決算短信：デイトナ（7228）

2024年12月期第２四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

決算短信（要約） — 株式会社デイトナ（証券コード: 7228）

（資料：2024年12月期 第2四半期（中間期）決算短信、発表日 2024年8月7日）

基本情報

• 企業名：株式会社デイトナ
• 上場取引所：東（東証）
• コード番号：7228
• URL：https://corporate.daytona.co.jp/
• 主要事業分野：二輪車関連部品・用品の卸売・小売、太陽光発電、リユース販売 等
• 代表者：代表取締役社長 織田 哲司
• 問合せ責任者：取締役 経営企画室長 杉村 靖彦（TEL 0538-84-2200）

報告概要
– 提出日（作成日）：2024年8月7日
– 対象会計期間：連結／2024年1月1日〜2024年6月30日（第2四半期中間期）
– 決算説明資料作成：有
– 決算説明会：有

セグメント（報告セグメント）
– 国内拠点卸売事業：国内向け卸売（車体保護・プロテクター等）
– アジア拠点卸売事業：インドネシア等アジア市場での卸売
– 小売事業：直営小売（用品・サービス、PIT等）
– その他：太陽光発電事業、リユース販売事業 等

発行済株式
– 期末発行済株式数（自己株式含む）：3,604,600株
– 期末自己株式数：1,230,210株
– 期中平均株式数（中間期）：2,370,845株
– 時価総額：–（資料未記載）

今後の予定（開示されている事項）
– 半期報告書提出予定日：2024年8月9日
– 配当支払開始予定日：－
– 決算説明会開催：有（日時詳細は別途資料）
– その他（株主総会、通期決算発表など）：日程は記載なし（–）

備考
– 当中間期に連結範囲の重要な変更：有（新規子会社：DAYTONA Motorcycles Philippines Inc.）

財務指標（中間：2024年1月1日〜6月30日、単位は百万／千円表記は原資料に準拠）

主要業績（連結、前年同期比較）
– 売上高：6,838 百万円（+1.4%）
– 営業利益：769 百万円（△13.7%）
– 経常利益：795 百万円（△8.4%）
– 親会社株主に帰属する中間純利益：554 百万円（△4.9%）
– 中間1株当たり純利益（EPS）：233.70 円（潜在株式調整後 223.64 円）

連結財政状態（2024/6/30）
– 総資産：10,639 百万円
– 純資産：7,971 百万円
– 自己資本比率：74.0%
– 自己資本（参考）：7,873 百万円

主要財務比率（計算値、中間期ベース）
– 総資産回転率（売上高／総資産）：約0.64 回
– 営業利益率（営業利益／売上高）：約11.3%
– ROA（当期純利益÷総資産）：約5.2%
– ROE（当期純利益÷純資産）：約7.0%
– 流動比率（流動資産8,112 / 流動負債2,368）：約3.43（343%）
– 負債比率（負債合計2,668 / 資産合計10,639）：約25.1%

キャッシュ・フロー（累計）
– 営業活動によるCF：+720 百万円
– 投資活動によるCF：△190 百万円
– 財務活動によるCF：△403 百万円
– 現金及び現金同等物期末残高：1,647 百万円（期首 1,511 百万円、増加 +135 百万円）

セグメント別（当中間期：千円→百万換算で概数）
– 国内拠点卸売事業
– 売上高：4,717.7 百万円
– セグメント利益：425.2 百万円
– アジア拠点卸売事業
– 売上高：826.1 百万円
– セグメント利益：231.9 百万円
– 小売事業
– 売上高：1,122.4 百万円
– セグメント利益：56.6 百万円
– その他
– 売上高：172.2 百万円
– セグメント利益：29.7 百万円
– 合計セグメント利益：743.4 百万円、調整等26.3 百万円を含めて営業利益769.6 百万円

セグメント構成比（売上高に対する割合、概算）
– 国内：約69.0%
– アジア：約12.1%
– 小売：約16.4%
– その他：約2.5%

財務の解説（会社説明の要点）
– 国内は在庫調整や高価格帯商品の販売不振、新商品投入遅延等で売上・利益が前年同期を下回る。
– アジア拠点（特にインドネシア）が販売網整備により好調で大幅増収・増益。
– 小売は来店客数の低下や高額カスタム需要の低下で減収。サービス（PIT）需要は増加。
– 為替（円安）進行により仕入コスト上昇が利益率を圧迫。
– 連結業績予想（通期）は従来予想から修正なし（後述）。

重要注記
– 第2四半期決算短信は公認会計士・監査法人のレビュー対象外。
– 会計方針の変更、見積り変更、修正表示なし。

配当

• 中間配当（第2四半期末）：0.00 円（2024年）
• 期末配当（予想）：129.00 円（通期合計 129.00 円）
• 前期（2023年）実績：年間合計 121.00 円（期末121.00円）
• 特別配当：なし（資料上の記載なし）
• 直近公表の配当予想からの修正：無

セグメント別詳細・戦略（会社開示より）

• 国内拠点卸売：エンジンガード等の保護用品やプロテクターは前年上回るが、流通在庫調整や高価格帯商品の不振で第1四半期の落ち込みを第2四半期で完全回復できず。為替影響で仕入原価が上昇し利益率低下。
• アジア拠点卸売：インドネシアでの販売網拡充によりスクーター向け商品の需要が拡大。現地認知度向上で売上・利益が大幅伸長。フィリピン子会社は営業開始準備中（輸入ライセンス等の許諾待ち）。
• 小売事業：来店客数減・高額カスタム需要減により減収。サービス需要増でPIT体制を増強。
• その他（太陽光・リユース）：太陽光は安定、リユースは中古部品販売はやや減るも粗利率改善で利益は前年同期上回る。

中長期計画との整合性

• 中期経営方針「変革と成長」を掲げ、新商品開発・既存品リニューアルを継続。
• 進捗：国内がやや下振れする一方、アジア拠点が想定以上に伸長しており、現時点では通期業績予想に対して売上・利益とも上回る進捗との会社コメント。
• ただし為替・国内消費・天候等の不確実性は継続し、状況次第では予想修正の可能性を示唆。

競合状況・市場動向（開示内容の要約）

• 二輪車業界：アフターコロナで余暇利用の選択肢が増え、消費が分散化している。物価上昇の影響で趣味嗜好向け消費の抑制も見られる。
• 競合他社比較：資料上に同業他社との定量比較は記載なし（–）。
• 市場機会：アジア地域での需要拡大（特にスクーター市場）を捉えている旨の記載あり。

今後の見通し・リスク要因

業績予想（通期：2024年1月1日〜12月31日、会社予想・修正なし）
– 売上高：14,413 百万円（+3.2%）
– 営業利益：1,772 百万円（+4.4%）
– 経常利益：1,784 百万円（+2.0%）
– 親会社株主に帰属する当期純利益：1,214 百万円（+2.8%）
– 1株当たり当期純利益（予想EPS）：512.68 円

主なリスク要因（会社開示の項目）
– 為替変動（円安等による仕入コスト上昇）
– 国内景気・消費動向の変化（来店客数や嗜好の変化）
– 原材料・資源・エネルギー価格の高騰
– 天候などの外的要因
– サプライチェーン制約（供給能力強化が必要な状況あり）

重要な注記

• 連結範囲変更：当中間期に新規連結子会社（DAYTONA Motorcycles Philippines Inc.）を追加。
• 会計方針の変更や見積り変更、修正再表示：無し。
• 第2四半期決算短信は監査（レビュー）対象外である旨の記載あり。

（不明または資料未記載の項目は“–”としています。）
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