2024年8月期 決算説明資料(事業計画及び成長可能性に関する事項)

決算説明サマリー(Wantedly, Inc. — 2024年8月期 / 2025年8月期計画)

以下は、提供いただいた決算説明資料(2024年10月11日開催)をもとに、個人投資家向けに整理した要点です。投資助言は含みません。不明項目は「–」と記載しています。

基本情報
  • 企業概要
    • 企業名:Wantedly, Inc.(ウォンテッドリー株式会社)
    • 主要事業分野:ビジネスSNSを基盤とした採用(Wantedly Visit)、エンゲージメント(Perk、Story、Pulse 等)、採用管理ツール(Wantedly Hire)などのSaaS/サブスク型サービス
    • 代表者名:仲 暁子
  • 説明会情報
    • 開催日時:2024年10月11日(決算説明資料の日付)
    • 説明会形式:–(資料上の明記なし)
    • 参加対象:–(資料上の明記なし)
  • 説明者
    • 発表者(役職):–(資料内での明確な発表者の記載なし)
    • 発言概要:資料に沿った業績・計画の説明(主要点は本サマリー参照)
  • 報告期間
    • 対象会計期間:2024年8月期(FY24.8:2023/9〜2024/8)
  • セグメント(事業区分)
    • Visit事業(採用領域、会社訪問プラットフォーム) — 主力事業、基本プラン+オプションで収益化
    • Engagement事業(Perk/Story/Pulse) — 福利厚生(Perk)、社内報(Story)、チームマネジメント(Pulse)などでエンゲージメント支援
    • Hire(Wantedly Hire) — 採用管理ツール(ATS):新規事業領域(FY25計画では売上計画に組み込まず投資を継続)
業績サマリー(FY24実績 / FY25計画)
  • 主要指標(百万円)
    • 営業収益(売上高)
    • FY23.8:4,746 → FY24.8:4,722(YoY -1%)
    • FY25.8(会社計画):4,970(YoY +5%)
    • 営業利益
    • FY23.8:1,589 → FY24.8:1,594(YoY +0%)
    • FY25.8(計画):1,600(YoY 0%)
    • 営業利益率:FY24.8 実績 34%/FY25.8 計画 32%
    • 経常利益
    • FY24.8 実績:1,579(YoY +1%)、FY25.8計画:1,580
    • 当期純利益
    • FY24.8 実績:1,036(YoY +4%)、FY25.8計画:1,040
    • 1株当たり当期純利益(EPS)
    • FY24.8 実績:109円
  • 四半期動向(ポイント)
    • Q4(FY24.8 Q4)売上:1,205百万円(QoQ +1%、YoY +3%)
    • Q4営業利益:457百万円(QoQ +17%、YoY +29%)
    • ストック収益(定期収益)が増加、フロー収益(オプション等)は低調
  • 進捗状況(計画対比)
    • FY24.8は期初計画(営業収益 4,825百万円、営業利益 1,600百万円)に対し、売上は未達(実績4,722)。営業利益はほぼ計画水準を維持(実績1,594)。
    • FY25.8は売上+5%成長を見込み、営業利益は前年水準を確保する計画(新規Hireの売上は計画に織り込まず、投資継続)。
  • セグメント別状況(資料から読み取れる点)
    • Visit(主力):FY24の売上構成の大半を占める。FY24のストック収益(基本プラン)が約4,007百万円、フロー収益が約714百万円(合計4,722)。
    • Engagement(Perk等):成長投資フェーズ。Perkは福利厚生サービスで特典掲載数1,000以上、企業向けの基本プラン+追加ユーザ課金モデル。
    • Hire:新規事業として投資中(FY25計画では売上計上せず)。
業績の背景分析
  • 業績ハイライト(FY24)
    • ストック収益が増加:2024年1月の基本プラン値上げにより新規契約単価が上昇し、下期からストック収益が増加して増収基調に回復。
    • フロー収益の低調:既存大口顧客の採用縮小や新規大口獲得の不足、営業人材の育成期間を要した影響でフロー収益が伸び悩む。
    • コストコントロールで高い営業利益率を維持。不要コスト削減により販売管理費が減少。
  • 増減要因(主な寄与)
    • 増収要因:基本プランの値上げ、ストック収益の増加、登録ユーザー・登録企業の増加(登録ユーザー 409万人、登録企業 4.2万社)。
    • 減収要因:フロー収益の落ち込み(オプション売上・新規大口採用の不足)。
    • 費用面:販管費削減で利益維持。一方でPerkやHireへの継続投資は発生。
  • 競争環境
    • 求人媒体や採用関連サービスとの競合が存在。差別化要因として「ミッション/価値観に基づくマッチング」「推薦システム(レコメンデーション)」、および既存ユーザー基盤の活用を挙げている。
  • リスク要因(資料記載)
    • 収益のVisit依存(特定サービス依存)
    • 求人市況の変動による業績変動
    • 個人情報漏洩等の情報管理リスク
    • 人材確保・育成の課題
    • 代表者依存(経営トップ不在時のリスク)
    • (各リスクに対する対応策は資料に記載)
戦略と施策
  • 現在の戦略(中期的方針)
    • Visit事業での獲得利益をPerkやHire等の新規事業に投資し、中期的に複数の成長事業を創出する。
    • マーケティング強化とプロダクト改善で有料企業数と単価の拡大を図る(FY25は売上成長率5%想定)。
    • 推薦アルゴリズム等技術を活用してマッチング精度を高める。
  • 進行中の施策(具体例)
    • 価格改定:2024年1月以降、新規契約に対し約20%の値上げ実施(基本プラン)。
