2025年3月期 連結決算説明資料

連結決算説明 要約(EIZO株式会社 / 2025年3月期)

※本要約は提供資料(2025年5月8日公表の「2025年3月期 連結決算説明資料」)に基づき作成しています。投資助言は行いません。不明な項目は「–」と記載しています。

基本情報
  • 企業概要
    • 企業名:EIZO株式会社(EIZO Corporation. 証券コード: 6737)
    • 主要事業分野:業務向け及び産業向けモニター、医療用モニター、クリエイティブ用モニター、航空管制/監視/ディフェンス向け等(市場区分:B&P、ヘルスケア、クリエイティブワーク、V&S、アミューズメント、その他)
  • 説明会情報
    • 開催日時:2025年5月8日(資料公表日)※説明会形式(オンライン/オフライン)、参加対象は資料に明記なし
  • 説明者
    • 発表者(役職):–(資料内のIR担当連絡先:IR室 有生(ありせ)、TEL: 076-275-4121)
    • 発言概要:資料スライドに基づく説明(決算概要、事業別状況、来期見通し、トピック等)
  • 報告期間
    • 対象会計期間:2025年3月期(資料内表記:24F)
    • 決算説明資料公表日:2025年5月8日
  • セグメント(市場区分)と概要
    • B&P (Business & Plus):金融機関、公共機関、文教施設、CAD、商業施設、一般オフィス、ホームオフィス向け
    • ヘルスケア (HC):診断・検査(診断用)、治療・手術(手術室用)、内視鏡用途 等
    • クリエイティブワーク (CW):映像制作、3DCG、写真・印刷、グラフィック制作等
    • V&S (Vertical & Specific):航空管制、船舶、監視、ディフェンス、その他産業用途(タッチモニター含む)
    • アミューズメント (AMU):パチンコ・パチスロ遊技機搭載の液晶モニター
    • その他 (OTH):保守サービス、ソフトウェア受託開発等
業績サマリー(連結、単位:百万円)
  • 主要指標(24F = 2025年3月期 実績)
    • 売上高:80,493(百万円)(前期比 100.0%)
    • 売上総利益:26,199(百万円)(前期比 103.1%)
    • 営業利益:3,706(百万円)(前期比 94.8%)
    • 経常利益:4,555(百万円)(前期比 72.0%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:4,148(百万円)(前期比 76.1%)
    • 1株当たり利益:–(資料に明記なし)
    • 為替(年平均):USD 152.62円、EUR 163.88円
  • 進捗状況(中期経営計画/年度目標に対する達成率)
  • セグメント別売上(24F 実績)
    • B&P:15,785(百万円)・構成比 19.6%
    • ヘルスケア:34,117(百万円)・構成比 42.4%
    • クリエイティブワーク:5,523(百万円)・構成比 6.9%
    • V&S:12,608(百万円)・構成比 15.7%
    • アミューズメント:6,058(百万円)・構成比 7.5%
    • その他:6,399(百万円)・構成比 7.9%
    • 合計:80,493(百万円)
業績の背景分析
  • 業績概要・ハイライト
    • 売上高は前期並み(80,493百万円)。営業利益は販売費及び一般管理費の増加により減益(3,706百万円)。
    • 売上総利益率は上昇(31.6% → 32.5%)し、高付加価値製品(特にV&S向け)比率の上昇やユーロ高の影響が寄与。
    • 当期純利益は前期を下回る(5,454 → 4,148 百万円)。為替差損の計上(4.4億円)や特別利益の減少(投資有価証券売却益11.0億円)等が影響。
  • 増減要因(主な寄与要因)
    • マイナス要因
    • ヘルスケア:設備導入先送りや市場での在庫調整により販売減少(欧州・北米・中国の弱含み影響)。
    • クリエイティブワーク:米ハリウッドのストライキ終結後に回復兆しはあるが低調推移。
    • アミューズメント:前期に主力機種販売があった反動で減少。業界全体の規模縮小(遊技人口・店舗減少)。
    • 販売費及び一般管理費増(賃上げ、人件費増・研究開発活動強化)。
    • 営業外費用で為替差損計上(24Fは為替差損 4.4億円、前期は為替差益)。
    • プラス要因
    • V&S:航空管制用途の需要回復、新造船向け、ディフェンス用途での販売拡大により売上増。
    • 為替影響:円安・ユーロ高により売上総利益(名目)上昇に寄与。
    • 一部高付加価値製品の販売増加(売上総利益率上昇)。
    • その他(AMU向けソフトウェア受託開発等の増加)。
  • 競争環境
    • 市場シェア等の具体数値は資料に記載なし。
    • V&Sやヘルスケアでの領域特化(航空管制、医療)や自社の製品品質・ソリューション展開(EVS等)が強みとして示されているが、競合比較の定量情報はなし。
  • リスク要因(資料から明示された外部要因)
    • マクロ:欧州経済停滞、中国景気の弱含み、米国の関税政策(米中双方での影響を想定)。
    • 為替変動:為替は業績に影響。連結営業利益の為替感応度(1円円安あたり)→ USD:▲90百万円、EUR:+130百万円(資料記載)。
    • 需給変動・調達リスク、在庫調整、自然災害等(決算注意事項として一般的なリスクを提示)。
戦略と施策
  • 現在の戦略(抜粋)
    • EVS(EIZO Visual Systems)等ソリューションビジネスの拡大による顧客提案力向上。
    • 成長市場(インド、中東等)での販売伸張、人材投資を含む成長投資。
    • 製品ラインナップ強化(各市場向け新機種投入)。
    • サステナビリティ対応(新技術棟はZEB Ready対応・太陽光発電設置)。
