2025年3月期 決算説明資料
決算説明会サマリー(資料出典:日産化学 2025年3月期 決算説明会、説明者:大門秀樹 取締役副社長CFO、2025年5月15日)
以下は提供資料に基づく整理です。不明点は「–」で表記しています。投資助言は行いません。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:日産化学株式会社(Nissan Chemical Corporation)
- 主要事業分野:化学品、機能性材料、農業化学品、ヘルスケア(ファインテック含む)、卸売・その他
- 代表者名:–(資料中に代表者名の記載は確認できません)
- 説明会情報
- 開催日時:2025年5月15日
- 説明会形式:–(資料に明記なし)
- 参加対象:–(資料に明記なし)
- 説明者
- 発表者:大門秀樹(取締役副社長CFO)
- 発言概要:2024年度実績の報告、2025年度通期の業績予想、中期経営計画「Vista2027 Stage II」の概要、セグメント別状況・主要施策、ESG(GHG削減目標等)について説明
- 報告期間
- 対象会計期間:2025年3月期(2024年度通期)実績および2025年度(2026年3月期)予想、並びにVista2027(~2027年度)中期計画
- セグメント(社内区分)
- 化学品:基礎化学品・ファインケミカル、環境化学品等
- 機能性材料:ディスプレイ材料、半導体材料、無機コロイド 等
- 農業化学品:除草剤・殺虫剤・殺菌剤、動物用医薬原薬(フルララネル)等
- ヘルスケア:医薬原薬・ファインテック(受託開発・製造)等
- 卸売・その他・調整:グループの卸売会社等および企画本部等の調整項目
業績サマリー(主要指標)
- 2025年3月期(2024年度)実績(連結)
- 売上高:2,514億円(前期比 +247億円 / +11%)
- 営業利益:568億円(前期比 +86億円 / +18%) — 営業利益・経常利益・純利益で過去最高益
- 経常利益:580億円(前期比 +64億円 / +12%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:430億円(前期比 +50億円 / +13%)
- EPS:313.26円/株(前期比 +40.44円)
- ROE:18.7%(+1.6pt)
- 2026年3月期(2025年度)業績予想(通期)
- 売上高:2,622億円(前年同期比 +108億円 / +4%)
- 営業利益:576億円(前年同期比 +8億円 / +1%)
- 経常利益:573億円
- 純利益:431億円(前年同期比 +1億円 / ほぼ横ばい)
- EPS:319.43円/株(予想)
- ROE予想:18.1%
- 配当・株主還元(実績/予想)
- 2024年度通期配当:174円(中間70円、期末104円)
- 2025年度予想配当:176円(中間70円、期末106円) — 前年比 +2円
- 配当性向(予想・2025年度):55.1%
- 自己株式取得(実績・予定)
- 2024年度実績:115億円取得(2.3百万株、取得済み)
- 2025年度予定:合計105億円(内15億円は2025年4月に取得完了、追加90億円を2025年5月発表分として2025/5~2026/3で取得予定)
- 総還元性向(2025年度予想):79.1%(配当176円+自己株式取得105億円ベース)
- 中期目標:配当性向55%以上、総還元性向75%以上
進捗状況(中期経営計画:Vista2027)
- Vista2027 Stage II(2025-2027)主要目標(2027年度中計)
- 売上高:2,930億円
- 営業利益:650億円(営業利益率目標 20%以上)
- 経常利益:655億円
- 純利益:480億円
- EBITDA:834億円
- ROE目標:18%以上
- 2025年度実績→2027年目標との差分は主に「機能性材料(半導体等)」「農業化学品」の成長が寄与すると想定
- 備考
- 中計数値は将来の戦略投資(M&A等)の影響を含まず(別途検討)
- 2025年度より「セグメント別営業利益」の算出方法を一部変更(企画本部費用等の扱いなど)
セグメント別状況(重点ポイント)
(数値は2024年度実績 → 2025年度予想を中心に抜粋)
– 機能性材料(最重点)
– 2024年度 売上:1,001億円、営業利益:290億円
– 2025年度 予想 売上:1,060億円、営業利益:309億円
