2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
決算短信 要約(Markdown)
以下は、提供された綜合警備保障株式会社(証券コード:2331)の「2025年3月期 決算短信(日本基準・連結)」を、個人投資家向けに整理した要約です。出典は提供資料のみを用いています。不明な項目は「–」と記載しています。
基本情報
- 企業名:綜合警備保障株式会社(予定商号変更:ALSOK株式会社、変更予定日 2025年7月16日)
- 証券コード/上場取引所:2331/東証
- URL: https://www.alsok.co.jp/
- 代表者:代表取締役グループCOO 栢木 伊久二
- 問合せ先責任者:取締役常務執行役員 重見 一秀(TEL: 03-3470-6811)
- 主要事業分野:セキュリティ事業(機械警備、HOME ALSOK、常駐警備、警備輸送等)、FM事業等(設備工事・管理等)、介護事業、海外事業(各国での警備関連)
- 提出日(決算短信):2025年5月13日
- 対象会計期間:2024年4月1日~2025年3月31日(2025年3月期)
- 決算補足資料・説明会:補足資料作成有、機関投資家・アナリスト向け決算説明会(2025/5/13)あり
- その他の注目事項:
- 商号変更(「ALSOK株式会社」へ)を2025年7月16日付で予定(株主総会付議 2025/6/25)
- 期中に連結範囲の変更(新規連結子会社:日本ガード株式会社、株式会社カンソーほか)
- 過年度の退職給付関連データ入力誤りによる過年度修正あり(詳細は注記)
セグメント(報告セグメント)
- 報告セグメント(4区分)
- セキュリティ事業:機械警備、HOME ALSOK、常駐警備、警備輸送 等(グループ中核)
- FM事業等:管工事、電気工事、設備管理、清掃、消防点検、関連サービス等
- 介護事業:居宅・訪問・通所・施設介護 等
- 海外事業:海外子会社による警備等サービス(主にインドネシア等)
- セグメント区分は当連結会計年度より変更(従来の綜合管理・防災をFM事業等へ再編等)。前年数値は遡及組替の上で比較。
セグメント別(2025年3月期、金額は百万円)
– 売上高(合計):551,881
– セキュリティ事業:391,946(構成比 71.0%)
– FM事業等:79,736(14.4%)
– 介護事業:53,364(9.7%)
– 海外事業:26,833(4.9%) — 前期比 +70.2%(M&A等による増加)
– セグメント営業利益(営業利益ベース、百万円)
– セキュリティ:40,327
– FM事業等:9,164
– 介護:1,497
– 海外:△547(営業損失)
– セグメント合計(計上)50,441 → 全社費等の調整額 △10,239 → 連結営業利益 40,201
発行済株式等
- 期末発行済株式数(自己株式を含む):510,200,210株
- 期末自己株式数:25,313,325株
- 期中平均株式数(2025年3月期):489,214,507株
- 1株当たり指標(2025年3月期)
- EPS(当期純利益/普通株式ベース):55.41 円
- BPS(1株当たり純資産):697.96 円
- 市場時価総額:–(決算短信内に明示なし)
- 備考:2023年7月1日に1株→5株の株式分割実施(決算数値は分割後で算定)
今後の予定(公表済)
- 定時株主総会:2025年6月25日(予定)
- 有価証券報告書提出予定日:2025年6月20日
- 配当支払開始予定日:2025年6月26日
- 決算説明会:機関投資家向け(実施済:2025/5/13)
- 商号変更予定日:2025年7月16日(予定)
- 従業員持株会向け自己株式処分(譲渡制限付株式付与制度):処分予定の概略を開示(付与想定上限:1,298,100株、処分価額1株1,066.5円等)
財務指標(要点)
(単位:百万円、%は対前期増減率)
– 売上高:551,881(+5.8%)
– 営業利益:40,201(+5.6%)
– 経常利益:43,107(+4.7%)
– 親会社株主に帰属する当期純利益:27,105(+1.8%)
– 売上高営業利益率:7.3%(前年同率)
– 経常利益率:7.8%(43,107/551,881)
– 当期純利益率(親会社帰属):約4.9%
貸借対照表(期末、2025/3/31)
– 総資産:572,402
– 純資産(株主資本合計含む):376,000
– 自己資本比率(連結):59.1%(前年 60.2%)
– 普通株式に係る期末の純資産(連結ベース・除く非支配株主持分):338,433 百万円
– 1株当たり純資産(BPS):697.96 円
キャッシュフロー(2025年3月期)
– 営業活動CF:+42,647(前年 56,063、△23.9%)
– 投資活動CF:△15,550(前年 △17,448)
– 財務活動CF:△36,309(前年 △20,967、自己株取得15,000、配当支払13,525 等)
– 現金及び現金同等物 期末残高:60,018(前年 69,162、△13.2%)
その他指標
– 1株当たり当期純利益(EPS): 55.41 円
– 配当(2025年3月期):年間合計 25.80 円(内訳:中間 12.40 円、期末 12.40 円+記念配当 1.00 円)→ 配当総額 12,513 百万円、連結配当性向 46.6%
– 2026年3月期(予想):売上高 590,000、営業利益 43,900、経常利益 47,000、親会社株主に帰属する当期純利益 29,400
セグメント別の詳細・解説
- セキュリティ事業(売上高 391,946 百万円、営業利益 40,327 百万円)
- 機械警備:ALSOK-G7 等の商品展開、ライブ画像確認標準化、IT/設備レスキューの全国展開
