決算短信：キリンホールディングス（2503）

2025年12月期 第１四半期決算短信〔ＩＦＲＳ〕（連結）

決算短信（要約） — キリンホールディングス株式会社（証券コード：2503）

（対象資料：2025年12月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕（連結）／発表日：2025年5月13日）

基本情報

• 企業名：キリンホールディングス株式会社
• 主要事業分野：酒類事業、飲料事業、医薬事業、ヘルスサイエンス事業（連結報告セグメント）
• 代表者名：代表取締役社長 COO 南方 健志
• 問合せ先：財務戦略部長 松尾 英史（TEL: 03-6837-7015）
• 決算補足資料の有無：有
• 決算説明会：有（機関投資家・証券アナリスト向け、2025/5/13開催）

報告概要

• 提出日：2025年5月13日
• 対象会計期間（四半期累計）：2025年1月1日〜2025年3月31日
• 連結範囲の重要な変更：無
• 会計方針の変更：IAS第21号（外国為替レート変動の影響）の改訂を適用 ⇒ ミャンマー・チャット等の換算処理見直し（会計方針変更影響額：利益剰余金期首▲10,731百万円、期首現金等▲10,731百万円）
• 添付財務諸表の監査／レビュー：レビュー無し

セグメント（報告セグメント）

• 酒類事業：国内（麒麟麦酒）＋海外（Lion 等：オセアニア、北米クラフト等）
• 飲料事業：キリンビバレッジ、Coca‑Cola Beverages Northeast（米国）
• 医薬事業：協和キリンを中心とした医薬品製造・販売
• ヘルスサイエンス事業：ファンケル（連結化に伴う寄与）、Blackmores、協和発酵バイオ等

発行済株式

• 期末発行済株式数（普通株式、自己株含む）：914,000,000 株
• 期末自己株式数：104,008,652 株
• 期中平均株式数（四半期累計）：809,992,823 株
• 時価総額：–（本文に記載なし）
• 希薄化後1株当たり四半期利益（Q1）：30.05円

今後の予定

• 次回決算発表（連結）：通期予想は既に提示（2025年12月期通期予想あり）
• IRイベント：決算説明会（2025/5/13、機関投資家・アナリスト向け）、補足資料は会社HP掲載予定

財務指標（要点）

単位は原則：百万円（必要に応じ億円表記併記）

損益（第1四半期：2025/1/1–3/31、連結）

• 売上収益：545,852 百万円（= 5,459 億円、前年同期比 +8.8%）
• 売上総利益：253,578 百万円
• 販管費：217,266 百万円
• 連結事業利益（事業利益）：36,311 百万円（前年同期比 +9.9%）
• 営業利益（営業損益）：30,993 百万円（前年同期比 +0.5%）
• 税引前四半期利益：38,265 百万円（前年同期比 △13.4%）
• 四半期利益（親会社所有者帰属分）：24,338 百万円（前年同期比 △6.0%）
• 1株当たり四半期利益（基本／希薄化後）：30.05 円

（参考）営業利益の注記：営業利益は30,993百万円。事業利益と営業利益の差分は「その他の営業収益・費用」等の影響。

主要マージン（Q1）

• 売上総利益率 ≒ 253,578 / 545,852 = 46.5%
• 事業利益率 ≒ 36,311 / 545,852 = 6.65%
• 営業利益率 ≒ 30,993 / 545,852 = 5.68%
• 親会社帰属四半期当期利益率 ≒ 24,338 / 545,852 = 4.46%

連結財政状態（2025/3/31）

• 総資産：3,259,085 百万円
• 資本合計（自己資本＋非支配持分）：1,385,931 百万円
• 親会社所有者に帰属する持分：1,105,031 百万円
• 親会社所有者帰属持分比率（親株主資本比率）：33.9%（記載値）
• 流動資産：960,792 百万円、流動負債：833,814 百万円 → 流動比率（current ratio） ≒ 960,792 / 833,814 = 1.15
• 社債及び借入金（合計） ≒ 非流動 754,661 + 流動 279,924 = 1,034,585 百万円
• 現金及び現金同等物：122,515 百万円
• 単純なネット負債（有利子負債 – 現金） ≒ 1,034,585 − 122,515 = 912,070 百万円
• 負債合計：1,873,153 百万円

キャッシュ・フロー（Q1累計）

• 営業活動によるCF：10,243 百万円（前年同期：102,? note: summary table uses 102億 = 10,243百万円。資料では営業CFが前年より296億円減少と記載）
• 投資活動によるCF：△45,405 百万円（主に有形/無形資産取得 36,960百万円、預託金の預入77億（7,700百万円）等）
• 財務活動によるCF：58,242 百万円（主にコマーシャルペーパー増加等）
• 現金及び現金同等物の期末残高：122,515 百万円
• 注：ファンケル100％化の追加取得対価（現金）82,573百万円（要約CFで「非支配持分からの子会社持分取得による支出」として表示）

