2025年2月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
古野電気株式会社(6814) 2025年2月期 決算短信 要約(Markdown)
以下は、提供いただいた決算短信(連結、期間:2024年3月1日~2025年2月28日、発表日:2025年4月9日)を整理したものです。注:投資助言は行いません。不明な項目は「–」と表記しています。
基本情報
- 企業名:古野電気株式会社
- 主要事業分野:
- 舶用事業(海事関連機器、保守サービス等)
- 産業用事業(ITS/GNSS、ヘルスケア、生化学分析等、防衛装備品等)
- 無線LAN・ハンディターミナル事業(教育ICT、文教、介護等)
- 代表者名:代表取締役社長執行役員 兼 CEO 古野 幸男
- 連絡先(CFO):取締役常務執行役員 兼 CFO 和田 豊(TEL: 0798-63-1017)
- URL:https://www.furuno.co.jp/
報告概要
- 決算短信提出日:2025年4月9日
- 対象会計期間:2024年3月1日~2025年2月28日(2025年2月期)
- 決算説明資料の有無:有(補足資料掲載、機関投資家向け説明会予定)
- 決算説明会(機関投資家向け):2025年4月17日(予定)
- 有価証券報告書提出予定日:2025年5月22日
発行済株式等
- 期末発行済株式数(自己株式含む):31,894,554株
- 期末自己株式数:296,571株
- 期中平均株式数:31,594,768株
- 時価総額:–(決算短信中に期末株価は提示されておらず、時価総額は未記載)
- 株式に関する備考:潜在株式調整後EPSなし(潜在株式無し)
今後の予定(主要)
- 定時株主総会開催予定日:2025年5月22日
- 配当支払開始予定日:2025年5月23日
- 決算補足説明資料掲載:2025年4月9日(同社HP)
- 機関投資家向け説明会:2025年4月17日
セグメント
- 報告セグメント(名称と概要)
- 舶用事業:商船、漁業、プレジャーボート向け機器・サービス、保守・換装、舶用DX 等
- 産業用事業:ITS・GNSS、時刻同期製品、ヘルスケア(IVD等)、防衛装備品 等
- 無線LAN・ハンディターミナル事業:教育ICT向け無線LANアクセスポイント、ハンディ端末 等
- その他:小規模な事業等
連結損益(主要数値:百万円)
- 売上高:126,953(対前期 +10.5%)
- 営業利益:13,181(対前期 +102.1%)
- 経常利益:14,158(対前期 +73.3%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:11,457(対前期 +83.6%)
- 1株当たり当期純利益(EPS):362.64円
- 売上高営業利益率:10.4%(決算短信に明示)
(参考・前期)
– 2024年2月期:売上高114,850、営業利益6,521、EPS 197.61円
連結財政状態(期末、単位:百万円)
- 総資産:123,519
- 純資産:72,619
- 自己資本比率:58.4%(前年 53.4%)
- 1株当たり純資産(BPS):2,284.52円
連結キャッシュ・フロー(当期、百万円)
- 営業CF:+10,820
- 投資CF:△4,588
- 財務CF:△2,696
- 現金及び現金同等物期末残高:15,413
収益性(主要指標)
- 売上高:126,953百万円(+10.5%)
- 営業利益率:10.4%
- 経常利益率(経常利益/売上高):14,158/126,953 ≒ 11.2%(短信では総資産経常利益率等は別表記)
- ROE(自己資本当期純利益率):17.2%(当期)
財務安全性(主要指標・算出は短信データより)
- 有利子負債残高:17,808百万円(短信記載:178億8百万円 → 17,808百万円)
- 現金同等物:15,413百万円
- ネット有利子負債(有利子負債-現金):約 2,395百万円(概算)
- 流動比率(流動資産/流動負債):91,605 / 35,690 ≒ 2.57(257%)
- 当座比率(現金+売掛金)/流動負債 ≒ (16,113 + 28,333) / 35,690 ≒ 1.25(概算)
- 負債合計:50,899、純資産:72,619 → 負債/純資産比 ≒ 0.70
(短信に示されたその他指標)
– 自己資本比率(%)推移:2021:55.1、2022:55.7、2023:49.0、2024:53.4、2025:58.4
– キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年):1.6(2025年)
効率性(概算)
- 総資産回転率(売上高/総資産):126,953 / 123,519 ≒ 1.03回/年(前年 1.00回程度)
- 売上高営業利益率の改善:5.7%(2024年)→10.4%(2025年)
セグメント別(当連結会計年度=百万円)
- 舶用事業
- 売上高(外部):108,678
- セグメント利益(営業利益ベース):13,334
- 売上比率(対連結):約85.6%
- 産業用事業
- 売上高(外部):14,214
- セグメント利益:496
- 売上比率:約11.2%
- 無線LAN・ハンディターミナル事業
- 売上高(外部):3,694
- セグメント利益:197
- 売上比率:約2.9%
- その他
- 売上高:365
- セグメント損失:△125
(注)
– 各セグメント利益の合計(14,028)から連結調整(△720)を経て営業利益13,181に一致。
財務の解説(短信記載の要点)
