2025年6月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
決算短信(要約) — 株式会社スマートバリュー(証券コード:9417) 2025年6月期(連結)
以下は、提供いただいた決算短信(2025年8月14日公表)をもとに整理した要点です。不明な項目は「–」で表記しています。投資助言は行いません。
基本情報
- 企業名:株式会社スマートバリュー(9417)
- 上場取引所:東(東京)
- URL:https://www.smartvalue.ad.jp/
- 代表者:代表執行役社長 渋谷 順
- 問合せ先:社長室 Division Manager 大門 朋恵(TEL: 06-6227-5577)
- 報告書提出日:2025年8月14日(決算短信公表日)
- 対象会計期間:2024年7月1日 ~ 2025年6月30日(2025年6月期)
- 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)
- 定時株主総会予定日:2025年9月26日
- 配当支払開始予定日:2025年9月29日
- 有価証券報告書提出予定日:2025年9月25日
- その他:決算補足説明資料は作成なし
セグメント(報告セグメント)
- デジタルガバメント(自治体向けクラウドスイート“ガブクラ”:CMS「SMART L-Gov」等)
- モビリティ・サービス(コネクティッドカー関連サービス CiEMS、Kuruma Base 等)
- スマートベニュー(GLION ARENA KOBE を中心とするアリーナ/ベニュー事業)
注:2025年6月30日付でデジタルガバメント事業の一部を譲渡。これに伴い当期をもって「デジタルガバメント」は廃止予定。連結翌期(2026年6月期)からは「モビリティ・サービス」と「スマートベニュー」の2セグメントへ変更予定(詳細は翌期有価証券報告書で開示)。
発行済株式
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):10,679,800株
- 期末自己株式数:287,490株
- 期中平均株式数:10,392,310株
- 時価総額:–(決算短信に記載なし)
主要財務指標(連結、百万円単位。注記があるものは原資料に基づく)
- 売上高:4,361 百万円(前期比 +14.3%)
- 営業利益:△440 百万円(営業損失)
- 経常利益:△733 百万円(経常損失)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:916 百万円(前期は△348 百万円)
- 包括利益:852 百万円
- 1株当たり当期純利益:88.15円
- 総資産:24,903 百万円
- 純資産:2,998 百万円
- 自己資本比率:10.2%(前期 41.8%)
- 現金及び現金同等物(期末):4,126 百万円
- 主なキャッシュ・フロー(当期)
- 営業CF:+463 百万円
- 投資CF:+890 百万円
- 財務CF:+1,045 百万円
(注)貸借対照表・損益・CFの細目は下段「財務諸表要点」に要約しています。
財務諸表(要点)
- 貸借対照表(2025/6/30)
- 流動資産:5,410,720 千円(主に現金預金増加)
- 固定資産:19,490,918 千円(リース資産、建物構築物の増加が主因)
- 負債合計:21,904,680 千円(長期借入金・リース債務の大幅増)
- 純資産合計:2,998,755 千円
- 損益計算書(2024/7/1–2025/6/30)
- 売上総利益:1,446,669 千円
- 販管費:1,887,346 千円
- 営業損失:△440,677 千円
- 営業外費用に支払利息等の大幅計上(支払利息 302,326 千円)が影響
- 特別利益:事業譲渡益 2,154,771 千円計上
- 特別損失:減損、のれん償却等合計 177,479 千円計上
- 税金等で調整後、親会社株主に帰属する当期純利益 916,103 千円
- キャッシュ・フロー
- 営業CFは税引前調整や契約負債増加等で+463,925 千円
- 投資CFは事業譲渡収入(2,285,127 千円)などで+890,494 千円
- 財務CFは長期借入れ等で+1,045,488 千円
収益性・効率性・安全性(主要指標)
- 売上成長:+14.3%(前年3,814→当期4,361 百万円)
- 営業損失率:営業利益率は △10.1%(当期)
- 経常損失率:△16.8%相当(当期)
- 自己資本比率:10.2%(大幅低下、固定負債増・のれん償却等の影響)
- 総資産の大幅増(固定資産の大型計上)により総資産回転率等は低下傾向(詳細数値は計算上の参照必要)
- 財務安全性:長期借入金・リース債務が増加しており固定負債が大幅増(リスク要因)
セグメント別(当期:2025年6月期)
(数値は千円。構成比は売上高に対する割合)
– デジタルガバメント
– 売上高:1,743,093 千円(40.0%)
– セグメント利益:169,991 千円(前期比減少)
– 備考:CMS導入は一巡し成長余地が限定的に。事業の一部譲渡実施。
– モビリティ・サービス
– 売上高:1,103,019 千円(25.3%)
– セグメント利益:176,849 千円(収益性改善したが売上は減少)
