2025年３月期 決算短信〔日本基準〕（連結）
日進工具株式会社（6157） 2025年3月期 決算短信（要約）
（作成日：2025年5月15日、資料は日本基準・連結）
基本情報
- 企業名：日進工具株式会社
- 主要事業分野：超硬小径エンドミル等の切削工具の開発・製造・販売（マシニングセンタ向け）
- 代表者：代表取締役社長 後藤 弘治
- 上場取引所：東証（コード 6157）
- 連結子会社（主要）：株式会社ジーテック、株式会社牧野工業、株式会社日進エンジニアリング、日進工具香港有限公司、NS TOOL USA, INC.
- URL： https://www.ns-tool.com
報告概要
- 決算短信提出日：2025年5月15日
- 対象会計期間（連結）：2024年4月1日～2025年3月31日
- 決算説明資料：作成・説明会あり
- 有価証券報告書提出予定日：2025年6月25日
- 定時株主総会予定日：2025年6月24日
- 配当支払開始予定日：2025年6月25日
セグメント
- 報告セグメント：実質的に1セグメント（「エンドミル関連」）
- エンドミル関連：超硬小径エンドミル（特に刃先径6mm以下）を中心とした切削工具の製造・販売。製品内で「エンドミル（6mm以下）」「エンドミル（6mm超）」「エンドミル（その他）」に区分。
- 「その他」：工具ケース等のプラスチック成形品等（売上・利益・資産ともに総額の10%未満のため報告セグメントは1つとしている）
発行済株式
- 期末発行済株式数（普通株式）：25,035,034株（自己株式含む）
- 期末自己株式数：116,163株（期中の増減あり）
- 期中平均株式数（連結）：24,896,763株
- 時価総額：–（決算短信に明示なし）
- 新株予約権残高（期末）：194,184千円（ストック・オプション等）
今後の予定（開示済み）
- 決算発表（有価証券報告書）：2025年6月25日（予定）
- 定時株主総会：2025年6月24日
- IRイベント：決算説明会開催（実施あり）
財務指標（ハイライト：連結）
（単位：百万円、％は対前期比。小数点以下は資料に基づく概数表記）
– 売上高：9,431 百万円（+4.3%）
– 営業利益：1,767 百万円（△5.4%）
– 経常利益：1,779 百万円（△6.8%）
– 親会社株主に帰属する当期純利益：1,264 百万円（△4.2%）
– 1株当たり当期純利益（EPS）：50.80円（希薄化後 50.40円）
– 1株当たり純資産（BPS）：731.24円
– 総資産：19,941 百万円（前期19,241）
– 純資産（親会社株主持分）：18,221 百万円（注）自己資本は18,415百万円（貸借対照表上）
– 自己資本比率：91.4%
– 売上高経常利益率（経常利益／売上高）：18.9%（目標20%に対し未達）
– ROE（親会社株主に帰属する当期純利益÷自己資本）：7.1%（目標10%）
– 現金及び現金同等物（期末）：9,768 百万円
– 営業CF：+2,011 百万円、投資CF：△392 百万円、財務CF：△684 百万円（連結）
（注）親会社単体の主要数値：売上高 8,070 百万円、営業利益 1,439 百万円、当期純利益 1,144 百万円、EPS（個別）45.96円、BPS 623.12円
財政状態（連結・概況）
- 総資産：19,941 百万円（前期比 +700 百万円）
- 負債合計：1,526 百万円（前期比 +13 百万円）
- 純資産合計：18,415 百万円（前期比 +686 百万円）
- 流動資産：13,791 百万円（＋1,071 百万円）主に現金預金の増加
- 固定資産：6,150 百万円（△371 百万円）減価償却が投資を上回る
主要キャッシュフロー
- 営業活動によるCF：2,011 百万円（前年1,834）
- 投資活動によるCF：△392 百万円（前年△575）— 主に有形固定資産取得、保険積立金積立等
- 財務活動によるCF：△684 百万円（前年△883）— 主に配当支払い
主要指標（計算）
- 総資産回転率（売上高/総資産）：9,431 / 19,941 ≒ 0.47回転（約0.47）
- 流動比率（流動資産/流動負債）：13,791 / 1,301 ≒ 10.6（約1,060% / 約10.6倍）※連結流動負債は1,301百万円
- 負債比率（負債/純資産）：1,526 / 18,415 ≒ 8.3%
セグメント別情報（注）
- 報告セグメントは1つのため、製品区分別売上を開示：
- エンドミル（6mm以下）：7,539 百万円（売上構成比：約80%）
- エンドミル（6mm超）：798 百万円（約8.5%）
