2026年4月期第1四半期 決算説明資料

基本情報

  • 企業概要
    • 企業名:株式会社ラクーンホールディングス
    • 主要事業分野:EC事業(スーパーデリバリー等)、フィナンシャル事業(Paid、URIHO 等)
  • 説明会情報
    • 開催日時:2025年8月29日
  • 説明者
    • 発言概要(主なポイント)
    • 米国の関税施策の影響で海外(米国)向けECにおける送料負担が増加し、海外GMV成長率が低下した。海外送料は前年同期比で +31 百万円の増加。
    • 一方で、国内ECおよびフィナンシャル事業は順調にスタート。国内は購入客単価の底打ちや購入客数増で好調。
    • Paid(決済/取扱高)やURIHO(保証残高)は堅調に拡大。家賃保証事業は前期Q3に売却され、以降連結から除外。
  • 報告期間
    • 対象会計期間:FY2026/4 Q1(2026年4月期 第1四半期)
    • 決算説明資料日付:2025年8月29日
  • セグメント(名称と概要)
    • EC事業:BtoB ECプラットフォーム(スーパーデリバリー等)、国内/海外の流通(GMV)拡大を主軸
    • フィナンシャル事業:Paid(決済・後払い等の取扱高)、URIHO(保証サービス/保証残高の拡大)
    • その他:家賃保証事業は前期Q3に売却され連結除外(以降統計には含まず)

業績サマリー(連結・累計 Q1)

  • 主要指標(単位:百万円)
    • 売上高:1,559(YoY +2.3%)※家賃保証事業売却の影響除くと売上高はYoY +9.7%
    • 営業利益:271(YoY −9.6%)
    • 経常利益:264(YoY −11.5%)
    • 当期純利益:172(YoY −15.9%)
    • 営業利益率:17.4%(前年同期 19.7%、YoY −2.3pt)
  • 進捗状況(通期計画に対する達成率)
    • 通期業績予想(資料記載):売上高 6,740、営業利益 1,410、経常利益 1,400、当期純利益 900(単位:百万円)
    • Q1進捗率:売上高 23.1%、営業利益 19.2%、経常利益 18.9%、当期純利益 19.2%
  • セグメント別(Q1 実績・YoY)
    • EC事業
    • 売上高:922(YoY +6.6%)
    • 売上総利益:731(YoY +9.3%)
    • セグメント利益(営業利益):287(YoY −3.8%)
    • 売上構成比:約59.2%(922 / 1,559)
    • フィナンシャル事業
    • 売上高:636(YoY −3.2%、家賃保証事業除きはYoY +14.5%)
    • 売上総利益:535(YoY −2.0%)
    • セグメント利益:181(YoY −1.0%)
    • 売上構成比:約40.8%(636 / 1,559)

業績の背景分析

  • 業績概要・トピックス
    • 全社:売上は前年から増加したものの、営業利益は米国関税による海外送料増(+31 百万円)が主因で減益。
    • EC事業:国内は客単価の底打ちと購入客数の増加で想定以上のGMV成長。海外は国別で差異(台湾回復、香港低迷、米国は関税の影響で購入客数減、韓国二桁成長)。
    • フィナンシャル事業:Paid、URIHO ともKPI・売上で二桁成長。URIHO保証残高は65,911(YoY +14.9%)と拡大。
  • 増減要因(主な寄与)
    • マイナス要因
    • 米国の関税施策 → 海外送料等の増加(前年同期比 +31 百万円) → EC(海外)での費用増・利益押下げ
    • 家賃保証事業の売却に伴う連結除外(前期Q3~) → 連結比較で影響
    • プラス要因
    • 国内EC:購入客数増、客単価底打ち→国内GMV増(国内GMV:5,293 百万円、YoY +9.9%)
    • フィナンシャル事業:Paid外部取扱高・内部取扱高の拡大、URIHO保証残高の増加(Paid外部取扱高 10,975 百万円、YoY +12.2%)
  • 競争環境・競合比較
    • 資料中に競合他社との具体的比較(市場シェア数値など)は記載なし。国内BtoB EC・決済・保証の各市場における成長を享受している旨の説明あり。
  • リスク要因(業績影響の外部要因)
    • 米国の関税や各国の政策変更による輸送コスト・価格競争の変動
    • 海外送料のボラティリティ(環境変化時に高くなる)
    • 再保険条件や与信コントロールの変化(過去に再保険条件見直しはあったがQ1では影響は軽微と説明)
    • マクロ(為替、世界需要の変動等):資料内に直接数値はないが通常の注意点として示唆あり