セグメント別（第1四半期実績：2025/1–3）

（外部顧客売上収益／セグメント事業利益（事業利益））
– 酒類
– 売上収益：248,975 百万円（全体比 ≒ 45.6%）
– 事業利益：26,962 百万円（増益。前年同期比大幅改善）
– 背景：国内は価格改定前の仮需等で増収、Lion（オセアニア、北米）では現地通貨ベース増収だが円換算で一部減収
– 飲料
– 売上収益：127,158 百万円（全体比 ≒ 23.3%）
– 事業利益：11,683 百万円（前年同期比やや減益）
– 背景：価格改定で単価改善だが原材料費増等で利益はやや減少
– 医薬
– 売上収益：104,655 百万円（全体比 ≒ 19.2%）
– 事業利益：9,556 百万円（前年同期比大幅減益）
– 背景：研究開発費増加、前年のAPAC事業譲渡影響等で減益
– ヘルスサイエンス
– 売上収益：60,816 百万円（全体比 ≒ 11.1%）
– 事業利益：3,202 百万円（前年は損失→営業益化）
– 背景：連結化したファンケルの寄与（ファンケルはQ1に前年比較で増収・増益）、Blackmores等の地域別差異あり
– 調整等（会社管理費やセグメント間消去）：調整額 ▲14,947 百万円
– 合計（連結事業利益）：36,311 百万円

※セグメント利益の合計（個別合計）から調整額を引いて連結事業利益が算出されます。調整額には持株会社の管理費・セグメント間消去等が含まれます。

配当

• 2024年実績：期中（第2四半期）35.50円、期末35.50円、年間計 71.00円
• 2025年予想：第2四半期（中間）37.00円、期末37.00円、年間計 74.00円
• 特別配当：無し（記載なし）
• 配当予想の修正：直近公表予想から修正なし

中長期計画との整合性

• 中期経営計画の進捗に関する具体的な数値的進捗は本文に明記なし → 表示は「–」
• 参考：ヘルスサイエンス（ファンケル100%化）で事業ポートフォリオ強化の動きあり（買収費用等で財務に影響）

競合状況・市場動向（開示内容に基づくポイント）

• 酒類：
  • 国内では価格改定前の仮需が発生し販売好調（「一番搾り」等主力ブランドが計画上回る）
  • 豪州では消費環境が弱く影響、北米クラフト市場は縮小傾向だが一部ブランドは堅調
• 飲料：価格マネジメントで単価改善、原材料コスト上昇が利益を圧迫
• 医薬：薬価改定、日本市場の影響やR&D投資増が利益に影響
• ヘルスサイエンス：ファンケルの連結化が大きく寄与、地域別では中国など厳しい競争もあり

今後の見通し（業績予想）

2025年12月期 通期（予想、2025/1/1–12/31、連結）
– 売上収益：2,440,000 百万円（= 2,440,000 百円 = 2,440,000／100 = 24,400? 注意：資料表記の通期値をそのまま記載）※資料表記：2,440,000 百万円（前年比 +4.3%）
– 事業利益：212,000 百万円（+0.5%）
– 税引前利益：230,000 百万円（+64.6%）
– 親会社帰属当期利益：150,000 百万円（+157.7%）
– 1株当たり当期利益（予想）：185.20 円
– 営業利益（参考）：192,000 百万円（資料参照）
– 注：業績予想の前提やリスクは会社注記に従う（為替、経済情勢等で変動する旨）

リスク要因（本文からの主要ポイント）

• 為替変動：豪ドル・米ドルの為替影響を記載（Q1はUSD 151.21円、AUD 94.36円等）
• 原材料費の変動：原材料費上昇が飲料・ヘルス等で利益を圧迫する可能性
• 規制・薬価改定：医薬事業の薬価改定影響
• 市場環境：豪州・北米市場の消費環境・クラフト市場縮小など
• M&A・持分変動：ファンケル100%化に伴うキャッシュ支出（82,573百万円）や非支配持分減少の影響
• 会計方針変更：IAS第21号改訂の適用による換算処理変更影響（開示済）

重要な注記（会計・その他）

• 会計方針の変更：IAS第21号（外国為替レート変動の影響）改訂の適用により、ミャンマー・チャット預金の換算為替レートをMarket Trading Rateへ変更。適用時の影響として利益剰余金期首▲10,731百万円（および現金等の期首残高調整）。
• ファンケルの追加取得（スクイーズアウトにより100%化、取得対価82,573百万円）を実施。
• 四半期連結財務諸表に対する公認会計士／監査法人のレビューは無し。

補足／出典：
– 本要約は「キリンホールディングス株式会社 2025年12月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕（連結）」（発表日：2025年5月13日）の記載内容に基づく整理です。原文の数値・注記を優先してください。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。

投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。

なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。