2026年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
決算短信(要約) — 丸一鋼管株式会社(コード:5463)
(出典:2026年3月期 第1四半期決算短信、提出日:2025年8月7日)
基本情報
- 企業名:丸一鋼管株式会社
- 主要事業分野:鋼管の製造・販売(日本、北米、アジアでの事業展開)
- 代表者名:代表取締役会長兼CEO 鈴木 博之
- 問合せ先:常務執行役員 経理部長 青山 孝次(TEL 06-6643-0101)
- 決算短信作成・説明:決算補足資料作成有、証券アナリスト・機関投資家向けWEB決算説明会あり
報告概要
- 提出日:2025年8月7日
- 対象会計期間(第1四半期):2025年4月1日~2025年6月30日
- 対象連結範囲の変更:なし
- 四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:あり(注記参照)
- 監査(レビュー):当第1四半期連結累計期間に対する監査法人レビューはなし
セグメント
- セグメント区分:日本(国内)、北米、アジア
- 日本:中小建築、農業用途など中心。丸一ステンレス鋼管㈱を含む。
- 北米:米国4拠点等での鋼管販売、MST-X等の子会社あり。
- アジア:ベトナム(SUNSCO等)、インド(KUMA)、フィリピン(MPST)等での生産・販売。
発行済株式
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株含む):84,000,000株(2026年3月期 1Q)
- 期末自己株式数:7,766,260株(2026年3月期 1Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):76,512,810株(2026年3月期 1Q)
- 株式分割予定:普通株式1株→3株(効力発生日:2025年10月1日)。分割後発行済株式数:252,000,000株。
- 時価総額:–(決算短信中明記なし)
今後の予定(主な日程・イベント)
- 株式分割 基準日:2025年9月30日(予定)、効力発生日:2025年10月1日(予定)
- 決算説明会:第1四半期はWEB開催(証券アナリスト、機関投資家向け)
- 株主総会等:–(本資料に該当日付の明示なし)
- その他IRイベント:決算説明会資料等あり
損益(第1四半期:2025/4/1–2025/6/30、連結、単位:百万円)
- 売上高:59,717(前年同期:67,512、△11.5%)
- 売上総利益:11,563(前年同期:13,344) → 粗利率 ≒ 19.4%(前年同期 ≒19.8%)
- 販管費:4,869(前年同期:5,057)
- 営業利益:6,694(前年同期:8,286、△19.2%) → 営業利益率 ≒ 11.2%(前年同期 ≒12.3%)
- 経常利益:7,517(前年同期:9,631、△21.9%)
- 特別損益:特別利益148、特別損失861(主に投資有価証券評価損 845百万円)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:4,117(前年同期:6,513、△36.8%)
- 1株当たり四半期純利益:53.82円(希薄化後 53.78円。前年同期 81.75円)
(注)四半期包括利益:467百万円(前年同期 11,340百万円)
主要BS項目(2025/6/30、連結、単位:百万円)
- 総資産:410,380(前期末 425,634)
- 流動資産:213,392(現金及び預金 90,037、有価証券 14,686、売掛金 50,303、棚卸品合計約53,582)
- 固定資産:196,988(投資有価証券 64,953、有形固定資産合計 123,329)
- 負債合計:60,876(流動負債 46,147、長期借入等含む固定負債 14,728)
- 純資産合計:349,503(親会社株主に帰属する純資産 307,531、非支配株主持分 13,501)
- 自己資本比率:81.8%(前期 80.9%)
キャッシュ・フロー関連
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていない(注記)
- 減価償却費(第1四半期累計):1,844百万円(前年同期 1,703百万円)
財務の解説(決算短信の記載に基づく要点)
- 売上・利益の減少要因:世界的・国内の鋼材需要低迷、各地域での数量減少や市況低下(HRC価格変動等)、投資有価証券評価損の計上等。
- セグメント別では日本・北米・アジアいずれも減収減益。特にベトナムSUNSCOでの米国向け表面処理鋼板の販売減少がアジア全体へ影響。北米は販売数量は増加したがHRC価格下落でスプレッド縮小。
