2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

日本ゼオン株式会社(証券コード:4205) 2026年3月期 第1四半期決算短信(要約)

以下は、提供資料(2025年7月30日公表、連結第1四半期:2025年4月1日~2025年6月30日)に基づく整理です。投資助言は行いません。不明な項目は「–」で示します。

基本情報
  • 企業名:日本ゼオン株式会社
  • 主要事業分野:エラストマー素材、高機能材料、その他(RIM配合液・塗料等)
  • 代表者名:代表取締役社長 豊嶋 哲也
  • 連絡先(IR):取締役常務執行役員 曽根 芳之/TEL 03-3216-2747
  • URL:https://www.zeon.co.jp/
報告概要
  • 提出日:2025年7月30日
  • 対象会計期間:2025年4月1日~2025年6月30日(第1四半期連結累計)
  • 決算補足資料作成の有無:有
  • 決算説明会の有無:有(証券アナリスト、機関投資家向け)
セグメント(報告セグメント)
  • エラストマー素材事業:合成ゴム、合成ラテックス、化成品 等(自動車・医療・粘着テープ向け等)
  • 高機能材料事業:高機能樹脂(COP等)、電池材料、化学品、電子材料、トナー 等
  • その他:RIM配合液、塗料等(報告セグメント外事業を含む)
発行済株式
  • 期末発行済株式数(自己株式含む):215,251,856株(2026年3月期第1Q末)
  • 期末自己株式数:18,359,538株(同)
  • 期中平均株式数(四半期累計):197,190,844株(当第1Q)
  • 時価総額:–(資料に記載なし)
今後の予定(資料記載分)
  • 決算発表:第2四半期・通期の公表は通例に従い予定(具体日程は資料に記載なし)
  • IRイベント:決算説明会(実施/有) ※詳細日程は資料での別途公表を参照
  • その他:当日(2025/7/30)に業績予想の修正を公表(「業績予想の修正に関するお知らせ」参照)
損益(連結・第1四半期累計:2025/4/1–2025/6/30)
  • 売上高:103,083(前年同期 106,105、△2.8%)
  • 売上総利益:33,537(前年同期 30,582)
  • 営業利益:12,129(前年同期 9,041、+34.2%)
  • 経常利益:11,973(前年同期 12,228、△2.1%)
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益:7,506(前年同期 8,190、△8.3%)
  • 1株当たり四半期純利益:38.06円(前年同期 38.77円)
貸借対照表(主要項目、期末)
  • 総資産:504,852(前期末 533,786、▲28,934)
  • 流動資産:268,364
    • 現金及び預金:32,874
    • 受取手形及び売掛金:67,711
    • 棚卸資産(商品・製品等):96,409
  • 負債合計:148,570(前期末 175,793、▲27,223)
    • 流動負債:124,258
    • 固定負債:24,312
  • 純資産合計:356,282(前期末 357,992、▲1,710)
  • 自己資本(参考):355,573
  • 自己資本比率:70.4%(前期末 66.9%)
キャッシュ・フロー
  • 第1四半期の連結キャッシュ・フロー計算書は添付されていない(作成していない旨記載)。
  • 減価償却費(当第1Q累計):3,995百万円(前年同期 4,568百万円)
主要比率(計算)
  • 営業利益率(営業利益 / 売上高):12,129 / 103,083 = 約11.8%
  • 経常利益率:11,973 / 103,083 = 約11.6%
  • 当期純利益率:7,506 / 103,083 = 約7.3%
  • 流動比率(流動資産 / 流動負債):268,364 / 124,258 = 約216%(2.16倍)
  • 負債比率(負債 / 純資産):148,570 / 356,282 = 約41.7%
  • 総資産回転率(売上高 / 総資産):103,083 / 504,852 = 約0.204(四半期ベース。年換算では約0.82)
セグメント別(当第1四半期:金額は百万円)

売上高(外部顧客向け)/ セグメント利益
– エラストマー素材事業:57,748(売上)/4,227(利益)
– 高機能材料事業:29,279(売上)/7,388(利益)
– その他:16,056(売上)/1,009(利益)
– 合計:103,083(売上)/12,623(セグメント合計利益)
– セグメント間調整:△494(全社費用等)→ 四半期営業利益 12,129(損益計算書と一致)

セグメント売上比率(概算):
– エラストマー:約56.0%
– 高機能材料:約28.4%
– その他:約15.6%

セグメントの特徴(当四半期の状況)
– エラストマー素材:自動車向け需要の弱さ(海外中心)、シンガポール工場の定期検査による出荷調整、原料市況下落と円高の影響で売上・営業利益は前年同期下回る。ただし合成ラテックスは需給の弱さが続く中で販管費削減により利益改善点あり。化成品では出荷減がある一方で固定費低減や価格改定で利益改善。
– 高機能材料:光学・医療向けは堅調だが一部半導体向けの在庫調整や出荷時期の前倒しで売上は横ばい。電池材料は中国の補助金を背景に需要堅調で増収増益。電子材料、トナー等も回復傾向。
– その他:RIM配合液等は売上減だが販管費削減で営業利益は増。