- HOME ALSOK:HOME ALSOK Connect の拡販、スマホ認証コントローラー等の導入
- 常駐警備:空港や万博等大型イベントの警備受注、DXによる省人化の取組
- 警備輸送:ATM等の変化に対応する入出金オンラインシステム等
- FM事業等(売上高 79,736、営業利益 9,164)
- 2024年12月に株式会社カンソーを連結、関西での基盤拡充。設備工事・EV充電などサステナビリティ関連サービスも推進。
- 介護事業(売上高 53,364、営業利益 1,497)
- 入居率堅調が貢献、研究開発・人材育成の連携会社設立、介護ロボット等DXの推進。
- 海外事業(売上高 26,833、営業損失 547)
- M&A効果で売上は大幅増(+70%)だが、本社費・のれん等を考慮し営業赤字。インドネシア等で現地黒字企業はあるが連結では調整。
セグメントによる会社戦略の整合性
– 中期経営計画「Grand Design 2025」に基づき、セキュリティを中核としつつFM・介護・海外での拡大、デジタル化・データ活用、サステナビリティ対応を強化。FY2026予想は上記戦略の継続を前提に増収増益見込。
配当
- 2025年3月期(実績)
- 中間配当:12.40 円
- 期末配当:12.40 円(普通)+記念配当 1.00 円
- 年間合計:25.80 円(配当総額 12,513 百万円)
- 連結配当性向:46.6%(連結)
- 2026年3月期(予想)
- 中間:13.60 円(予想)
- 期末:13.60 円(予想)
- 年間合計:27.20 円(予想、配当性向 44.9% と表記)
特別配当
– 2025年期末に1円の記念配当を実施(創業60周年記念)。将来の特別配当に関する表明はなし(資料上)。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:「Grand Design 2025」
- 目標指標:連結売上高経常利益率およびROE(中期目標ともに10%以上)
- 取組:セキュリティ事業拡大、FM・介護等のシナジー創出、デジタル化、社員の活躍環境整備、サステナビリティ強化
- 進捗(資料に基づく整理)
- FY2025は増収・増益(売上 +5.8%、営業利益 +5.6%)で一定の進捗を示す。FY2026予想も増収増益を見込むが、中期目標(ROE・経常利益率10%)達成に関する具体的数値進捗は資料で詳細開示されていないため、現時点の達成可能性は「–」としておく。
競合状況・市場動向(資料からの要点)
- 市場動向(資料記載の整理)
- 社会的な安全・安心ニーズの拡大(犯罪の増加、自然災害、インフラ老朽化、高齢化、サイバー脅威等)により警備・関連サービス需要は増加傾向。
- 価格改定(顧客への値上げ対応)や業務効率化(省人化、DX)によりコスト上昇に対応。
- 競合他社との比較:–(決算短信内に特定他社との比較数値は記載なし)
- 市場シェア:–(明示なし)
- 参考:海外展開ではインドネシアでの統合・M&Aを進めている旨の記載あり。
今後の見通し・業績予想
- 2026年3月期(連結予想)
- 売上高:590,000 百万円(前年同期比 +6.9%)
- 営業利益:43,900 百万円(+9.2%)
- 経常利益:47,000 百万円(+9.0%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:29,400 百万円(+8.5%)
- 前提・注意事項:業績見通しは会社が入手している情報・合理的前提に基づくもので、実際値は様々な要因で変動し得る(為替、原材料・人件費、政策等)。詳細前提は添付資料参照。
リスク要因(資料に記載の主な点)
- 人件費(賃上げ)や諸経費の上昇によるコスト増
- 国内外の治安・経済情勢の変化(需給や受注環境)
- M&Aや海外事業の統合リスク(のれん、現地費用等)
- 会計上の変更・過年度修正(退職給付関連の誤謬修正が発生)
- 規制・法制度の変更、自然災害、感染症等の突発要因
(注)資料中にも上記類のリスクが列挙されている。為替や原材料の具体的影響は記載により変動。
重要な注記(会計・その他)
- 会計方針の変更:2022年改正「法人税等に関する会計基準」を当連結会計年度期首から適用(影響なしと明示)。
- 発生した誤謬の訂正:
- 当社および連結子会社にて退職一時金制度に係るデータ入力誤りが判明し、過年度の連結財務諸表等の修正を実施。結果として前連結会計年度の一部利益項目が減少(売上総利益 578 百万円、営業利益および経常利益 1,003 百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 696 百万円の減少)。
- 連結範囲の変更:複数社の追加連結子会社化(例:日本ガード、カンソー等)や一部組織再編(吸収合併・会社分割等)が実施済。
- のれん・負ののれん:当期における負ののれん発生益 859 百万円計上(連結の範囲変更に伴う)。
- 自己株式の取得:当連結会計年度における自己株式取得(合計約15,000 百万円)等により自己株式残高が増加。
- 株式分割:2023年7月1日に1→5株の分割を実施済。指標は分割後換算で表示。
補足:本要約は提供資料(決算短信/添付資料)に基づき作成しています。不明な点、詳細な注記や個別の前提(FY2026見通し前提等)は会社の添付資料(決算補足資料/有価証券報告書等)をご参照ください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 2331 |
企業名 | ALSOK |
URL | https://www.alsok.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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