
キャッシュ・フロー(連結)
- 営業活動によるCF:△319 百万円(前年 +1,268 百万円)
- 投資活動によるCF:△1,110 百万円(前年 +630 百万円)
- 財務活動によるCF:+513 百万円(前年 △821 百万円)
- 期末現金残高:6,321 百万円(前年 7,234 百万円)
財務安全性・効率性(計算値/決算短信から)
- 流動比率(流動資産/流動負債)= 22,560 / 13,316 ≒ 169.5%
- 負債比率(負債/純資産)= 16,792 / 21,018 ≒ 79.9%
- 総資産回転率(売上高/総資産)= 29,430 / 37,810 ≒ 0.78 回
- 売上高営業利益率(営業利益÷売上高)= △34 / 29,430 ≒ △0.1%
(注)一部比率は四捨五入表示。必要に応じ詳細数値は決算短信の該当表を参照してください。
セグメント別(売上・利益)
- 売上高(構成比、前年同期比)
- 軽包装材料:12,559 百万円(42.7%、+5.7%)
- 産業資材:10,169 百万円(34.6%、+4.4%)
- 機能性材料:6,141 百万円(20.9%、+10.5%)
- その他:558 百万円(1.9%、+62.2%)
- 合計:29,430 百万円(+6.9%)
- セグメント利益(当期)
- 軽包装材料:158,988 千円(黒字)
- 産業資材:△151,463 千円(赤字)
- 機能性材料:△96,040 千円(赤字)
- その他:54,120 千円
- 合計(営業損益):△34,393 千円(営業損失)
財務の解説(決算短信の主な説明から)
- 売上は増加したが、機能性材料(譲受した保護フィルム事業)の立ち上げ費用等の先行投資により営業収益を圧迫し、通期で営業赤字となった(赤字幅は縮小)。
- 経常・当期純は、受取配当や政策保有株式売却益(投資有価証券売却益)などの特別項目により黒字化。
- 総資産は機械装置増加やのれん計上(のれん 719,800 千円)等で増加。負債は短期・長期借入金の増加が主因。純資産は自己株式取得(当期自己株式の取得 477,671 千円)等で減少。
- キャッシュは、投資(有形固定資産取得、事業譲受)や自己株式取得による支出が大きく、期末残高は減少。
配当
- 2024年3月期:年間 18.00円(中間 9.00円、期末 9.00円)
- 2025年3月期(実績):年間 18.00円(中間 9.00円、期末 9.00円)、配当金総額 181 百万円、連結配当性向 77.9%
- 2026年3月期(予想):年間 18.00円(予想)
- 特別配当:無し(当期に関する特別配当の記載なし)
セグメント別の状況と戦略
- 軽包装材料:
- 電子レンジ対応包材「レンジDo!」の受注が上期好調だが下期で受注減。日用品向け「プラピカ」は好調。通期は増収。
- 戦略:アイテム拡充、レトルト・介護食分野への拡販、紙・バイオマス原料、リサイクルしやすいモノマテリアル化、パウチ開発等の環境配慮製品開発。
- 産業資材:
- 一部用途で受注増(クラフトテープ基材向け等)、一方で低価格品の流入で布テープ用途が減少。
- 戦略:掛川工場WEST中心の生産体制移行、設備統廃合、グループ内(シノムラ化学工業)との設備・人材最適化により低コスト化を目指す。
- 機能性材料:
- 保護フィルム事業(株式会社レゾナックから譲受)を立ち上げ中。既存事業とのシナジー創出を目指しつつ、収益化が当面の課題。
- 戦略:顧客密着型の開発強化、保護フィルム以外の部材含む開発、クリーン塗工商材などの新用途開拓。
- 投資・設備:
- 当期は機能性材料での設備投資・無形資産増(譲受含む)などで有形/無形固定資産の増加が大きい(セグメントごとの資産増加額:機能性材に注力)。
中長期計画との整合性
- 会社は合理化(設備統廃合)と製品値上げで利益確保を進める旨を表明。機能性材料の譲受は成長領域の獲得・シナジー創出を狙う投資と位置づけられている。
- 2026年3月期業績予想(会社):売上 29,920 百万円(+1.7%)、営業利益 100 百万円(黒字化見込み)、経常利益 230 百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 160 百万円。上記は合理化・値上げ等の施策での回復を前提。
競合状況・市場動向(決算短信の記載に基づく要点)
- 市場環境:国内は緩やかな回復傾向だが、実質賃金・個人消費の不確実性、米中経済減速懸念、物価高・原料高、円安の影響が継続している。
- 産業資材は円安・材料高がコストに影響。機能性材料はディスプレイ以外のクリーン塗工商材等で需要拡大の期待。
- 競合との直接比較データは開示なし(–)。
今後の見通し・リスク
- 業績予想(2026年3月期、連結)
- 売上高:29,920 百万円(+1.7%)
- 営業利益:100 百万円(前年は営業損失)
- 経常利益:230 百万円
- 親会社株主に帰属する当期純利益:160 百万円
- 1株当たり当期純利益(予想):16.60円
- 主なリスク要因(決算短信の文中・一般的要因):
- 為替(円安)や原材料価格上昇によるコスト増
- 需要動向(個人消費動向、食品価格影響)
- 事業譲受後の統合・立ち上げコストと収益化の遅れ
- 金利上昇や資金調達環境の変化
- 規制・環境対応の進展(包装材のリサイクル規制等)
重要な注記
- 会計方針の変更:該当事項なし
- 監査:決算短信は公認会計士または監査法人の監査の対象外(注記あり)
- のれん:当期にのれん 719,800 千円計上(主に譲受関連)
- 固定資産の減損:機能性材料で当期 減損損失 6,552 千円計上
- 重要な後発事象:該当事項なし(決算短信記載)
参照:株式会社サンエー化研 2025年3月期 決算短信(連結・日本基準)および添付資料(決算説明等)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4234 |
企業名 | サンエー化研 |
URL | http://www.sun-a-kaken.co.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
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