決算短信：フルヤ金属（7826）

2024年６月期　決算短信〔日本基準〕（連結）

決算短信（要約） — 株式会社フルヤ金属（コード：7826）

（対象期間：2023年7月1日〜2024年6月30日、発表日：2024年8月7日）

基本情報

• 企業名：株式会社フルヤ金属
• 上場取引所：東証（プライム）
• 証券コード：7826
• URL： https://www.furuyametals.co.jp/
• 代表者：代表取締役社長 古屋 堯民
• IR問い合わせ窓口：執行役員 経理部長 尾高 尚徳（TEL：03-5977-3377）
• 決算短信作成・決算説明会：有
• 有価証券報告書提出予定日：2024年9月26日

その他（重要日程等）
– 定時株主総会（予定）：2024年9月26日
– 期末配当 支払開始予定日：2024年9月12日
– 決算短信発表日：2024年8月7日

報告概要

• 提出日：2024年8月7日
• 対象会計期間（連結）：2023年7月1日〜2024年6月30日
• 決算補足説明資料：作成あり（決算説明会あり）
• 決算短信は監査対象外（公認会計士・監査法人の監査対象外）

セグメント

報告セグメント（5区分）
– 電子：電子部品製造過程に用いられる製品の製造販売
– 薄膜：薄膜形成用貴金属ターゲットの製造販売
– サーマル：主に半導体製造装置に用いる温度センサー等の製造販売
– ファインケミカル・リサイクル（旧「ケミカル」）：貴金属化合物の製造販売、貴金属の回収・精製（リサイクル）
– サプライチェーン支援：当社製品の受注に直接関係しない主要貴金属原材料の販売

（注）当期より「ケミカル」は「ファインケミカル・リサイクル」へ名称変更。「サプライチェーン支援」は「その他」から報告セグメントへ変更（前期数値は遡及表示）。

発行済株式

• 期末発行済株式数（普通株式、分割後換算）：25,389,636株（2024年6月期末算定値）
• 期末自己株式数：836,247株
• 期中平均株式数：22,980,745株
• 株式分割：普通株式1株→3株（効力発生日：2024年7月1日）。分割前発行済株式総数 8,463,212株 → 分割後 25,389,636株。
• 時価総額：–（決算短信に明記なし）

今後の予定（開示からの主要日程）

• 定時株主総会（予定）：2024年9月26日
• 有価証券報告書提出予定：2024年9月26日
• 配当支払開始予定：2024年9月12日
• IRイベント：決算説明会あり（資料作成あり）

財務指標（連結・主要数値、単位：百万円）

• 売上高：47,527（前期48,115、△1.2%）
• 売上総利益：14,670（前期15,380、△4.6%）
• 営業利益：9,813（前期11,485、△14.6%）
• 経常利益：10,690（前期12,383、△13.7%）
• 親会社株主に帰属する当期純利益：7,410（前期9,406、△21.2%）
• 1株当たり当期純利益（調整後）：322.47円（前期449.17円、注：株式分割考慮の算定）
• 総資産：112,721（前期87,534）
• 純資産（連結）：60,512（前期44,369）
• 自己資本比率：53.5%（前期50.4%）
• 現金及び現金同等物（期末）：12,298（前期3,114）

キャッシュフロー（実額）
– 営業活動によるCF：+3,213
– 投資活動によるCF：△2,192
– 財務活動によるCF：+8,140

（注）単位は百万円。上記は決算短信の連結数値に基づく。

収益性・効率性（注目指標）

• 営業利益率 ≒ 9,813 / 47,527 = 20.6%
• 経常利益率 ≒ 10,690 / 47,527 = 22.5%（決算短信で案内の数値に準拠）
• 総資産回転率（簡易）：売上高 / 総資産 = 47,527 / 112,721 ≒ 0.42 回

（詳細な推移表は決算短信の該当ページ参照）

セグメント別（当連結会計年度：2023/7〜2024/6、単位：百万円）

• 電子：売上高 6,337（前期比△18.7%）、セグメント利益（売上総利益）2,312（△15.7%）

→ シンチレーター用等は堅調、スマホ向け一部は在庫調整の影響あり。
– 薄膜：売上高 9,300（△12.1%）、利益 3,480（△21.3%）

→ HD向けスパッタリングターゲットは第4四半期から受注回復傾向。
– サーマル：売上高 5,528（△8.2%）、利益 2,121（+18.6%）

→ 受注堅調、高付加価値製品シフトで利益拡大。
– ファインケミカル・リサイクル：売上高 20,231（+5.6%）、利益 6,341（+1.2%）

→ 電極向け化合物等が回復、リサイクル・精製が安定。
– サプライチェーン支援：売上高 5,688（+28.8%）、利益 354（+268.8%）

→ 主要貴金属原材料の販売増。
– 海外売上高合計：23,754（売上高に占める割合 50.0%）

地域別：アジア（日本以外）9,980（42.0%）、北米8,124（34.2%）、欧州5,650（23.8%）
（注）セグメント利益は売上総利益ベースで表示されているため、営業利益とは一致しない。

