2025年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
株式会社ダイフク(証券コード:6383)
2025年12月期 第1四半期(2025年1月1日〜2025年3月31日) 決算短信 要約
※出典:同社2025年5月13日公表の「2025年12月期 第1四半期決算短信(連結)」および添付資料。比較として示される前年同期は決算期変更に伴い期間が異なる点に注意してください。不明な項目は「–」と記載しています。
基本情報
- 企業名:株式会社ダイフク
- 上場取引所:東(東証)
- コード:6383
- URL: https://www.daifuku.com/jp/
- 主要事業分野:マテリアルハンドリングシステム(物流・製造向け自動化システム)、空港システム、洗車機等の製造・販売・工事・サービス
- 代表者:代表取締役社長 下代 博
- 問合せ先:取締役常務執行役員 CFO 日比 徹也(TEL: 06-6472-1261)
- 決算補足説明資料:作成・開示あり(決算説明会は機関投資家・アナリスト向けに開催)
報告概要
- 提出日:2025年5月13日
- 対象会計期間(本四半期):2025年1月1日〜2025年3月31日
- 決算期変更:従来の3月末決算から2024年12月期より12月末決算へ変更(注:比較期間の扱いに影響)
セグメント(報告セグメント)
- ダイフク(本体): 一般製造業・流通業、半導体・自動車生産ライン、空港向けなどのシステム提供
- コンテック(Contec)グループ: 国内外の計測・制御等関連事業(子会社)
- DNA(Daifuku North America, Inc.)グループ: 北米事業(製造・販売・サービス)
- CFI(Clean Factomation, Inc.): 先端半導体向け等のクリーン自動化(子会社)
- DSA(大福自動搬送設備(蘇州)有限公司): 中国生産拠点など
- その他:上記以外の国内外子会社群(洗車機等含む)
発行済株式
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):379,830,231株(2025/3/31)
- 期末自己株式数:12,146,029株(同)
- 期中平均発行済株式数(四半期累計):367,684,439株(当四半期)
- 時価総額:–(資料に記載なし)
今後の予定
- 決算発表(本四半期):公表済(2025/5/13)
- 決算説明会:開催(機関投資家、アナリスト向け)
- 株主総会、IRイベント等:–(本資料に具体日程記載なし)
要旨(第1四半期:2025/1/1–2025/3/31)
- 売上高:160,256
- 営業利益:23,226
- 経常利益:23,676
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:16,862
- 包括利益:6,119
- 1株当たり四半期純利益:45.86円(希薄化後:43.73円)
- 受注高(当四半期):1,431億23百万円(=143,123 百万円)
- 受注は前年比で公表上22.1%減だが、開示方法変更や為替影響を除いた実質比較では約12.9%減との注記あり
連結財政状態(2025/3/31)
- 総資産:676,762
- 純資産:392,388
- 自己資本比率:58.0%(参考:2024/12/31は57.8%)
- 現金及び現金同等物(期末):211,932
キャッシュ・フロー(第1四半期累計)
- 営業活動によるCF:+19,612
- 投資活動によるCF:△7,669
- 財務活動によるCF:△13,037
- 現金及び現金同等物の増減:△8,462(期末残高 211,932)
収益性・効率性
- 営業利益率(第1Q):23,226 / 160,256 = 約14.5%
- 前期比較(前第1Q):16,404 / 145,091 ≒ 11.3% → 利益率は改善
- 純利益率(第1Q):16,862 / 160,256 ≒ 10.5%
- 総資産回転率(売上高 / 総資産):160,256 / 676,762 ≒ 0.237(約0.24回)
- 流動比率(流動資産 / 流動負債):516,558 / 207,433 ≒ 2.49(約249%)
- 負債/純資産比(総負債 ÷ 純資産):284,373 / 392,388 ≒ 0.73(約73%)
- コメント:売上・利益ともに第1四半期として過去最高を更新。販売・施工の季節要因(1〜3月のサービス売上増)やコスト削減が利益率向上に寄与。
セグメント別(第1四半期:外部顧客への売上高・セグメント利益、単位:百万円)
- ダイフク(本体)
- 売上高(外部):68,603
- セグメント利益:16,349
- コンテック
- 売上高(外部):4,797
- セグメント利益:258
- DNA(北米)
- 売上高(外部):39,949
- セグメント利益:3,925
- CFI
- 売上高(外部):8,455
- セグメント利益:615
- DSA(蘇州)
- 売上高(外部):10,517
- セグメント利益:2,793
- その他
- 売上高(外部):28,311
- セグメント利益:1,998
- 合計(報告セグメント計):売上 141,760、セグメント利益 23,942
- 連結調整(連結上の差異等)を経て、連結売上高は160,256、親会社株主に帰属する四半期純利益は16,862
セグメント動向(ポイント)
– 半導体向け(CFIや一部子会社)やサービス売上が好調。CFI受注・売上高とも増加(生成AI向け先端半導体投資需要の回復)。
– ダイフク本体は一般製造・流通・自動車・半導体で増収(前期末の受注残高がベース)。