戦略と施策

  • 現在の戦略(資料に示された方向性)
    • 国内ECのLTV向上(オーガニック流入強化、SEO強化)と広告効率の最適化
    • 海外ECは国別で広告配分を柔軟に変更(米国からEU・豪へシフト)してリスクヘッジ
    • フィナンシャル事業はPaid取扱高拡大、URIHOのサブスク化推進で保証残高拡大
    • 技術投資:AIレコメンド導入でマッチング精度向上(導入開始:2025年6月)
  • 進行中の施策・進捗
    • AIリコメンドの提供開始(2025年6月)→ データ蓄積による購入客数・客単価向上を期待
    • 広告配分のチューニング(米国抑制→EU/豪へ振替)→ フランス・英国等で高成長(資料に国別成長率の例示)
    • URIHOのサブスク型契約の積み上げによる保証残高拡大(サブスク保証残高 YoY +20.1%)
  • セグメント別施策
    • EC事業(国内):SEO強化、オーガニック会員増加によるLTV向上、AIレコメンドで購買促進
    • EC事業(海外):海外送料の継続的チューニング、広告配分の地域最適化
    • フィナンシャル事業:Paidの外部取扱高拡大、URIHOのサブスク拡大、与信管理と再保険条件の適切管理

将来予測と見通し

  • 業績予想(会社提示の通期予想)
    • 通期(FY2026/4)計画(単位:百万円)
    • 売上高:6,740
    • 営業利益:1,410
    • 経常利益:1,400
    • 当期純利益:900
    • Q1時点の進捗:売上 23.1%、営業利益 19.2%(四半期進捗率)
  • 中長期計画
    • 資料内の中期経営計画の詳細は明示されていないため、進捗状況・目標達成可能性の具体数値は記載なし(現状は各KPIの堅調成長と費用管理で目標達成を目指す旨の説明)
  • マクロ経済の影響
    • 為替や国際物流コスト、各国の関税・規制変更がGMVやコストに影響。特に米国関税はQ1で明確なコスト増をもたらした。

配当と株主還元

(資料内に配当関連の記載は確認できず。)

製品やサービス

  • 主な製品/サービス
    • スーパーデリバリー(ECプラットフォーム:システム利用料、会員小売店向け売上、出展企業向け売上)
    • Paid(決済サービス、取扱高の内外部区分あり)
    • URIHO(保証サービス:サブスク型および非サブスク型)
    • 家賃保証事業:前期Q3に売却・連結除外(現在は連結対象外)
  • 提供エリア・顧客層
    • スーパーデリバリー:国内小売店を中心に、海外バイヤー含む国際展開あり(台湾、香港、韓国、米国等)
    • Paid/URIHO:企業向け決済・保証サービス(国内外取扱高の拡大)
  • 協業・提携
    • 資料中に具体的な協業・提携の新規発表は記載なし(PaidやURIHOは外部取扱高の増加を示す数値あり)

重要な注記

  • 会計・連結特記事項
    • 家賃保証事業は前期Q3より売却に伴い連結子会社から除外。連結比較時に影響あり(売上比較を行う際は除外ベースでの比較が必要)。
    • 再保険条件の見直しは前期Q4に発生したが、Q1では売上原価率への影響は軽微と説明。
  • キャッシュ・フロー(Q1)
    • 営業CF:−214 百万円(前年Q1:+175)
    • 投資CF:−62(前年Q1:−74)
    • フリーCF:−276(前年Q1:+100)
    • 財務CF:−60(前年Q1:+178)
    • 現金及び現金同等物期末残高:3,994(前年Q1:4,892)
  • その他(今後のイベント等)
    • 海外送料のチューニングを継続。関税政策の不透明性によりボラティリティ高の局面が続くが、徐々に落ち着く見込みと説明。

不明な項目は「–」と表記しています。提供資料に基づく要点の整理のみを行っており、投資助言や評価・推奨は行っていません。


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企業情報

銘柄コード 3031
企業名 ラクーンホールディングス
URL https://www.raccoon.ne.jp/
市場区分 プライム市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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