2025年12月期 第1四半期決算説明資料

決算説明(要約)

※資料出所:株式会社ダイフク(6383)「2025年12月期 第1四半期 決算説明資料」(発表日:2025年5月13日)

基本情報
  • 企業概要
    • 企業名:株式会社ダイフク(Daifuku Co., Ltd.)/証券コード 6383
    • 主要事業分野:マテリアルハンドリング(自動倉庫、高速搬送台車、ソーター、コンベヤ等)/イントラロジスティクスシステムの設計・製造・サービス。半導体、一般製造業・流通業、自動車、空港向け等。
  • 説明会情報
    • 開催日時:2025年5月13日(資料の発表日)
  • 説明者
  • 報告期間
    • 対象会計期間:2025年12月期 第1四半期(2025年1月1日~2025年3月31日)
  • セグメント(報告セグメント)
    • ダイフク(国内本体):一般製造業・流通業向け、国内サービス等
    • コンテック:制御機器等
    • Daifuku North America:北米事業(生産・販売・サービス)
    • Clean Factomation:先端半導体向け(クリーン関連)
    • Daifuku (Suzhou) Cleanroom Automation:中国(クリーンルーム自動化)
    • その他:グループ内他事業
    • (連結調整等あり)
業績サマリー(2025/12期 第1四半期 実績)
  • 主要指標(連結、単位:億円)
    • 受注高:1,431(前年同期比 ▲405、▲22.1%)
    • 注記:2024/12期Q1には前期末受注残高に対する為替差額(+192億円)が含まれていたが、2025/12期より当該為替差額を当期受注高に含めない取扱いに変更。
    • 売上高:1,602(+151、+10.5%)
    • 営業利益:232(+68、+41.6%)
    • 営業利益率:14.5%(+3.2pt)
    • 経常利益:236(+60、+34.5%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:168(+39、+31.0%)
    • 一株当たり四半期純利益(EPS):45.86円(+11.13、+32.0%)
  • 為替(参考)
    • USD:151.18円(2025/12期Q1)
    • 為替影響(Q1):受注高▲12.5億円、売上高▲9.7億円、営業利益▲1.0億円
  • 進捗状況(2025通期予想に対する簡易達成率)
    • 通期予想(2025/12期公表値):受注高7,000億円、売上高6,500億円、営業利益815億円
    • Q1実績の単純比率:
    • 受注:1,431 / 7,000 = 約20.4%
    • 売上:1,602 / 6,500 = 約24.7%
    • 営業利益:232 / 815 = 約28.5%
    • 注:四半期の季節変動や受注タイミングの偏りを考慮する必要あり。
  • セグメント別主要数値(2025/12期 Q1、単位:億円)
    • ダイフク:受注525、売上686、セグメント利益163
    • コンテック:受注40、売上47、セグメント利益2
    • Daifuku North America:受注374、売上399、セグメント利益39
    • Clean Factomation:受注105、売上84、セグメント利益6
    • Daifuku (Suzhou) Cleanroom Automation:受注103、売上105、セグメント利益27
    • その他:受注282、売上283、セグメント利益19
    • 合計(調整後):受注1,431、売上1,602、セグメント利益168
業績の背景分析
  • 業績ハイライト・トピックス
    • 売上・営業利益等は第1四半期連結累計期間として過去最高を更新。
    • 売上増(+10.5%)は前期末の豊富な受注残高をベースとした進捗が主因。
    • 営業利益の大幅改善(+41.6%、営業利益率14.5%)は生産効率化・コスト削減と、収益性の高いサービス売上比率の増加等が寄与。
    • 受注高は前年同期比で減少(▲22.1%)だが、これは前期に大型案件(空港向け等)や為替影響が含まれていた反動による。
  • 増減要因(主なもの)
    • 増加要因:半導体生産ライン向けの需要回復(特に先端半導体向け)、国内サービス増収、生産効率化の効果。
    • 減少要因:空港向けの前期大型案件の反動、一般製造・流通・自動車向けの受注減(地域・案件による)。
    • 為替の影響:一部マイナス影響あり(上記のとおり)。
  • 競争環境・競争優位性
    • 明記された市場シェア数値は無し(→ –)。
    • 競争優位性としては、グローバルでの生産・サービス体制、地域ごとの「地産地消」の強化(米国生産能力増強、インド新工場稼働)、マテハンにおける技術蓄積、AI/DX推進のための外部パートナー(JDSC)との連携等が挙げられる。
  • リスク要因(資料に記載の代表的項目)
    • 為替変動(特に米ドル)
    • 米国通商政策(相互関税等)や貿易摩擦 → 顧客の投資計画への影響可能性
    • サプライチェーン問題、コスト上昇、規制強化、安全面の法令対応
