決算短信：フルヤ金属（7826）

2025年６月期　第３四半期決算短信〔日本基準〕（連結)

株式会社フルヤ金属 — 2025年6月期 第3四半期（連結）決算短信 要約（Markdown）

（出典：同社「2025年6月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」2025年5月9日発表。以下は提供資料に基づく整理。投資助言は行いません。）

基本情報

• 企業名：株式会社フルヤ金属
• 主要事業分野：貴金属製品・材料（電子、薄膜、サーマル、ファインケミカル・リサイクル、サプライチェーン支援 等）
• 代表者名：代表取締役社長 古屋 堯民
• 連絡先（IR窓口）：執行役員 財務・経理部長 尾高 尚徳（TEL 03-5977-3377）
• 上場取引所・コード：東証（東） 7826
• URL：https://www.furuyametals.co.jp/
• その他：決算説明資料・決算説明会の開催は「無」

報告概要

• 提出日：2025年5月9日
• 対象会計期間：2024年7月1日～2025年3月31日（第3四半期累計）
• 決算短信は日本基準（連結）
• 四半期連結累計期間における連結範囲の変更：無
• 会計方針の変更等：無

セグメント

• 報告セグメント（名称と概要）
  • 電子：単結晶育成装置向け等（イリジウムルツボ等）
  • 薄膜：スパッタリングターゲット（HD向け等）
  • サーマル：半導体製造向け等
  • ファインケミカル・リサイクル：有機EL向け化合物、貴金属化合物等
  • サプライチェーン支援：貴金属原材料の調達・販売等
  • その他：報告セグメントに含まれない事業（主に仕入製品等の販売）

発行済株式

• 期末発行済株式数（自己株式含む）：25,389,636株（2025年3月31日）
• 期末自己株式数：813,547株（2025年3月31日）
• 期中平均株式数（四半期累計）：24,565,696株（2025年3月31日集計）
• 備考：普通株式1株→3株の分割を2024年7月1日付で実施。資料は分割後基準で算定済み（過去数値は補正あり）。
• 時価総額：–（資料に記載なし）

今後の予定

• 株主総会：–（資料に記載なし）
• 備考：米国の関税政策動向等、外部要因の注視を表明

財務指標（要点）

注記：数値は単位「百万円」。比率等は四捨五入。
– 損益（第3四半期累計：2024/7/1–2025/3/31）
– 売上高：40,808（前年同期 33,359、前年同期比 +22.3%）
– 売上原価：29,496
– 売上総利益：11,312（前年同期 10,260、+10.2%）
– 販売費及び一般管理費：3,031
– 営業利益：8,281（前年同期 7,232、+14.5%）
– 経常利益：7,809（前年同期 6,965、+12.1%）
– 親会社株主に帰属する四半期純利益：5,450（前年同期 4,843、+12.5%）
– 包括利益：5,410（前年同期 4,865）
– 1株当たり四半期純利益：221.85円（潜在株式調整後 221.12円）※株式分割後表示
– 通期業績予想（2024/7/1–2025/6/30、変更無）
– 売上高：56,000（前年比 +17.8%）
– 営業利益：12,000（+22.3%）
– 経常利益：12,000（+12.3%）
– 親会社株主に帰属する当期純利益：8,400（+13.4%）
– 1株当たり当期純利益：341.94円（通期）
– 財政状態（2025/3/31）
– 総資産：125,411（前期末 112,721、増加）
– 純資産：63,647（前期末 60,512、増加）
– 自己資本（参考）：63,435
– 自己資本比率：50.6%（前期末 53.5%）
– 負債合計：61,764（前期末 52,209、増加）
– 流動資産：101,948（主に原材料・貯蔵品の増加）
– 流動負債：47,876（短期借入金の増加が主因）
– 有利子負債（概算）：短期借入金20,400 + 1年内返済予定の長期借入金4,454 + 長期借入金11,964 = 36,818（百万円）※資料の該当項目を合算した概算
– 主要比率・効率性（当第3四半期累計ベース）
– 売上高営業利益率（営業利益 ÷ 売上高）：8,281 / 40,808 = 約20.3%
– 売上総利益率（売上総利益 ÷ 売上高）：11,312 / 40,808 = 約27.7%
– 当期純利益率（親会社株主純利益 ÷ 売上高）：5,450 / 40,808 = 約13.4%
– 総資産回転率（売上高 ÷ 総資産）：40,808 / 125,411 ≈ 0.325（期間ベース）
– 流動比率（流動資産 ÷ 流動負債）：101,948 / 47,876 ≈ 2.13（213%）
– キャッシュフロー
– 第3四半期累計の連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない（注記あり）。
– 減価償却費（第3四半期累計）：944百万円（前年同期 904百万円）

