2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

フィード・ワン株式会社(コード:2060) 2025年3月期 決算短信(連結) 要約

以下は、提供された決算短信(2025年5月8日開示)に基づき、個人投資家向けに整理した要約です。情報は開示資料を元に記載しており、投資助言や価値判断は行っていません。不明点は「–」で記載しています。

基本情報
  • 企業名:フィード・ワン株式会社
  • 上場市場:東証(東)
  • 証券コード:2060
  • URL: https://www.feed-one.co.jp/
  • 代表者:代表取締役社長 庄司 英洋
  • 問合せ先:管理本部財務経理部長 望月 弘次(TEL 045-211-6520)
  • 決算短信提出日:2025年5月8日
  • 対象会計期間:2024年4月1日~2025年3月31日(2025年3月期)
  • 定時株主総会:2025年6月20日(予定)
  • 配当支払開始予定日:2025年6月5日
  • 有価証券報告書提出予定日:2025年6月17日
  • 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け、2025年5月20日開催予定)。決算補足説明資料作成あり。
  • 監査:本決算短信は公認会計士・監査法人の監査の対象外である旨の記載あり。
セグメント(報告区分)

(2025年3月期より区分変更:従来の「飼料事業/食品事業」→「畜産飼料事業/水産飼料事業/食品事業」に細分)
– 畜産飼料事業:畜産用配合飼料および畜産物等(国内が主)
– 水産飼料事業:水産用飼料および水産物等
– 食品事業:畜産物の加工品等
– その他:報告セグメントに含まれない事業(海外事業(持分法関連中心)・不動産賃貸等)

発行済株式等
  • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):38,477,128株(2025年3月期末)
  • 期末自己株式数:253,018株(2025年3月期末)
  • 期中平均株式数:38,253,930株(2025年3月期)
  • 時価総額:–(開示資料に記載なし)
今後の予定(開示上の主な日程)
  • 決算説明会:2025年5月20日(機関投資家・アナリスト向け、ハイブリッド開催)
  • 定時株主総会:2025年6月20日(予定)
  • 有価証券報告書提出:2025年6月17日(予定)
  • その他:グループ内子会社の吸収合併等のスケジュール(後述)
財務指標(主な数値:単位は百万円、%は前年同期比)
  • 売上高:296,045(△5.7%)
  • 営業利益:6,343(△18.1%)
  • 経常利益:6,789(△12.3%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益:5,387(+6.0%)
  • 1株当たり当期純利益(EPS):140.84円
  • EBITDA:10,595(△5.4%)
  • 総資産:124,172
  • 純資産(総資本に対する自己資本):55,347(自己資本比率 44.0%、前年 38.4%)
  • 1株当たり純資産(BPS):1,429.04円
  • 現金及び現金同等物(期末):10,287
  • 営業活動によるCF:+8,570
  • 投資活動によるCF:△3,088
  • 財務活動によるCF:△6,011

主要補足(計算値)
– 売上高営業利益率:約2.1%(資料中の記載と整合)
– 総資産回転率(売上高÷総資産):約2.38回/年
– 流動資産合計:80,085、流動負債合計:50,168 → 流動比率 ≒ 159.6%
– 有利子負債(概算):短期借入金12,878 + 長期借入金14,400 = 27,278
– 有利子負債 ÷ 自己資本(概算) ≒ 0.50 (概算、参考)

(注)上記は開示数値および単純計算に基づく概数。詳細は注記・連結財務諸表を参照。

セグメント別(2025年3月期、単位:百万円)
  • 畜産飼料事業
    • 外部売上高:232,259
    • セグメント利益(経常ベース):8,533
    • セグメントEBITDA(注記):11,073
    • 特記事項:販売数量は増加したが平均販売価格が低下。飼料価格安定基金負担金等の増加により販売費及び一般管理費が増加し、減収減益。
  • 水産飼料事業
    • 外部売上高:25,640
    • セグメント利益:1,164
    • セグメントEBITDA:1,679
    • 特記事項:販売数量減少も平均販売価格が上回り収益改善(減収・増益)。
  • 食品事業
    • 外部売上高:38,131
    • セグメント利益:284
    • セグメントEBITDA:457
    • 特記事項:豚肉相場高騰で食肉部門が減益、鶏卵は相場下落の影響で減収減益。
  • その他(海外・不動産等)
    • 売上高(外部計上なしが多い)、セグメント利益は黒字化(前年は損失)。

