2025年度(2026年3月期)第1四半期決算 決算説明会資料
以下はご提供いただいた決算説明資料(住友ファーマ:2025年度第1四半期決算説明会、2025年7月31日)をもとに整理した要約です。不明項目は「–」で示しています。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:住友ファーマ株式会社(Sumitomo Pharma Co., Ltd.)
- 主要事業分野:医薬品開発・製造・販売(日本、北米、アジア)、再生・細胞医薬等の研究開発
- 説明会情報
- 開催日時:2025年7月31日
- 説明会形式:–(資料による発表、形式の明示なし)
- 参加対象:–(投資家・アナリスト向け決算説明)
- 説明者
- 発表者(役職):–(資料中に氏名・役職の記載なし)
- 発言概要(要点):
- 2025年度第1四半期の業績報告(コアベース/フルベース)
- 北米製品(オルゴビクス、ジェムテサ等)の伸長と、日本・アジアでの製品動向
- 事業構造改善・再生・細胞医薬事業の再編、グループ内の資本再編・資産譲渡、ガバナンス強化
- 研究開発の進捗(主要パイプラインのフェーズ状況)
- 報告期間
- 対象会計期間:2025年度第1四半期(主に2025年4月〜6月期に相当)
セグメント
- セグメント区分(資料ベース)
- 日本セグメント:日本国内での医薬品販売(主要製品例:ラツーダ、ツイミーグ、メトグルコ、エクア等)
- 北米セグメント:北米での自社/グループ製品販売(主要製品例:オルゴビクス/Orgovyx、ジェムテサ/GEMTESA、マイフェンブリー/Myfembree、アプティオム/Aptiom 等)
- アジアセグメント:アジア地域での製品販売・事業
- 備考:再生・細胞医薬事業は別途重要な開発領域として注力
業績サマリー(主要指標)
- コアベース(2025年度第1四半期実績、単位:億円)
- 売上収益:1,080(前年同期 907、増減 +173、前年同期比 +19.1%)
- 売上原価:441(前年 349、+92)
- 売上総利益:639(前年 557、+82)
- 販売費及び一般管理費:354(前年 438、△84)
- 研究開発費:81(前年 128、△47)
- コア営業利益:204(前年 △9、増 +213)
- 営業利益(調整後):204(前年 △31)
- 税引前四半期利益:119(前年 172、△53)
- 親会社の所有者に帰属する四半期利益:112(前年 159、△47、△29.7%)
- 1株当たり利益(EPS):–(資料に明記なし)
- 進捗状況(通期予想に対する進捗)
- 通期(2026年3月期)売上収益予想:3,550億円 → 1Q進捗率:30.4%
- コア営業利益予想:560億円 → 1Q進捗率:36.4%
- 親会社帰属当期利益予想:400億円 → 1Q進捗率:28.0%
- 備考(2Q累計予想)
- 2Q累計(上期)コア営業利益予想:700億円(うち約600億円はオルゴビクスの販売マイルストンやアジア事業譲渡益等の一時要因を含む)
セグメント別状況(主要数値と構成)
- 売上収益(2025年度1Q実績、億円)
- 日本:232(前年 270、△38)
- 北米:726(前年 518、+207)
- アジア:123(前年 119、+4)
- 合計:1,080
- セグメント別コメント
- 北米:売上・売上総利益ともに大幅増。販売費・一般管理費の削減もありコアセグメント利益が大幅増加(主因はオルゴビクス、ジェムテサ等の売上増)。
- 日本:売上減(エクア等の独占販売期間終了が影響)があるが、販売費等の減少でコア利益は横ばい。
- アジア:増収によりコアセグメント利益増。
- 北米:主要製品売上(2025年度1Q、百万ドル/円換算表記あり)
- Orgovyx(オルゴビクス):$226M(327億円)
- GEMTESA(ジェムテサ):$147M(213億円)
- Myfembree(マイフェンブリー):$20M(29億円)
- Aptiom(アプティオム):$49M(71億円、前年より減少)
- Resaimic(リサイミック):$6M(8億円)
- 合計(北米):$502M(726億円)
- 日本:主要製品(億円)
- ラツーダ:35(前年 34)
- ツイミーグ:24(前年 17、増加)
- メトグルコ:19(横ばい)
