2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
決算短信(抜粋)まとめ — フリュー株式会社(コード: 6238)
(対象:2025年3月期 連結決算、発表日:2025年5月14日)
基本情報
- 企業名:フリュー株式会社
- 主要事業分野:プリントシール機・シール紙等(プリントシール事業)、キャラクター商品(クレーンゲーム景品・ホビー等)、家庭用ゲームソフト、アニメ企画・制作、インターネットサービス(ピクトリンク)等
- 代表者:代表取締役社長 三嶋 隆
- 上場取引所:東証(コード 6238)
- 企業URL:https://www.furyu.jp/
報告概要
– 決算短信提出日:2025年5月14日
– 対象会計期間:2024年4月1日〜2025年3月31日(連結)
– 決算説明資料:作成あり(機関投資家・アナリスト向け説明会あり)
発行済株式等
– 期末発行済株式数(自己株式含む):28,296,000株
– 期末自己株式数:1,817,325株(うち株式給付信託分120,000株を含む旨の注記あり)
– 期中平均株式数:26,460,549株
– 時価総額:–(資料に記載なし)
今後の予定(有報・株主関連)
– 定時株主総会:2025年6月24日(予定)
– 有価証券報告書提出予定日:2025年6月24日(予定)
– 配当支払開始予定日:2025年6月4日(期末配当)
– その他IR:決算説明会実施(機関投資家向け)
– 重要な後発事象:アニメ事業を分割し新設会社「フリュー・ピクチャーズ株式会社」を設立(予定日:2025年6月20日、簡易新設分割)
セグメント(報告セグメント)
3セグメント(会計上の定義・概要)
– 世界観ビジネス:キャラクター版権を利用したクレーンゲーム用ぬいぐるみ・フィギュア等の企画・販売、海外物販、高価格帯ホビー等
– ガールズトレンドビジネス:プリントシール機・シール紙販売、画像取得・閲覧サービス「ピクトリンク」等のコンテンツ・メディア運営
– フリューニュービジネス:家庭用ゲームソフトの企画・販売、アニメ制作プロデュース等
セグメント別主要数値(2025年3月期・連結、千円単位)
– 世界観ビジネス:売上高 25,338,241 千円、セグメント営業利益 1,768,917 千円
– ガールズトレンドビジネス:売上高 14,818,823 千円、セグメント営業利益 3,147,517 千円
– フリューニュービジネス:売上高 4,148,920 千円、セグメント営業損失 △430,426 千円
– セグメント合計(報告上):売上高 44,305,986 千円、合計セグメント利益 4,486,008 千円
– 調整(全社費用等):営業利益へ△2,246,517 千円を計上し、連結営業利益 2,239,490 千円となる
(注)セグメント利益は営業利益ベース。調整額には各セグメントに配分しない全社費用等が含まれる。
財務指標(要点)
主要損益(連結)
– 売上高:44,305 百万円(前年 42,768 百万円、前期比 +3.6%)
– 営業利益:2,239 百万円(前年 3,771 百万円、前期比 △40.6%)
– 経常利益:2,281 百万円(前年 3,735 百万円、前期比 △38.9%)
– 親会社株主に帰属する当期純利益:1,627 百万円(前年 2,491 百万円、前期比 △34.7%)
– 1株当たり当期純利益(EPS):61.50 円(前期 94.22 円)
貸借対照表(要点、連結・期末)
– 総資産:28,110 百万円(前期 28,346 百万円)
– 純資産:22,424 百万円(前期 21,862 百万円)
– 自己資本比率:79.8%(前期 77.1%)
– 1株当たり純資産(BPS):846.87 円
キャッシュ・フロー(連結)
– 営業活動によるCF:+3,856 百万円(前年 +3,942)
– 投資活動によるCF:△2,603 百万円(前年 △2,251)
– 財務活動によるCF:△1,036 百万円(前年 △1,009)
– 現金及び現金同等物(期末):11,728 百万円(前年 11,489)
効率性・収益性指標(計算値・目安)
– 営業利益率(連結):約 5.1%(2,239 / 44,305)
– 総資産回転率(売上/総資産):約 1.58 回(44,305 / 28,110)
– ROE(当期純利益 / 純資産):約 7.3%(会社資料にも記載あり)
セグメント別貢献(ポイント)
– 売上の主力は「世界観ビジネス」(約57%)と「ガールズトレンドビジネス」(約33%)。
– ガールズトレンドは売上減(プレイ回数減少)に伴って営業利益低下。世界観ビジネスは海外物販・クレーン景品等で売上・利益が増加。フリューニュービジネスは売上増ながら営業損失が継続(ただし前期比損失縮小)。
財務の解説(決算短信要旨より)
– 総資産はほぼ横ばい。純資産は当期純利益の計上で増加。負債は前期末比減少(未払法人税等の減少など)。
– 営業CFはプラスを維持。投資では有形・無形固定資産投資を継続(設備投資やソフトウェア等)。財務CFは配当支払等によりマイナス。
– 為替リスクについては、世界観ビジネスの中国生産品でドル建て決済があるものの為替予約の実施やドル建て取引拡大で影響を抑制している旨の記述あり。
会計上の注記(主要)
– 連結範囲の変更:当期より FURYU of America, Inc. を連結子会社に追加(新規連結1社)。
– 会計方針の変更:法人税等会計基準の改正を適用(期首から)だが、連結財務諸表への影響はない。
– 株式給付信託(BBT-RS)を導入(当連結会計年度より、信託保有株式を自己株式として取り扱う旨の注記)。
(注)決算短信は監査(監査法人)による監査の対象外である点に注意。
