2025年9月期第3四半期決算説明資料
ニッポンインシュア株式会社 — 2025年9月期 第3四半期 決算説明資料の要約
(資料日:2025.08.08。出典:ニッポンインシュア株式会社「2025年9月期 第3四半期 決算説明資料」)
基本情報
- 企業概要
- 企業名:ニッポンインシュア株式会社
- 主要事業分野:家賃債務保証サービス(住居用・事業用・駐車場・コンテナ用)、介護費債務保証、入院費債務保証、ランドリー(FC)、フィットネス(FC)
- 代表者名:代表取締役社長 坂本 真也
- 本拠地:福岡市中央区(詳細住所あり)
- 上場市場:東証スタンダード(証券コード 5843)
- 資本⾦:3億5,700万円(2025年6月30日現在)
- 従業員数:122名(2025年6月30日現在、契約社員等含む)
- 会計監査人:有限責任監査法人トーマツ
- 登録等:家賃債務保証業者登録(国土交通大臣(2)第43号)等
- 説明会情報
- 説明者
- 主な発表者:代表取締役社長 坂本 真也(代表挨拶の掲載あり)
- 発言概要(代表挨拶の要点)
- 家賃債務保証業界のリーディングカンパニーとして高品質サービスを提供する旨
- 人口動態(高齢化・単身高齢者増加)や不動産業界のデジタル化を踏まえた対応の必要性
- 顧客データやAI活用による業務効率化、滞納リスク低減の重要性
- 既存商圏でのシェア拡大、新規商圏展開、介護・医療分野での保証サービス拡大を中長期戦略とする旨
- 報告期間
- 対象会計期間:2025年9月期 第3四半期(3Q)実績
- 決算説明資料作成日:2025年8月8日(資料日付)
- セグメント
- 保証事業(家賃債務保証が主軸):住居用・事業用等の家賃債務保証、介護費・入院費保証
- その他事業:ランドリーサービス(FC)、フィットネスサービス(FC) など
業績サマリー(3Q 実績および通期予想の修正)
- 主要指標(単位:百万円)
- 売上高:2,741(前期3Q比 115.3%)
- 内訳:保証事業 2,573(115.8%)、その他 167(107.9%)
- 売上総利益:1,699(118.3%)
- 販売費及び一般管理費:1,150(107.9%)
- 営業利益:549(148.1%)
- 営業利益率:20.0%(前期3Q:15.6%)
- 経常利益:561(155.6%)
- 四半期純利益:376(156.3%)
- 四半期純利益率(3Q):13.7%(前期3Q:10.1%)
- 1株当たり当期純利益(通期予想の修正値):157.04円(2025通期・今回予想、※通期見通し)
- 進捗状況(通期業績予想に対する3Q実績の目安)
- 2025年9月期(当初)売上見通し:3,622 → 今回修正:3,715(百万円)
- 3Q実績の対修正比(概算)
- 売上:2,741 / 3,715 ≒ 73.8%
- 営業利益:549 / 639 ≒ 85.9%(通期修正後)
- 当期純利益:376 / 440 ≒ 85.5%
- セグメント別状況(3Q実績)
- 保証事業(中核):売上 2,573 百万円(売上全体のおおむね 93.9%)
- 家賃保証料の内訳(着金ベース・3Q累計)
- 初回保証料:1,476 百万円
- 更新保証料:744 百万円
- 月額保証料:293 百万円
- その他:売上 167 百万円(ランドリー・フィットネス等)
業績の背景分析
- 業績概要・トピックス
- 売上・営業利益とも前年同期比で増加。特に営業利益は大幅増(148.1%)。
- 2025年通期業績予想を上方修正(売上 3,622→3,715、営業利益 516→639、当期純利益 360→440)。
- 配当見通しを上方修正(期末配当 13円→16円:前年同期比 +3円)。
- 増減要因(主な寄与点)
- 売上増加要因
- 初回保証契約件数の増加(26,151件 → 26,773件、+2.3%)と、初回保証料契約単価の上昇(45,456円 → 49,765円、+9.4%)により初回保証料が増加。
- 既存取引先からの紹介拡大や主要都市での支店展開により取扱高増加。
- 収益性向上要因
- システム投資(Cloud Insure 等)やRPA / AI-OCR / オートコール等のオートメーション化により業務効率化・コスト抑制。
- 高い求償債権回収率(98.8%)を維持し貸倒リスクを抑制。
- リスク要因による影響
- 求償債権発生率は若干上昇(6.3% → 6.4%)しており、支払委託型契約で初期遅延が発生している点は留意点。
- 競争環境
- 資料では「家賃債務保証業界のリーディングカンパニー」としての立ち位置を強調(出自が不動産管理会社であることを強み)。
- 差別化要素:不動産管理会社発のノウハウ、カスタマイズ商品、システム連携・ユーザビリティ(Cloud Insure)、多様なデータ連携。
- 競合との定量比較(市場シェア等)は資料に明示無し → 比較データは提供されていない
- リスク要因(外部/特記事項)
- マクロ・制度:人口減少・高齢化、賃料動向の変化、規制・登録制度の変更(家賃債務保証業者登録など)
- オペレーショナル:滞納率の上昇、支払形態(支払委託型)の初期遅延、システム障害やデータ管理上のリスク
- その他:経済悪化に伴う滞納増、法令・コンプライアンスリスク(個人情報保護等)
戦略と施策
- 現在の戦略(中期/成長戦略の要点)