- エクア/エクメット:42(前年 74、独占販売期間終了で減収)
- AG品等:31
業績の背景分析
- 業績ハイライト/トピックス
- 北米でのオルゴビクス(Orgovyx)とジェムテサ(GEMTESA)の高成長が売上増の主因。
- 日本ではツイミーグの継続的伸長、エクアの独占販売終了で減収。
- 販管費・R&D費の減少は事業構造改善や再生・細胞医薬事業の再編等が寄与。
- 財務差異では為替影響が顕在化(当期は円高により為替差損が発生)。
- 主な増減要因
- 増収要因:北米主要製品の数量伸長や市場でのシェア確保(特にOrgovyxとGEMTESA)。
- 減収要因:日本の製品(独占期間終了による売上減)、製品ポートフォリオの変化。
- 費用構造:北米の事業構造改善(再編費用減少等)により販管費が減少。R&Dは一時的に減少。
- 競争環境
- β3受容体作動薬市場(過活動膀胱領域)では、ミラベグロン後発品の上市があり、競争は継続しているが、ジェムテサは処方数・新規処方数が増加基調(カバレッジ変化や競合後発品の影響はあるが、戦略的対応で数量回復)。
- Orgovyx等はメディケアカバレッジや患者自己負担上限の変更が販売数量に影響(オルゴビクスはメディケアの自己負担上限引下げ等で新規患者増)。
- リスク要因(資料に示された/想定される主な外部要因)
- 為替変動(円高・円安の影響が業績に直結)
- 規制・保険償還やカバレッジの変更(メディケア等)
- 競合の後発品上市による価格・シェア変動
- 臨床開発の成否・承認遅延
- サプライチェーンや市場環境の変化
戦略と施策
- 現在の戦略(グループ方針)
- 北米事業へのより直接的なコミット(資本再編・資産譲渡を通じたガバナンス強化)
- 製品ライフサイクル管理(後発品対応、価格戦略、カバレッジ重視の運用)
- 研究開発強化(精神神経、がん、再生・細胞医薬、ワクチン等への投資)
- 事業構造改善による費用効率化
- 進行中の施策・具体プロジェクト
- グループ内資本再編(SMPA、SMPSをSMPUKの子会社から当社の直接子会社化、2025/3/31完了)
- 資産譲渡(予定:2025/8/1発効想定)— 米国基幹3製品等の特許権を含む資産を当社が譲受し、当社が製品供給者となる体制へ
- コーポレートガバナンスの強化(監査等委員会設置会社への移行、指名報酬委員会等への監査等委員参画)
- 国内におけるコ・プロモーション契約:ノボ ノルディスク ファーマとの「オゼンピック®皮下注2mg」国内コ・プロモーション契約締結(2025年5月、共同情報提供活動は7月開始)
- 営業体制の再編(2025年4月にジェムテサ担当と一般内科担当を統合して販売効率化)
- セグメント別施策と成果
- 北米:価格・カバレッジ戦略の調整(GEMTESAではカバレッジより価格重視でシェア獲得)、事業構造改善により販管費削減
- 日本:糖尿病領域での製品(ツイミーグ・メトグルコ)と、オゼンピック共同販促でのシナジーを目指す
- 再生・細胞医薬:他家iPS由来製品の臨床推進・承認準備(パーキンソン病等)
将来予測と見通し
- 業績予想(会社公表の通期・上期見通し等)
- 通期(2026年3月期)予想(資料参照):
- 売上収益:3,550億円(上期等の個別見込みは資料参照)
- コア営業利益:560億円
- 親会社帰属当期利益:400億円
- 進捗(1Q実績):売上進捗 30.4%、コア営業利益進捗 36.4%、当期利益進捗 28.0%
- 2Q累計(上期)予想(コアベース):売上収益 2,070億円、コア営業利益 700億円(注:700億のうち約600億は一時要因:オルゴビクスの販売マイルストン(1億ドル想定、145億円のマイルストンは2Qに想定)やアジア事業譲渡益(資料推定約450億円)を含む)
- 中長期計画
- 再生・細胞医薬(他家iPS製品)の上市(日本でのパーキンソン病承認取得を目指す等)や、がん領域・希少疾患での開発加速が中長期の成長要素
- グループのガバナンス強化と米国事業へのコミットにより米国事業の成長ポテンシャルを高める狙い
- マクロ経済の影響
- 為替(1$=145円前後の想定を使用):為替変動が業績に大きく影響(資料でも為替影響額を明示)
- 保険制度変更(メディケア等)、金利等のマクロ要因も業績に影響を与える可能性
配当と株主還元
- 配当方針:–(資料内に今期配当方針・予定の記載なし)
