2025年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)

要約(Markdown形式)

以下は、提供いただいた日本農薬株式会社(証券コード:4997)の「2025年3月期 決算短信(連結、日本基準)」を、個人投資家向けに整理したものです。投資助言は行いません。不明な項目は「–」としています。

基本情報
  • 企業名:日本農薬株式会社
  • 主要事業分野:農薬事業(主要)および農薬以外の化学品事業(医薬品、木材薬品等)
  • 代表者名:代表取締役社長 岩田 浩幸
  • 上場取引所:東証
  • コード:4997
  • URL:https://www.nichino.co.jp/
  • 問合せ先:管理本部総務・法務部長 吉岡 正樹(TEL 0570-09-1177)
  • その他:中期経営計画「Growing Global for Sustainability(GGS)」を推進
報告概要
  • 提出日(決算短信公表日):2025年5月13日
  • 対象会計期間:2024年4月1日~2025年3月31日(連結)
  • 決算説明会:有(アナリスト・機関投資家向け)
  • 決算補足説明資料作成の有無:無
セグメント(報告セグメント)
  • 農薬事業:農薬(殺虫剤、殺菌剤、除草剤、農薬原体等)の製造・販売(国内・海外)
  • 農薬以外の化学品事業:医薬品(外用抗真菌剤等)、木材薬品(シロアリ薬剤等)等
発行済株式
  • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):81,967,082株
  • 期末自己株式数:3,710,277株
  • 期中平均株式数(連結):78,385,260株
  • 時価総額:–(株価情報は提供資料に含まれていません)
  • その他:役員向け株式交付信託分は自己株式に含めて算定
今後の予定(短信に記載されたもの)
  • 定時株主総会開催予定日:2025年6月18日
  • 配当支払開始予定日:2025年6月19日
  • 有価証券報告書提出予定日:2025年6月18日
  • IRイベント:決算説明会(実施済/開催有)
財務指標(要点)

(単位は特記のない限り百万円、%)

連結業績(2025年3月期:2024/4/1–2025/3/31)
  • 売上高:99,966(前期103,033、前期比 △3.0%)
  • 営業利益:8,576(前期7,438、前期比 +15.3%)
  • 経常利益:7,086(前期5,932、前期比 +19.5%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益:2,356(前期4,777、前期比 △50.7%)
  • 1株当たり当期純利益(EPS):30.06円(前期60.89円)
  • 包括利益:698(前期8,607、△91.9%)

(参考:持分法投資損益 508 → 404 前期)

連結財政状態(2025/3/31)
  • 総資産:152,216(前期157,983)
  • 純資産(連結):79,423(前期80,396)
  • 自己資本比率:50.8%(前期49.4%)
  • 1株当たり純資産(BPS):987.63円(前期994.96円)
  • 自己資本(注記):77,288(前期78,068)
連結キャッシュ・フロー(2025年3月期)
  • 営業CF:+10,405(前期 △344)
  • 投資CF:△354(前期 △4,808)
  • 財務CF:△6,940(前期 +9,835)
  • 現金及び現金同等物 期末:22,219(前期19,264)
財務指標の補足分析(数値は計算値または短信記載)
  • 営業利益率(営業利益 / 売上高):約 8.6%(8,576 / 99,966) ← 短信記載と整合
  • 経常利益率:約 7.1%(7,086 / 99,966)
  • 売上高前年比:△3.0%(減少)だが、営業利益は増加(+15.3%)――売上原価の減少・原材料コスト等の変化が影響
  • ROE(自己資本当期純利益率):約 3.0%(短信記載)
  • 流動比率(流動資産 / 流動負債):約 225%(116,639 / 51,870)
  • 総資産回転率(売上高 / 総資産):約 0.66回(99,966 / 152,216)
  • 負債比率(負債 / 純資産):約 91.7%(72,792 / 79,423)/ 負債比率(負債÷総資産)は約47.8%
セグメント別(連結、2025年3月期)

(単位:百万円)
– 農薬事業
– 売上高(外部顧客):94,571
– セグメント利益(営業利益ベース):8,730
– セグメント資産:131,358
– 農薬以外の化学品事業
– 売上高(外部顧客):3,520
– セグメント利益:476
– セグメント資産:2,700
– その他(造園緑化工事、不動産賃貸、物流、試験等)
– 売上高:1,874
– セグメント利益:317
– セグメント調整(全社費用等):△947
– 連結合計(報告値):売上高99,966、営業利益8,576、総資産152,216

セグメント動向(短信より要約)
– 農薬事業:国内は主力自社品の普及で堅調、海外は地域別に差(北米:一部好調、ブラジル:現地通貨ベース増、為替で円換算微減、アジア・インド:天候や流通在庫で伸び悩み)
– 農薬以外の化学品:シロアリ薬剤は好調、医薬品(ルリコナゾール)は販社在庫過多で伸び悩み

