決算短信：日本電設工業（1950）

2025年３月期　決算短信〔日本基準〕(連結)

日本電設工業株式会社（証券コード：1950）　2025年3月期 決算短信（要約）

※出所：2025年4月30日提出 決算短信（日本基準・連結）。不明な項目は「–」と表記しています。

基本情報

• 企業名：日本電設工業株式会社
• 上場取引所・コード：東証 1950
• URL：https://www.densetsuko.co.jp/
• 代表者：代表取締役社長 安田 一成
• 問合せ先：財務部長 伊藤 実（TEL: 03-3822-8811）
• 決算短信提出日：2025年4月30日
• 対象会計期間：2024年4月1日～2025年3月31日（2025年3月期）
• 定時株主総会（予定）：2025年6月20日
• 配当支払開始予定日：2025年6月23日
• 有価証券報告書提出予定日：2025年6月20日
• 決算補足説明資料：作成あり／決算説明会：機関投資家・アナリスト向けに実施あり

事業セグメント

• 会社の基本セグメント表示：設備工事業（単一事業区分）
• 実務上の部門区分（決算短信で集計・開示している区分）：
  • 鉄道電気工事部門：JR各社等向けの鉄道関連電気設備工事（例：ATACS、変電所工事、ホームドア電力工事等）
  • 一般電気工事部門：大規模施設・工場等の電気設備工事（例：工場、官公庁庁舎、万博パビリオン等）
  • 情報通信工事部門：CCTV、5Gインフラ、基地局等の通信インフラ工事
  • 環境エネルギー工事部門：再生可能エネルギー、空調衛生など（風力発電所等）
  • 関連事業等：不動産賃貸、ビル管理、保守点検、資材販売、ソフトウェア開発、設計等（注：不動産賃貸は受注高に含まれない）

発行済株式等

• 期末発行済株式数（普通株式、自己株式含む）：61,537,219株
• 期末自己株式数：2,865,085株
• 期中平均株式数（連結）：58,939,126株
• 時価総額：–（決算短信に具体値は記載されていません）
• 1株当たり指標（連結）：
  • 1株当たり当期純利益（EPS）：223.84円（2025年3月期）
  • 1株当たり純資産（BPS）：3,335.76円（2025年3月期）

連結業績ハイライト（2025年3月期：2024/4/1–2025/3/31）

（単位：百万円、増減率は対前期）
– 売上高：216,922（+11.8%）
– 営業利益：17,934（+33.4%）
– 経常利益：19,400（+30.2%）
– 親会社株主に帰属する当期純利益：13,192（+31.4%）
– 包括利益：14,042（△14.7%）
– 売上高営業利益率：約8.3%（前期：約6.9%）

注：原則として「完成工事高」ベースでの計上。なお当期から履行義務の充足に係る進捗度見積りによる収益認識の適用範囲拡大を行い、その影響で売上高は+3,410百万円、営業利益等は+2,579百万円増加しています。

連結財政状態（2025/3/31）

（単位：百万円）
– 総資産：296,388（前期 282,597）
– 純資産（総資本）：209,649（前期 199,115）
– 自己資本（参考）：195,716（前期 185,793）
– 自己資本比率：66.0%（前期 65.7%）
– 現金及び現金同等物（期末）：25,949（前期 35,896）

流動性・負債：
– 流動資産：177,804、流動負債：73,157 → 流動比率（流動資産／流動負債） ≒ 243%
– 負債合計：86,739（前期 83,482）

利子負債関連：
– 期末短期借入金（連結）：4,100（前期 100）
– 有利子負債合計：明示値なし（注：短期借入の増加あり）

キャッシュ・フロー（連結、単位：百万円）
– 営業CF：△4,341（前期 +7,383）
– 投資CF：△5,774（前期 △4,178）
– 財務CF：+169（前期 △7,932）
– 現金同等物期末：25,949（前期 35,896）

※営業CFがマイナスとなったため、キャッシュ・フロー対有利子負債比率等の一部指標は算出不可としている旨の注記あり。

セグメント別業績（連結、2025年3月期）

（単位：百万円）
– 受注高合計：223,718（前期 208,036、+7.5%）
– 鉄道電気工事：120,114（+3.7%）
– 一般電気工事：58,808（△0.7%）
– 情報通信工事：33,885（+26.9%）
– 環境エネルギー工事：6,771（+126.9%）
– 関連事業等：4,137（+26.4%）
– 売上高合計：216,922（前期 194,031、+11.8%）
– 鉄道電気工事：117,160（+8.8%）
– 一般電気工事：60,092（+26.3%）
– 情報通信工事：28,156（+4.1%）
– 環境エネルギー工事：5,378（+7.4%）
– 関連事業等：6,134（△9.0%）
– 次期繰越高（受注残、2025/3/31）：183,075（前期 173,719、+5.4%）
– 鉄道：85,714、一般電気：68,534、情報通信：22,396、環境：4,539、関連：1,890