    • 自然災害・戦争・疾病等の外的事象
    • (資料の注意事項参照:将来見通しは不確実要因を含む)
戦略と施策
  • 現在の戦略
    • 長期ビジョン「Driving Innovative Impact 2030」に基づく成長(人的資本強化、デジタル・AI活用、海外展開、製品・サービス拡充)。
    • グローバル生産体制強化(米国・インド等での生産能力増強)と顧客近接生産(地産地消)。
    • DX・AI活用による高付加価値サービスの提供(JDSCとの戦略的パートナーシップ)。
    • コスト構造改革・生産効率化による利益率維持・向上。
  • 進行中の施策/プロジェクト(進捗)
    • 米国:一般製造業・流通業向けの新工場を建設中(通期第4四半期竣工見込み)。竣工により米国での生産能力は従来比で2倍に。
    • インド:Daifuku Intralogistics India の新工場が2025年4月より本格稼働(生産スペース約4倍、投資約40億円相当)。
    • AI/DX:JDSCと連携しAI活用・DX推進および人材育成プログラム(D-Adapt)の拡充。
  • セグメント別主要施策
    • Daifuku(国内):国内サービスの強化で収益性向上。
    • Daifuku North America:北米向け生産の現地化(新工場)で需要取り込み・関税リスク低減。
    • Clean Factomation:先端半導体投資回復への対応(受注増加)。
    • 空港向け:事業ポートフォリオ見直しに伴う一部業務撤退による構成変化。
将来予測と見通し
  • 2025年12月期(会社公表予想、2025/5/13時点)
    • 受注高(通期):7,000億円(上期見通し4,000億円/上期は一部受注時期の後ろ倒し等により下方修正)
    • 売上高(通期):6,500億円(上期3,200億円、上期は下方修正)
    • 営業利益(通期):815億円(上期411億円、上期は若干下方修正)
    • 為替前提:対米ドル 148円(想定)
    • 前回公表(2月)からの変更:上期見通しで受注・売上・営業利益を一部下方修正、通期は据え置き。
  • 中長期計画
    • 長期ビジョン「Driving Innovative Impact 2030」に沿った成長投資(生産能力、DX/AI、人材)を継続。具体的数値の中期計画進捗は資料上の記載が限定的(→ 詳細は中期計画資料参照)。
  • マクロ経済の影響
    • 為替(USD/円)、米国の通商政策、世界的な半導体投資動向、主要顧客(自動車・半導体メーカー等)の設備投資動向が業績に影響。
配当と株主還元
  • 特別配当:特に記載無し(→ –)
製品・サービス
  • 主要製品(例)
    • 自動倉庫(AS/RS)、高速搬送台車(AGV/AMR系含む)、ソーター、コンベヤ等のマテリアルハンドリング装置。
  • 主要サービス
    • 保守・メンテナンス、システムアップグレード、現場支援等のライフサイクルサービス(サービス売上の比率あり、Q1は429億円=売上に対し約27%)。
    • 提供エリア:グローバル(日本、北米、アジア(中国・韓国・台湾等)、欧州等)。
    • 顧客層:半導体メーカー/OEM、自動車メーカー・部品、一般製造業、流通・物流事業者、空港等。
  • 協業・提携
    • JDSC(戦略的パートナー):AI技術・DX推進、人材育成等で協業。
    • グループ内外での生産拡充(米国・インドの新工場等)。
重要な注記
  • 会計・比較上の注意
    • 決算期変更:当社は事業年度末を従来の3月31日から12月31日に変更(2024年12月期以降)。これに伴い連結対象期間が期によって異なるため、比較値に調整(資料に注記)。
    • 受注の計上方針:2025/12期より前期末受注残高に対する為替変動の影響額を当期受注高に含めない取扱いに変更(2024/12期Q1には+192億円の為替影響が含まれていた)。
  • リスク要因(資料に明記されたもの)
    • 経済情勢、為替、法規制の変更(安全・輸出規制等)、サプライチェーン、自然災害・戦争・疾病等。
  • その他(重要告知)
    • 米国通商政策の影響評価と対応:当社グループの米国事業は重要市場であり、関税負担は限定的とする一方で、顧客の投資計画変化に備え、提案活動と現地生産強化を進める旨が明記。
    • 新規設備投資:インド新工場稼働(2025年4月~)、米国新工場は2025年12月期第4四半期竣工見込み。
    • 将来の見通しに関する注意:資料内の業績見通しは不確実性を伴う旨の免責記載あり。

(不明な項目は「–」で記載しています。投資助言は行っていません。詳しい数値や追加の開示情報は同社のIR資料・有価証券報告書をご確認ください。)


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6383
企業名 ダイフク
URL https://www.daifuku.com/
市場区分 プライム市場
業種 機械 – 機械

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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