- 売上・利益ともに過去最高を更新。中期計画(フェーズ2)目標である連結売上高1,200億円/営業利益率10%を前倒し達成。
- 主要要因:舶用事業での商船向け機器販売増加、保守サービスの好調、プレジャーボートは米州で増加。一方で漁業向けは地域により減少。
- 為替の影響:当期の実際為替レートはUSD=151円、EUR=164円(前年より円安が進行、業績追い風と記載)。
- 投資:有形・無形固定資産取得により投資CFは増加。資金は主に営業CFで賄われ、期末現金は増加。
配当
- 2025年2月期(実績)
- 中間配当:35円/株(既払)
- 期末配当:75円/株(予定)
- 年間合計:110円/株
- 配当総額(連結):3,475百万円
- 配当性向(連結):30.3%
- 2026年2月期(予想)
- 中間:55円、期末:55円、年間合計:110円(予想)
- 予想配当性向:38.6%(短信記載)
- 特別配当:なし(当期は特別配当の記載なし)
セグメント別情報(詳細)
- 舶用事業が売上・利益の大半を占める(連結売上の約86%、セグメント利益の中心)。
- 舶用事業戦略(短信記載)
- ライフサイクルサポート(新造→保守→換装)強化、舶用DX、リモートサービス、漁業・養殖・洋上風力等の新分野展開、自律航行支援技術の普及。
- 産業用事業戦略
- 成長期待分野(時刻同期、防衛装備品等)へ資源集中、海外販売拡大(時刻同期製品等)、東南アジアでの医療機器展開。
- 無線LAN・ハンディ事業戦略
- 文教市場でのリプレイス取り込み、介護分野等新規市場開拓、ソリューション展開。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(フェーズ2:2024年2月期~2026年2月期)
- 目的:収益性向上と成長投資の両立、最終年度(2026年)に自己資本経常利益率10%以上、配当性向30%以上の実現を目標。
- 進捗:当期はフェーズ2の2年目で、自己資本経常利益率は21.3%(目標を上回る進捗)。連結売上高・営業利益率は2030年目標を前倒しで達成。
- 今後の方針:フェーズ2施策の継続とフェーズ3(2027~2031)計画の策定準備(ROIC導入等を検討、開示予定:2026年1-2月頃)。
競合状況や市場動向(短信からの要点)
- 舶用(商船):代替燃料船等の需要拡大、造船受注量は高水準。保守・機器換装需要増。
- 漁業向け:欧州・国内は需要低調。
- プレジャーボート:北米中心に需要伸び鈍化の地域あり(ローン金利等の影響)。
- 産業用:時刻同期/基地局向けは需要堅調、ヘルスケア(IVD)設置は堅調。防衛予算増で防衛装備品需要拡大。
- 競合比較:短信は同業他社との直接比較データは提示しておらず、競合との相対的な位置付けは記載なし(→ 表示は「–」)。
今後の見通し(会社予想)
- 為替前提(会社想定):USD=145円、EUR=157円(2026年2月期見通し前提)
- 2026年2月期(通期予想、百万円)
- 売上高:127,500(+0.4%)
- 営業利益:11,500(△12.8%)
- 経常利益:12,500(△11.7%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:9,000(△21.4%)
- 1株当たり当期純利益(予想):284.86円
- 次期見通しの要点:売上は横ばいを想定する一方で、利益は減少予想(為替と収益構成、投資等を勘案)。
リスク要因(短信で触れられている主な外部影響)
- 為替変動(USD/EURの変動)
- 地政学的リスク(ウクライナ・中東等)
- 原材料・資材価格、人件費の上昇(コスト圧力)
- 供給網・長納期部材の影響(在庫評価損等の可能性)
- 金利・金融環境の変化
- 規制・防衛関連政策の変化 等
重要な注記・会計方針
- 会計方針の変更:なし(当期は会計基準等の改正に伴う変更なし)
- 企業結合:2023年7月4日のSARL ROBIN MARINEとの企業結合に関し、前期の暫定的処理を当期に確定。前期比較数値は確定後の見直しを反映済み(のれん等の修正あり)。
- 決算短信は公認会計士または監査法人の監査対象外である旨記載。
- 重要な後発事象:該当なし(決算短信記載)
要点まとめ(短縮)
– 2025年2月期は売上高126,953百万円(+10.5%)、営業利益13,181百万円(+102.1%)、親会社株主帰属当期純利益11,457百万円(+83.6%)で過去最高を更新。営業利益率は10.4%。
– 中心は舶用事業(連結売上の約86%)。保守・換装や商船向け新造需要が主因。中期計画(フェーズ2)の目標を前倒しで達成。
– 財務は自己資本比率58.4%、現金15,413百万円、有利子負債17,808百万円でネット有利子負債は小幅。流動比率約2.6倍。
– 配当は年間110円(配当性向約30%)、2026年も年間110円を予定。
– 企業結合処理の確定等、会計上の調整あり。決算短信は監査未了。
(不明点・未記載)
– 期末株価/時価総額:–(短信内の期末株価は記載無し)
以上。必要であれば、指定の項目(例:セグメント別マージン算出、簡易グラフ用数値表、前年対比の追加算出など)を追加で作成します。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 6814 |
企業名 | 古野電気 |
URL | http://www.furuno.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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