2026年3月期第1四半期 決算説明資料
決算説明(要約) — ポート株式会社(PORT INC.、証券コード:7047)
※出典:2026年3月期 第1四半期 決算説明資料(2025.8.12)。会計基準:IFRS。情報は資料に基づき整理。不明項目は「–」。
基本情報
- 企業概要
- 会社名:ポート株式会社(PORT INC.)
- 主要事業分野:成約支援事業(主にエネルギー領域・人材領域・新規領域)
- 代表者名:代表取締役社長 CEO 春日博文
- 設立:2011年4月18日
- 本社:東京都新宿区北新宿2-21-1 新宿フロントタワー5F
- 資本金:2,431百万円(2025年6月末時点)
- 連結従業員数:876名(2025年6月末)
- 平均年齢:約28歳(2025年6月末)
- 証券コード:7047(東証グロース)
- 主要グループ会社:株式会社INE、株式会社Five Line、みん就株式会社 等
- 説明会情報
- 開催日時:2025/8/12(火)18:00-
- 説明会形式:オンライン(Zoom ウェビナー)
- 参加対象:どなたでも参加可能(事前登録制)
- 説明者
- 発表者:代表取締役社長 CEO 春日博文
- 発言概要(要旨)
- 2026年3月期第1四半期(Q1)決算の報告
- 売上収益・EBITDAは会社計画を上回る進捗
- ストック利益・将来利益の拡大を強調(ストック比率向上を成長戦略の重要指標と位置付け)
- 新中期経営計画「ODYSSEY800」の達成に向けM&Aを積極推進
- AI活用の全社展開、戦略的採用(新卒約120名を含む約200名入社)、系統用蓄電所事業の立ち上げ等のトピック説明
- 報告期間
- 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期(2025年4月〜6月)
- セグメント(事業セグメント名と概要)
- エネルギー領域
- 個人向け低圧電気等の成約支援および電力事業者向け業務支援(通電支援、電力調達等)
- 成果報酬(ショット)+継続収益(ストック)モデル
- 人材領域
- 新卒紹介を中心とした人材紹介、送客・コンサル型のアライアンス事業
- マルチチャネルで若年層にリーチし成約支援を実行
- 新規領域
- カードローン送客(新生フィナンシャル「レイク」とのプロフィットシェア等)、系統用蓄電所事業などの新規事業領域
- M&Aを通じた新領域展開を推進
業績サマリー(Q1 実績)
- 主要指標(単位:百万円、YoYは前年同期比)
- 売上収益:6,576(+38%)
- EBITDA:1,061(▲4%)※但し、前期1Qの譲渡益247(NVA売却)を除外するとYoY +23%
- 営業利益:830(▲12%)※譲渡益除外後 +18%
- 税引前当期利益:812(▲13%)※譲渡益除外後 +19%
- 親会社所有者に帰属する当期利益:572(+0.2%)※譲渡益除外後 +36%
- 1株当たり利益(EPS):–(資料未記載)
- 重要KPI(Q1)
- ストック利益:383(+188% YoY)
- ストック利益/EBITDA比率:36.1%(+24ポイント YoY、譲渡益除外後でも増加)
- 将来利益(将来に渡り見込まれる試算利益):693(+79% YoY)
- 将来利益込EBITDA:1,754(+18% YoY)
- 進捗状況(中期経営計画「ODYSSEY800」との比較)
- 2026年度通期計画:売上収益 28,000、EBITDA 4,400
- Q1進捗率(通期比):売上 23.5%(6,576/28,000)、EBITDA 24.1%(1,061/4,400)
- 会社見通しに対し好進捗(説明資料の表記)
- セグメント別(Q1 実績)
- エネルギー領域
- 売上収益:3,135(YoY +58%)
- 事業利益:509(YoY +76%)
- 特記事項:総成約件数 YoY +39%、ARPU(成約単価)上昇、ストック型契約の積み上げで将来利益拡大
- 人材領域
- 売上収益:2,397(YoY +29%)
- 事業利益:1,132(YoY +32%)
- 内訳:人材紹介(1,212、YoY +55%)、アライアンス(1,184、YoY +10%)※Q1合計
- 特記事項:キャリアアドバイザー増員・成約単価上昇。就活の早期化は2Q以降も注視
- 新規領域
- 売上収益:1,044(YoY +13%)
- 事業利益:75
業績の背景分析
- 業績概要(ハイライト)
- 各事業のオーガニック成長(特にエネルギー領域)が売上拡大を牽引し、売上・EBITDAともに会社計画を上回る進捗。
- 前期の積極的な将来利益の積み上げがQ1のストック利益拡大に寄与(ストック利益 YoY +188%)。
- 新中期計画達成に向け、M&A・系統用蓄電所等の新規事業検証を進行。
- 増減要因(業績に寄与した主な要因)
- 増収要因
- エネルギー領域:新規顧客獲得強化、付帯商品の成約増、ARPUの上昇
- 人材領域:成約件数増、成約単価上昇、みん就等の連結化効果
- 将来利益の積み上げ(マーケティング投資による将来売上の獲得)
- 費用増加要因
- 広告宣伝費の増加(積極的なマーケティング投資)
- 人件費・外注費の増加(成約支援組織の拡大、研修期間中のコスト等)
- その他(専門家委託費、地代家賃等)
- 競争環境
- エネルギー:地域電力の料金改定・競争激化の中、電力事業者の新規顧客獲得競争が活発化。ポートは成約力とマルチチャネル集客でプレゼンスを向上させ、成約件数・単価が上昇。
- 人材:新卒採用市場は早期化・競争激化。ポートは会員基盤・プロダクト強化で高い集客力を維持。
- のれん・減損:説明資料では減損兆候なしと明記(のれん残高:4,554百万円 ※BSより)。