- 主要都市(賃料が高く人口が多い地域)に支店を展開して近隣県もカバーする体制で成長を図る(九州・関東エリア中心)。
- 家賃債務保証の新商品開発、取引先ニーズに合わせたカスタマイズ商品、介護・医療分野へのサービス拡大。
- デジタル化・オートメーション(RPA、AI-OCR、AIオペレータ、Cloud Insure 等)を推進しコストリーダーシップを目指す。
- 人材育成(営業力・接客スキル)を通じた新規獲得と既存深耕。
- 進行中の施策(具体的なプロジェクト例)
- データ連携・タイアップ(Smart申込、ITANDI、SUUMO、GoWeb、リアプロBB 等多数の連携実績)
- 内部効率化ツール導入:RPA、AI-OCR、オートコール、AIオペレータ、SMS請求等の運用
- Cloud Insure(契約管理クラウド)の利用促進・機能改善(電子契約等の導入予定)
- 支店展開の実績(例:名古屋支店 2024年設立、他主要都市に拠点)
- セグメント別施策と成果
- 保証事業:付帯サービス(孤独死補償、家財保険、緊急駆付け、見守り等)により商品付加価値向上→初回単価上昇に寄与
- 債権管理領域:オートメーションで早期対応・効率回収→求償債権回収率の高水準維持
- その他事業(ランドリー・フィットネス):事業展開は継続しているが売上比率は小さい(3Qで167百万円)
将来予測と見通し
- 業績予想(2025年9月期・今回修正予想、単位:百万円)
- 売上高:3,715
- 営業利益:639
- 経常利益:652
- 当期純利益:440
- 1株当たり当期純利益(今回予想):157.04円
- 注記:これらは資料内の「今回予想」であり、将来予想に関する開示免責が明記されている
- 中長期計画
- 中長期では保証サービスの新商品開発、既存商圏のシェア拡大、新規商圏への展開、介護・医療分野での横展開を掲げる
- システム基盤強化(Cloud Insureの機能強化、AIによる分析)と業務自動化で規模拡大に伴う効率性確保を目指す
- マクロ経済の影響
- 賃料動向:市場での家賃上昇は初回保証料の上昇要因となる一方、景気後退で滞納が増えるリスクも存在
- 人口動態:高齢化・単身高齢者増加は介護・入院保証のニーズ創出の一方、保証リスク管理の重要性を高める
- 為替・金利:直接的な影響は限定的だが、経済状況の変化は滞納リスクに繋がる可能性あり
配当と株主還元
- 配当方針(資料の趣旨)
- 持続可能な成長と株主価値向上を目標に配当を含む株主還元に取り組む旨(詳細な配当方針の数値基準は明示なし)
- 配当実績・予想
- 2025年9月期(期末)配当:今回予想 16円/株(前回予想 13円→修正。前年同期比 +3円)
- 特別配当
- 特別配当の記載なし → なし(資料上は言及無し)
製品やサービス
- 主要製品・サービス
- 家賃債務保証(スマートサポート保証等、Cloud Insure を利用した契約管理)
- 介護費債務保証、入院費債務保証
- 付帯サービス:孤独死補償、家財保険、緊急駆付け(24時間365日)、見守りサービス、近隣トラブル対応、共同保証、保証引継(リリーフ)等
- FC事業:ランドリーサービス、フィットネスサービス(Carves等の提供)
- サービス提供エリア・顧客層
- 主要都市(福岡本社発、東京・神奈川・大阪・仙台・新潟・名古屋等に支店)を中心に全国展開を推進
- 顧客は主に不動産管理会社、賃貸オーナー、入居者(借主)
- 協業・提携(主な連携先・システム)
- データ連携・申込連携:アットホーム(スマート申込)、イタンジ(ITANDI BB+)、SUUMO(申込サポート)、GoWeb、リアプロBB等
- 信用情報・外部データ:JICC、日経テレコン、WebTel鑑定団 等
- 技術:Cloud Insure(自社クラウド契約管理)、AI-OCR、RPA、API連携等
重要な注記
- 会計・監査関連
- 一部過去期の四半期別実績は監査法人による四半期レビューを受けていないため参考値として扱っている旨の注記あり
- 将来予想に関する免責
- 資料中で将来予想は当社判断・仮定に基づくものであり、実際の業績はリスク・不確実性により変動する可能性がある旨が明記されている
- 開示上の留意点
- 一部財務情報は監査を受けていない数値や管理数値を含む点、外部情報の正確性について当社で独自検証していない旨の注記あり
- その他・今後の予定
- 問い合わせ先
- IR・広報課 E-mail:ir-info@nipponinsure.jp
(注)
– 本要約は提供資料に基づく整理であり、投資助言を目的としたものではありません。資料中の将来予想等は変動する可能性があります。
– 不明・未記載の項目は「–」としています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 5843 |
企業名 | ニッポンインシュア |
URL | https://www.nipponinsure.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 金融(除く銀行) – その他金融業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
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