2025年12月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
株式会社パイロットコーポレーション(7846) 2025年12月期 第1四半期(2025/1/1–2025/3/31) 決算短信 要約
注意:不明な項目は「–」で記載しています。
基本情報
- 企業名:株式会社パイロットコーポレーション
- 主要事業分野:筆記具を中心としたステーショナリー、玩具、産業資材等
- 代表者名:代表取締役社長 社長執行役員 藤﨑 文男
- 問合せ先:執行役員 経理部長 寺田 治信(TEL: 03-3538-3700)
- 公式URL:https://www.pilot.co.jp/
- 報告概要:
- 決算短信提出日:2025年5月9日
- 対象会計期間(第1四半期):2025年1月1日~2025年3月31日
- 決算説明資料作成:有
- 決算説明会:無(補足資料はウェブ掲載)
- セグメント(報告区分):日本、米州、欧州、アジア
- 各セグメント要旨(詳細は下記「セグメント別情報」参照)
- 発行済株式等:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):40,905,200株
- 期末自己株式数:2,357,921株
- 期中平均株式数(第1四半期累計):38,541,859株
- 時価総額:–(記載なし)
- 備考:役員報酬BIP信託保有株などに関する注記あり
- 今後の予定(開示済のもの):
- 本決算発表(四半期):2025年5月9日(当該リリース日)
- 自己株式取得決議:取締役会決議日 2025年5月9日
- 取得数量上限:1,600,000株(発行済株式総数に対する割合 4.15%)
- 取得総額上限:60億円
- 取得期間:2025年6月2日~2025年12月23日(市場買付)
- IRイベント:決算説明会は開催なし。補足資料はウェブ掲載。
財務指標(主要数値:単位=百万円、EPS等は円)
- 第1四半期(2025/1/1–3/31:連結)
- 売上高:29,118(前年同期比 +1.1%)
- 営業利益:4,634(前年同期比 +55.5%)
- 経常利益:4,090(前年同期比 △0.6%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:1,856(前年同期比 △31.3%)
- 1株当たり四半期純利益:48.16円
- 包括利益:437(前年同期 4,930)
- 連結財政状態(2025/3/31)
- 総資産:169,639
- 純資産:139,439
- 自己資本比率:81.4%
- 自己資本(参考):138,019
- 連結業績予想(通期:2025/1/1–12/31、2025年2月14日公表の修正なし)
- 売上高:133,000(前期比 +5.4%)
- 営業利益:18,000(前期比 +1.1%)
- 経常利益:19,000(前期比 △5.5%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:14,500(前期比 △4.5%)
- 1株当たり当期純利益(通期予想):381.04円
- キャッシュ・フロー・その他(注目点)
- 第1四半期の連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(未掲載)
- 減価償却費(第1四半期累計):1,416(百万円)
- のれんの償却額(第1四半期累計):32(百万円)
セグメント別(第1四半期:2025/1/1–3/31、単位=百万円)
- 概要(外部顧客売上高 / セグメント利益 / 前年比等)
- 日本
- 外部売上高:8,810(前年同期比 92.8%)
- セグメント利益:2,637(前年同期比 61.0%)
- 主な状況:国内では高級木軸シャープ「S20」や多機能ボールペン「4+1ウッド」、蛍光ペン「KIRE-NA」が好調。一方で筆記具の新製品効果が大きかった前年同期との比較で国内売上は減少。玩具や産業資材は増収。生産数量減少等で原価率上昇し減益。
- 主要内訳(日本セグメント内)
- ステーショナリー用品:7,130(前年同期比 88.6%)※筆記具 6,086(86.9%)、文具等 1,043(100.5%)
- 玩具:728(107.5%)
- 産業資材・その他:951(123.8%)
- 米州
- 外部売上高:8,437(前年同期比 101.7%)
- セグメント利益:610(前年同期比 490.8%)
- 主な状況:米国では「G-2」が引き続き好調。ブラジルではホワイトボード用マーカーが伸長。増収増益。
- 欧州
- 外部売上高:6,168(前年同期比 103.0%)
- セグメント利益:86(前年同期比 30.3%)
