決算短信：フルヤ金属（7826）

2025年６月期　決算短信〔日本基準〕（連結)

株式会社フルヤ金属（7826） 2025年6月期 決算短信（連結）サマリ

※以下は提供資料（決算短信・添付資料）に基づく整理です。投資助言や価値判断は行いません。不明項目は「–」としています。

基本情報

• 企業名：株式会社フルヤ金属
• 上場取引所：東証（プライム）
• コード：7826
• URL：https://www.furuyametals.co.jp/
• 主要事業分野：工業用貴金属製品の製造・販売（電子部品、薄膜ターゲット、温度センサー、貴金属化合物・回収・精製、貴金属原材料販売 等）
• 代表者：代表取締役社長 古屋 堯民
• 問合せ先：執行役員 財務・経理部長 尾高 尚徳（TEL 03-5977-3377）
• (その他) 中期経営計画：「KFKビジョン2030」

報告概要

• 提出日（決算短信）：2025年8月7日
• 対象会計期間：2024年7月1日〜2025年6月30日（2025年6月期）
• 決算説明資料作成：有
• 決算説明会：有

発行済株式等

• 期末発行済株式数（普通株式、自己株式を含む）：25,389,636株
• 期末自己株式数：813,595株
• 期中平均株式数（2025年6月期）：24,568,280株
• 時価総額：–（決算短信に金額記載なし）
• 備考：2024年7月1日付で普通株式1株→3株の株式分割を実施（本短信の一部指標は分割後ベースで表示）

今後の予定（決算短信に記載）

• 定時株主総会開催予定日：2025年9月25日
• 配当支払開始予定日：2025年9月11日
• 有価証券報告書提出予定日：2025年9月25日
• 決算説明会／補足資料：実施（決算短信に「有」）

セグメント（報告セグメント）

報告セグメントは5区分（「電子」「薄膜」「サーマル」「ファインケミカル・リサイクル」「サプライチェーン支援」）＋その他。
– 電子：電子部品向け（例：イリジウムルツボ等）
– 薄膜：薄膜形成用貴金属ターゲット
– サーマル：半導体製造装置向け温度センサー等
– ファインケミカル・リサイクル：貴金属化合物の製造販売、貴金属回収・精製
– サプライチェーン支援：自社製品受注に直接関係しない主要貴金属原材料の販売
– その他：報告セグメントに含まれない事業（主に仕入製品等の販売）

（注）セグメント利益は売上総利益ベースで管理。

主要業績（連結・2025年6月期／対前期）

• 売上高：57,379 百万円（＋20.7%）
• 売上総利益：14,188 百万円（▲3.3%）
• 営業利益：9,538 百万円（▲2.8%）
• 経常利益：9,389 百万円（▲12.2%）
• 親会社株主に帰属する当期純利益：6,468 百万円（▲12.7%）
• 包括利益：6,343 百万円（▲14.7%）
• 1株当たり当期純利益（分割後）：263.29 円
• 1株当たり純資産：2,622.14 円

（備考：売上は増加する一方で、貴金属価格やデリバティブ評価損などが影響し利益は前年割れ）

財務諸表ハイライト（連結）

• 総資産：123,864 百万円（前期 112,721）
  • 流動資産：99,708 百万円（主に原材料・貯蔵品の増加）
  • 固定資産：24,156 百万円
• 負債合計：59,284 百万円（前期 52,209）
  • 短期借入金：13,400 百万円
  • 1年内返済予定の長期借入金：4,374 百万円
  • 長期借入金：10,826 百万円（前期 5,300）
• 純資産：64,580 百万円（前期 60,512）
• 自己資本比率：52.0%（前期 53.5%）
• 現金及び現金同等物（期末）：13,044 百万円（前期 12,298）

キャッシュ・フロー（連結・百万円）

• 営業活動CF：+921（前期 +3,213）
• 投資活動CF：▲4,935（前期 ▲2,192）
• 財務活動CF：+4,785（前期 +8,140）
• 期末現金：13,044

（注）投資活動で有形／無形固定資産取得に約3,909／1,005 百万円を支出。財務では長期借入金による収入11,000百万円が計上され、借入が増加。

収益性・効率性（主要指標）

• 売上高営業利益率（営業利益／売上高）：約16.6%（9,538/57,379）
• 経常利益率（経常利益／売上高）：約16.4%（9,389/57,379）
• ROE（当期の自己資本当期純利益率）：決算短信で10.4%（表示あり）
• 総資産回転率等：詳細数値は資料内に限定的記載のため算出困難（必要なら別途計算可）