財務の解説（決算短信内の主な説明）

• 世界経済・需要動向：米国は比較的堅調だが欧州・中国は弱含み。国内は緩やかな回復。
• 需要動向：情報通信・半導体・エレクトロニクス市場で顧客在庫調整が継続したが、下期から受注回復が鮮明に。
• 貴金属価格：高水準だが緩やかに下落しており、売上・利益に影響。
• 連結財政状態：資産増（主に原材料在庫の増加と株式発行による現金増）により総資産が増加。純資産増加は株式発行と利益剰余金増加が主因。
• キャッシュ：営業CFは改善（棚卸増加の影響は残るが税支払減少等でプラス）。財務活動では2023年12月の株式公募・第三者割当で約10,384百万円を調達。

配当

• 2024年6月期（実績）
  • 中間：0円
  • 期末：286円（うち東京証券取引所プライム市場上場記念配当30円を含む）
  • 年間：286円（合計配当金額 2,340百万円、連結配当性向 29.6%）
• 2025年6月期（予想）
  • 中間：0円、期末：96円（注：2024年7月1日の株式分割後の数値。分割前換算では年間288円に相当）
  • 予想配当性向：26.3%
• 特別配当：2024年6月期の期末286円には上場記念30円が含まれる（単発）。

中長期計画との整合性

• 来期（2025年6月期）見通し（会社予想、連結）
  • 売上高：56,000（前期比+17.8%）
  • 営業利益：12,000（+22.3%）
  • 経常利益：12,000（+12.3%）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：8,400（+13.4%）
  • 1株当たり当期純利益（予想）：365.52円（株式分割後数値）
• 前提：顧客在庫調整からの回復継続、データセンター投資回復、シンチレーター・SAW等の受注好調化、高付加価値製品の拡大、貴金属価格の現状水準を織り込む。

（中期経営計画の具体数値や目標進捗は決算短信内での記載が限定的のため、進捗評価は–）

競合状況・市場動向（決算短信の記載内容に基づく整理）

• 市場動向（記載要点）
  • 情報通信、半導体、エレクトロニクス分野の受注は前期後半から在庫調整が続いたが、下期に回復基調が明瞭化。
  • データセンター投資やHD向け需要の回復が期待される。
  • 貴金属価格の変動が売上・利益に影響を与える。
• 競合他社との比較：決算短信に同業他社との定量比較は記載なし → 比較情報は「–」。

今後の見通し（リスク要因等）

• 会社見通し：
  • 2025年6月期は上記予想を公表（売上・利益共に増額見込み）。受注回復や高付加価値製品展開を前提。
• 主なリスク要因（決算短信に示されたもの含む）
  • 貴金属価格の変動
  • 顧客の在庫調整動向（需要変動）
  • 為替変動（円安・円高）
  • 原材料価格や供給チェーンの変化
  • 規制・市場環境の変化
  • その他マクロ要因（世界景気動向等）
• 会社注記：業績見通しは現在把握している情報と一定の仮定に基づくもので、実際の業績は各種要因で大きく変動しうる旨の表明あり。

重要な注記・その他

• 会計方針の変更：無し（会計上の見積り変更等も無し）
• 連結範囲の変更：無し
• 追加情報：棚卸資産と固定資産の分類変更（保有目的の見直しに伴う振替え実施）
• 新株発行：2023年12月に公募・第三者割当で約10,384百万円の収入（資本金・資本剰余金増加）
• 株式分割：普通株式1→3（効力発生日 2024/7/1）。定款の発行可能株式総数も変更。
• 決算短信は監査対象外（監査報告は別途）
• 重要な役員異動（予定、2024年9月26日付）
  • 新任候補：取締役 西村 勉（現：執行役員）
  • 退任予定：取締役 榊田 裕之（顧問就任予定）、取締役 中村 拓哉（執行役員就任予定）、社外取締役 クレアンサ・ピレイ　等

（注記）
– 本まとめは提供された決算短信の記載内容に基づき客観的事実を整理したものであり、投資判断や助言を目的としたものではありません。判断や投資については、各自で決算資料全文および開示情報を確認してください。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

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