2025年12月期 第1四半期決算説明資料
2025年12月期 第1四半期 決算説明サマリ(株式会社ドリーム・アーツ)
以下は提供資料(2025年5月15日付:第1四半期決算説明資料)をもとに、投資助言にならない範囲で整理・要約したものです。情報不足の項目は「–」で示します。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:株式会社ドリーム・アーツ(東証グロース:4811)
- 主要事業分野:大企業向けクラウドSaaS(ノーコード開発基盤 SmartDB®、社内ポータル InsuiteX®、チェーン向け Shopらん®)、および特定顧客向けクラウド開発運用(DCR:DX Custom Resolution)、プロフェッショナルサービス
- 代表者名:代表取締役社長 山本 孝昭
- 説明会情報
- 開催日時:2025年5月15日(決算説明資料の日付)
- 説明会形式:–(資料に明示なし)
- 参加対象:–(資料に明示なし)
- 説明者(資料上の経営陣)
- 代表取締役社長 山本 孝昭(発言概要)
- 第1四半期の好調な進捗を説明。SmartDB®のアップセルが牽引。中長期の基盤整備と「剪定戦略」を推進しつつ成長投資を行う方針を提示。
- 取締役 専務執行役員(経営管理) 牧山 公彦(発言概要)
- 財務・費用構造・人員動向の説明。売上原価、販管費の動き・投資計画(採用・広告)に関する説明。
- CTO / サービス&プロダクト開発本部長 石田 健亮、他経営陣(発言概要)
- 製品戦略、技術面(セキュリティ、BYOKやダイナミックブランチなどの機能)に関する説明。
- (注)資料は主にスライド主体で、発言の全文は掲載されていません。上は資料内容(ハイライト)に基づく要約です。
- 報告期間
- 対象会計期間:2025年12月期 第1四半期(2025年1~3月期)
- セグメント(事業区分)
- クラウド事業(ホリゾンタルSaaS:SmartDB®/InsuiteX®、バーティカルSaaS:Shopらん®)
- ホリゾンタルSaaS(SmartDB®が主力):非業種特化で部門〜全社業務のデジタル化を支援(ノーコード)
- バーティカルSaaS(Shopらん®):チェーン店舗向け情報共有/運用
- オンプレミス事業(ライセンス・メンテナンス)
- プロフェッショナルサービス事業(導入支援・移行・連携開発等)
業績サマリー(2025年12月期 第1四半期 実績)
- 主要指標(単位:百万円)
- 売上高:1,432(前年同期比 +17.3%)
- クラウド事業:1,071(+19.1%)
- オンプレミス事業:172(+12.7%)
- プロフェッショナルサービス事業:188(+11.8%)
- 売上原価:531(売上原価率37.1%、前年同期比△5.8pp)
- 売上総利益:901(売上総利益率62.9%、前年同期比+5.8pp)
- 販売費及び一般管理費:549
- 営業利益:351(前年同期比+90.3%、進捗率 45.1%)
- 税金等調整前当期純利益:449(前年同期比+144.6%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:304(前年同期比+136.7%)
- 進捗状況(通期見通しに対する進捗)
- 通期業績予想(2025年12月期)
- 売上高:5,600(通期見通し、前年実績 5,033、増減 +11.3%)
- 営業利益:778(前年773、ほぼ横ばい。成長投資を見込むため利益率は据え置き)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:605
- 第1四半期の売上進捗率:25.6%(1,432 / 5,600)
- 成長投資(通期):広告販促費の増加(通期予算 466M、1Q消化 80M、消化率 17.2%)、人員純増目標 30名(通期)
- セグメント別状況(売上・利益のハイライト)
- クラウド事業
- 売上:1,071百万円(+171百万円、+19.1%)
- セグメント利益:461百万円(前年比+37.5%)
- 成長要因:SmartDB®(ホリゾンタルSaaS)の既存顧客アップセルが主ドライバー。クラウド比率は総売上の74.8%。
- KPI:ホリゾンタルSaaS平均月額利用料(ARPA)1,689千円(2025年3月時点)、NRR(売上継続率)116.7%
- オンプレミス事業
- 売上:172百万円(+12.7%)
- セグメント利益:91百万円程度(資料グラフ参照)