- 流動性・資本政策:現金・有価証券の減少が見られるが、会社は運転資金・設備資金を主に自己資金で賄っており、国内外子会社の借入返済の流動性は確保していると記載。将来の不透明性に留意している。
セグメント別情報(第1四半期実績)
- 売上高(百万円)・セグメント利益(百万円)
- 日本:売上 35,518(構成比 約59.5%)、セグメント利益 4,704(利益比率 約70.3%)
- 北米:売上 13,915(約23.3%)、セグメント利益 1,001(約15.0%)
- アジア:売上 10,283(約17.2%)、セグメント利益 856(約12.8%)
- セグメント動向(概要)
- 日本:中小建築・農業分野など需要低迷。丸一ステンレス鋼管はBA管(半導体用途)減少で影響。設備更新・新工場等の大型投資計画を進行中(次世代造管機、名古屋工場更新、隣接地取得によるステンレス溶接管工場・大型プレス工場建設準備)。
- 北米:販売数量は増加もHRC価格の前年同期比下落でスプレッド縮小。MST-Xは立上げ負担で赤字見込みだが関税対応や価格転嫁でミニマイズ予定。メキシコ拠点は自動車向け需要の不透明さあり。
- アジア:SUNSCOは米国向けがアンチダンピング影響で大きく落ち込む。KUMA(インド)、MPST(フィリピン)は増勢。各社で生産性向上や新ライン稼働、増設等を進める。
中長期計画との整合性
- 第7次中期経営計画の「2年度目」に位置付け、主要施策の着実な実行を目標。第1四半期実績は前回公表の上期・通期予想(2025年5月9日公表)とほぼ予定通りの進捗であり、上期・通期の連結業績予想は据え置き。
- 設備投資(大規模な工場建設、造管機更新等)を計画的に推進しており、中長期の収益基盤強化を図る姿勢。
競合状況・市場動向
- 市場動向(決算短信記載の要点):国内外で鋼材需要低迷。中国の内需低迷→輸出増、インドは生産増。HRC価格は変動(年初→3月にかけ上昇、その後の推移は地域差あり)。アンチダンピングや関税の影響が業績に影響。
- 競合比較:決算短信中に他社比較の定量データは記載なし → 比較分析は –(本資料範囲外)
配当
- 実績(2025年3月期):中間配当 55.00円、期末 76.00円、年間合計 131.00円(1株当たり、分割前基準)
- 2026年3月期(会社予想):第2四半期(中間) 67.00円、期末 22.50円(注:期末は株式分割(1→3)を考慮した金額で、分割を考慮しない場合の期末配当は67.50円)。(会社は配当予想の修正なしと明示)
- 特別配当:なし(記載なし)
今後の見通し(会社予想)
- 2026年3月期(通期、連結予想、単位:百万円)
- 通期売上高:263,900(前期比 +0.9%)
- 営業利益:33,600(+46.6%)
- 経常利益:35,500(+33.2%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:23,400(△13.4%)
- 1株当たり当期純利益:103.67円(注:株式分割考慮済。ただし通期EPSの分割考慮の注記あり)
- 上期(第2四半期累計)予想:売上 127,300(△4.6%)、営業利益 15,700(+20.8%)等(会社は第1四半期の実績を踏まえ予想を据え置き)
リスク要因(主な記載項目)
- 外部経済環境:日本・米国・中国等の景気動向、貿易政策や関税の影響(相互関税導入等)
- 市況・原材料価格:スクラップ相場やHRC価格の変動(スプレッド影響)
- 需要動向:国内建設需要、半導体関連需要の変動、自動車市場の不透明感
- 為替変動:ドル円レート変動(決算時の対米ドル換算レートは1USD = 152.60円を適用)
- その他:アンチダンピングや関税対応による輸出入制約、子会社の立上げコスト等
重要な注記
- 会計方針の変更:なし(注記あり)
- 第1四半期における主な特記事項:自己株式取得の実施により自己株式が増加(第1四半期中に3,309百万円分、1,007,000株)
- 投資有価証券評価損:第1四半期に845百万円計上(特別損失)
- 株式分割および定款変更:1→3の分割、発行可能株式総数を2億株→6億株に変更(効力発生日 2025/10/01予定)
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は本第1四半期で作成されていない(注記)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 5463 |
企業名 | 丸一鋼管 |
URL | http://www.maruichikokan.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 鉄鋼・非鉄 – 鉄鋼 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
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