    • プロダクト強化:推薦システム改善、応募/スカウトのマッチング向上、Perkアプリリリース(モバイルでの利便性向上)、Wantedly Hire(ATS)のリリース・運用開始。
    • マーケティング:デジタルマーケティング改善でリード獲得数増加を目指す。
    • カスタマーサクセス強化:解約率改善、商談化率向上を目標に中規模企業開拓を推進。
  • セグメント別施策と期待効果
    • Visit:アクティブユーザー増加(潜在的転職者層のアプローチ)、推薦アルゴリズム改善でスカウトの有効性向上→有料企業数×単価の上昇を期待。
    • Perk(Engagement):アプリ提供、カスタマーサクセス強化で解約率低減と中規模企業獲得→単価拡大。
    • Story / Pulse(Engagement):社内報・チームマネジメントツールでエンゲージメント領域の収益化を図る。
    • Hire:ATSとして市場投入・機能充実を進め、新たな収益源化を目指す(FY25は投資優先で売上未計上)。
将来予測と見通し
  • FY25.8(会社計画)
    • 営業収益:4,970百万円(YoY +5%)
    • 営業利益:1,600百万円(YoY 0%)
    • 経常利益:1,580百万円、純利益:1,040百万円
    • 前提:採用需要の継続、基本プランの値上げ効果持続、マーケティング強化による有料企業数/単価向上。Hireの売上は計上せず。
  • 中長期計画と達成可能性
    • Visitでのストック収益強化+Engagement/Hireへの投資が成長ドライバーの想定。中期的には複数事業の収益化で依存度低減を目指す。
    • リスク要因(求人市況の変動・競合・人材確保など)に左右されるため、計画達成は外部環境次第。
  • マクロ要因の影響
    • 為替や金利の直接言及はなし。主要影響は国内の求人需要・雇用市況、企業の採用意欲や景況感。
配当と株主還元
  • 配当方針
    • 安定的に配当を実施する方針を明記。
  • 配当実績・予想
    • FY23.8:1株当たり配当 20円(配当金総額 189百万円、配当性向 19%)
    • FY24.8(実績):1株当たり配当 20円(配当性向 18%、配当金総額 189百万円)
    • FY25.8(計画):1株当たり配当 20円(配当性向見込み 18%、配当金総額 189百万円)
  • 特別配当
    • 特別配当の記載なし(FY25計画における配当は通常配当の継続想定)。
製品・サービス
  • 主要製品・サービス
    • Wantedly Visit:会社訪問を通じた採用プラットフォーム(基本プラン無料/有料あり、オプションでフロー収益)。
    • Perk:福利厚生プラットフォーム(特典掲載1,000サービス超、契約企業向けのポイントや追加ユーザ課金モデル)。
    • Story:オンライン社内報(社内コミュニケーション/ビジョン浸透支援)。
    • Pulse:チームマネジメント(Slack連携等でチーム状態の可視化)。
    • Wantedly Hire:採用管理ツール(ATS)— 自動日程調整やテンプレート、レポート等を搭載(新規事業)。
  • 提供エリア・顧客層
    • 主に日本国内を中心(登録ユーザー数 409万人、登録企業数 約4.2万社)。業種は情報通信(Web/モバイル)比率が高いが多様化。
  • 協業・提携
    • Perkはサービスプロバイダーとのクーポン調達/連携モデル。その他の外部提携・協業については個別記載なし。
重要な注記
  • 会計方針の変更:資料中に特段の会計方針変更の記載なし(詳細は有価証券報告書参照)。
  • 本社移転に伴う特別損益(FY25/FY26影響)
    • 賃貸借契約解除に合意し本社移転を決定。業績影響として:
    • 特別利益:FY25.8 に 73百万円、FY26.8 に 1,550百万円 計上見込み(明渡協力金等)
    • 特別損失:FY25.8 に 55百万円(アドバイザリー報酬等)
    • 上記はFY25計画に織り込み済み。
  • リスク(特記事項)
    • 資料の「リスクと対応策」参照:収益依存、求人市況、個人情報保護、組織体制・人材リスク、代表者依存 等。各リスクに対する対策(マネタイズの多様化、ISMS取得・研修、経営体制強化等)を提示。
  • その他(資料の注意事項)
    • 本資料には将来見通しが含まれており、不確実性を伴う。実際の業績は異なる可能性がある旨の注記あり。
    • 「事業計画と成長可能性に関する資料」は今後、決算後にアップデート予定。

補足(財務・キャッシュフロー等)
– 連結BS(百万円、FY24.8)
– 流動資産:4,960(現金及び預金 4,521)
– 固定資産:308
– 総資産:5,268
– 負債:1,262
– 純資産:4,005(株主資本 3,991)
– キャッシュフロー(FY24.8)
– 営業CF:1,023
– 投資CF:-15
– 財務CF:-189
– 期末現預金残高:4,521
– フリーCF:1,008

以上。必要であれば、下記項目についてさらに分解・表化して提示できます(ご指定ください)。
– 四半期別の売上(ストック/フロー)推移の数値表
– セグメント別の詳細(Visit/Perk/Story/Pulse/Hire)の収益貢献推定(資料からの逆算)
– リスクと会社の対応策の要約表

(免責)本資料は提供資料の要約であり、投資の助言・推奨を目的とするものではありません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3991
企業名 ウォンテッドリー
URL https://wantedlyinc.com/ja
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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