- 備考:追加ライセンス受注の貢献で好調。メンテナンスはクラウド移行・解約で減少傾向を見込む。
- プロフェッショナルサービス
- 売上:188百万円(+11.8%)
- セグメント利益:53百万円程度(資料グラフ参照)
- 備考:クラウド移行支援、大型案件導入支援が順調
- 人員
- 1Q末人員(連結):276名(前年同期比 +6名)
- 1Q採用者数:7名
- 通期純増目標:+30名(開発・営業・マーケティング中心)
業績の背景分析
- 業績ハイライト・トピックス
- SmartDB®のアップセルが主要因でクラウド売上が牽引。ホリゾンタルSaaSは前年比 +26.0%(ホリゾンタルSaaSの数値)。
- インフラコスト(材料費)の効率化と人件費管理により売上原価率・販管費率が改善。
- 1Qは販促投資は抑制、2Q以降プロモーション強化予定(投資対効果を見極めつつ)。
- 外部評価:テクノ・システム・リサーチの「2024年SaaS型ワークフロー市場」でシェア30.2%(4年連続No.1)。ITreview Grid Award など複数アワード受賞。
- 増減要因(Q1)
- 増収要因:SmartDB®の既存顧客アップセル、オンプレミスの追加ライセンス受注、クラウド移行案件のプロジェクト収益。
- コスト面:インフラ最適化で材料費抑制、採用・人件費は増加も販管費率は低下。
- 剪定戦略:一部顧客に対し新しいプラットフォームへの移行促進や機能整理(剪定)を実施し、一時的な解約を見込むが通期計画に織り込み済。
- 競争環境・競争優位性
- ポジショニング:SmartDB®は大企業向けノーコードで、複雑なワークフローや高いセキュリティ要求に対応できる一方、操作性が高く「市民開発者(非IT現場担当者)」による内製化を促進できる点を差別化要因としている。
- 競合:外資系ローコードツールは機能充足度は高いが学習コストやSI前提の導入が多く、市民開発を進める点で差が出ると説明。
- 技術優位:BYOK(Fortanix連携)、ダイナミックブランチ(特許出願中)等の機能により、ミッションクリティカル周辺(ERPフロント等)での利用も想定。
- リスク要因(資料からの主な想定)
- システム・ネットワーク障害、サイバー攻撃によるサービス停止リスク
- 技術革新やクラウド環境変化への対応不足
- 知的財産権の侵害リスク(当社が被る/当社が他者権利を侵害する可能性)
- 個人情報・機密情報の漏洩リスク
- マクロリスク(景気後退に伴う企業のIT投資抑制、為替・規制変化等)
- (対応)クラウドはAWS/Microsoft等を活用、ISMS/個人情報保護体制、24/365監視、セキュリティ委員会等による管理体制を運用
戦略と施策
- 現在の戦略(中期的方針)
- SmartDB®を成長ドライバーとし、既存顧客のアップセル・クロスセルでオーガニック成長を図る。
- パートナー拡大(認定制度の普及、クラウドソーシング、SIパートナー、ソリューションプロバイダ等)により人材創出と市場拡大。
- M&Aのための体制整備(2025年に担当部署立ち上げ、ソーシング強化)。
- 中長期での収益性向上を見据え、採用強化と認知向上(広告販促等)を通じた成長投資。
- 進行中の施策と進捗
- 成長投資(FY2025予算)
- 広告販促費:通期予算 466M(前年比 +139M)、1Q実績 80M(予算消化率 17.2%)
- 人的投資:通期純増 +30名(1Q末 276名、1Q採用 7名)
- 認定資格制度(SCS):認定資格取得者は2025年4月時点で2,200名突破(2024年9月の1,300名→拡大中)。パートナープログラムと組み合わせ人材活用を加速。
- 製品連携・他社SaaS連携:invox受取請求書等とのAPI連携を開始(請求関連のデジタル化強化)。
- マーケティング/ブランディング:エレベーター広告、サンフレッチェ広島スポンサー等の採用ブランディングを実施。
- セグメント別施策
- クラウド(SmartDB®)
- アップセル(ユーザー数・バインダー数・オプション)でARPA向上。
- BYOK等のセキュリティ、業務ダッシュボード、チャットボット連携で価値向上。
- バーティカルSaaS(Shopらん®)
- 店舗データを活用したダッシュボード、SmartDB®との連携で意思決定周知や業務可視化を推進。
- プロフェッショナルサービス / DCR
- オンプレ→クラウド移行支援、大型導入案件の推進。クラウド移行需要を取り込む。
将来予測と見通し
- 通期(2025年12月期)業績予想(会社公表)
- 売上高:5,600百万円(前期比 +11.3%)
- クラウド事業:4,514(+16.0%)
