2024年1月期決算説明資料(事業計画及び成長可能性に関する事項)
決算説明サマリ(モイ株式会社 — 2024年1月期 決算説明資料より)
以下は提供資料(2024年3月作成)に基づき整理した要点です。不明な項目は「–」で示します。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:モイ株式会社(Moi Corporation)
- 主要事業分野:ライブ配信コミュニケーションプラットフォーム「ツイキャス」の企画・開発・運用
- 代表者名:代表取締役社長 赤松 洋介
- 設立:2012年2月29日
- 従業員数:40名(2024年1月末)
- ミッション/ビジョン:人と人をつなげ、健全なコミュニティを創造する等(スライド記載)
- 説明会情報
- 説明会形式(オンライン/オフライン):資料は2024年3月作成。説明会の開催形式は明示なし(–)
- 説明者
- 主な発表者:代表取締役社長 赤松 洋介(役職と経歴スライドあり)。他に取締役・監査役などマネジメントが紹介されている(芝岡寛之、入山高光等)。
- 発言概要(資料に基づく要旨)
- 事業の現状(ユーザー構成、MAUシェア等)と成長施策の説明
- 2024年1月期の実績サマリと、業績修正の背景(市場競争・クリエーター活動の多様化等)
- 2025年1月期方針(プラットフォーム拡大、収益構造の筋肉質化、投資継続)
- 報告期間
- 対象会計期間:2024年1月期(決算期:2024年1月末までの期)
- 決算説明資料作成日:2024年3月
- セグメント(事業区分)
- 主セグメント:ライブ配信プラットフォーム「ツイキャス」
- サービス構成(セグメント内の主要サービス)
- ツイキャス(iOS/Android/Web):無料ライブ配信・視聴プラットフォーム
- 公式ストア(プレミア配信):有料オンラインライブ(チケット販売)
- メンバーシップ(メンバーシップSTAR等):配信者のサブスク型支援
- 付随施策:ツイキャスシアター、ツイキャスVV、ツイキャス・グッズ・ファクトリー、Moi Records 等
業績サマリー(2024年1月期:通期)
- 主要指標(通期:金額は百万円単位またはスライド記載のまま)
- 売上高:6,433 百万円(前期 6,607 百万円、YoY -2.6%)
- 売上原価:3,221 百万円(YoY -2.5%)
- 売上総利益:3,212 百万円(YoY -2.8%)
- 営業利益:142 百万円(前期 104 百万円、YoY +36.7%)
- 経常利益:157 百万円(YoY +48.8%)
- 当期純利益:194 百万円(前期 53 百万円、YoY +263.3%)
- 実質売上総利益(注目KPI):1,708 百万円(スライドの実績)
- 進捗状況(当初予想との比較)
- 当初予想(2024年2月に通期業績予想を修正)
- 売上高:当初 6,610 百万円 → 実績 6,433(当初比 -2.7%)
- 営業利益:当初 74 百万円 → 実績 142(当初比 +91.1%)
- コメント:売上高は当初・前年ともに減少したが、コスト最適化により営業利益・経常利益は当初予想を上回った。繰延税金資産の回収可能額の増加等により当期純利益が大幅増。
- セグメント別(サービス別)状況(売上高内訳)
- ポイント販売(ポイント販売売上):5,915 百万円(2024年1月期)
- メンバーシップ売上:91 百万円(YoY +120.8%:堅調)
- プレミア配信売上:59 百万円(YoY +0.5%)
- ポイント販売以外(メンバーシップ+プレミア等)の合計:152 百万円(構成比 9.5%、YoY +47.7%)
- 実質売上総利益:1,708 百万円(実質売上総利益率 26.4%)
業績の背景分析
- 業績概要・ハイライト(2024年1月期)
- ユーザー向け機能強化(例:スマホでリッチな音声配信が可能な「スタジオ配信」の公開)
- プラットフォーム規模拡大施策:15歳以上学生向け収益化プログラム「メンバーシップU」開始、海外在住者向け収益化(米・台・韓・香港)開始、Moi Records設立、プレミア配信の累計チケット流通総額が100億円突破
- ユーザー層:女性比率が高く、10代・20代が中心(資料の年齢・性別分布参照)
- 増減要因
- 減少要因(売上・ポイントPU減少)
- ライブ配信市場における競争環境の変化、クリエイター活動の多様化等により、ポイント購入ユーザー数(ポイントPU)が減少(前年同期比)
- 増加要因
- ポイントARPPU(1人当たり課金額)は増加(ユーザー満足向上やイベント効果)
- メンバーシップ売上が大きく増加し、ポイント販売以外収入が拡大(構成比上昇)
- 費用面
- インフラ費(BCP対応など)・体制強化費は増加。マーケティング費は通期で削減したが、四半期ベースでブランディング施策等により増加した期もある
- 決済手数料はポイント決済比率の変化等で通期では減少
- 特別項目:本社移転に伴う特別損失計上、一方で繰延税金資産回収可能額の増加で当期純利益が押し上げられた
- 競争環境
- 国内ライブ配信アプリ主要12社中でMAUシェア22.3%(App Apeデータによる、2024年1月末時点、ただしYouTube等SNSのライブ機能は含まず)
- 市場規模(参考):動画投稿・ライブ配信市場は数千億〜1兆円規模の推計(資料引用:NRI等)
- リスク要因(資料の記載より抜粋)
- 市場成長鈍化、主要プラットフォーマー(Apple/Google等)への依存、サービス健全性の維持(未成年保護・著作権等)、第三者API依存、システムトラブル/サイバー攻撃、規制変化等
