決算短信：DIC（4631）

2025年12月期 第１四半期決算短信〔日本基準〕（連結）

決算短信（要約） — DIC株式会社（コード 4631）

出典：2025年12月期 第1四半期決算短信（連結、2025年1月1日〜2025年3月31日、発表日：2025年5月15日）

基本情報

• 企業名：DIC株式会社
• 主要事業分野（報告セグメント）
  • パッケージング＆グラフィック（インキ等）
  • カラー＆ディスプレイ（顔料・着色剤等）
  • ファンクショナルプロダクツ（工業材料、電子材料など）
• 代表者：代表取締役社長執行役員 池田 尚志
• コード／上場取引所：4631／東証
• URL：https://www.dic-global.com/
• 問合せ先：経理部長 高田 茂紀（TEL 03-6733-3000）

報告概要

• 提出日：2025年5月15日
• 対象会計期間：2025年1月1日〜2025年3月31日（第1四半期連結累計期間）
• 決算説明会：有（証券アナリスト・機関投資家向け）
• 決算補足資料：作成有

セグメント（概要）

• パッケージング＆グラフィック：包装用インキ、出版・商業印刷向けインキ、デジタル印刷（ジェットインキ）等
• カラー＆ディスプレイ：塗料用顔料、プラスチック用顔料、カラーフィルタ用顔料、化粧品用顔料等
• ファンクショナルプロダクツ：電子材料（エポキシ樹脂等）、工業用テープ、PPSコンパウンド等
• 注：第1四半期より一部子会社のセグメント区分を変更（パッケージング→ファンクショナルへ移管等）

発行済株式等

• 期末発行済株式数（自己株式含む）：95,156,904 株（2025年第1Q末）
• 期末自己株式数：475,500 株
• 期中平均株式数（四半期累計）：94,681,704 株
• 時価総額：–（資料に記載なし）

今後の予定

• 第2四半期（上期）および通期の業績予想：開示済（下記参照）／予想に修正なし
• 株主総会、IRイベント等：資料に具体日程記載なし（決算説明会は実施済） → 詳細はIRページ参照

主要財務指標（連結・第1四半期累計：2025/1/1–2025/3/31）

• 売上高：262,111 百万円（前年同期比 +2.5%）
• 営業利益：13,057 百万円（前年同期比 +54.0%）
• 経常利益：9,881 百万円（前年同期比 +48.6%）
• 親会社株主に帰属する四半期純利益：6,099 百万円（前年同期 △2,778 百万円 → 黒字化）
• 1株当たり四半期純利益：64.41 円
• EBITDA（注記で算出）：24,400 百万円（244 億円、前年同期比 +87.3%）
• 総資産：1,210,897 百万円
• 純資産（連結）：408,340 百万円
• 自己資本比率：32.2%（前期 32.7%）

※ 四半期包括利益：△7,394 百万円（前年同期 18,227 百万円）

セグメント別（第1四半期実績：単位 百万円）

• 売上高（外部顧客）
  • パッケージング＆グラフィック：134,001
  • カラー＆ディスプレイ：58,095
  • ファンクショナルプロダクツ：69,817
  • 合計（外部）：262,111
• セグメント利益（営業ベース）
  • パッケージング＆グラフィック：6,695
  • カラー＆ディスプレイ：2,812
  • ファンクショナルプロダクツ：5,119
  • 合計（セグメント計）：14,626
  • 「その他」：19
  • 全社費用調整：△1,588
  • 連結営業利益：13,057
• 備考：当第1四半期において、パッケージングで97百万円、カラー＆ディスプレイで28百万円の減損損失を計上。

財政状態（貸借対照表ハイライト、単位 百万円）

• 資産合計：1,210,897（2024年12月末 1,226,433）
  • 流動資産合計：611,089
  • 現金及び預金：61,718
  • 売掛金：226,269
  • 在庫（商品・仕掛・原料等合計）：約287,625（商品177,715＋仕掛12,398＋原材料97,512）
  • 固定資産合計：599,807
• 負債合計：802,556（短期借入金・長期借入金等を含む）
  • 流動負債：361,407（短期借入金 99,300、コマーシャル・ペーパー 15,000 等）
  • 固定負債：441,150（社債 100,000、長期借入金 248,166 等）
• 純資産合計：408,340
  • 株主資本合計：377,650
  • 為替換算調整勘定が減少（34,587 → 20,888）