– DNA(北米)は空港案件の前期反動や一部事業撤退の影響で受注・売上減だが、コスト削減で利益率改善。
– その他(多くはアジアやその他子会社)も半導体寄与で増収増益。
配当
- 2024年12月期(実績):年間合計 55.00円(中間 23.00円/期末 32.00円)
- 2025年12月期(予想):年間合計 64.00円(中間予想 32.00円/期末予想 32.00円)
- 特別配当:なし(本資料に特別配当の記載なし)
- 直近の配当予想修正:なし(注記)
業績予想(連結、2025年1月1日〜2025年12月31日、単位:百万円)
- 第2四半期累計(1/1〜6/30、修正後)
- 売上高:320,000
- 営業利益:41,100
- 経常利益:43,200
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:32,100
- 1株当たり四半期純利益:87.30円
- (前回から売上・利益を下方修正)
- 通期(据え置き、修正ありは経常利益のみ若干下方修正)
- 売上高:650,000
- 営業利益:81,500
- 経常利益:84,300(前回比 △700)
- 当期純利益:65,000
- 1株当たり当期純利益:176.78円
注:第2四半期累計は一部案件の工事進行遅れを織り込み下方修正。通期は下期での工事進捗回復を見込み据え置き。
中長期計画との整合性
- 明確な中期経営計画の進捗数値は本資料に詳細記載なし(–)。
- 事業戦略上の動き:米国での生産能力拡充(米国の一般製造業・流通業向け新工場を建設中、2025年第4四半期竣工見込み、従来比生産能力2倍)など、グローバル拠点強化を継続。
競合状況・市場動向(資料に記載された現状)
- 市場動向
- 半導体:生成AI向け先端半導体の需要急増に伴う投資回復・強い需要(後工程の自動化投資含む)
- 一般製造・流通:労働力不足・人件費上昇により自動化投資の回復基調(ただし日本国内の建設費上昇で一部案件遅延)
- 自動車:米国通商政策の影響で投資判断に遅れが出る一方、米国内生産能力拡大の動きあり
- 空港:旅客数増加に対応する自動化投資の需要継続
- 競合比較:同業他社との直接比較データは本資料に記載なし(–)
- 競争優位性として言及されている点(資料より)
- グローバルネットワークと「地産地消」体制の活用(特に米国での生産体制強化)
- 半導体向け先端領域での需要に対する受注好調(特にCFI等)
リスク要因(資料中の指摘等)
- 米国の通商政策(相互関税等)が顧客の投資判断(国・金額・時期)に影響を与える可能性
- 中国経済の下振れリスクや世界的な不透明感の高まり
- 為替変動(実際に一部受注・売上・営業利益に影響。注記あり)
- 工事進行の遅れ(案件の一部で工事遅延が発生し、第2四半期累計予想を下方修正した要因)
- 建設費高騰(国内の案件等で顧客の意思決定に遅れ)
- その他:プロジェクト単位の受注の偏重や地域別リスク等(一般的リスク)
重要な注記・会計方針
- 四半期連結財務諸表に特有の会計処理の適用:無
- 会計方針変更・見積り変更・修正再表示:無し
- 受注高の開示方式に変更:当期より「為替変動による期末受注残高の洗い替え増減額」を受注高に含めない変更(これが前年同期比較に影響)
- 外部監査(期中レビュー):PwC Japan(期中レビュー報告書あり)。レビューの結論に重要な懸念なし。
財務の解説(決算短信の要旨より)
- 受注:半導体生産ライン向けは好調、一般製造業・流通業および自動車向けは減少、空港向けは大型案件の反動減や一部撤退で減少。為替影響や開示方法変更を勘案すると受注は前年同期比で実質的に減少。
- 売上:前期末の豊富な受注残高をベースに全体として増収(160,256百万円)。
- 利益:コスト削減(生産効率化等)やサービス売上の季節性寄与で営業利益・経常利益・純利益ともに増加(第1四半期として過去最高)。
- キャッシュフロー:営業CFは増加(税金等調整前利益の増加等で +19,612百万円)。投資CFは固定資産取得で支出増。配当金支払等により財務CFはマイナス。
今後の見通し(要点)
- 第2四半期累計予想は一部案件の工事進行遅れを織り込み下方修正(売上・利益とも減)。通期は下期での進捗回復を織り込み概ね据え置き(経常利益は若干下方修正)。
- 想定される外部変動要因:為替変動、米国通商政策、中国景気、原材料・建設費動向、顧客の設備投資計画変動など。
補足・その他
- 本四半期は四半期連結累計としては売上・営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する四半期純利益がいずれも過去最高を更新した旨を会社は明示。
- 米国生産能力強化(新工場)により米国市場での生産体制を拡大予定(第4四半期竣工見込み)。
- 不明点や詳細(市場シェア、競合比較の定量値、株価・時価総額等)は資料に記載がないため「–」。
(注)本サマリーは提供資料の内容に基づく整理であり、投資助言を目的とするものではありません。資料中の数値は百万円単位で記載。比較%等は、会社注記の通り決算期変更により単純比較が適切でない項目があります。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 6383 |
企業名 | ダイフク |
URL | https://www.daifuku.com/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 機械 – 機械 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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