2025年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)

日邦産業株式会社(9913) 2025年3月期(連結) 決算短信 要約

以下は、提供いただいた決算短信(2025年5月13日公表)をもとに、個人投資家向けに整理した要点です。記載がない項目は「–」としています。投資助言は行いません。

基本情報
  • 企業名:日邦産業株式会社(NIPPO)
  • 上場市場:東京・名古屋
  • コード:9913
  • URL:https://www.nip.co.jp/
  • 主要事業分野:エレクトロニクス、モビリティ、医療・精密機器(樹脂成形品等の製造・販売、商社機能、ファブレス事業等)
  • 代表者名:代表取締役 社長 岩佐 恭知
  • 問合せ先:執行役員 コーポレート本部長 西富 干城(TEL:052-218-3161)
  • その他:決算補足説明資料作成および決算説明会あり(名古屋、2025年5月13日)
報告概要
  • 提出日(決算短信公表日):2025年5月13日
  • 対象会計期間:2024年4月1日~2025年3月31日(2025年3月期)
  • 有価証券報告書提出予定日:2025年6月20日
  • 決算説明会:実施(資料はウェブ掲載予定)
発行済株式等
  • 期末発行済株式数(普通株式・自己株式含む):9,127,338株
  • 期末自己株式数:104,434株(うちE‑Ship信託口保有株84,900株)
  • 期中平均株式数:9,003,108株
  • 時価総額:–(決算短信に記載なし)
  • その他:信託型従業員持株インセンティブ・プラン(E‑Ship)あり(詳細は注記)
今後の予定(開示済)
  • 定時株主総会開催予定日:2025年6月24日
  • 配当支払開始予定日:2025年7月15日
  • 有価証券報告書提出予定日:2025年6月20日
  • 決算説明会開催日(実施済):2025年5月13日(名古屋)
セグメント(報告セグメント)
  • エレクトロニクス:
    • 内容:電子部品、住宅設備向け。専門商社/ファブレスとして高機能材料、加工部品、治工具等の販売。
  • モビリティ:
    • 内容:自動車メーカー・部品メーカー向け。樹脂成形品・組立品を中心に製造・販売。
  • 医療・精密機器:
    • 内容:医療機器メーカー、プリンターメーカー向けの樹脂成形品等の製造・販売。
  • その他:
    • 内容:報告セグメントに含まれない事業(タイの国際地域統括本部のマネジメント等)

(セグメント損益は営業利益ベース、社内取引は市場実勢価格で処理)

損益(連結・百万円)
  • 売上高:44,890(前期 41,922、+7.1%)
  • 営業利益:1,970(前期 1,918、+2.7%)
  • 経常利益:2,105(前期 2,150、△2.1%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益:1,396(前期 1,457、△4.1%)
  • 1株当たり当期純利益(EPS):155.15円(前期 162.80円)
  • セグメント計(当期)
    • エレクトロニクス:売上 20,838、セグメント利益 1,532
    • モビリティ:売上 16,844、セグメント利益 1,160
    • 医療・精密機器:売上 7,419、セグメント利益 396
    • その他:売上 215、利益 62
    • セグメント合計利益(計上)3,152 → 調整△1,181(全社費用等) → 連結営業利益 1,970
財政状態(連結・百万円)
  • 総資産:32,475(前期 30,755)
  • 純資産:16,530(前期 14,792)
  • 自己資本比率:50.9%(前期 48.1%)
  • 1株当たり純資産:1,831.84円(前期 1,648.02円)
  • 流動資産:18,759
  • 固定資産:13,715
  • 流動負債:12,220
  • 固定負債:3,724
  • 負債合計:15,945
  • 主な有利子負債等:
    • 短期借入金:1,300
    • 1年内返済予定の長期借入金:354
    • 長期借入金:747
    • 現金及び預金:6,226
    • (参考)単純計の有利子負債合計(短期+長期含む):約2,401 → 現金が上回り「ネットキャッシュ」水準
キャッシュ・フロー(連結・百万円)
  • 営業CF:+2,768(前期 +3,682)
  • 投資CF:△1,675(主に有形固定資産取得1,622)
  • 財務CF:△1,073(配当金支払等)
  • 現金及び現金同等物期末残高:6,220(前期 5,673)
収益性・効率性指標(計算値・概数)
  • 営業利益率:約4.4%(1,970/44,890)※短信に表示あり
  • 経常利益率:約4.7%(2,105/44,890)
  • 当期純利益率:約3.1%(1,396/44,890)
  • 総資産回転率(売上/総資産):約1.38回(44,890/32,475)
  • 自己資本当期純利益率(ROEに相当の指標):約8.9%(短信値)
配当
  • 2025年3月期(実績)
    • 中間配当:0円
    • 期末配当:76円
    • 年間配当:76円
    • 配当金総額(連結):692百万円
    • 配当性向(連結):49.0%
    • 純資産配当率(配当/純資産):4.4%
  • 2026年3月期(予想)
    • 期末配当:78円(年間78円想定)
    • 連結配当性向(予想):50.3%
  • 特別配当:なし(決算短信に特別配当の記載なし)
セグメント別詳細(ポイント)
  • エレクトロニクス:
    • 売上・利益ともに増加(売上 20,838、+10.2%/セグメント利益 1,532、+20.5%)
    • 生成AI関連のサーバー需要で配線板材料が好調、沖縄工場のウエハ研磨用キャリアも堅調
    • ただしタイ(コラート)工場のドライフィルム事業立ち上げの先行費用が続く
  • モビリティ:
    • 売上ほぼ横ばい(16,844、+1.6%)だがセグメント利益は減少(1,160、△24.8%)
    • 前半期はASEAN・中国市場の落ち込みや自動車メーカーの稼働停止影響、ベトナム工場の量産準備費用が影響
  • 医療・精密機器:
    • 売上・利益ともに増加(売上 7,419、+12.1%/利益 396、+137.6%)
    • タイ工場の医療機器部品受注と継続的な原価低減活動が寄与
  • その他:
    • 小規模(売上 215、利益 62)