- 配当実績(中間・期末・年間):–(資料内に記載なし)
- 特別配当:–(資料内に記載なし)
製品・サービス(主要)
- 主要製品(抜粋と販売状況)
- 北米主要:Orgovyx(オルゴビクス)— 1Qで大幅伸長($226M、前年比大幅増)、メディケアカバレッジ/自己負担変更が追い風
- GEMTESA(ジェムテサ)— 1Qで$147M、前年同期比増、処方箋(TRx/NBRx)は長期で増加傾向(ミラベグロン後発品上市後も回復)
- Myfembree(マイフェンブリー)— 概ね想定通りの数量・価格で推移(販売提携終了後も販売数量を維持)
- Aptiom(アプティオム)— 独占販売期間終了により減収
- 日本製品:ラツーダ、ツイミーグ(伸長)、メトグルコ等
- サービス・提携
- ノボ ノルディスクとの国内コ・プロモーション(Ozempic皮下注2mg、2025年7月より共同情報提供開始)
- 中国でのlefamulin(承認取得:2025年6月30日)→ 合弁会社による2026年1月上市予定(丸紅グローバルファーマとの合弁)
- 協業・提携
- RACTHERA社等との連携による再生・細胞医薬の開発(他家iPS由来製品)
- グループ内での資本再編・資産移管により米国製品群を当社に集約予定
研究開発(主要パイプライン)
- 主な開発品目(2025年7月31日現在、抜粋)
- 精神神経領域(複数フェーズ1等):DSP-0038(5-HT2A/5-HT1A)、DSP-0187(オレキシン2作動薬、ナルコレプシー)、DSP-3456(mGlu2/3 モジュレーター)等
- 再生・細胞医薬:CT1-DAP001/DSP-1083(他家iPS由来ドパミン神経前駆細胞、パーキンソン病) — 日本で承認申請準備中(2025年度承認取得を目標)、米国でフェーズ1/2で投与開始
- がん領域:enzomenib(DSP-5336、KMT2A結合阻害)、nuvisertib(TP-3654、PIM1阻害:骨髄線維症、FDAファストトラック指定、EMAオーファン指定)等
- ワクチン:fH1/DSP-0546LP(ユニバーサルインフルエンザワクチン、フェーズ1で忍容性良好、免疫原性評価中)
- その他:SMP-3124(CHK1阻害)など
- 臨床トピックス
- 他家iPS由来ドパミン前駆細胞(パーキンソン病):京都大学による医師主導治験データで承認申請準備、日本での承認取得目標(2025年度)
- enzomenib:フェーズ2の患者登録完了、Ph2パートを登録開始
- nuvisertib:骨髄線維症での有効性を示すデータ(欧州血液学会2025で口頭発表)、安全性は許容
- lefamulin:中国での承認取得(2025/6/30)、中国での上市はJV経由で2026年1月予定
重要な注記
- 会計方針:資料上の特段の会計方針変更の明示はなし(ただし「コアベース」と「フルベース(参考)」の両表示あり)
- リスク要因(資料冒頭の注意書き)
- 将来予測には不確実性が伴い、既知・未知のリスクにより実績と差異が生じる可能性があること
- 医薬品関連の情報は宣伝・医学的アドバイスを目的とするものではない旨の注意
- その他(今後の主なイベント)
- 2Q累計(上期)業績見通しの公表(資料内に記載)
- 再生・細胞医薬の国内承認申請、各フェーズの臨床進捗(資料P22-25参照)
- グループ内資本再編・米国資産の譲受(発効予定日 2025/8/1)とガバナンス強化
注記(まとめ方に関する留意点)
– 資料に記載がない項目は「–」と表記しています。追加の詳細(代表者名、EPS、配当方針等)が必要であれば、該当資料ページまたは有価証券報告書等の情報を提供してください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4506 |
企業名 | 住友ファーマ |
URL | https://www.sumitomo-pharma.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 医薬品 – 医薬品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
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