決算短信：Cominix（3173）

2025年３月期　決算短信〔日本基準〕（連結）

決算短信サマリー（Markdown形式）

対象資料：株式会社Cominix（証券コード 3173）2025年3月期 決算短信（連結）
提出日：2025年5月15日

基本情報

• 企業名：株式会社Cominix（Cominix Co., Ltd.）
• 主要事業分野：切削工具・耐摩工具・光製品・eコマース・海外販売などの商社・製造関連事業（「ものづくり専門商社」）
• 代表者名：代表取締役社長執行役員 柳川 修一
• 連絡先担当者：取締役常務執行役員 管理本部長 兼 情報管理室長 林 祐介（TEL: 06-7663-8208）
• 上場取引所：東証
• コード：3173
• URL：https://www.cominix.jp

報告概要

• 提出日：2025年5月15日
• 対象会計期間：2024年4月1日 ～ 2025年3月31日（2025年3月期）
• 決算説明会資料作成：有（決算補足説明資料を2025年5月26日掲載予定）
• 決算説明会：有（機関投資家・アナリスト向け）

今後の予定（開示事項）

• 定時株主総会開催予定日：2025年6月20日
• 有価証券報告書提出予定日：2025年6月19日
• 配当支払開始予定日：2025年6月23日
• 決算補足説明資料掲載日：2025年5月26日（予定）

セグメント（報告区分）

• 切削工具事業：切削工具、保持工具、精密測定機器、工作機械等の販売
• 耐摩工具事業：製缶工具・耐摩工具の販売（破砕・電池分野等含む）
• 海外事業：海外向けに切削工具等および鉱物資源等の販売（インド・メキシコ等の成長市場含む）
• 光製品事業：光学部品、光源装置、光ファイバー等の販売（マシンビジョン等）
• eコマース事業：連結子会社さくさく（ECサイト）による切削工具等のオンライン販売
• Kamogawaものづくりソリューション事業（KMS事業）：2024年12月のKamogawaグループの連結化により追加。切削工具・研削砥石等の生産財販売等

発行済株式

• 期末発行済株式数（普通株式、自己株式含む）：6,868,840株（2025年3月期末）
• 期末自己株式数：1,358株（2025年3月期末）
• 期中平均株式数（連結EPS算定用）：6,868,221株（2025年3月期）
• 時価総額：–（決算短信中の記載なし）

連結業績（2025年3月期：2024/4/1–2025/3/31）

• 売上高：30,127 百万円（前期比 +5.2%）
• 営業利益：554 百万円（前期比 △26.3%）
• 経常利益：563 百万円（前期比 △32.9%）
• 親会社株主に帰属する当期純利益：36 百万円（前期比 △93.2%）
• 包括利益：236 百万円（△70.0%）
• 1株当たり当期純利益（EPS）：5.37 円（前期 78.56 円）
• 売上高営業利益率：1.8%（前期 2.6%）
• 総資産経常利益率（開示値）：2.5%（前期 4.5%）
• 自己資本当期純利益率（開示値、ROE）：0.5%（前期 7.1%）

連結財政状態（2025/3/31）

• 総資産：25,830 百万円（前期 18,456 百万円）
• 純資産（連結）：7,848 百万円（前期 7,842 百万円）
• 自己資本比率：30.3%（前期 42.4%）
• 1株当たり純資産（BPS）：1,138.91 円

キャッシュ・フロー（連結）

• 営業活動CF：△96 百万円（前期は +1,567 百万円）
• 投資活動CF：△2,207 百万円（前期 △3 百万円）　※主に子会社株式取得支出（M&A）2,199 百万円
• 財務活動CF：+3,637 百万円（前期 △849 百万円）
• 現金及び現金同等物 期末残高：4,696 百万円（前期 3,283 百万円）

セグメント別（主要数値：2025年3月期）

（単位：百万円、セグメント利益は営業利益ベース）
– 切削工具事業：売上 16,760、セグメント利益 118（増収・減益）
– 耐摩工具事業：売上 2,182、セグメント利益 162（減収・減益）
– 海外事業：売上 7,291、セグメント利益 192（減収・減益）
– 光製品事業：売上 1,458、セグメント利益 95（増収・増益）
– eコマース事業：売上 88、セグメント損失 △72（売上拡大も販促で赤字）
– KMS事業（Kamogawa）：売上 1,561、セグメント損失 △26（連結化に伴う費用計上）
– セグメント合計売上（報告セグメント計）：29,343、連結売上との差異は調整等で連結 30,127

財務の解説（開示内容に基づく要点）

• 総資産の増加（+7,374 百万円）は主にKamogawaグループの連結化（現金・売掛金・在庫・顧客関連資産・のれん等の計上）によるもの。
• 負債が大幅増（+7,367 百万円）で、短期借入金や長期借入金が増加。これはKamogawa株式取得のための借入（ブリッジローン→シンジケートローン）による資金調達が主因。
• 営業利益・経常利益・当期純利益は減少。主な要因としては：
  • M&A関連のデューデリジェンス費用、アレンジメントフィー（シンジケートローン費用）等の計上
  • 賃上げに伴う人件費増
  • 子会社吸収合併に伴う費用、物流体制再構築費、子会社の収益性見直しに伴う減損損失の計上
• 減損関連：当期の減損損失193 百万円（主に川野辺製作所等）、のれん減損 120 百万円（東新商会関連）を計上。
• のれん・無形の計上：Kamogawa取得に伴うのれん（暫定）930 百万円、顧客関連資産 1,597 百万円（償却13年）。のれんは5年均等償却予定だが、一部減損も発生。

