2024年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

以下は、提供いただいた「カンダホールディングス株式会社(9059) 2024年3月期 決算短信(連結)」の内容を、ご指定の観点に沿って整理したものです。出典は提供資料(決算短信)です。不明な項目は「–」で示しています。

1. 基本情報

  • 企業名:カンダホールディングス株式会社
  • 証券コード:9059
  • 上場取引所:東(東証)
  • URL:https://www.kanda-web.co.jp/
  • 代表者:
    • 役職:代表取締役社長
    • 氏名:原島 藤壽
  • 問合せ先:
    • 役職:経理部長
    • 氏名:浦野 聡昭
    • TEL:03-6327-1801
  • 企業の主要事業分野(グループ事業の概要)
    • 貨物自動車運送事業(国内配送、庫内作業含む)
    • 国際物流事業(国際宅配便等)
    • 不動産賃貸事業
    • その他(リース、ソフトウェア開発保守、保険代理店、部品販売、太陽光発電、清掃、事務代行等)
  • 決算短信提出日:2024年5月15日
  • 対象会計期間:2023年4月1日~2024年3月31日(2024年3月期)
  • 定時株主総会開催予定日:2024年6月26日
  • 配当支払開始予定日:2024年6月27日
  • 有価証券報告書提出予定日:2024年6月27日
  • 決算説明会:有(アナリスト向け)
  • その他特記事項:
    • 2023年7月1日付で普通株式1株→2株の株式分割を実施(決算短信はこれを前期比較に反映して算定)

2. セグメント

  • 報告セグメント(3セグメント + その他)
    • 貨物自動車運送事業:国内貨物自動車運送、庫内作業、配送関連(グループの主力セグメント)
    • 国際物流事業:国際宅配便等の国際物流サービス
    • 不動産賃貸事業:保有不動産の賃貸
    • その他:リース、ソフト開発保守、保険代理店、部品販売、太陽光発電、清掃、事務代行等
  • セグメント別(2024年3月期・連結)
    • 貨物自動車運送事業
    • 売上高:38,605百万円
    • セグメント利益:2,699百万円
    • 備考:前年同期比増収(新規営業・既存取引の拡大、運賃改定等)
    • 国際物流事業
    • 売上高:10,621百万円
    • セグメント利益:1,113百万円
    • 備考:前年同期比減収(国際荷動きの停滞、特需要因の剥落)
    • 不動産賃貸事業
    • 売上高:886百万円
    • セグメント利益:551百万円
    • その他
    • 売上高:1,009百万円
    • セグメント利益:140百万円
    • セグメント合計(連結調整前)
    • 売上高合計:51,123百万円(連結報告書の売上高)
    • セグメント利益合計(報告上):4,503百万円
    • セグメント利益からの連結調整(全社費等):△1,071百万円 → 連結営業利益:3,432百万円
    • 売上構成比(2024年3月期・連結売上高 51,123百万円に対する比率)
    • 貨物自動車運送事業:約75.5%
    • 国際物流事業:約20.8%
    • 不動産賃貸事業:約1.7%
    • その他:約2.0%

3. 発行済株式

  • 期末発行済株式数(自己株式を含む)
    • 2024年3月期:23,308,720株
    • 2023年3月期:23,308,720株
  • 期末自己株式数
    • 2024年3月期:1,883,098株
    • 2023年3月期:1,783,098株
  • 期中平均株式数(EPS算定基礎)
    • 2024年3月期:21,466,879株
    • 2023年3月期:21,525,674株
  • 時価総額:–(決算短信内に記載なし)

4. 今後の予定(資料記載)

  • 決算発表:済(2024年5月15日)
  • 定時株主総会:2024年6月26日(予定)
  • 配当支払開始:2024年6月27日(予定)
  • 有価証券報告書提出予定:2024年6月27日
  • 決算説明会:実施(アナリスト向け)
  • その他IRイベント:–(個別日程の記載なし)

5. 財務指標(要点)

