決算短信：日本フイルコン（5942）

2024年11月期　第１四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

基本情報

• 企業名：日本フイルコン株式会社
• 主要事業分野：産業用機能フィルター・コンベア事業、電子部材・フォトマスク事業、環境・水処理関連事業、不動産賃貸事業
• 代表者名：代表取締役社長 名倉 宏之
• 連絡先：専務取締役 管理・経営企画管掌 齋藤 芳治（TEL 042-377-5711）
• 上場取引所：東京（東）
• URL：https://www.filcon.co.jp/

報告概要

• 決算短信提出日：2024年4月1日（四半期報告書提出予定日：2024年4月5日）
• 対象会計期間（第1四半期累計）：2023年12月1日～2024年2月29日
• 四半期決算補足説明資料：無
• 四半期決算説明会：無

セグメント（報告セグメント）

• 産業用機能フィルター・コンベア事業：製紙向けワイヤー等製造販売、工業用金網（ふるい・ろ過・搬送）等
• 電子部材・フォトマスク事業：エッチング加工製品、フォトマスク製造販売等
• 環境・水処理関連事業：プール・ろ過装置の設計販売、絶縁継手など（天然ガス配管等）
• 不動産賃貸事業：保有不動産の賃貸（店舗・マンション・駐車場等）

発行済株式等

• 期末発行済株式数（普通株式、自己株式含む）：22,167,211株（2024年11月期第1Q）
• 期末自己株式数：2,682,645株（2024年11月期第1Q）
• 期中平均株式数（四半期累計）：19,722,752株（2024年11月期第1Q）

今後の予定（決算短信記載分）

• 四半期報告書提出予定日：2024年4月5日
• 株主総会、IRイベント等：–（本資料に記載なし）

財務指標（要点）

（単位は特記ない場合は百万円または円、数値は資料の千円表記を百万円に換算）

損益（第1四半期累計：2023/12/1～2024/2/29）

• 売上高：6,924 百万円（前年同期比 +13.1%）
• 売上原価：4,675 百万円
• 売上総利益：2,250 百万円（粗利率 約32.5%）
• 販管費：2,129 百万円
• 営業利益：121 百万円（前年同期 128、営業利益率 約1.75%）
• 経常利益：229 百万円（前年同期 237）
• 親会社株主に帰属する四半期純利益：95 百万円（前年同期 212、-54.7%）
• 一株当たり四半期純利益（希薄化後なし）：4.86 円

※ 特記事項：営業外収益で為替差益32.6百万円等計上。法人税等の影響で親会社株主帰属純利益が前年同期比大幅減。

貸借対照表（2024/2/29時点）

• 総資産合計：42,741 百万円（前期末 42,823）
• 流動資産：20,888 百万円（前期末比 -274）
• 固定資産：21,853 百万円（前期末比 +191）
• 負債合計：19,901 百万円（前期末比 +233）
• 純資産合計：22,840 百万円（前期末比 -315）
• 自己資本比率：52.5%（前期末 53.1%）
• 流動比率（＝流動資産／流動負債、概算）：20,888 / 13,953 = 約149.7%
• 負債／純資産（概算）：19,901 / 22,840 = 約0.87

キャッシュフロー

• キャッシュフロー計算書の詳細：本資料の抜粋では記載なし（→ –）

効率性指標（第1四半期ベースの簡易計算）

• 総資産回転率（売上／総資産、四半期ベース）：6,924 / 42,741 = 約0.162（回／期）
• 売上高営業利益率：約1.75%

セグメント別（第1四半期）

• 産業用機能フィルター・コンベア：売上 4,827 百万円、営業利益 319 百万円
• 電子部材・フォトマスク：売上 1,066 百万円、営業利益 111 百万円
• 環境・水処理関連：売上 772 百万円、営業損失 166 百万円（大型案件の工事費高騰が主要要因）
• 不動産賃貸：売上 259 百万円、営業利益 200 百万円
• セグメント合計の営業利益（合計）464 百万円、全社費用等調整（△343 百万円）により連結営業利益121 百万円に一致

財務の解説（開示内容に基づくポイント）

• 売上は増加したが、環境・水処理事業の大型案件での工事費高騰等により営業利益は減少。
• 固定資産では建設仮勘定が増加、有形固定資産の機械装置は減少。
• 流動資産の減少は在庫（商品・原材料等）の減少が要因。
• 電子部材・フォトマスク事業での将来回収可能性を検討し、減損損失（第1Q：22.6 百万円）を計上。

配当

• 2023年11月期（実績）：中間 8 円、期末 19 円、年間合計 27 円
• 2024年11月期（予想）：中間 13 円、期末 14 円、年間合計 27 円（前回予想から修正なし）
• 特別配当：無し（記載なし）

セグメント別詳細と戦略・状況（決算短信記載より）

• 産業用機能フィルター・コンベア：製紙分野は内外で需給が伸び悩む中、国内外で前年同期比増収。食品向けコンベアベルト等が好調。営業利益率改善（前年同期比増益）。
• 電子部材・フォトマスク：グローバルで電子完成品需要は伸び悩むが、通信デバイス・自動車向けの試作品・開発品需要を取り込むことで売上増。減損計上あり。
• 環境・水処理関連：複数の大型案件で増収となったが、工事費高騰で営業損失を計上（損失拡大が業績に影響）。
• 不動産賃貸：既存物件が順調稼働、ほぼ横ばいの利益。

中長期計画との整合性

• 会社は2024年1月12日公表の通期業績予想を変更していない（今回の決算短信でも修正無し）。
• 進捗（第1Q実績／通期予想）：
  • 売上：6,924 / 27,500 = 約25.2%
  • 営業利益：121 / 600 = 約20.2%
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：95 / 450 = 約21.3%
• 中期計画との整合性評価の詳細は開示無し（→ 中期経営計画の進捗は決算短信の記載範囲では限定的）。

競合状況・市場動向（決算短信に基づく記載）

• 決算短信内では同業他社比較や市場シェアの定量的比較は開示されていない（→ –）。
• 会社コメント：国内の紙需要は伸び悩み、欧米の景気減速で海外需要も弱い。電子部品市場は完成品需要の伸び悩みで回復遅延。為替・海外景気・資材・工事費の動向が不透明。

今後の見通し・リスク要因

• 連結業績予想（通期：2023/12/1～2024/11/30、会社予想）
  • 売上高：27,500 百万円（前期比 △1.7%）
  • 営業利益：600 百万円（△5.0%）
  • 経常利益：850 百万円（△16.6%）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：450 百万円（△64.6%）
  • 1株当たり当期純利益予想：22.16 円
• 主なリスク要因（決算短信の記載・文脈より）：
  • 大型工事案件における工事費高騰やコスト上昇（環境・水処理事業で実損発生）
  • 国内外の景気動向（個人消費・設備投資）および電子市場の回復遅延
  • 為替変動、原材料価格の上昇、受注状況の変化等
• 業績見通しの修正：今回の短信では通期予想の修正は無し（直近公表予想からの修正なし）。

重要な注記

• 会計方針の変更：無し
• 四半期レビュー：本四半期決算短信は公認会計士・監査法人の四半期レビューの対象外と明記。
• 連結範囲の変更：無し（重要子会社の異動なし）
• 固定資産の減損：電子部材・フォトマスク事業に関し、第1四半期で減損損失を計上（2024年第1Q：22,566 千円、前年第1Qは23,857 千円）

必要に応じて、資料中の数値（千円表記→百万円換算等）をより細かく提示できます。追加で確認したい項目（例えばキャッシュフロー明細、過去数期の業績推移、株主構成、時価情報など）があれば指定してください。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

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