(注)セグメント利益は経常利益ベースで表示。セグメント間の全社費用配賦等の調整あり。

財務の解説(要点)
  • 売上は減少したが、最終的な親会社株主帰属当期純利益は前年を上回る(為替・税影響等および特別要因を含む)。
  • 総資産は減少(受取手形・売掛金の減少が主因)。負債合計は減少(買掛金や長期借入金の減少等)。
  • 自己資本は増加し自己資本比率が改善(38.4% → 44.0%)。
  • 営業CFはプラスだが前期比で減少(111.4億 → 85.7億円)。投資支出は拡大(有形無形固定資産取得支出 約3,659百万円の支出計上)。財務活動では借入金返済や配当支払等により資金流出。
  • 経営指標として2025年3月期からEBITDAとROICを導入(2025年実績:EBITDA 10,595百万円、ROIC 6.1%)。
配当
  • 2024年3月期(実績):年間合計 27.00円(中間 12.50円、期末 14.50円)、配当金総額 1,037百万円、配当性向(連結)20.3%
  • 2025年3月期(実績):年間合計 35.50円(中間 14.50円、期末 21.00円)、配当金総額 1,365百万円、配当性向(連結)25.2%、純資産配当率 2.6%
  • 2026年3月期(会社予想):年間合計 42.00円(中間 21.00円、期末 21.00円)、配当性向(予想)30.9%
    • 注:2026年中間配当の内訳として、普通配当16.00円+記念配当5.00円を予定(開示あり)。
  • 特別配当:2025年中間(2026期予想)に記念配当5円を含む予定(将来の実施・継続の可否は会社の判断による)。
中長期計画との整合性
  • 中期経営計画「中期経営計画2026 ~1st STAGE for NEXT 10 YEARS~」を2025年3月期を初年度として開始。
  • 主要施策:営業体制強化、生産体制の刷新・増強、研究設備強化、次世代養殖への挑戦、畜産物と飼料の連携によるビジネスモデル構築、積極的設備投資等。
  • 指標導入:EBITDA・ROICを経営指標として導入(投資の実行と資本コスト意識のため)。
  • 会社の短期見通し(2026年3月期予想):売上高 311,000百万円、営業利益 6,800百万円、経常利益 7,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 5,200百万円。
    • 2025年実績との比較では売上・利益ともに若干の上積み計画。
競合状況・市場動向(開示内容の要約)
  • 飼料原料(とうもろこし等):世界(特に米国)での天候・単収の影響で国際価格は下落傾向。しかし海上運賃の高止まりや為替変動で円建ての原料コストは高めに推移。
  • 畜産市場:豚肉相場は疾病や猛暑による出荷減で上昇、鶏卵は鳥インフルエンザ等で供給逼迫による高値推移(期中で変動あり)。
  • 課題/要因:疾病リスク(鳥インフル等)、気候変動、高海水温による水産餌需要減少、エネルギー価格高騰、為替変動、米国の政策動向等が業績に影響するリスクとして指摘。
  • 競合比較:決算短信では競合他社との具体的比較数値は記載なし。市場環境の変動要因が主に言及されている。
今後の見通し・リスク要因
  • 2026年3月期予想(会社):売上 311,000百万円、営業利益 6,800百万円、経常利益 7,000百万円、親会社株主帰属当期純利益 5,200百万円、EPS見込み 136.04円
  • 主なリスク要因(開示より)
    • 原材料価格(とうもろこし等)の変動
    • 海上運賃・エネルギー費の上昇
    • 為替変動
    • 畜産・水産の疾病発生や気候変動による供給・需要変動
    • 規制・政策変化(海外含む)
  • 注:業績予想は合理的前提に基づくが、実際の結果は様々な要因により変動する旨の注記あり。予想の利用に当たっては決算短信添付資料の「今後の見通し」記載内容を参照するよう案内あり。
重要な注記・その他のトピック
  • 連結範囲の変更:期中に連結範囲の重要な変更あり(新規1社:道北協同飼料販売株式会社 を連結に追加)。また、2024年9月決議→2025年4月1日付で完全子会社の苫小牧飼料(株)および東北飼料(株)を当社が吸収合併(共通支配下の取引として会計処理予定)。
  • 2025年10月1日(予定)に、完全子会社の鹿島フィードワン販売(存続)と東海フィードワン販売(消滅)の吸収合併を実施予定(株主総会承認等が条件)。
  • 会計方針:会計基準の変更なし(日本基準を採用)。
  • 監査関係:本決算短信は監査の対象外。
  • 指標導入:2025年3月期よりEBITDA・ROICを経営指標として導入。
  • 1株当たり情報の算定において、役員向け株式交付信託が保有する自社株式を自己株式として処理している旨の注記あり。

参考:主要数値(抜粋)
– 売上高:296,045百万円(2025)
– 営業利益:6,343百万円
– 経常利益:6,789百万円
– 当期純利益(親会社株主):5,387百万円
– EBITDA:10,595百万円
– 総資産:124,172百万円/自己資本比率:44.0%
– 現金同等物:10,287百万円
– 発行済株式数:38,477,128株/EPS:140.84円/BPS:1,429.04円
– 年間配当(2025実績):35.50円(配当総額 1,365百万円)

必要であれば、次の点について更に整理して提供できます(別途ご指示ください)
– セグメント別の詳細損益推移(過去数期比較)
– キャッシュフローの詳細分析(運転資本変動の要因整理)
– 中期経営計画のKPI(EBITDA・ROIC)と今回実績との数値比較表
– 会社開示資料(補足説明資料)からの追加注目点の抽出

(注)本要約は提供された決算短信の内容に基づき作成しています。不明な項目は「–」と表記しています。投資助言は行っていません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 2060
企業名 フィード・ワン
URL http://www.feed-one.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 食品 – 食料品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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