  • 主要(連結)数値(百万円)
    • 売上高(営業収益):51,123(前年 51,621、前年同期比 △1.0%)
    • 営業利益:3,432(前年 2,730、前年同期比 +25.7%)
    • 経常利益:3,531(前年 2,802、前年同期比 +26.0%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:2,273(前年 1,774、前年同期比 +28.1%)
    • 包括利益:2,375(前年 1,825)
  • 1株当たり
    • 1株当たり当期純利益(EPS):105.91円(2024年3月期)
    • 1株当たり純資産(BPS):1,121.33円(2024年3月期)
  • 貸借対照表(連結・主要項目、百万円)
    • 総資産:46,729(前年 42,306)
    • 流動資産:19,386(前年 16,427)
    • 固定資産:27,342(前年 25,878)
    • 負債合計:22,703(前年 20,273)
    • 流動負債:15,315
    • 固定負債:7,388
    • 純資産合計(株主資本等):24,025(前年 22,033)
  • キャッシュ・フロー(連結、百万円)
    • 営業活動によるCF:+4,575(前年 3,581)
    • 投資活動によるCF:△3,139(前年 △1,249)
    • 財務活動によるCF:+610(前年 △1,401)
    • 現金及び現金同等物(期末):8,260(前年 6,210)
  • 財務安全性・効率指標(資料記載)
    • 自己資本比率:51.4%(前年 52.1%)
    • 時価ベースの自己資本比率:39.0%
    • 債務償還年数:1.8年
    • インタレスト・カバレッジ・レシオ:82.1倍
  • 補足(流動比率・有利子負債)
    • 流動比率(簡便計算)= 流動資産 19,386 / 流動負債 15,315 ≒ 126.6%
    • 有利子負債(短期借入金 + 長期借入金):3,634 + 4,012 = 7,646百万円(貸借対照表の該当項目より算出)

6. 財務の解説(決算短信記載の背景)

  • 業績サマリ(決算短信より)
    • 国内部門(貨物自動車運送事業)は、新規営業や既存取引拡大、運賃の適正化(燃料・調達コスト上昇を踏まえた運賃確保)により増収増益。
    • 国際部門は、特需的要因の剥落や国際荷動きの停滞により減収減益。
    • 結果として営業利益・経常利益・当期純利益はいずれも増益(営業利益 +25.7%、当期純利益 +28.1%)。
  • 貸借対照表の動き
    • 現金・預金の増加、受託現金の増加、土地・建物の増加等により総資産が増加。
    • 長期借入金の増加による固定負債の増加。
    • 利益剰余金の増加等により純資産が増加し、自己資本比率はわずかに低下(52.1%→51.4%)。
  • キャッシュフロー
    • 営業CFは増加。投資CFは有形固定資産取得による支出増でマイナス拡大。財務CFは長期借入金の調達でプラス転換。

7. 配当

  • 2023年3月期(実績、株式分割前額の表記あり):年間34.00円(中間17円、期末17円)※株式分割の影響あり
  • 2024年3月期(実績)
    • 中間配当:9.5円(内訳:普通配当 8.5円、80周年記念配当 1円)
    • 期末配当(予想):9.5円
    • 年間配当(合計):19.0円
    • 配当性向(連結):17.9%
    • 純資産配当率(連結):1.8%
  • 2025年3月期(予想)
    • 中間配当:10.5円(予定)
    • 期末配当:10.5円(予定)
    • 年間配当(予定):21.0円(前年比 +2円)
  • 特別配当:2024年第2四半期の中間配当内に「80周年記念配当 1円」を含む(特別要素あり)。期末に特別配当の予定は記載なし。

8. セグメント別情報(詳細)