- エンドミル（その他）：431 百万円（約4.6%）
- その他（工具ケース等）：662 百万円（約7.0%）
- セグメント別の利益明細は報告セグメントが単一のため開示省略（全社業績と同様）
配当
- 2025年3月期（実績）：中間 15.0円、期末 15.0円、年間 30.0円（配当総額 747 百万円、連結配当性向 59.1%）
- 2026年3月期（予想）：中間 15.0円、期末 15.0円、年間 30.0円（予定、配当性向の目安 62.2%）
- 特別配当：無し
中長期計画との整合性
- 経営指標目標：売上高経常利益率20%、ROE 10%（目標）
- 今期：売上高経常利益率 18.9%、ROE 7.1% と双方とも目標未達。会社は次期以降の施策（製品開発・生産性向上・販売網強化）での回復を目指すと表明。
- 中期的戦略：開発（高付加価値・ユニーク製品）、生産（自動化、オレンジFC活動による改善）、販売（国内外展示会・デジタル活用、在庫整備）を推進。
競合状況・市場動向（会社の記載要旨）
- 需要動向：半導体・電子機器向けはAI関連で堅調、国内自動車関連は工具需要は低調（新規車種の開発少）。海外（中華圏）でEV/スマホ向け電子部品関連は好調。
- 市場見通し：国内の小径工具市場は横ばいだが、中長期では半導体、医療、航空宇宙などで精密・微細加工需要の拡大を想定。
- 競合比較：決算短信では具体社名による比較は記載なし。市場環境の不確実性（米国関税問題等）を注視している。
今後の見通し（2026年3月期 連結業績予想：2025年4月1日～2026年3月31日）
- 売上高：9,680 百万円（前期比 +2.6%）
- 営業利益：1,740 百万円（△1.5%）
- 経常利益：1,750 百万円（△1.6%）
- 親会社株主に帰属する当期純利益：1,200 百万円（△5.1%）
- 前提やリスク：米国関税問題の帰趨が不透明であり、売上見積りに不確実性がある旨を表明。素材費・人件費等の上昇を織り込んだ計画。
リスク要因（会社開示の主な項目）
- 国際情勢・貿易摩擦（米国関税問題）による予見可能性の低下
- 原材料・エネルギー価格や人件費の上昇による原価圧迫
- 国内小径工具市場の停滞
- 為替変動、主要顧客の生産動向（自動車・半導体等）
（上記は会社開示のリスク要旨を中立的に列挙）
重要な注記（会計・その他）
- 会計基準：日本基準適用。2022年改正の法人税等会計基準を期首から適用（影響は軽微）。
- 連結範囲：期中の重要な変更なし（連結子会社 5社で推移）。
- 会計方針変更：該当なし（注記あり）。
- 未適用の会計基準：新リース会計基準（企業会計基準第34号等）を2028年3月期の期首から適用予定（影響は現在評価中）。
- 決算短信は監査対象外（公認会計士/監査法人の監査対象外である旨明記）。
- 税率変更：法令等の改正に伴う法定実効税率変更への対応を行っており、繰延税金資産負債の再計算等を実施（影響は軽微と記載）。
サステナビリティ（要点）
- サステナビリティ基本方針を掲げ、マテリアリティを設定。
- 温室効果ガス排出量（Scope1+2合計）：4,007トン（前期比512トン減）。Scope1+2の排出係数低下が主因。Scope1-3合計は前期で12,015トン。
- 省エネ・電力使用削減等の取り組みを継続。
補足（数値の注記・個別情報）
- 研究開発費（連結）：427,066 千円（約427 百万円）
- 主要顧客（個別注記）：売上上位に株式会社サカイ等の顧客が記載（連結売上高に占める比率等は資料参照）
- 投資キャッシュフロー内訳（連結）：有形固定資産取得による支出 110,224 千円 等
注意事項：
– 本要約は提供された決算短信（会社開示）に基づく整理・要約であり、投資助言を目的とするものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。必要な場合は有価証券報告書や決算説明資料、本決算短信の原文を必ずご参照ください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6157 |
| 企業名 | 日進工具 |
| URL | http://www.ns-tool.com/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 機械 – 機械 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
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