財務の解説(短信中の主な背景)
  • 売上高は前年から減少(主にバイエル向けフルベンジアミド原体販売の減少や一部地域の天候影響)。
  • 営業利益および経常利益は改善(ブラジルでの原材料価格下落による収益性改善、売上原価の低下やその他収益の寄与)。
  • 当期純利益は大幅減(のれんの減損損失を計上:Nichino India Pvt. Ltd. に関する減損等が主因)。また特別損失として環境対策費等の計上あり。
  • キャッシュ・フロー:営業CFは大幅プラス(税前利益と棚卸資産減少が主因)、投資CFは縮小、財務CFは借入金の純減等でマイナス。
配当
  • 2025年3月期(実績)
    • 中間配当:10.00円
    • 期末配当:12.00円
    • 年間配当:22.00円
    • 配当総額(連結):1,732百万円
    • 配当性向(連結):73.2%(高め、当期利益低下の影響)
  • 2026年3月期(会社予想)
    • 中間:12.00円(予想)
    • 期末:13.00円(予想)
    • 年間予想:25.00円
    • 配当性向(予想):40.8%(会社提示)
  • 特別配当:無し(短信に記載なし)
中長期計画との整合性
  • 中期経営計画:Growing Global for Sustainability(GGS)
  • 進捗(短信記載の取り組み例)
    • 新製剤技術による新規水稲箱処理剤「リョーガ」販売開始(CO2削減に寄与すると説明)
    • 生物殺菌剤の権利取得(化学農薬以外のビジネス拡大)
    • スマート農業関連アプリ「レイミー(AI診断)」の機能拡張と外部システム連携、海外版「AcroSeeker」の利用拡大
    • 海外拠点での販売体制強化、Nichino Indiaの再建策実行予定
  • 進捗評価(短信の記載に基づく要旨):営業利益は改善するも、のれん減損等で純利益が大幅に低下。中期目標達成に向けた各地域・製品での施策は継続中。
競合状況や市場動向(短信の記載に基づく)
  • 市場動向(要点)
    • 世界的には農産物需要は堅調だが、2024年は天候不順や一部品目の流通在庫増で主要地域の農薬市場は縮小
    • 地域別:北米・中南米・欧州・アジアで需給や価格に差(ジェネリックの影響、流通在庫、天候)
    • 国内は害虫発生増や作付面積変動により農薬需要は堅調
  • 競合他社との比較:–(短信には同業他社との具体的な比較数値は記載されていません)
  • 市場シェアや競争優位性の評価:短信の記載に基づく定性的情報のみ(自社開発品の展開、スマート農業や非化学薬品領域の強化等)
今後の見通し(会社予想:2026年3月期)
  • 会社の業績予想(通期、2025/4/1–2026/3/31)
    • 売上高:107,500(前期比 +7.5%)
    • 営業利益:8,000(前期比 △6.7%)
    • 経常利益:7,200(前期比 +1.6%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:4,800(前期比 +103.7%)
    • 1株当たり当期純利益(EPS予想):61.24円
  • コメント(短信):農薬事業を中心に国内外で取り組み強化。Nichino Indiaの再建、北米/メキシコでの体制強化、中南米での自社製品比率向上、欧州でのポートフォリオ拡充等を想定。
  • リスク要因(主なもの)
    • 天候変動(降雨・干ばつ等)による需要変動
    • 為替変動(円高・円安の影響)
    • 原材料価格の変動
    • 流通在庫やジェネリック薬の価格圧力
    • 規制変更(農薬の登録や使用規制)
    • 重要拠点・取引先への依存(例:特定製品の大口販売先の変動)
    • 訴訟・係争(後述)
重要な注記・その他(短信に記載の事項)
  • 連結範囲の変更:期中に連結範囲の重要な変更あり
    • 新規連結子会社:1社(Nichino Vietnam Co., Ltd.)を当期より連結
  • 会計方針の変更:法人税等に関する会計基準改正(2022年改正会計基準)を当期から適用(連結財務諸表への影響はなし)
  • のれん等:のれんの償却は20年以内で定額法(のれんの残高は当期で減少、のれんの減損損失2,328百万円を計上)
  • 係争(追加情報)
    • Sipcam Nichino Brasil S.A.(連結子会社)が被告となっている損害賠償請求訴訟あり
    • 請求額:45百万レアル(遅延損害金除く)
    • 会社見解:不可抗力に該当するとの外部法律専門家の見解を得ているが、訴訟の進展次第で影響が生じる可能性がある。現時点で影響額の合理的見積は困難と記載
  • 減損:Nichino India関連ののれん減損を計上(純利益減少の主要因)
  • 決算短信は会計監査(公認会計士・監査法人)の監査対象外である旨の注記あり
要点まとめ(短信の事実に基づく簡潔な整理)
  • 売上高は前年から減少(△3.0%)した一方、営業利益・経常利益は改善(営業利益 +15.3%、経常利益 +19.5%)。営業面ではブラジルでの原料安等により収益性改善。
  • 当期純利益はのれん減損や特別損失の計上等により大幅減(△50.7%)。
  • キャッシュ・フローでは営業CFが大幅プラスに回復し、手元資金は増加。
  • 配当は22.00円(2025年)で、配当性向は73.2%(当期の利益低下により高水準)。
  • 主要リスクは天候・為替・原材料価格・規制変更・係争等。Nichino Indiaの再建や海外体制の強化を進める一方、地域や品目で需給や価格の変動がある点に留意。

重要:本まとめは提供された決算短信の内容に基づく事実整理です。投資判断・助言は行っていません。不明項目は「–」としています。必要であれば、特定項目(例:キャッシュ・フローの詳細、セグメント別利幅の過去推移、追加の注記翻訳など)をさらに抽出して整理します。どの部分を詳しく見たいか指示ください。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4997
企業名 日本農薬
URL http://www.nichino.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 素材・化学 – 化学

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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