– 成長要因:半導体材料の需要回復(ARC®、多層材料、EUV材料)、ディスプレイ回復、無機コロイド(Snowtex等)
– 2024年度は半導体・ディスプレイ・無機で数量増、固定費増の影響はあるが増益
– 研究開発・設備投資を継続(NCK関連の半導体設備投資等)
– 農業化学品
– 2024年度 売上:862億円、営業利益:256億円
– 2025年度 予想 売上:920億円、営業利益:253億円
– 成長要因:グレーシア、ライメイ、ベルダー等の製品拡販、フルララネル(動物用医薬原薬)の売上増(MAH向け)
– 2024年度は流通在庫調整や一部出荷タイミングの影響あり。2025年度は拡販見込みで増収
– NBR(インド合弁:Nissan Bharat Rasayan)による原体生産体制の整備 → 安定供給とコスト改善
– 化学品(基礎・ファイン)
– 2024年度 売上:378億円、営業利益:2億円
– 2025年度 予想 売上:401億円、営業利益:12億円
– 主力:高純度硫酸(半導体向け)、尿素・アドブルー®、環境化学品、テピック等
– 2024年度は高純度硫酸等増収だが原燃料や固定費が影響。ファインケミカル事業の一部で2024年度に減損計上(特別損失)
– ヘルスケア(ファインテック/原薬)
– 2024年度 売上:60億円、営業利益:19億円
– 2025年度 予想 売上:52億円、営業利益:14億円
– リバロ(高コレステロール薬)関連の国別動向、ファインテック(受託製造)の案件動向が影響
– 動物用原薬(フルララネル・BRAVECTO®)はMAH向けの長期供給契約などで中長期の収益源
– 卸売・その他・調整
– 2024年度 売上:213億円、営業利益:1億円(調整額に企画本部等を含む)
– 2025年度予想 売上:189億円、営業利益:-12億円(企画本部費用取り扱い変更あり)
業績の背景分析
- ハイライト
- 2024年度は全社で増収増益(売上+11%、営業利益+18%)で過去最高益を更新
- 機能性材料(特に半導体)と農業化学品が大きく寄与
- フリーキャッシュフロー:2024年度416億円(前年から増加)
- 資産・財務:自己資本比率70.5%、ネットD/Eレシオ0.06倍(健全)
- 増減要因(主な寄与)
- 増収寄与:半導体材料の数量増、無機コロイド・ディスプレイ回復、環境化学品・高純度硫酸、農薬(グレーシア等)、フルララネル
- 減益要因:一部固定費増(生産能力増強や償却の反動等)、原燃料コスト、在庫変動影響、ファインテックの案件および顧客在庫調整、競合(中国)による一部製品の価格下落(テピック等)
- 特別損益:2024年度は信託受益権受贈・有価証券売却等で特別利益が計上された一方、ファインケミカル事業で減損処理あり
- 競争環境
- 半導体材料は顧客稼働・EUV需要に依存、競合も存在するが当社はEUVや多層材料で伸長
- 農薬はグローバル競合(輸出先・流通在庫)や新製品(自社開発/買収)でシェア拡大を図る
- テピック等では中国競合品の価格圧力あり(価格・コスト競争がリスク)
- リスク要因(資料に明記・示唆)
- 為替変動(資料では為替想定:2025年度145円/ドル、2026-27年度140円/ドル)
- 米国関税等の外部ショック:直接影響は限定的と判断し、間接的影響は織り込まず(合理的算定困難のため)
- サプライチェーン・原燃料価格上昇、規制変更、顧客側の在庫調整
- 事業特有リスク(特許切れ、薬事承認、作物や病害の市場変動等)
戦略と施策
- 現在の戦略(Vista2027の柱)
- 成長ドライバー集中:機能性材料(半導体・EUV等)を中核に、農業化学品で製品パイプライン拡充、化学品は高付加価値製品に注力
- 財務・株主還元:配当性向55%以上、総還元性向75%以上、自己株式取得の継続
- ESG:GHG削減(2027年目標:2018年比 -30%、2050年カーボンニュートラル目標)
- 進行中の施策・投資
- 設備投資:コア成長事業(特に海外での製造能力増強;NCK半導体投資、NBRインド工場等)
- 研究開発:R&D投資は増加基調(2024年度 R&D 176億円、2025年度予想 224億円)、特に半導体材料と農業化学品で強化
- M&A/アライアンス:NBR(インド合弁)設立、MAHとのフルララネル供給契約延長、共同研究等
- コスト・生産性:原材料・燃料の燃転、プラント技術改善、省エネ、N2O排出対策等
- セグメント別主な施策