  • 貨物自動車運送事業
    • 売上高:38,605百万円(前年から +4.6%)
    • セグメント利益:2,699百万円(前年から +45.6%)
    • 戦略/状況:新規受注・既存取引拡大、運賃適正化により収益性改善。労働力不足・燃料高騰等のコスト上昇対応が継続課題。
  • 国際物流事業
    • 売上高:10,621百万円(前年から △17.7%)
    • セグメント利益:1,113百万円(前年から △5.9%)
    • 戦略/状況:国際貨物需要の停滞と特需要因の剥落で荷動き低迷。高付加価値サービスや収益性改善の取り組みが重要。
  • 不動産賃貸事業
    • 売上高:886百万円(ほぼ横ばい)
    • セグメント利益:551百万円(小幅減)
  • その他
    • 売上高:1,009百万円(前年 +13.1%)
    • セグメント利益:140百万円(前年 +61.6%)
    • 内訳は多岐(ソフトウェア、リース、太陽光、清掃等)

9. 中長期計画との整合性

  • 決算短信に記載された取り組み:
    • 新規業務獲得、グループ間連携強化、配送効率向上、M&A、現場への先端技術導入
    • 適正運賃の確保と効率化(ドライバー不足・人件費上昇・燃料価格上昇を踏まえ)
  • 中期経営計画の具体数値(目標)は決算短信内に明確な数値提示はなし。ただし、上記施策は収益基盤強化の方向であり、進捗は当期業績の改善(営業利益増)に一部反映されている旨の記載あり。

10. 競合状況・市場動向(資料記載の要旨)

  • マクロ要因(決算短信での記述)
    • 国内:コロナ禍明けで個人消費回復の動き、しかし物価高(食品・電気代等)で先行き不透明
    • 国際:ウクライナ情勢、中東情勢、中国経済の不確実性により不透明感
    • 物流業界特有の課題:国内貨物量低調、国際貨物の停滞、エネルギー価格上昇、ドライバー不足、2024年4月施行の時間外労働上限規制(「2024年問題」)への対応
  • 競合他社との比較:決算短信内に同業他社との定量比較は記載なし(–)

11. 今後の見通し(会社予想)

  • 2025年3月期(2024年4月1日~2025年3月31日)連結業績予想(百万円)
    • 営業収益:52,000(前期比 +1.7%)
    • 営業利益:3,470(前期比 +1.1%)
    • 経常利益:3,550(前期比 +0.5%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:2,280(前期比 +0.3%)
  • 想定されるリスク要因(決算短信での指摘)
    • 物価上昇、燃料価格、円安等のマクロ要因
    • 国際貨物市場の不透明性
    • ドライバー不足、労務規制(時間外規制)への対応コスト
    • その他:原材料費や調達コストの上昇、為替変動(国際事業影響)等

12. 重要な注記

  • 会計方針の変更:該当なし(会計基準等の改正に伴う変更なし、その他会計方針の変更なし)
  • 会計上の見積り変更:なし
  • 修正再表示:なし
  • 表示方法の変更(注記)
    • 営業外収益等の内訳表示の変更や投資活動CF内訳の表示変更が一部あり(前年の遡及組替あり)
  • 重要な後発事象:該当なし
  • その他:
    • 決算短信は監査法人による監査対象外である旨の注記
    • 1株あたり数値は2023年7月1日の株式分割を前提に算定

13. 要点まとめ(箇条)

  • 2024年3月期の連結売上高は51,123百万円(前年微減)、営業利益・経常利益・当期純利益は増加(営業利益3,432百万円、当期純利益2,273百万円)。
  • 主因は国内(貨物自動車運送事業)の新規受注・運賃適正化による収益改善。国際部門は荷動き低調で減収。
  • キャッシュは増加(期末現金等8,260百万円)。投資(有形固定資産取得)が増加し投資CFは拡大マイナス。
  • 自己資本比率は51.4%で安定的。短期+長期の有利子負債は存在(合計で約7,646百万円、帳簿上)。
  • 配当は年間19円(2024年3月期実績)、2025年3月期は年間21円を予定。2024年中間に1円の記念配当あり。
  • 2025年3月期の業績予想は増収増益見込み(但し増益幅は小幅)。

(注)本資料は提供された決算短信の記載事項に基づき整理したものです。投資判断に関する助言は行っておりません。不明な項目は「–」で示しています。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 9059
企業名 カンダホールディングス
URL http://www.kanda-web.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 運輸・物流 – 陸運業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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