- リスク要因(外部影響)
- 電力卸価格の変動リスク(価格ボラティリティ)
- 採用環境の変化(就職活動の早期化・通年化による季節性変動)
- マクロ要因(為替、金利、景況の変化)
- 規制動向や市場構造変化、M&Aの実行リスク等
- (資料のディスクレーマーにある一般的な将来見通しの不確実性)
戦略と施策
- 現在の戦略(中期経営計画「ODYSSEY800」)
- 2030年3月期目標:売上収益 800億円、EBITDA 130億円
- 5年CAGR 30%以上の維持、ストック利益比率の向上(当面30%以上、最終目標40%以上)
- 既存領域でのシェアNo.1、M&Aによる新領域展開、ストック化の推進
- 進行中の施策(具体例)
- M&A戦略:ソーシング強化、持込案件増加(2025年3月期:約120件→2026年1Qで約40件(年間160件ペース換算))
- AI徹底活用:営業、マーケティング、開発、コーポレート業務でAIエージェント導入・自動化を推進(業務効率化・成約率向上)
- 戦略的採用:Q1で新卒中心に約200名入社(うち約120名新卒)、成約支援組織に重点配属
- 自己株式取得:今期累計約3.8億円買付(7月31日時点)、機動的なコーポレートアクション資金化
- デットキャパシティの想定:Net Debt/EBITDA等で想定借入余力を試算(追加借入余力 約130億円想定)
- セグメント別施策と進捗
- エネルギー領域
- マーケティング投資強化による将来利益の積み上げ
- 系統用蓄電所事業の検証・立ち上げ(Q1時点で群馬の2カ所が商業運転開始、残り1カ所の稼働を予定)
- 法人領域・電力事業者向けの業務支援拡大
- 人材領域
- キャリアアドバイザーの増員、地方拠点展開
- プロダクト(みん就等)強化による会員基盤拡大(ユニーク会員:約62万人、総会員:約98万人)
- 新規領域
- カードローン送客によるストック収益獲得(レイクとの取り組み)
- M&Aでの新規領域拡大検討
将来予測と見通し
- 次期(2026年3月期)業績予想(通期、単位:百万円)
- 売上収益:28,000(+28% YoY)
- EBITDA:4,400(+21% YoY)
- 営業利益:3,500(+17% YoY)
- 税引前当期利益:3,450(+18% YoY)
- 当期利益(親会社帰属):2,270(+20% YoY)
- 重要KPI目標:将来利益 2,810(YoY +50%)、将来利益込EBITDA 7,210(YoY +31%)
- 中長期計画の進捗可能性
- Q1の進捗は通期計画に対して良好(売上・EBITDA共に会社計画超過)
- ストック利益/将来利益の積み上げを重視し、収益のストック化を推進することで継続成長の確度を高める方針
- マクロ経済の影響
- 電力卸価格の変動、規制や電気料金改定の影響
- 金利・為替などの一般的なマクロ要因
- 国内の採用マーケット動向(少子化や就活早期化等)が人材事業に影響
配当と株主還元
- 配当方針:資料内での明確な配当方針記載はなし(–)
- 自己株式取得(株主還元の一環)
- 今期累計で約3.8億円取得済(2025年7月31日時点)
- 取得スケジュールの例:取得上限3億円の買付(複数期間で実施、7月時点で一部完了)
- M&A資金調達方針:借入(デット)と自己株式を機動的に活用する方針を示唆
製品・サービス
- 主要製品/サービス
- エネルギー領域:個人向け電力・ガス等の成約支援(集客〜成約まで一気通貫の成果報酬モデル)、ストック型契約による継続収益
- 人材領域:新卒人材紹介、送客・コンサル型アライアンス、会員向けプロダクト(みん就等)
- 新規:カードローン送客(レイクとのプロフィットシェア)・系統用蓄電所の発電/需給調整市場参加等
- サービス対象エリア・顧客層
- 電力・ガス事業者、求人企業(主に新卒採用ニーズのある企業)、若年層(新卒/既卒/第二新卒)
- 協業・提携
- 新生フィナンシャル(「レイク」)とのカードローン提携
- グループ内外の連携(INE、Five Line、みん就 等)
- M&Aによる外部提携・取り込みを積極推進
重要な注記
- 会計方針
- 会計基準:IFRS(資料はIFRSベースで開示)
- のれん(のれん残高):4,554百万円(2025年6月末、連結BSより)
- 減損兆候:資料ではエネルギー・人材領域ともに減損兆候はない旨記載
- リスク・注意点(資料中の主なもの)
- 将来見通しに関する不確実性(ディスクレーマー):業界・市場状況、金利・為替、規制等で実績が異なる可能性
- 就活の早期化など市場構造変化は人材事業の季節性・需要パターンに影響
- 電力卸市場の価格変動リスクは継続的に存在
- その他(今後のイベント等)
- IR情報:IRニュースメール、X(旧Twitter)、YouTube、IR note等で情報発信
- 決算説明会はZoomウェビナーで実施(Q&A受付あり)
- IR問い合わせ先:ir@theport.jp、問い合わせフォーム(資料に記載)
(注)本要約は提供資料に基づく情報整理であり、投資助言を行うものではありません。経営計画・予想等は将来見通しを含み、実際の結果は異なる可能性があります。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 7047 |
企業名 | ポート |
URL | https://www.theport.jp/ |
市場区分 | グロース市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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