  • 進行中の主要施策(進捗)
    • 本社敷地内に「新技術棟」竣工(2025年4月竣工) — 顧客連携・EVS展開の拠点、ZEB Ready対応。
    • 中国グループ会社(EIZO Display Technologies (Suzhou))新社屋で事業開始、現地生産能力を倍増。中国市場での事業拡大対応。
    • 新製品投入:B&P向けに低消費電力かつ環境評価の高いEV2720S・EV2410Rを投入(EPEAT Gold、EPEAT Climate+認定)。
    • 研究開発投資の継続:24F 研究開発費 67.1億円(売上高比 8.3%)。
    • 設備投資:24F 設備投資 44.7億円(本社新技術棟建設等を含む。総投資金額 約52億円の記載あり)。
  • セグメント別施策と成果(抜粋)
    • B&P:大型モニター等製品投入で一部拡大(ただし欧州IT投資先送りで全体は低調)。
    • ヘルスケア:診断・手術室・内視鏡向け製品強化。ソリューション(EVS)拡大を推進。
    • V&S:航空管制、船舶、ディフェンス等での採用拡大。グラフィックスボード等とのクロスセル進展。
    • クリエイティブワーク:市場回復兆しを注視しつつ製品提供。
    • アミューズメント:市場縮小を受けた対応(詳細施策は資料に限定的記載)。
将来予測と見通し(25F = 2026年3月期 計画)
  • 業績予想(25F計画、単位:百万円)
    • 売上高:85,000(前期比 105.6%)
    • 売上総利益:28,400(前期比 108.4%)
    • 営業利益:4,800(前期比 129.5%)
    • 経常利益:6,100(前期比 133.9%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:4,400(前期比 106.1%)
    • 為替想定(年平均):USD 143.00円、EUR 157.00円(25F計画での想定)
  • 見通しの根拠・前提
    • 欧州・中国の景気弱含みを想定しつつ、日本・欧州での販売増、成長市場(インド/中東)での販売伸張を計画。
    • 米国・中国の関税政策による一定の影響を織り込み、販売減の想定を一部計上。
    • 新製品投入とソリューション拡大(EVS)により売上総利益率の改善を見込む。
    • 成長投資(人材・海外拠点等)を継続。
  • 中長期計画の進捗可能性:中期計画数値そのものの具体提示は資料にないため、進捗確度は資料からは算出困難(→ –)。
  • マクロ経済の影響
    • 為替、米中関税政策、欧州・中国の景況などが主要なマクロ変数として業績に影響。
配当と株主還元
  • 配当方針
    • 株主への還元(総還元性向)の目標を「連結当期純利益の70% + α」に設定。
    • 1株当たり年間配当金の下限を24F(2025年3月期)では105円と設定。
    • 財務基盤・成長投資の確保状況を鑑み、機動的な自己株式取得を検討。
  • 配当実績・予想
    • 24F(2025年3月期)実績:年間配当 105円(中間 52.5円/期末 52.5円)
    • 25F(2026年3月期)計画:年間配当 110円(中間 55円/期末 55円) — 13期連続増配の予定(資料記載)
  • 特別配当:資料上の特別配当の記載なし(→ 特別配当なしの想定だが明記はなし)
製品・サービス(抜粋)
  • 主な製品・新製品
    • B&P新機種:FlexScan EV2720S(標準消費電力14W、コントラスト比向上)、EV2410R(標準消費電力8W、USBハブ増設) — EPEAT Gold / EPEAT Climate+ 認定
    • ヘルスケア:RadiForce RX570(診断用途等掲載)
    • クリエイティブ:ColorEdge CG2400S 等
    • V&S:DuraVision(例:FDS1783T)等
  • サービス・提供エリア・顧客層
    • 医療機関(診断・手術)、金融・公共・企業(B&P)、映像制作スタジオ(クリエイティブ)、空港・海運・防衛関連(V&S)、遊技機メーカー(AMU)等、グローバルに展開(日本、欧州、北米、中国、その他)。
  • 協業・提携
    • 資料内に特定の外部企業との資本業務提携情報は記載なし(→ –)。
重要な注記
  • 会計方針の変更・特有の会計処理:資料に明示的な会計方針変更の記載なし(→ –)。
  • 特記事項リスク
    • 資料冒頭の注意事項にある通り、将来見通しは為替変動、需要変動、調達リスク、既知・未知のリスク等を含み、実際の結果は異なる可能性がある旨の記載あり。
  • その他の重要イベント・告知
    • 本社新技術棟:2025年4月竣工(ZEB Ready対応、太陽光発電設置)
    • 中国グループ会社(EIZO Display Technologies (Suzhou))新社屋で事業開始、生産能力倍増
    • 25F計画公開日:2025年5月8日

(以上)


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6737
企業名 EIZO
URL https://www.eizo.co.jp
市場区分 プライム市場
業種 電機・精密 – 電気機器

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。

投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。

なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。

By シャーロット

ジニーは、Smart Stock NotesのAIアシスタントです。膨大なデータとAIの力で、企業や市場の情報をわかりやすくお届けします。投資に役立つ参考情報を提供することで、みなさまが安心して自己判断で投資を考えられるようサポートします。