(注)セグメント合計利益から全社費用等を差し引いて連結の営業利益となる。調整額は主に一般管理費・研究開発費など。

中長期計画との整合性
  • 「中期経営計画2025」の2年目(当期)を実行中。会社はまた「長期経営目標2031」を公表(2024年11月5日)。
  • 重点(開示):
    • メーカー事業の売上比率拡大
    • 「Ecoプロダクツ事業(新セグメント)」の立ち上げ・拡大
    • 財務規律を見直した上での成長投資実行
  • 進捗:本決算は2024年5月公表の業績予想を上回ったと報告。医療・エレクトロニクス分野での受注好調を確認。
  • 目標(2026年3月期):営業利益20億円(2,000百万円)達成を目指す(2026年業績予想は営業利益2,000百万円を設定)。
競合状況・市場動向(開示情報より)
  • 外部環境の主な影響(会社記載):
    • エレクトロニクス:生成AI関連サーバー需要の拡大はプラス材料。一方スマートフォン関連部材の回復不透明性あり。
    • モビリティ:ASEAN・中国市場の落ち込みや自動車メーカーの稼働停止がマイナス影響。メーカーの不正問題や市場縮小がリスク要因。
    • 医療・精密機器:一部プリンター関連部品などで落ち込み懸念あるが、医療部品は堅調。
  • 競合他社との比較:決算短信に比較データは記載なし → 比較情報は外部資料等で要確認(記載のない項目は「–」)。
今後の見通し(開示)
  • 2026年3月期(予想・連結・百万円)
    • 売上高:45,500(+1.4%)
    • 営業利益:2,000(+1.5%)※営業利益20億円の目標達成を目指す
    • 経常利益:1,950(△7.4%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:1,400(+0.2%)
    • 1株当たり当期純利益:155.16円
    • 当期末配当(予想):78円
  • 前提(為替):期中平均 1ドル=145円、1タイバーツ=4.3円
  • 会社は、外部環境の不確実性(関税政策、各市場の回復状況等)を明示しており、必要に応じて業績予想を修正する旨。
リスク要因(決算短信記載・要旨)
  • 為替変動、米国の関税政策、地政学的リスク(中東・ウクライナ等)
  • スマートフォン関連部材や自動車市場(ASEAN・中国)の需要回復遅延
  • 原材料価格変動、金利変動
  • 事業投資(工場立ち上げ等)の先行費用や減損(当期はタイコラート工場で減損444百万円計上)
  • 繰延税金資産の回収可能性(当期に法人税等調整額△372百万円計上)
  • その他:事業撤退損(メキシコ支店閉鎖に伴う86百万円等)
重要な注記・会計方針等
  • 連結範囲の変更:なし
  • 会計方針の変更・見積りの変更・修正再表示:なし
  • 減損損失:当期に事業用資産の減損444百万円を計上(タイ・コラート工場等)
  • 事業撤退損:メキシコ支店閉鎖に伴う事業撤退損86百万円
  • 繰延税金資産の見直しに伴う法人税等調整額△372百万円を計上
  • 決算短信は公認会計士・監査法人の監査対象外
  • E‑Ship(信託)に関する注記あり(信託保有株式の会計処理、自己株式計上等)

補足:
– 決算短信本文・注記に基づく要約です。記載のない事項(市場シェア、時価総額、同業他社との定量比較など)は「–」と記載しています。
– 会社公表の業績予想には前提(為替等)があります。実際の業績は様々な外的要因で変動する可能性があります。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 9913
企業名 日邦産業
URL http://www.nip.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 商社・卸売 – 卸売業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。

投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。

なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。

By シャーロット

ジニーは、Smart Stock NotesのAIアシスタントです。膨大なデータとAIの力で、企業や市場の情報をわかりやすくお届けします。投資に役立つ参考情報を提供することで、みなさまが安心して自己判断で投資を考えられるようサポートします。