2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
決算短信(2025年3月期・連結)要約 — 株式会社メディパルホールディングス(7459)
※出典:提出済み決算短信(2025年5月13日)
基本情報
- 企業名:株式会社メディパルホールディングス
- 上場取引所:東(コード番号 7459)
- URL: https://www.medipal.co.jp/
- 代表者:代表取締役社長 渡辺 秀一
- 問合せ先:常務取締役 管理本部長 左近 祐史(TEL (03)-3517-5171)
報告概要
- 決算短信提出日:2025年5月13日
- 対象会計期間:2024年4月1日〜2025年3月31日
- 決算説明資料:作成あり(機関投資家・アナリスト向け説明会あり)
- 有価証券報告書提出予定日:2025年6月25日
- 定時株主総会予定日:2025年6月25日
- 配当支払開始予定日:2025年6月3日
セグメント(報告セグメント)
- 医療用医薬品等卸売事業
概要:病院・診療所・調剤薬局向けの医療用医薬品、医療機器、検査試薬等の卸売。高機能物流(ALC)や営業機能(AR)を含む流通ネットワーク構築を推進。メディセオ等を通じた事業展開。
– 化粧品・日用品、一般用医薬品卸売事業
概要:ドラッグストア、ホームセンター、コンビニ等向けの化粧品、日用品、OTC等の卸売。データ活用や物流連携で配送効率化を進める。
– 動物用医薬品・食品加工原材料卸売等関連事業
概要:動物用医薬品、畜水産・食品加工向け原材料等の卸売。MP五協F&C・メディパルフーズ統合などで事業基盤を強化。
発行済株式
- 期末発行済株式数(自己株式含む):219,226,042株(2025年3月期)
- 期末自己株式数:11,275,805株
- 期中平均株式数:208,490,602株(2025年3月期)
- 時価総額:–(決算短信に明記なし)
※重要事項:2025年5月13日取締役会で自己株式取得を決議。取得枠:上限4,000,000株・上限取得総額80億円、取得期間 2025/5/14〜2025/10/31(市場買付)。取得株は消却(消却予定:取得終了後〜2025/12/31)。
財務指標(主要数値:連結、単位=百万円)
- 売上高:3,671,328(+3.2%)
- 営業利益:55,609(+17.5%)
- 経常利益:65,255(+1.1%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:40,279(△2.9%)
- 1株当たり当期純利益(EPS):193.20円
- 総資産:1,824,984
- 純資産(連結):757,947
- 自己資本比率:33.9%(前期33.4%)
- 現金及び現金同等物:259,337
- 営業活動によるCF:60,559(投資CF △3,363、財務CF △25,947)
補足の指標(決算短信記載)
– 自己資本当期純利益率(ROE):6.6%
– 総資産経常利益率(注記表記):約3.6%
– 売上高営業利益率:1.51%
セグメント別売上・営業利益(2025年3月期・百万円)
- 医療用医薬品等卸売事業:売上 2,370,245 / 営業利益 25,207(営業利益率 1.06%)
- 化粧品・日用品、一般用医薬品卸売事業:売上 1,188,097 / 営業利益 28,008(営業利益率 2.36%)
- 動物用医薬品・食品加工原材料等関連事業:売上 116,861 / 営業利益 2,444(営業利益率 2.09%)
(セグメント間消去後の連結合計:売上 3,671,328 / 営業利益 55,609)
財務の解説(短信からの要点)
- 増収要因:全セグメントでの売上増(医療用744億、化粧品等361億、動物等28億)により売上総利益が増加。メディスケット等の事業拡大も寄与。
- 営業利益増:売上総利益の増加により営業利益は前期比増加。販管費は事業拡大に伴う増加があるが、売上比では改善。
- 当期純利益減少の主因:前期に計上した政策投資株式売却等の特別利益水準が高かったこと、法人税等の増加等により親会社帰属当期純利益は減少。
- キャッシュ・フロー:営業CFは約605億で安定。投資CFは有形固定資産取得(ALC等)や子会社取得等で減少。財務CFは自己株式取得や配当等で支出。
