2025年1月期第1四半期決算説明資料
決算説明(要約・整理)
出典:モイ株式会社 2025年1月期 第1四半期 決算説明資料(2024年6月)
基本情報
- 企業概要
- 企業名:モイ株式会社(Moi Corporation)
- 主要事業分野:ライブ配信コミュニケーションプラットフォーム「ツイキャス」の企画・開発・運用(ツイキャス、公式ストア/プレミア配信、メンバーシップ等)
- 代表者名:代表取締役社長 赤松 洋介
- 説明会情報
- 説明者
- 代表取締役社長 赤松 洋介(プロフィールあり)
- その他の発表者(役職・発言概要):–(資料に個別発言の詳細記載なし)
- 報告期間
- 対象会計期間:2025年1月期 第1四半期(25Q1)
- 決算説明資料作成時点:2024年6月
- セグメント(事業区分)
- ライブ配信プラットフォーム「ツイキャス」(iOS/Android/Web) — 無料生放送配信・視聴
- 公式ストア(プレミア配信) — 有料オンラインライブ/チケット販売
- メンバーシップ(サブスクリプション) — 配信者支援、限定コンテンツ
- その他関連サービス:ツイキャスシアター/シアターパーティ、ツイキャスVV(3D空間)、ツイキャス・グッズ・ファクトリー、Moi Records など
業績サマリー(25年1月期 第1四半期 累計)
- 主要指標(単位:百万円、増減は前年同期比)
- 売上高:1,577 百万円(前年比 -1.7% / 計画比 +1.2%)
- 営業利益:45 百万円(前年比 -6.1% / 計画比 +160.7%)
- 経常利益:48 百万円(前年比 -4.9%)
- 当期純利益:44 百万円(前年比 +5.9%)※繰延税金資産の見直しで税金費用が減少
- 実質売上総利益:423 百万円(前年比 -0.9% / 実質売上総利益率 26.9%:前年同期比 +0.2pt)
- 1人当たり平均課金(ポイントARPPU):6,509 円(前年比 -0.6%)
- ポイント購入ユーザー数(ポイントPU、月間平均):73 千(前年比 -4.5%)
- ポイント販売売上:1,426 百万円(前年比 -4.8%)
- 進捗状況(通期予想に対するQ1進捗)
- 通期売上予想に対する進捗率:売上高 25.2%(通期予想:6,251 百万円)
- 営業利益進捗:63.5%(通期予想:72 百万円)
- 経常利益進捗:56.6%(通期予想:85 百万円)
- 注記:当期純利益は通期で未定(繰延税金資産の回収可能性を精査中のため)
- セグメント別(Q1実績)
- ポイント販売売上(主要収益):1,426 百万円(YoY -4.8%)
- メンバーシップ売上:97 百万円(YoY +106.8%) — 成長が継続
- プレミア配信売上:51 百万円(YoY -8.8%)
- ポイント販売以外の売上合計:150 百万円(YoY +42.5%)、売上構成比 9.5%(前年同期比 +3.0pt)
業績の背景分析
- 業績概要・ハイライト
- Q1の売上高は前年同期比で小幅減だが、メンバーシップ売上の伸長により計画を上回る着地。
- 営業利益は前年同期から減少したが、売上総利益の上振れとマーケティング費のスライドにより計画比では大幅プラス。
- ユーザー満足度向上を目的としたコラボイベント(例:『ケロロ軍曹』放送20周年コラボ)、限定アイテムキャンペーン、松竹配給作品の無料共同視聴等を実施。
- プラットフォーム機能拡充(メンバーシップ専用機能、会員限定スタンプ、配信リレー「バトン」、Vsingerデビュー等)。
- 増減要因(売上・費用)
- 減収要因:ポイント販売(主収益)の減少が主因。
- 増収要因:メンバーシップ売上の大幅増加、ポイント販売以外の売上拡大。
- 費用面の内訳:
- 売上原価(配信者報酬等):775 百万円(YoY -4.5%) — ポイント販売の連動で減少。
- 手数料(決済手数料等):378 百万円(YoY +3.4%) — メンバーシップ増加に伴うアプリ決済増。
- インフラ:141 百万円(YoY -0.3%) — トラフィック増で通信費は上振れたがBCP投資の一段落で総額は微減。
- 体制強化(人件費中心):154 百万円(YoY +6.2%) — エンジニア採用等で増加。
- マーケティング:24 百万円(YoY -20.6%) — 予算の一部を2Q以降にスライド。
- 競争環境
- グローバルSNS(YouTube、TikTok等)のライブ配信利用増加に伴い競合が激化。これがポイント販売売上に一定の影響を与えていると明示。
- 国内ライブ配信アプリ市場における当社のMAUシェア:22.3%(主要12アプリ中、App Apeデータによる集計、2024年1月時点)
- リスク要因(主な項目)
- 市場成長鈍化(経済情勢・規制等の影響)
- プラットフォーム事業者(Apple/Google等)への依存(アプリ配布・決済面のリスク)
- サービス健全性維持(コミュニティ運営、違法・問題行為の発生)
- 外部API依存(第三者アカウント連携等)
- システムトラブル/サイバー攻撃/BCP課題
戦略と施策
- 会社方針(2025年1月期の経営方針)
- コミュニティが生む配信文化の多様化を推進(オーガニック成長)
- ユーザーの経済活動(プラットフォーム内の取引)範囲・規模拡大を促進