セグメント別（2025年6月期・連結）

売上高およびセグメント利益（売上総利益ベース）：
– 電子：売上 5,904 百万円（構成比 ≈10.3%）、セグメント利益 1,729 百万円
– 薄膜：売上 11,271 百万円（≈19.6%）、利益 4,305 百万円
– サーマル：売上 4,860 百万円（≈8.5%）、利益 1,548 百万円
– ファインケミカル・リサイクル：売上 26,328 百万円（≈45.9%）、利益 6,458 百万円
– サプライチェーン支援：売上 7,653 百万円（≈13.3%）、利益 40 百万円
– その他：売上 1,361 百万円、利益 105 百万円
– セグメント合計（売上）：57,379 百万円、合計売上総利益：14,188 百万円

（セグメント別の利益寄与は、ファインケミカル・リサイクルと薄膜が大きく寄与）

財務の解説（短信記載の背景）

• 売上増の主因はグローバル需要（海外売上高 35,307 百万円、売上全体の61.5%）。
• 原材料・貯蔵品が増加し総資産が増加。
• 有利子負債が増加（長期借入金の増加が主要因）、一方で現金は増加。
• 為替差益／損やデリバティブ評価損益が営業外損益に影響（当期はデリバティブ評価損1,719百万円計上）。
• 半導体関連の一部需要・受注回復遅れ、顧客の在庫調整が一部事業に影響。

配当

• 2025年6月期 配当（分割後表示）：期末 96.00 円、年間 96.00 円（中間なし）
  • 配当金総額：2,359 百万円（連結）
  • 配当性向（連結）：36.5%
  • 純資産配当率：約3.8%
• 2026年6月期（予想）：期末 60.00 円、年間 60.00 円（予想配当性向 30.7%）
• 参考：2024年6月期は期末286円（うち上場記念配当30円）→2024年7月の株式分割前の表示

中長期計画との整合性

• 中期経営計画「KFKビジョン2030」を掲げ、2026年6月期を初年度と位置付ける。
• 各セグメントの戦略（決算短信記載）：
  • 電子：イリジウムやプラチナのバルク加工技術を活かし半導体分野で高付加価値品創出
  • 薄膜：HDD向け技術をベースにMEMS等半導体分野へ展開
  • サーマル：生産能力拡張・新製品開発
  • ファインケミカル・リサイクル：ナノ合金技術確立、グリーン市場向け新製品上市
• 進捗評価（短信記載の範囲）：2026年予想は売上減・利益減を見込んでおり（下期の需給や価格等の影響を織り込んだ想定）、計画遂行は市場環境に依存。

競合状況・市場動向（短信記載の観点）

• 市場環境：デジタル関連（情報通信・半導体・エレクトロニクス）は中長期で成長見込み。グリーン関連は政策・投資の慎重化を注視。
• 外部リスク：貴金属価格の変動、為替（短信は2026年予想で1USD=146円想定）、米国の追加関税（2025年4月に全世界輸入品に一律10%関税導入の動き）等がサプライチェーンや価格環境に影響する可能性を指摘。
• 競合比較：同業他社との比較データは決算短信に記載なし → 不明（–）

今後の見通し（2026年6月期 連結予想）

• 売上高：55,000 百万円（▲4.1％）
• 営業利益：7,500 百万円（▲21.4％）
• 経常利益：7,000 百万円（▲25.4％）
• 親会社株主に帰属する当期純利益：4,800 百万円（▲25.8％）
• 1株当たり当期純利益（予想）：195.31 円
• 前提：現在の貴金属価格水準を考慮、為替1USD=146円を想定

リスク要因（短信で触れられている主な外部要因）

• 貴金属価格の変動
• 為替変動（特にドル円）
• 国際貿易政策（追加関税等）
• 顧客側の設備投資動向（半導体投資の減速や在庫調整）
• グローバル供給網の不安定化
• デリバティブ評価損益等金融商品関連の影響

重要な注記・会計関連

• 会計方針の変更：無（表示あり）
• 連結範囲の変更：無
• 追加情報：保有目的変更に伴う棚卸資産⇄有形固定資産の振替あり（影響金額は小額の記載あり）
• 監査：決算短信は公認会計士又は監査法人の監査対象外である旨の注記
• 株式分割：2024年7月1日に1→3株の分割実施（指標は分割後ベースで補正）

その他（コーポレート動向）

• 役員人事（2025年9月25日付予定）
  • 新任候補（社外取締役等）多数（短信に氏名・略歴記載）
  • 数名の社外取締役が退任予定

重要事項の要約は以上です。不明・未記載の項目は「–」としています。追加で特定の指標の計算（例：各種比率の年次推移、セグメント別マージン詳細、競合比較）をご希望であれば、範囲を指定してお知らせください。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

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