2026年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
日本農薬株式会社(証券コード 4997) 2026年3月期 第1四半期(連結)決算サマリ
以下は、提供された決算短信(2026年3月期 第1四半期:2025年4月1日~2025年6月30日、提出日 2025年8月7日)に基づき整理した要点です。※不明項目は「–」としています。
基本情報
- 企業名:日本農薬株式会社
- 上場取引所:東京証券取引所(東)
- 証券コード:4997
- URL:https://www.nichino.co.jp/
- 代表者(役職名):代表取締役社長 岩田 浩幸
- 問合せ先:管理本部総務・法務部長 吉岡 正樹(TEL: 0570-09-1177)
- 提出日:2025年8月7日
- 対象会計期間:2025年4月1日~2025年6月30日(2026年3月期 第1四半期連結累計期間)
- 決算説明資料作成の有無:無
- 決算説明会開催の有無:無
- 連結子会社等の範囲変更:あり(新規連結 4社:Interagro (UK) Ltd., Nichino Mexico S. de R.L. de C.V. 他2社)
- 発行済株式等:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):81,967,082株
- 期末自己株式数:3,710,397株
- 期中平均株式数(四半期累計):78,256,737株
- 時価総額:–(決算短信に記載なし)
- 決算発表・IR予定等:本短信内で示された次の予定等は特記事項なし(決算予想修正済の記載あり。別途「業績予想の修正に関するお知らせ」を参照)
セグメント
- 報告セグメント(同社の分類)
- 農薬事業(農薬の国内外販売、製剤・原体等)
- 農薬以外の化学品事業(シロアリ薬剤、医薬品等)
- その他(造園緑化工事、不動産賃貸、物流、農薬残留分析等)
- セグメントの概要:上記の通り。第1四半期は農薬事業が主力で売上・利益の大部分を占める。
財務指標(主要数値:単位=百万円)
- 売上高(連結):27,133(+41.0% YoY)
- 営業利益:3,542(前期第1四半期は▲164)
- 経常利益:3,425(前期第1四半期は▲143)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:2,709(前期第1四半期 54)
- 1株当たり四半期純利益:34.63円
- 包括利益(第1Q累計):2,271(+55.7%)
- 総資産:147,009(前期末 152,216)
- 純資産:80,634(前期末 79,423)
- 自己資本比率:53.5%(前期末 50.8%)
- 現金及び預金:19,940(前期末 23,332)
- 流動資産合計:112,069
- 流動負債合計:45,885
- 負債合計:66,375
- 減価償却費(第1Q累計):572
- のれん償却額(第1Q累計):24
注:四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(本第1四半期については未作成)。
収益性・効率性(計算値は四捨五入)
- 営業利益率(第1四半期):3,542 / 27,133 ≒ 13.1%
- 総資産回転率(第1四半期・四半期ベース):27,133 / 147,009 ≒ 0.185(期中の単純比較値)
- 純利益率(第1四半期):2,709 / 27,133 ≒ 10.0%
- 負債/純資産(負債比率)=66,375 / 80,634 ≒ 0.82(82%)
(注)上記は短信の開示値を基に四則演算で算出した参考値です。
セグメント別(第1四半期:2025/4/1~6/30、単位=百万円)
- 農薬事業
- 外部売上高:25,386(前年同期 17,732)
- セグメント利益:3,340
- 売上構成比(全体に対する外部売上高比):25,386 / 27,133 ≒ 93.6%
- 利益貢献:営業利益の大部分を占める(セグメント利益3,340)
- 農薬以外の化学品事業
- 外部売上高:1,232(前年同期 1,058)
- セグメント利益:309
- その他
- 外部売上高:514
- セグメント利益:110
- セグメント合計調整後:最終営業利益として連結ベースで3,542(セグメント利益合計3,760、全社費用等調整-217)
財務の解説(短信記載の背景事項)