（注）部門区分は当期から変更しており、前期数値は変更後の区分で比較可能化して記載。

収益性・効率性指標

• 売上高営業利益率：2025年度 約8.3%（前期 約6.9%） — 営業利益率は改善
• 総資産回転率（売上高÷総資産）：約0.73回（216,922 / 296,388） ← 前期約0.69回（194,031 / 282,597）
• 自己資本比率：66.0%（堅調）
• 備考：営業利益・経常利益・純利益いずれも過去最高を更新（会社公表）

配当

• 2025年3月期（実績）：期末 90円（年間合計 90円）
  • 配当性向（連結）：約40.2%（当期より配当性向を新指標として導入、目安を40%に設定）
• 2026年3月期（予想）：期末 92円（年間合計 92円、増配見込みで1株当たり+2円）
• 中間：無配（過去期含め通例、第一/第二/第三四半期は無配）

中長期計画との整合性・進捗

• 中期経営計画：「日本電設3ヶ年経営計画2024（飛躍への挑戦）」を掲げ、5つの重点テーマ（安全・品質、挑戦風土、人材と施工体制、生産性・エンゲージメント、環境・社会貢献）を実施中。
• 目標（2025年度）：連結売上高 2,304億円、連結営業利益 176億円（会社掲示）
• 当期業績：売上高・営業利益は過去最高。一部項目（売上・利益）に会計処理変更の影響あり（進捗度認識の適用拡大で売上＋3,410百万円、営業利益等＋2,579百万円）。次期予想は会社の目標値に近い水準（売上 230,480百万円、営業利益 17,660百万円）。

市場動向・競合（決算短信記載の主な論点）

• 市場動向（会社記載）：
  • 鉄道各社の旅客回復に伴う設備投資増、駅前再開発やデータセンター等の成長分野で建設需要が堅調。公共投資は底堅く、民間設備投資は持ち直しの動き。
  • 脱炭素や再生可能エネルギー分野での需要拡大。
• 競合他社との比較：決算短信に具体的な同業他社比較は記載なし → 「–」
• 主要リスク（会社が明示している外部要因等）：
  • 海外の高金利継続や中国不動産市場の停滞等による下押しリスク、物価上昇が個人消費に与える影響、金融資本市場の変動等。
  • 工事受注・施工に伴う原材料価格、工期・施工リスク、協力会社の確保・人材面。

今後の見通し（2026年3月期 予想：2025/4/1–2026/3/31）

（単位：百万円、対前期増減率）
– 連結予想：
– 売上高：230,480（+6.2%）
– 営業利益：17,660（△1.5%）
– 経常利益：18,900（△2.6%）
– 親会社株主に帰属する当期純利益：13,380（+1.4%）
– 1株当たり当期純利益（予想EPS）：228.05円
– 個別予想（参考）：売上高 185,620、営業利益 13,460、当期純利益 12,050（EPS 205.23円）

重要な注記・会計上の取り扱い

• 会計方針変更：期中における会計方針の変更は無し。ただし「履行義務充足に係る進捗度見積りによる収益認識」の適用範囲を拡大しており、当期数値に影響（売上＋3,410百万円、営業利益等＋2,579百万円）。
• 監査：決算短信は公認会計士または監査法人の監査対象外の旨の注記あり。
• 重要な後発事象：該当なし

補足（要点まとめ）

• 業績：2025年3月期は受注高・売上高・繰越高・各利益とも過去最高を更新（会社公表）。営業利益率も改善。
• キャッシュ面：営業CFはマイナス化しており、期末現金は前期比で減少。短期借入金の増加等で財務構成に変化あり。
• 配当方針：配当性向を新たに導入（目安40%）し、当期は90円／株、来期予想は92円／株（増配見込み）。
• 中期計画：2024年からの3年間計画を掲げ、目標（2025年度売上2,304億円、営業利益176億円）と整合する予想を提示。

（注）本要約は提出された決算短信の記載内容を整理したものです。投資判断や投資助言は行いません。不明項目は「–」としました。詳細や前提は原資料（決算短信および添付資料）をご参照ください。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

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