- 主な状況:「フリクション」シリーズが伸長、新製品「フリクションボール+」の立ち上がり良好。だが仕入価格上昇や労務費増で利益は減少。
- アジア
- 外部売上高:5,702(前年同期比 113.6%)
- セグメント利益:368(前年同期比 220.6%)
- 主な状況:中国市場は景気低調だが「ジュース」シリーズは好調。Pilot Pen (Malaysia) と PPIN の新規連結により、これまで日本セグメントに計上されていたマレーシア・インド向け売上がアジアへ移り、増収増益。
- セグメント合計
- 報告セグメント合計売上高(外部):29,118
- 報告セグメント利益合計:3,702
- セグメント間消去調整:+931(連結調整額、主に棚卸資産に係る未実現利益等)
- 連結営業利益(損益計算書計上):4,634(=3,702 + 931)
注:当期は連結範囲の変更(PPIN Private Limitedを新規連結)あり。これにより地域別配分が変動。
財務の解説(決算短信の記載に基づく説明)
- 売上は前期比で小幅増(+1.1%)だが、営業利益は在庫調整や未実現利益の連結調整の影響で大幅増(+55.5%)。前年同期は連結調整が△1,920(百万円)であったのに対し、今期は+931(百万円)となり、これが営業利益増の主因。
- 経常利益はほぼ横ばい、親会社株主に帰属する四半期純利益は減少(税負担増等の影響で法人税等が増加)。
- 総資産は期末で減少(前期末比70,662百万円減)、流動資産・その他の減少が主因。負債は減少し、自己資本比率は上昇(79.1%→81.4%)。
配当
- 2024年通期実績:年間合計 117.00円(中間 53.00円、期末 64.00円)
- 2025年通期予想(変更なし):年間合計 117.00円(中間予想 58.50円、期末予想 58.50円)
- 特別配当:なし(記載なし)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(2025–2027):主力の筆記具事業の海外展開と新規事業創出、グループ経営基盤強化(「2030年ビジョン」へ向けた「変化に適応する基盤」の強化)。
- 進捗状況(第1四半期):海外売上は増加(海外合計売上 21,864 百万円、前年同期比 +2.2%)。アジアでの新規連結等により地域戦略の再配分が進む。通期見通しの修正はなし。
競合状況や市場動向(決算短信記載の観点)
- 主要市場動向:
- 米国:同社製品(G-2等)で高い依存度。米国市場の消費動向や通商政策(関税等)の影響リスクあり。
- 欧州:中国と比べ個人消費の回復弱く、コスト上昇が利益を圧迫。
- 中国:景気低調だが特定製品(Juice)は堅調。
- 競合他社比較:決算短信内に同業比較の数値は記載なし(–)。
今後の見通し・リスク要因
- 連結通期予想は据え置き(2025年通期:売上133,000、営業利益18,000、経常利益19,000、当期純利益14,500)
- 主なリスク要因(開示項目含む)
- 米国市場依存と関税など通商政策の動向
- 為替変動、仕入価格や労務費の上昇(欧州での影響を指摘)
- 中国経済の低迷等の地域リスク
- その他:業績見通しの前提条件は補足資料(添付資料4ページ)参照。必要な場合は見直しを速やかに開示すると明記。
重要な注記・会計上の事項
- 連結範囲の重要な変更:PPIN Private Limitedを新たに連結(期首より)。これに伴い地域別の売上配分に変動あり。
- 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有(税金費用の計算等、一部連結子会社で期中に見積実効税率を用いる等)。詳細は添付資料参照。
- 会計方針の変更・見積りの変更・訂正:なし
- 監査:四半期連結財務諸表に関し任意の期中レビューを実施(アーク有限責任監査法人によるレビュー報告書あり)。
必要な追加情報(未記載/別資料参照が必要な点)
– キャッシュ・フロー明細(連結):四半期キャッシュ・フロー計算書は作成されていないため詳細は–(ただし、減価償却費等は開示あり)
以上。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 7846 |
企業名 | パイロットコーポレーション |
URL | http://www.pilot.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – その他製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
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