セグメント別（第3四半期累計：2024/7/1–2025/3/31）

• 売上高構成（金額・比率）
  • ファインケミカル・リサイクル：19,006（46.6%）
  • 薄膜：8,587（21.0%）
  • 電子：4,799（11.8%）
  • サーマル：3,583（8.8%）
  • サプライチェーン支援：4,115（10.1%）
  • その他：716（1.8%）
  • 合計：40,808
• セグメント利益（売上総利益相当）
  • ファインケミカル・リサイクル：4,942（セグメント利益合計 11,312 の約43.7%）
  • 薄膜：3,457（約30.6%）
  • 電子：1,620（約14.3%）
  • サーマル：1,199（約10.6%）
  • サプライチェーン支援：28
  • その他：63
• セグメント別の状況（定性的）
  • 電子：医療用シンチレーターやデータセンター向けの受注は堅調。スマホ向けSAWデバイス関連の回復は遅い。
  • 薄膜：データセンター投資でHD向けターゲット受注は好調。
  • サーマル：半導体向け交換需要はあるが、新規投資の抑制・在庫調整で受注伸び悩み。
  • ファインケミカル・リサイクル：化学プラント向け等で回復、貴金属化合物が好調。
  • サプライチェーン支援：原材料需要に一服感。売上減少・粗利小幅。

配当

• 実績（2024年6月期）：年間合計 286円（期末286円、当期に東証プライム上場記念配当30円を含む。※これは分割前の表示）
• 2025年6月期（予想）：年間合計 96円（表記は株式分割後の数値）。注記によれば、株式分割を考慮しない場合の年間配当金は288円相当となる。
• 中間配当：0.00（2025年6月期）
• 特別配当：2024年期に上場記念配当30円を実施（既済）。2025年は特別配当の記載なし。

中長期計画との整合性

• 通期業績予想については、従前（2024年8月7日公表）の計画から修正なしと開示。
• 中期経営計画の具体数値や進捗に関する記載：–（資料に明確記載なし）

競合状況・市場動向（資料に基づく所見）

• 市場動向（資料の記述）
  • データセンター投資は堅調（薄膜部門に追い風）。
  • 半導体新規投資の抑制や在庫調整が一部事業（サーマル等）に影響。
  • スマートフォン向け需要（SAW等）は回復弱く影響あり。
  • 米国の関税動向（例：全世界輸入品に一律10%関税発表）が国際供給網・貴金属価格・為替に不確実性をもたらす可能性あり。会社も注視。

今後の見通し・リスク要因

• 業績見通し：通期予想は変更なし（売上56,000、営業利益12,000、当期純利益8,400百万円）。
• 主なリスク要因（資料で言及）
  • 国際的な関税政策の変化（米国の関税措置など）
  • 為替変動
  • エネルギー・原材料価格の高止まり
  • 顧客の設備投資動向（特に半導体・スマホ関連）
• その他：海外売上比率が高く（第3四半期累計で海外売上高 25,328 百万円、構成比 62.1%）、地域別ではアジア・欧州・北米に分散。海外市場の動向は業績に影響。

重要な注記

• 会計方針の変更や見積り変更：なし
• 四半期連結財務諸表に対する監査（レビュー）：無
• 棚卸資産と固定資産の振替：保有貴金属資産の利用実態見直しにより、棚卸資産⇄有形固定資産の振替を実施（当期の影響は資料記載の通り）
• キャッシュ・フロー計算書：第3四半期累計の連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない（注記あり）
• 減価償却費（第3四半期累計）：944百万円
• 重要な後発事象：該当事項なし

必要箇所に不明点がある場合は「–」で示しています。追加で「財務指標のグラフ化」「セグメント別の前年同期比較表」「通期予想達成見込みの感度分析」などの出力が必要であれば、表示形式を指定してご依頼ください。

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このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

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