配当

• 2025年3月期（実績）
  • 中間配当：15.00 円
  • 期末配当：18.00 円
  • 年間合計：33.00 円（配当金総額 226 百万円）
  • 配当性向（連結）：614.3%（当期利益が小さいため算出上の比率が大きくなっています）
• 2026年3月期（予想）
  • 中間配当：15.00 円（予想）
  • 期末配当：20.00 円（予想）
  • 年間合計：35.00 円（会社予想）
• 特別配当：該当なし（開示なし）

セグメント別の詳細と戦略

• 切削工具事業：主要事業。卸・直需の提案活動やルート拡充で増収だが、需要鈍化と費用増で利益は圧迫。
• 耐摩工具事業：破砕・電池分野での大型案件はあるが、製缶業界の設備投資一巡や主要顧客の生産調整により低調。
• 海外事業：インドやメキシコでの新規顧客獲得が進む一方、中国や一部東南アジアの厳しい環境や為替影響があり収益性は低下。
• 光製品事業：通信・映像分野が堅調。ソフトウェア／システム販売比率が高く粗利率が確保され増益。
• eコマース事業：商品拡充やマーケティングで会員・売上は伸長したが、販促費などで通期は赤字継続。
• KMS事業（Kamogawa）：2024年12月の取得により第4四半期から計上。短期的にはデューデリ等の費用計上で損失計上だが、長期的なシナジー創出を狙う活動（製造ノウハウ×グローバル販売網）として組み入れられている。

中長期計画との整合性

• 会社は「新中長期経営計画（ローリングプラン FY76–FY80 / FY76–FY80 など）」を公表済み。
• 中長期目標（開示）：最終年度で売上高 500 億円、営業利益 25 億円を目標としており、M&Aや海外展開、収益構造改革を柱としている。
• 進捗：Kamogawaグループの連結化は中期戦略（製造機能を持つ商社化、一気通貫の提供）に沿った投資。連結化は資産規模を拡大したが、短期的に利益面で調整や費用負担が発生しているため、計画達成には今後の統合効果の実現が前提となる。

競合状況・市場動向（開示記載ベース）

• 主な関連業界：自動車、半導体・電子部品、工作機械など。これら業界の受注・投資の回復度合いが業績に影響。
• 市場動向（資料記載）：
  • 自動車業界：地域差あり、回復のばらつき。
  • 半導体・電子部品：一部で在庫調整が進むが本格回復は限定的。
  • 一部アジア（インド等）は底堅い成長を示す。
• 競合他社との比較・市場シェア：決算短信中に具体的な同業他社比較・市場シェア数値の記載はなし（記載無し → 表示は “–”）。

今後の見通し（会社予想）

• 2026年3月期（通期予想：2025/4/1–2026/3/31）
  • 売上高：40,000 百万円（+32.8%）
  • 営業利益：1,000 百万円（+80.3%）
  • 経常利益：962 百万円（+70.7%）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：590 百万円（対前期大幅改善）
  • 1株当たり当期純利益（通期予想）：85.90 円
• 第2四半期累計（会社予想）：売上高 19,900 百万円（+41.7%）、営業利益 478 百万円（+99.1%）
• 参考注記：通期の当期純利益増減率表示について注記あり（前年同期比大幅変動のため特記事項）。

リスク要因（開示・該当部分より）

• 為替の変動、世界経済の減速、地政学的リスク、貿易摩擦など外部要因。
• 原材料・部品価格や顧客需要（特に自動車・半導体関連）の動向。
• M&Aに伴う統合費用・のれんの回収可能性（既に一部ののれん減損を計上）。
• 調達・物流体制の再構築に伴う費用や実行リスク。
• 財務面：Kamogawa取得のための借入（シンジケートローン）に関する財務制限条項（コベナンツ）があり、違反時は期限利益喪失などのリスク。
  • 主要条項の例：①連結純資産を一定水準（基準期の75%）以上に維持すること、②連続して2期の経常損失を計上しないこと（詳細は開示の通り）。

重要な注記（会計・その他）

• 連結範囲の重要な変更：有（新規5社連結に追加：株式会社Kamogawa、株式会社Kamogawa北海道、KAMOGAWA LAGUNAPHILS.,INC.、KAMOGAWA COMMERCE & SERVICES,INC.、KAMOGAWA VIETNAM CO.,LTD.／除外1社：共榮機工株式会社）
• 会計方針の変更：法人税等に関する会計基準等の適用（期首から適用）。影響は表中で「ありません」との記載（連結財務諸表への影響なし）。
• のれん・無形資産（Kamogawa取得関連）：
  • 取得対価（現金）4,331 百万円、取得原価合計 4,331 百万円
  • のれん（発生額）930 百万円（暫定、5年償却）、のれん減損は当期120 百万円計上
  • 顧客関連資産 1,597 百万円（13年均等償却）
  • 取得に係る費用（デューデリ等）31 百万円
  • 企業結合日は2024年12月24日（みなし取得日 2024/12/31）
  • 取得に伴う資産・負債の暫定配分（詳細は開示）
• 会計基準未適用：リースに関する会計基準（適用予定：2028年3月期期首より、影響評価中）
• 決算短信は監査（公認会計士／監査法人の監査）の対象外と明記
• 重要な後発事象：該当なし

（注）
– 本サマリーは、提供された決算短信の記載内容に基づき整理したものであり、投資助言や推奨を目的とするものではありません。表記のない項目や明確でない数値は “–” としています。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

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