- 同資料に沿った具体的対策(年齢確認、通報体制、24/7外部委託監視、著作権対応、冗長化等)が説明されている
戦略と施策(中期含む)
- 現在の戦略(2025年1月期方針)
- プラットフォーム規模の拡大(文化の多様化を推進)
- 収益構造の筋肉質化:ポイント以外(メンバーシップ・プレミア・グッズ等)の比率を高める
- 費用構造の改善(継続的なコスト最適化)、一方で中長期成長のための投資は継続(体制・マーケティング等)
- 進行中の主要施策(資料で示されたもの)
- 機能開発:スタジオ配信、ツイキャスシアター(共同視聴)、ツイキャスVV(3Dバーチャル空間)
- 収益化支援:メンバーシップ(M★STARアプリ等)、メンバーシップU(15歳以上学生向け)、プレミア配信(チケット販売)、ツイキャス・グッズ・ファクトリー
- コンテンツ/パートナー:人気アニメ・映画とのコラボ、音楽レーベル「Moi Records」立ち上げ(著作権収益の新しい分配モデル)
- 海外展開:海外在住者向け収益化(米・台・韓・香港で開始、カリフォルニア州を除く対応)
- インフラ強化:BCP対応による複数拠点運用、低遅延・低コスト運用の維持
- セグメント別施策と期待効果
- ツイキャス(無料配信):コミュニティ運営強化、安心安全の施策でMAU維持・拡大
- メンバーシップ:ロイヤリティ向上による継続収入の拡大(ARPPU向上期待)
- 公式ストア/プレミア配信:有料イベントの拡大(チケット流通の拡大)
- グッズ・レーベル:配信者の収益領域拡大およびアーティスト支援によるエコシステム強化
将来予測と見通し(2025年1月期)
- 2025年1月期 業績予想(通期、資料)
- 売上高:6,251 百万円(2024年実績 6,433 百万円、増減 -182 百万円、-2.8%)
- 営業利益:72 百万円(2024年 142 百万円、-49.4%)
- 経常利益:85 百万円(2024年 156 百万円、-45.5%)
- 当期純利益:未定(繰延税金資産の回収可能性評価に時間を要するため)
- 予想の根拠/前提
- プラットフォーム規模拡大を優先し、ユーザー獲得・文化拡大に向けた投資(体制強化・マーケティング)を継続するため、短期的には営業利益は抑制される見込み
- 競争環境の変化(大型SNS上のライブ利用増等)は2025年も影響を与える前提
- 中長期計画の進捗可能性
- マクロ経済の影響
- 競合プラットフォームの動向、SNS利用動向、国内外の経済情勢、規制変化、為替や決済手数料構成の変化等が業績に影響する旨が言及されている
配当と株主還元
- 配当方針:資料に具体的な配当方針の詳細記載なし(—)
- 配当実績(中間/期末):記載なし(—)
- 特別配当:記載なし(—)
製品やサービス(主な説明)
- ツイキャス(コア)
- スマホで誰でも簡単に無料配信・視聴できるライブ配信サービス(iOS/Android/Web)
- 機能:コメント、アイテム、コラボ配信、低遅延設計等
- 公式ストア(プレミア配信)
- 有料オンラインライブの開催・チケット販売機能。累計チケット流通総額が100億円突破(スライド)
- メンバーシップ(M★STAR 等)
- 視聴者が月額課金で配信者を継続支援。限定コンテンツや密なファンコミュニケーションが可能
- その他サービス/プロダクト
- スタジオ配信(スマホでリッチな音声配信画面作成)
- ツイキャスシアター/シアターパーティ(オンライン共同視聴)
- ツイキャスVV(3Dバーチャル空間:ブラウザで利用可能)
- ツイキャス・グッズ・ファクトリー(配信者がグッズ制作・販売)
- Moi Records(ツイキャス連動の音楽レーベル、著作権分配モデル)
- 協業・提携
- 各種アニメ・映画、キャラクターコラボ、音楽団体や権利者との包括契約等の事例が紹介されている(個別パートナーは資料参照)
重要な注記
- 会計・特記事項
- 特別損失:本社移転関連の特別損失計上あり(資料に記載)
- 税務:繰延税金資産の回収可能額が増加し、当期純利益に寄与
- 会計方針の変更等の明示は資料中に特記事項なし(—)
- リスク(主なもの)
- 前述のとおり、市場競争、プラットフォーマー依存、サービス健全性、第三者API依存、システム障害、規制変化等が挙げられている。各リスクへの内部対策(監視体制、ルール、監査、冗長化等)を実施中と明記。
- その他
- IPOでの調達資金(603百万円)は、計画どおりインフラやマーケティングに充当済/充当予定である旨の開示(スライドに進捗表あり)。
- 次回開示予定:通期決算発表時に更新(次回は2025年3月頃予定)
注意事項(資料に基づく)
– 本まとめは提示資料の内容を整理したものであり、投資判断や助言を行うものではありません。提示資料にない項目は「–」で示しています。
– 実数値は資料の表示(百万円、千円等)に基づき要約しています。詳細数値・注記は原資料(決算説明資料/有価証券報告書)を参照してください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 5031 |
企業名 | モイ |
URL | https://about.moi.st/ja/ |
市場区分 | グロース市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
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