- 費用構造改善の継続、ポイント販売以外の売上比率上昇を加速(収益構造の「筋肉質化」)
- 進行中の施策(主なもの)
- ユーザー満足度施策:コラボイベント(アニメ・映画等)、限定アイテム、シアターパーティによる共同視聴の定期開催
- 機能拡充:メンバーシップ機能の強化(会員限定スタンプ、誕生日メッセージ等)、配信リレー「バトン」、スタジオ配信(スマホでリッチな配信画面作成)
- 新サービス/事業展開:ツイキャスVV(3Dバーチャル空間)、ツイキャス・グッズ・ファクトリー、Moi Records(音楽レーベル)等
- インフラ強化:低遅延・大規模アクセス対応、BCP対応の継続
- マーケティング:ユーザー満足向上と配信文化拡大を目的とした投資(2Q以降増加見込み)
- セグメント別施策と成果
- メンバーシップ:専用アプリ「メンバーシップSTAR」などで継続課金基盤を強化 → 売上が急成長(Q1:97 百万円、YoY +106.8%)
- プレミア配信:チケット販売プラットフォームとしての利用拡大、通算でチケット販売数350万超、流通総額100億円超(過去実績)
- 共同視聴・コンテンツ連携:映画配給会社(松竹等)との無料共同視聴施策により利用促進
将来予測と見通し
- 通期業績予想(2025年1月期、単位:百万円)
- 売上高:6,251(前期実績 6,433、前年比 -2.8%)
- 営業利益:72(前期実績 142、前年比 -49.4%)
- 経常利益:85(前期実績 156、前年比 -45.5%)
- 当期純利益:未定(繰延税金資産の回収可能性見積りに時間を要するため非開示)
- 見通しの根拠
- プラットフォームの拡大を優先し、体制強化・マーケティングでの投資を継続するため営業利益は抑制見込み。
- ポイント販売の保守的見積り、メンバーシップ等のポイント販売以外の売上比率向上を目標。
- 中長期計画
- オーガニック成長 → 文化の拡大 → 経済の拡大、を順次進め中期的な成長を目指す(資料内の中期成長イメージに基づく)
- 主要投資領域:インフラ(安定性・低遅延)、コミュニティ運営(安全性)、プロダクト(メンバーシップ/VV/シアター等)
- マクロ経済の影響
- 為替・金利の直接的言及はなし。主要影響要因としては国内外の経済情勢、競合プラットフォームの動向、クリエイター活動の多様化、規制変更等を挙げている。
配当と株主還元
- 配当方針:–(資料に明確な継続配当方針の記載なし)
- 配当実績(中間・期末・年間):–(今回資料では未記載)
(注)資料では配当に関する具体的情報は提示されていません。
製品やサービス(主要)
- 主要製品・サービスの概要
- ツイキャス(ライブ配信アプリ):スマホ1台で配信・視聴。コメント・アイテム等のインタラクション機能。
- 公式ストア(プレミア配信):有料ライブの開催/チケット販売。累計チケット販売数・流通額の実績あり。
- メンバーシップ(M STAR):配信者の月額支援/限定コンテンツ提供。
- ツイキャスシアター/シアターパーティ:著作権許諾作品のオンライン共同視聴+リアルタイム交流。
- ツイキャスVV:ブラウザベースの3Dバーチャル空間での交流・共同視聴。
- スタジオ配信機能:スマホだけでリッチな配信画面作成(コメントビューア等のパーツ提供)。
- ツイキャス・グッズ・ファクトリー:配信者がグッズ制作・販売を簡便に行える仕組み(収益で制作可能、在庫・発送対応)。
- Moi Records:ツイキャス連動の音楽レーベル/楽曲流通支援・著作権収益分配の仕組み構築。
- 提供エリア・顧客層
- 主に国内向け(ただし海外在住者向け収益化サービスのリリース実績あり)
- デモグラフィック:女性比率が高く、10代・20代が中心、30代も増加傾向
- 協業・提携
- コンテンツ提供企業(例:松竹等)との共同視聴企画、アニメ・映画とのコラボレーション実績
- 各種クリエイターや外部パートナーとの素材提供や楽曲流通支援など
重要な注記
- 会計上の特記事項
- 繰延税金資産の回収可能期間の見直しにより、税金費用が減少(Q1での当期純利益増に寄与)。一方、通期の当期純利益は回収可能性の精査中のため未定。
- リスク(特記事項)
- 上述の通り、プラットフォーム依存、サービス健全性、外部API依存、システムトラブル等が事業運営上の主なリスクとして明示されている(詳細は資料 Appendix のリスク記載参照)。
- その他(今後のイベント等)
- 2Q以降に予定しているマーケティング投資の増加を想定。各種機能追加・イベントは継続予定(具体的開催日は資料に明記なし)。
注意事項・免責
– 本要約は提供資料に基づく整理です。投資判断を促すものではありません。出典以外の推測や助言は行っていません。数値は資料記載の値を引用していますが、端数処理や表示単位に注意してください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 5031 |
企業名 | モイ |
URL | https://about.moi.st/ja/ |
市場区分 | グロース市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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