配当
- 2024年3月期(実績):年間 39円(期末のみ 39円)、配当総額 1,031 百万円、配当性向 41.4%(連結)
- 2025年3月期(実績):年間 39円(期末 39円)、配当総額 1,037 百万円、配当性向 63.4%(連結)、DOE 4.7%
- 2026年3月期(予想):年間 39円(期末 39円)を予定(配当性向の参考指標は 48.0% と記載)
- 特別配当:当期に関する特別配当の記載はなし
配当方針(会社記載)
– 安定的・継続的な配当を基本としつつ、資本効率目標(ROE 15%以上)や配当性向40%/DOE5.0%を参考指標に総合判断する方針。内部留保や中長期投資も考慮すると記載。
セグメント別詳細(要点・戦略)
世界観ビジネス
– 取組:多数IPの獲得と商品化、クレーンゲーム景品の強化、海外物販の拡大(中国・米国・欧州で受注増)、高価格帯ホビーの収益性重視の展開、ホビーEC活用
– 成果:売上・営業利益ともに増加(売上 25,338 百円、営業利益 1,769 百円)
ガールズトレンドビジネス
– 取組:プリントシール機の新機種投入(EVERFILM、Bloomit等)、プレイ促進キャンペーン、ピクトリンク会員基盤拡大施策(PiCTLINK photos、カレンダーアプリ等)
– 成果/課題:プレイ回数は減少(2,957万回 ← 前期3,330万回)、ピクトリンク有料会員数は137万人(前年147万)へ減少。売上・営業利益ともに減少(売上 14,819 百円、営業利益 3,147 百円)
フリューニュービジネス
– 取組:家庭用ゲームの新作リリース(例:REYNATIS等)の継続、アニメ事業は幹事タイトルの放送増で売上増、カラーコンタクト事業は事業譲渡実施
– 成果:売上増(4,149 百円)、営業損失は縮小(△430 百円 → 前期 △574 百円)
セグメント戦略の方向性
– 世界観ビジネス:海外販路拡大・IP取得強化で成長を目指す。為替ヘッジ等でコスト変動を抑制。
– ガールズトレンド:プリントシール機で「体験価値」向上を図り、機械からコンテンツ(ピクトリンク)への導線強化で収益化を図るが会員数・プレイ回数が課題。
– フリューニュ:収益改善・事業の効率化(アニメ事業の分社化による機能構築)を進める。
中長期計画との整合性
- 中期ビジョン(2028年3月期最終年度)に向けた取り組みを継続中と明記(プリントシール事業拡大、マネタイズ多様化、キャラクターIPの商品販売推進等)。
- 当期は売上増加を確保する一方、ガールズトレンド(プリントシール)のプレイ回数減少により営業利益が圧迫。来期(2026年3月期)業績見通しでは売上・利益とも改善を見込む計画(下記 予想参照)。
競合状況・市場動向(会社説明ベース)
- 市場傾向:国内消費の緩やかな回復期待、インバウンド回復が一部追い風。だが米国の通商政策や地政学リスク等の影響で先行き不透明。
- 地域依存:連結売上の90%超が国内向けである旨(地域別開示簡略のため詳細は省略)。
- 競合比較:資料内に同業他社との定量比較表はなし(情報提供なし)。競争優位性としては「若年女性層の顧客基盤」「保有IPの活用」「クレーン景品・海外物販の販路」などが記載されているが、相対的な位置づけは — 。
今後の見通し(連結業績予想:2026年3月期)
- 前提:為替は 1USD = 150.00円を想定
- 予想(通期):
- 売上高:45,000 百万円(前期比 +1.6%)
- 営業利益:3,000 百万円(同 +34.0%)
- 経常利益:3,000 百万円(同 +31.5%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:2,150 百万円(同 +32.1%)
- 1株当たり当期純利益(予想EPS):81.25 円
リスク要因(会社記載および決算短信からの要点)
– 為替変動(特に米ドル)および米国の通商政策(関税等)による影響
– 地政学リスク(ロシア・ウクライナ問題、イスラエル情勢等)や金融市場の不安定化
– プリントシール機の市場動向・プレイ回数・会員数の変化による収益性影響
– IP取得・商品化・海外販路開拓の成否
– 投資(設備・コンテンツ制作等)とキャッシュ創出のバランス
重要な注記・その他
- 連結範囲の変更:当期より FURYU of America, Inc. を連結(新規1社)
- 会計方針:2022年改正法人税等会計基準を適用(連結財務諸表への実務的影響はなし)
- 新設分割:アニメ事業を6月20日付で新設分割し100%子会社「フリュー・ピクチャーズ株式会社」を設立予定(目的は経営資源集中とクオリティ向上)
- 減損等:当連結会計年度におけるセグメント別の減損は該当なし(前期はフリューニュービジネスで減損計上あり)
- 株式給付信託(BBT-RS)導入:信託が保有する自社株を期末自己株式数へ含める旨(当期120,000株)
免責・注意
– 本まとめは、提供された決算短信の記載に基づいて事実関係を整理したものです。投資判断や助言は行いません。数値は決算短信の記載(主に千円・百万円単位)を参照してまとめています。不明な項目は「–」としています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 6238 |
企業名 | フリュー |
URL | http://www.furyu.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 機械 – 機械 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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