- 機能性材料:生産能力強化(NCK)、EUV・多層材料の顧客拡大、三次元実装材料など新分野投資
- 農業化学品:新剤の上市(ベルダー等)、グレーシア拡販、インド生産体制(NBR)で安定供給とコスト最適化
- 化学品:高純度硫酸、環境化学品の拡大、ファインケミカルの収益改善(減損の反動管理)
- ヘルスケア:フルララネル供給体制維持・拡大、ファインテックの顧客課題解決型受託強化
将来予測と見通し
- 2025年度業績予想(通期・要点)
- 売上:2,622億円、営業利益:576億円、純利益:431億円(前年並み~微増)
- 為替前提:2025年度145円/ドル(注:米国関税等の影響は織り込まず)
- 進捗:半導体・ディスプレイの回復、農薬の拡販を見込むが、固定費や在庫変動で利益変動のリスクあり
- 中長期(Vista2027)
- 2027年度 中計:売上2,930億円、営業利益650億円(営業利益率20%以上)、ROE18%以上を目標
- 成長は主に機能性材料の拡大(半導体)、農業化学品のパイプライン実現に依存
- マクロリスク
- 為替、原燃料価格、地政学(貿易摩擦・関税)、需要サイクル(半導体・ディスプレイの需給変動)、規制(農薬登録等)
配当と株主還元
- 方針
- 中計目標に基づき配当性向55%以上、総還元性向75%以上を目標
- ROE向上・継続的な株主還元(配当+自社株取得)を重視
- 実績・比較
- 2024年度配当:174円/株(中間70、期末104)
- 2025年度予想配当:176円/株(中間70、期末106)
- 2024年度総還元性向:82.0%(目標75%を上回る)
- 特別配当
- 特別配当は今回の資料上は言及なし(なし)
製品・サービス(主要)
- 主要製品
- 機能性材料:ARC®(フォトマスク/半導体露光関連)、多層材料(OptiStack等)、EUV材料、ディスプレイ向け配向材(IPS等)、無機コロイド(Snowtex等)
- 農業化学品:ラウンドアップ、グレーシア、ライメイ、ダイセン(買収品)、パーミット、ベルダー 等
- 化学品:高純度硫酸、尿素・アドブルー®、テピック(エポキシ系)、環境化学品(プール用等)
- ヘルスケア:フルララネル(動物用原薬、MAH向けBRAVECTO®/EXZOLT®)、リバロ原薬、ファインテック(受託)
- サービス・顧客層
- ファインテック(受託開発・製造):前臨床~商業生産までの受託、ジェネリック・高付加価値原薬等
- 農薬・動物薬は農業・畜産・ペット向け顧客(国内外)
- 機能性材料は半導体メーカー、ディスプレイメーカー、電子部品メーカー等
- 協業・提携
- MAH(米国メルク系)との長期供給契約(フルララネル)
- インド合弁:Nissan Bharat Rasayan(NBR、当社70%)で原体生産
- 各種外部パートナーとの製品導入・買収(過去にコルテバ等の買収実績)
重要な注記(会計・リスク等)
- 会計方針・表示
- 2025年度よりセグメント別営業利益の算定方法を一部変更(企画本部等の扱い変更により、セグメント別利益表示が更新)
- 特記事項・リスク
- 2024年度にファインケミカル事業で減損処理がある(特別損失計上)
- 米国関税等の外部ショックについては、直接影響は限定的とし、間接的影響は合理的算定が難しいため織り込まずとしている(ただし将来リスクとして注記)
- GHG排出削減等の投資(例:硝酸プラントのN2O排出低減 投資額等)やメラミン製造停止に伴う影響は説明あり
- その他
- 今後の主なイベント・告知:中計(Vista2027)の進捗、自己株式取得の実行状況、ESG関連進捗等の公表予定(具体日程は随時)
重要:本まとめは提示資料の要点整理です。資料以外の情報による推測や投資勧誘は含めていません。不明項目は「–」としています。必要であれば、特定セグメント(例えば機能性材料・農業化学品)の数値詳細や、キャッシュフロー・設備投資の年次推移など、該当スライドに基づいてさらに細かく整理します。どの項目を掘り下げますか?
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4021 |
企業名 | 日産化学 |
URL | http://www.nissanchem.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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