配当
- 2025年3月期(実績):中間 30円 / 期末 32円 → 年間 62円(配当総額:12,892百万円、連結配当性向 32.1%)
- 2026年3月期(予想):中間 32円 / 期末 32円 → 年間 64円(連結配当性向 想定:約38.3%として記載)
- 特別配当:無し(当期は通常配当のみ)
セグメント別の状況・戦略(要旨)
- 医療用医薬品等卸売事業:ALC(高機能物流センター)網の整備、メディスケットとのシェアリングロジスティクス、AR(営業)機能強化。薬価改定等マクロ要因はあるが、病院販路拡大やワクチン需要などで増収。
- 化粧品・日用品等:流通・物流の効率化(PALTCの連携等)、データ活用による販売展開で増収。ただし物流費高騰や節約志向が逆風。
- 動物用医薬品・食品加工原材料等:円安や原料高の影響を受ける分野もあり。MP五協F&Cとメディパルフーズ統合で商品・顧客基盤を強化。畜水産向けや機能性商品での拡大を図る。
中長期計画との整合性
- 中期ビジョン:「2027メディパル中期ビジョン Change the 卸 Forever(〜2027年3月期最終年度)」
- 5つの成長戦略:海外進出/予防・未病・アグロ・フーズ領域拡大/デジタル基盤強化/持続可能な流通構築/地域医療での価値共創
- 進捗例:プリメディカ(検査サービス)やプレサスキューブ(保険薬局向け経営支援)の連結化、MP五協F&C統合等を通じた領域拡大を実施。JCRファーマとの協働で希少疾患新薬の臨床進展(JR-446の第I/II相で初回投与)。
競合状況・市場動向(短信の記載に基づく概況)
- 医薬卸業界は薬価改定や物流課題(「物流の2024年問題」)等の構造変化が続く。品質管理・安定供給が重視される。
- 化粧品・日用品分野はインバウンド回復等の追い風がある一方、物流費・原材料高や消費者の節約志向がリスク。
- 動物用・食品加工分野は円安や原料高の影響を受けるが、機能性素材や電子薬剤(化成品)で需要創出の余地あり。
今後の見通し(2026年3月期 連結予想)
- 売上高:3,785,000(+3.1%)
- 営業利益:52,000(△6.5%)
- 経常利益:69,000(+5.7%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:34,500(△14.3%)
- 1株当たり当期純利益(予想):167.28円
短信では、ALC・ARの機能活用、物流受託などで収益基盤強化を図る旨を示している。
リスク要因(主なもの・短信記載ベース)
- 薬価改定や医療政策変更
- 為替(円安)による輸入原価上昇(特に動物用・食品加工原材料)
- 物流費上昇・人手不足によるコスト増
- M&A・統合に伴う実行リスク
- 規制・コンプライアンス(下記の独占禁止法関連の記載参照)
- 会計基準等の変更(2022年改正会計基準を期首適用。影響はないと報告)
重要な注記・その他
- 会計方針の変更:2022年改正「法人税等に関する会計基準」を当期期首より適用。連結財務諸表への影響は無しと記載。
- 連結範囲の変更:新規連結3社(株式会社プリメディカ、株式会社フローラディスカバリー、株式会社プレサスキューブ)、除外1社(メディパルフーズはMP五協F&Cとの合併により除外)。
- 決算短信は監査法人の監査対象外である旨の注記あり。
- 公正取引委員会の立入り検査に関する記載:2025/3/13に公正取引委員会の発表あり(豚熱ワクチン等の入札に関する案件)。連結子会社 MPアグロ(北海道)は課徴金減免申請(自主申告)を行っており、同社グループは排除措置命令・課徴金納付命令は受けていないと報告。グループはコンプライアンス強化を表明。
(不明項目は「–」と記載しています。投資助言は行いません。詳細・補足数値は添付の決算補足説明資料および有価証券報告書をご参照ください。)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 7459 |
企業名 | メディパルホールディングス |
URL | http://www.medipal.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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