- 売上増加の主因:農薬事業で国内外ともに販売増加。国内は水稲向け製品が好調、北米(除草剤ピラフルフェンエチル等)や果樹向け薬剤の販売増、中南米・欧州・インドでも増収。
- 費用面:販売費及び一般管理費は増加するが、売上総利益の拡大により営業利益へ寄与。
- 資産負債動向:総資産は現金・投資有価証券の減少で期末は減少。負債は仕入債務・借入金の減少で減少。純資産は利益計上で増加。
- 為替・デリバティブ関連:連結子会社(Sipcam Nichino Brasil S.A.)に関連したデリバティブ評価損867(営業外費用計上)が発生。
- 会計監査:第1四半期の連結財務諸表に対する監査法人によるレビューはなし(未実施)。
配当
- 2025年3月期 実績:年間合計 22.00円(第2四半期末 10.00円、期末 12.00円)
- 2026年3月期(予想):年間合計 25.00円(第2四半期末 12.00円、期末 13.00円)
- 直近公表の配当予想からの修正:無(短信注記)
中長期計画との整合性
- 同社は中期経営計画「Growing Global for Sustainability(GGS)」を掲げ実行中。
- 第1四半期の注力事項の一例:理化学研究所(理研)とのオープンイノベーションで、天然物由来原料を活用した高付加価値化合物の生産技術開発で進展、事業化に向けた特許出願を実施。
- 進捗状況:短信では研究開発面やグローバル販売の拡大を挙げているが、中期計画の数値目標達成可能性等の詳細は記載なし(–)。
競合状況・市場動向(短信からの言及事項)
- 市場動向(短信記載の観察)
- 米国:景気拡大が緩やか。通商政策等の不透明感あり。
- 欧州:消費・設備投資の回復がみられる。
- 中国:不動産市場停滞・物価下落で景気は足踏み。
- 日本:緩やかな回復基調。
- 事業側の動向:作物別需要(例:水稲向け、果樹向け、ばれいしょ向け等)や地域別需要増が売上増を牽引。
今後の見通し(業績予想等)
- 業績予想の修正:2025年5月13日公表の連結業績予想から修正あり(詳細は「業績予想の修正に関するお知らせ」を参照)。
- 連結業績予想(修正後:2026年3月期、単位=百万円)
- 第2四半期累計(通期半分目安)
- 売上高:48,000(+22.7% 前期比較)
- 営業利益:3,100(+201.1%)
- 経常利益:2,800(+439.4%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:2,000(+222.1%)
- 1株当たり当期純利益:25.56円
- 通期
- 売上高:109,000(+9.0%)
- 営業利益:8,500(▲0.9%)
- 経常利益:7,300(+3.0%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:5,000(+112.2%)
- 1株当たり当期純利益:63.89円
リスク要因・重要な注記
- 法的リスク(開示事例)
- Sipcam Nichino Brasil S.A.に関する係争:FMC QUÍMICA DO BRASIL LTDA.より、過去の強盗による紛失をめぐり45百万レアルの損害賠償請求訴訟が提起され、2025年5月14日に原審で45百万レアル+利息等の支払いを命じる判決が言い渡された。会社は不可抗力との立場で控訴中。控訴審の結果によっては財政状態・業績に影響を及ぼす可能性があるが、現時点で合理的な金額見積りは困難と記載。
- デリバティブ評価損:第1四半期におけるデリバティブ評価損は867百万円(主にSipcam Nichino Brasilに関するヘッジ取引の評価差損)。
- 会計方針等の変更:重要な会計方針の変更・見積変更・修正再表示はなし。
- 四半期財務諸表の監査・レビュー:公認会計士/監査法人によるレビューは実施されていない。
- 将来見通しに関する記載:業績見通しは合理的前提に基づくが、様々な要因で実績と差異が生じる可能性あり(短信注記)。
重要事項のうち不明な点・記載なしの項目:時価総額、詳細なIRイベント日程、競合各社との定量比較などは短信に記載がないため「–」としています。
(以上)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4997 |
企業名 | 日本農薬 |
URL | http://www.nichino.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
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