損益計算書の要点（第1四半期）

• 売上総利益：58,319 百万円（売上高 262,111 − 売上原価 203,793）
• 販管費合計：45,262（従業員給料等、退職給付費用増等）
• 営業外収益・費用の主な項目
  • 受取利息・配当は減少、支払利息は減少（ただし為替差損 1,720 百万円計上）
• 特別損益
  • 特別利益：固定資産売却益 613、関係会社株式売却益 310（合計 923）
  • 特別損失：750（前年同期 7,371。前年はリストラ関連退職損失や関係会社売却損が大きかった）
• 税引前四半期利益：10,053 百万円 → 法人税等 3,811 → 四半期純利益（親会社帰属）6,099

キャッシュ・フロー

• 第1四半期の連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない旨記載
• 減価償却費（当期）：13,298 百万円（のれん償却 288 百万円を含む）

配当

• 2024年12月期 実績：中間 50円、期末 50円（合計 100円）
• 2025年12月期（予想）：中間 50円、期末 50円（合計 100円）
• 直近公表の配当予想からの修正：無

中長期計画との整合性・進捗（開示内容より）

• セグメント別の事業構造改善（欧米顔料事業の構造改革）によるコスト削減効果が現れており、カラー＆ディスプレイ海外で赤字→黒字転換が確認されている点が言及されている。
• ただし、会社の中期経営計画の数値目標や進捗率に関する具体的な進捗表は本資料に明示されていない → 進捗評価は資料外のため「–」

市場動向・競合環境（開示内容からの整理）

• 世界経済：米国・欧州の個人消費の弱含み、不透明感、中国の不動産不況などを指摘
• 需要動向：
  • デジタル分野：ディスプレイ市場はパネル稼働安定、半導体は汎用品の回復途上だが生成AI向け需要が牽引
  • インダストリアル（モビリティ等）：自動車市場は急変なし。ただし関税引き上げリスクに言及
• セグメント別動向：
  • カラー＆ディスプレイ：カラーフィルタ用顔料は出荷大幅増、化粧品用は欧米需要停滞で減少
  • パッケージング：アジアの市況悪化や価格競争で苦戦する一方、デジタル印刷（ジェットインキ）が増収
  • ファンクショナル：エレクトロニクス関連の高付加価値製品や工業用テープが堅調

今後の見通し（会社予想、修正無し）

• 第2四半期累計（上期）予想（通期比％は前年同期比）
  • 売上高：550,000 百万円（+2.1%）
  • 営業利益：23,000 百万円（+4.8%）
  • 経常利益：22,000 百万円（+9.8%）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：10,000 百万円（+55.9%）
  • 1株当たり当期純利益（上期累計）：105.62 円
• 通期（2025年1月1日〜12月31日）予想（変更なし）
  • 売上高：1,110,000 百万円（+3.6%）
  • 営業利益：48,000 百万円（+7.8%）
  • 経常利益：44,000 百万円（+16.1%）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：24,000 百万円（+12.6%）
  • 1株当たり当期純利益：253.48 円

主なリスク要因（開示内容を踏まえた整理）

• 為替変動（為替換算調整勘定が大きく変動）
• 原材料価格、金利の変動
• 世界経済や顧客業界（半導体、ディスプレイ、自動車等）の需要変動
• 関税引き上げ等の政策・貿易リスク
• 事業再構築に伴う一時損失や固定資産の減損（第1Qで一部計上）
• グローバル・ミニマム課税等の税制変化（会計処理の適用に関する注記あり）

重要な注記・会計方針等

• 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用：有（注記参照）
• 会計方針の変更：有（「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の改正を期首より適用）。当該変更の四半期財務諸表への影響はないと記載。
• 「グローバル・ミニマム課税制度に係る法人税等の会計処理及び開示に関する取扱い」を期首より適用しているが、第1四半期財務諸表では当該制度から生じる法人税等は計上していない旨の注記あり。
• 株式給付信託（BBT）導入：役員向け業績連動株式報酬制度。信託保有株式（自己株式として計上）あり（帳簿価額 829 百万円、277 千株）。
• 第1四半期の連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない。

注意事項：
– 本要約は開示資料（決算短信）に基づく事実整理に限ります。投資助言や価値判断は行いません。
– 記載のない情報は「–」と表記しました。補足や特定項目の詳細（例えば時価総額、IRスケジュールの具体日程、詳細な中期経営計画の数値進捗等）が必要でしたら、該当ページ（会社の有価証券報告書／決算説明資料／IRリリース）から追加提供してください。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

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