- オンプレミス事業:462(△17.1%)
- プロフェッショナルサービス:622(+6.6%)
- 営業利益:778(前期 773、ほぼ同等。成長投資を実行予定のため営業利益は横ばい見込み)
- 税金等調整前当期純利益:874
- 親会社株主に帰属する当期純利益:605
- 予想の根拠・想定
- 剪定戦略(将来的負荷軽減のため一部解約の織り込み)を織り込む一方、ホリゾンタルSaaSの新規獲得とアップセル強化で成長を確保。
- 成長投資(採用・広告)を増やし、短期的には営業利益への圧迫を受け入れる方針。
- 中長期計画と達成可能性
- 成長ドライバーであるSmartDB®のARPA向上、NRR 116.7% などのKPIは好調。認定制度やパートナー拡大、顧客コミュニティにより拡張性は示されているが、景気やIT投資環境の変化、技術的リスクに留意が必要。
- マクロ経済の影響
- IT投資の抑制や為替・金利上昇、規制・法改正、クラウドサービスのコスト変動(インフラ費)等が業績に影響する可能性がある。資料ではインフラ効率化によりコスト抑制を実施中。
配当と株主還元
- 配当方針:–(資料に明示なし)
- 配当実績(中間・期末・年間):–(資料に明示なし)
- 特別配当の有無:–(資料に明示なし)
製品やサービス(概要)
- 主力製品
- SmartDB®(ノーコードWebデータベース)
- 多様なフォーム、ワークフロー、セキュリティ、API連携、ダイナミックブランチ機能(特許出願中)、BYOK対応(Fortanix連携)
- 用途:部門データベース、ERPフロント、現場基幹業務のサブシステムなど幅広く適用
- InsuiteX®(社内ポータル構築ツール)
- Shopらん®(チェーンストア向け店舗管理/情報共有)
- DCR(DX Custom Resolution):特定顧客向けの開発・運用一体型サービス
- サービス提供エリア・顧客層
- 主に従業員1,000名以上の大企業(BD:Big Donuts領域)がターゲット。業種横断で導入実績(金融、流通、製造、サービス等)。
- 協業・提携
- 他SaaS連携(例):invox受取請求書、DocuSign、Adobe Sign、Okta、Microsoft Teams/SharePoint、AWS/Azure、Workato 等
- 技術提携:Fortanix(BYOK)
- パートナープログラム:クラウドソーシング、クラウドインテグレーション、ソリューションプロバイダ、セールスパートナー等を展開(認定制度で人材育成)
- 導入事例(Appendix抜粋)
- 前川製作所:約2,500名が利用、海外出張申請で年間帳票削減と作業時間削減(例示)
- 大和ハウス:人事系18,000名を3か月でデジタル化
- ダスキン:会計フロントシステムでSmartDB®本格利用(約1,000名予定)
- MS&ADグランアシスタンス:約6,000事業会社との連携基盤として導入、問い合わせ50%削減等
- Osaka Metro:全社業務ナビ/最大5,700IDを想定した基盤化
重要な注記
- 会計方針
- 資料上に特段の会計方針変更の記載はなし。詳細は有価証券報告書等を参照のこと(資料は要約)。
- リスク要因(補足)
- 資料内で想定されている主要リスクは上記「業績の背景分析」に記載のとおり。詳細・法律的な表現や開示は有価証券報告書(事業等のリスク)参照。
- その他(今後のイベント・告知)
- 認定資格の拡充、パートナー制度の展開、エレベーター広告配信、リテールテック出展などマーケティング施策を継続して実施。
- 通期業績予想は現時点で据え置き。第2四半期以降の投資・プロモーションの効果を見て見直しの可能性あり。
(注記)
– 本まとめは、提示資料(2025年5月15日付決算説明資料)をもとに作成しています。資料に記載のない事項は「–」と表示しています。
– 本文は情報整理を目的とした要約であり、投資勧誘・助言ではありません。各種数値は資料記載の単位・表記に従っています。必要に応じて原資料や有価証券報告書等でご確認ください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4811 |
企業名 | ドリーム・アーツ |
URL | https://www.dreamarts.co.jp/ |
市場区分 | グロース市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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