減損損失(当第1Q計上)
– 減損はセグメント別に計上:エラストマー 241、 高機能材料 563、 その他 3、 全社資産 19(合計は損益計算書の減損損失と整合)

財務の解説(資料に基づく留意点)
  • 総資産の減少(▲289億34百万円)は主に受取手形・売掛金の減少が要因。
  • 負債合計の減少(▲272億23百万円)は主に支払手形・買掛金の減少が要因。
  • 純資産はやや減少。
  • 会計方針の変更:有形固定資産の減価償却方法を当第1Qから「定率法」→「定額法」に変更。これにより当第1Qの営業利益は約258百万円、経常・税引前利益は約260百万円増加(影響額は資料記載の通り)。セグメント別増加内訳も記載あり(エラストマー +118、 高機能材料 +139、 その他 +1 百万円)。
  • 四半期財務諸表の作成に特有の会計処理・見積りの変更あり(詳細は注記参照)。
  • 四半期財務諸表に対する監査法人のレビューは行われていない(無)。
配当
  • 2025年3月期(実績):年間合計 70.00円(中間 35.00、期末 35.00)
  • 2026年3月期(予想):年間合計 72.00円(中間 36.00、期末 36.00)
  • 直近公表配当予想からの修正:無(資料記載)
中長期計画との整合性
  • 中期経営計画「STAGE30」(2021~2030)における「第3フェーズ」(2025–2028)を実行中。
    • 方針:高機能材料での生産能力拡大と最適化、エラストマーで低収益から高収益製品へ注力、選択と集中によるポートフォリオ組替え。
  • 今期はコスト削減(ZΣ運動)や生産革新を進めつつ、事業別に採算性重視の取り組みを継続している旨の記載。進捗の定量評価は資料に限定的(具体KPIは–)。
競合状況・市場動向(資料に記載のポイント)
  • 市場環境:
    • 自動車向け需要は海外中心に力強さ欠く。
    • 医療・衛生用手袋の需給緩みが継続(ラテックス影響)。
    • 中国における電池材料需要は補助金政策で堅調。
    • 半導体市況は緩やかに回復している(電子材料にプラス)。
    • 為替(円高)や原料市況の下落が売価・収益に影響。
  • 競合他社との直接比較は資料に記載なし(–)。相対的位置付けは事業別需要動向と自社の製品ミックスで変化。
今後の見通し(業績予想の概要)
  • 当日公表の業績予想の修正あり(2025年7月30日公表)。(連結予想:2025/4/1–2026/3/31)
    • 第2四半期累計(通期累計の中間):売上高 210,000 百万円(△1.6%)、営業利益 19,000 百万円(+13.1%)、経常利益 18,000 百万円(△3.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益 19,500 百万円(+58.5%)、1株当たり当期純利益 99.27円
    • 通期(予想):売上高 415,000 百万円(△1.3%)、営業利益 30,500 百万円(+4.0%)、経常利益 30,000 百万円(△9.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益 28,000 百万円(+6.9%)、1株当たり当期純利益 143.98円
  • 重要な特記事項:保有する投資有価証券の一部売却を決議(取締役会)しており、2025年8月~2026年3月にかけて売却実行予定。これにより2025年度に投資有価証券売却益(特別利益)約109億円(10,900百万円)を計上する見込みで、今回の業績予想修正に織り込まれている旨記載。
リスク要因(資料に基づく主な点)
  • 為替変動(円高の利益圧迫)、原材料価格の変動
  • 主要顧客の在庫調整や需要減(自動車・モバイル端末等)
  • 生産拠点の定期検査による出荷調整影響
  • 通商政策や各国の政策変化(例:米国の政策動向)、金融市場の変動
  • 会計方針見直しや資産売却に伴う一時的影響

(上記は資料内の記載事項に基づく整理。詳細は決算短信・IR資料参照)

重要な注記・その他
  • 会計方針の変更:有形固定資産の減価償却方法を定額法へ変更(当第1Qより)。当該変更は利益へ影響(当第1Qで営業利益 +258百万円等)。
  • 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理・見積りの変更あり(注記参照)。
  • 新規連結子会社:ZEON KOREA Co., LTD.(新規1社)
  • 四半期連結財務諸表に対する公認会計士・監査法人によるレビュー:無
  • 重要な後発事象:投資有価証券売却の取締役会決議(売却益見込み 約109億円、売却時期 2025/8~2026/3、業績予想に反映済)

必要であれば、以下の追加対応を行います(対応可否は選択してください):
– セグメント別の前年同期比較表(数値)作成
– 主要財務比率(過去数期比較)のグラフ化(数値提供に基づく)
– 業績予想修正の要点(資料「業績予想の修正に関するお知らせ」)の抜粋要約

(不明項目は「–」で記載しています。原資料の注記・別添資料も併せてご確認ください。)


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4205
企業名 日本ゼオン
URL http://www.zeon.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 素材・化学 – 化学

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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