– 備考:不採算事業の譲渡や原価低減で収益性向上。MRR比率が高い(売上の約57%がMRRと記載)。
– スマートベニュー
– 売上高:1,515,756 千円(34.7%)
– セグメント損失:△320,679 千円(開業初期のオペレーションコスト増等が影響)
– 備考:2025年4月にGLION ARENA KOBE開業。開業初期はコスト・一部キャンセルが業績に影響。2026年6月期は貸館予約・協賛等で改善見込み。
セグメント合計:売上高 4,361,869 千円(連結売上高と整合)
配当(実績および予想)
- 2024年6月期(実績):年間 6.00円(期末 6.00円、配当金総額 62 百万円)
- 2025年6月期(実績):年間 8.00円(期末 8.00円、配当金総額 83 百万円、連結配当性向 9.1%)
- 2026年6月期(会社予想):年間 10.00円(期末 10.00円想定、前期比増)
特別配当:当期の配当は通常配当。事業譲渡益の発生はあるが「特別配当を行う」との記載はなし(特別配当の有無は –)。
中長期計画との整合性
- 方向性:従来SaaS提供に留まっていた事業から、スマートベニューを軸としたまちづくり主体者への変革を推進。スマートシティモデルの全国展開を目指す方針。
- 2025年6月期の事業譲渡は、デジタルガバメントの単価・受注率低下に対応する再編の一環と説明。
- モビリティではMRRの比率を重視し、安定収益基盤の維持を狙う旨を表明。
- 進捗評価:GLION ARENA KOBEの開業は中長期展望の重要投資だが、開業初期のコストで当期損失発生。会社は2026年に改善を見込むと説明。
(注)中期数値目標・KPIの詳細は決算短信に限定的記載のため、より詳細な中期計画資料は別途確認が必要。
競合状況・市場動向(短信からの記載を要約)
- デジタルガバメント領域:公募調達型のクラウドCMS導入は概ね一巡。競争激化で受注率に影響。市場としては行政DXの大きな流れは継続するが、同社が得意とする領域では成長余地が限定的との認識。
- モビリティ領域:自動車産業の構造変化(コネクティッド化等)に伴う需要あり。無人化・省人化ソリューションやテレマティクスの需要が見込まれる。
- スマートベニュー/アリーナ:スタジアム・アリーナ改革の追い風がある一方で、開業期のオペレーションコストや需給面の変動が短期的な業績に影響。
- 競合他社との横比較:決算短信では具体的な同業他社比較は記載なし → 比較情報は –(要別途調査)。
今後の見通し(会社予想:2026年6月期)
- 通期(2025/7/1–2026/6/30、連結予想)
- 売上高:7,421 百万円(前期比 +70.1%)
- 営業利益:910 百万円(前期は△440)
- 経常利益:21 百万円
- 親会社株主に帰属する当期純損失:△68 百万円(会社は純損失を予想)
- 1株当たり当期純利益:△6.57円
- 見通しの前提・留意点:GLION ARENA KOBEの貸館予約・協賛確保、デジタル事業再編の影響等を前提としている。会社は、実際の業績は様々な要因で変動し得ると注記。
リスク要因(短信に記載の主なポイント)
- マクロ要因:地政学リスク、金利政策の変化、為替・原材料価格変動等
- 事業固有:公共調達での競争激化、デジタルガバメントの市場一巡、アリーナの運営コスト・予約キャンセル等
- 財務リスク:長期借入やリース債務の増加による財務負担
- その他:公表済の事業譲渡やのれん償却・減損等の会計影響
重要な注記・会計方針等
- 会計方針の変更:なし(当期は日本基準で作成)
- 連結範囲の変更:期中に重要な変更はなし(ただしデジタル事業一部譲渡に伴うセグメント区分の変更を決議)
- のれん:当期にのれんを一括償却(のれん償却額93,394 千円計上)。当期末未償却のれん残高はなし。
- 監査:決算短信は公認会計士または監査法人の監査の対象外と明記
- 重要な後発事象:2025/6/30付でデジタルガバメント事業の一部譲渡、報告セグメント区分の変更(翌期より2セグメントへ)
まとめ(事実関係の整理)
– 当期は売上高は増加したが、営業・経常では損失を計上。ただし事業譲渡益(約2,155 百万円)や一時的な項目等により親会社株主に帰属する当期純利益は916 百万円の黒字となった。
– 固定資産(主にリース資産・建物)や負債(長期借入・リース債務)が大幅に増加しており、自己資本比率は低下。
– 事業ポートフォリオの再編(デジタル事業の一部譲渡・セグメント変更)や、GLION ARENA KOBE の開業による短期的なコストと中長期的な収益化期待が混在している点が特徴。
不明または別途確認が望ましい点
– 同業他社との定量的比較(売上高成長率・利益率等の横比較):–(別途市場データ必要)
– 中期経営計画の数値目標詳細:–(別資料参照)
以上。必要であれば、特定項目(例:キャッシュ・フローの明細、セグメント別の詳細数値、貸借対照表の科目別内訳など)をより詳しく抽出して再整理します。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 9417 |
企業名 | スマートバリュー |
URL | http://www.smartvalue.ad.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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