決算短信：シグマ光機（7713）

2025年５月期 決算短信〔日本基準〕（連結）

決算短信（要約）

対象：シグマ光機株式会社（証券コード 7713） 2025年5月期（連結決算）決算短信（提出日：2025年7月11日）

基本情報

• 企業名：シグマ光機株式会社（Sigma Koki Co., Ltd.）
• 主要事業分野：光学要素部品（光学基本機器製品／自動応用製品／光学素子・薄膜製品）および光学システム製品（光学モジュール・光学ユニット、レーザ応用、バイオ・医療等）
• 代表者：代表取締役社長 近藤 洋介
• 本社問合せ先：取締役 管理本部長 石井 康之（TEL 03-5638-8221）
• 会社URL：https://www.sigma-koki.com
• 関連子会社（主要）：OptoSigma Corporation、上海西格瑪光机有限公司、OptoSigma Europe S.A.S.、OptoSigma Germany GmbH（当期より連結）、OptoSigma Southeast Asia Pte. Ltd.

報告概要

• 決算短信提出日：2025年7月11日
• 対象会計期間：2024年6月1日 ～ 2025年5月31日（2025年5月期）
• 定時株主総会予定日：2025年8月27日
• 期末配当支払開始予定日：2025年8月7日
• 有価証券報告書提出予定日：2025年8月27日
• 決算補足説明資料および決算説明会：有（アナリスト・機関投資家向け）

セグメント

• 報告セグメント（2区分）
  • 要素部品事業：光学基本機器製品（ステージ、ホルダー等）、自動応用製品（自動位置・姿勢決めユニット等）、光学素子・薄膜製品（レンズ、フィルタ等）。標準品カタログ販売および特注・受注生産。
  • システム製品事業：光学システム製品（光学モジュール、レンズユニット、レーザプロセシング、顕微鏡システム、バイオ・医療機器等）。要素部品を組合せた受注生産中心。

発行済株式

• 期末発行済株式数（自己株式含む）：7,552,628株（2025年5月期）
• 期末自己株式数：470,450株
• 期中平均株式数：7,082,178株
• 時価総額：–（開示値なし）

財務指標（連結：区分は千円）

• 売上高：11,580,528 千円（前年同期比 +3.3%）
• 営業利益：1,131,044 千円（前年同期比 △4.0%）
• 経常利益：1,269,324 千円（前年同期比 △5.9%）
• 親会社株主に帰属する当期純利益：986,017 千円（前年同期比 +43.5%）
• 1株当たり当期純利益（EPS）：139.23 円（連結）
• 1株当たり純資産（BPS）：2,494.67 円（連結）
• 総資産：20,340,102 千円
• 純資産（株主資本等）：17,769,059 千円（自己資本比率：86.9%）
• 現金及び現金同等物（期末）：3,284,876 千円

主要比率（連結：開示値）
– 売上高営業利益率：約 9.8%
– 自己資本当期純利益率（ROE 想定値表記）：5.7%（開示）
– 総資産経常利益率（ROA 想定値表記）：6.1%（開示）

貸借対照表の要点

• 流動資産合計：11,943,814 千円（前年比減）
  • 現金及び預金の減少や有価証券の減少が主因
• 固定資産合計：8,396,288 千円（ほぼ横ばい）
  • 建物・構築物の増加（米国子会社の事務所・工場完成による振替等）がある一方で建設仮勘定の減少等
• 負債合計：2,571,042 千円（前年に比べ大幅減少）
  • 流動負債（電子記録債務・支払手形等の見直し）や長期借入金の減少など

キャッシュ・フロー（連結）

• 営業活動CF：+379,921 千円（前年 1,410,457 千円 → 大幅減）
  • 税金等調整前当期純利益増等で増加要因あるが、売掛金増や仕入債務の減少、災害関連支払などで減少
• 投資活動CF：△418,337 千円（前年 △1,458,234 千円）
  • 有形固定資産の取得等（新工場棟等）による支出が中心、自治体補助金の受取が一部あり
• 財務活動CF：△601,298 千円（前年 △618,501 千円）
  • 配当支払や長期借入金返済等による支出
• 現金及び現金同等物の期末残高：3,284,876 千円（前年末比 △667,865 千円）

収益性・効率性（要点）

• 売上は増加している一方で、材料費・外注費の上昇や人的投資、新工場稼働に伴う人件費・減価償却費増により営業利益はやや減少。
• 営業利益率は約9.8%（連結）。経常利益・当期利益は特別要因等を踏まえ増減あり（当期純利益は前年の災害関連特損等の反動で増加）。
• 総資産回転率や売上高に対する営業利益率の過去年次推移は開示表参照（当期は営業利益率横ばい～微減）。

セグメント別（連結）

（当連結会計年度：2024/6/1～2025/5/31、単位：千円）
– 要素部品事業
– 外部顧客売上高：9,734,872 千円
– セグメント利益：1,642,107 千円（前年に比べ改善）
– 概況（報告内容）：「光学基本機器」は中国需要回復や前期の反動で堅調。光学素子・薄膜も地域回復で概ね堅調。バイオ向け等で一部在庫調整の影響あり。
– システム製品事業
– 外部顧客売上高：1,845,656 千円
– セグメント利益：72,885 千円（前年より減少幅大）
– 概況（報告内容）：電子部品・半導体向けやFPD向けで期前半に在庫調整の影響、期後半は回復基調。医療向け大型案件の納品あり、総じてやや軟調。
– セグメント合計（連結売上高）：11,580,528 千円

（注）セグメント利益は営業利益ベース。セグメント間消去・全社費用を調整の上で連結営業利益となる。

財務の解説（会社説明の要旨）

• 前期に発生した能登半島地震による災害損失の影響からの反動や中国地域の需要回復により売上増。
• 一方、外部費用上昇や人的投資、新工場の稼働開始に伴う費用増で営業利益は前年を下回った。
• 流動負債の減少、長期借入金の返済等により負債合計は大幅に減少。自己資本比率は86.9%と高水準を維持。
• キャッシュは投資・財務活動によって減少。営業CFは前年に比べ減少している点に留意。

配当

• 2025年5月期（実績）：中間配当 21円、期末配当 21円、年間合計 42円／株（配当金総額 297 百万円、連結配当性向 30.2%）
• 2026年5月期（予想）：年間配当（予想） 42円／株（中間21円、期末21円）
• 特別配当：なし

中長期計画との整合性

• 同社は「高精密化・高精細化・高耐久化」をキーワードに中長期の成長戦略、ビジネスモデル変革、人材育成等を掲げ実行中。
• 当期は新工場棟稼働開始や海外拠点整備（米国事務所・工場等）など設備投資・人的投資を実施。中期計画に沿った投資・体制構築のフェーズにあると記載。進捗は所要投資実行や連結子会社の追加（OptoSigma Germany GmbHの連結化）等で示されている。

競合状況・市場動向（開示内容の引用的整理）

• 市場環境：世界経済は地政学リスクや金融政策変化による為替変動等で不確実性がありつつ、電子部品・半導体市場は期後半に向けて緩やかな回復を期待。中国・欧州の回復が要素部品の需要に寄与。
• 需要面：バイオ・医療分野や中国向け需要の回復が寄与する一方、国内中心の電子部品・半導体向け需要や一部顧客の在庫調整による影響あり。
• 競合他社比較：決算短信内に同業他社との具体比較は開示されていません（詳細：–）。

今後の見通し（連結：2026年5月期予想）

• 対象期間：2025年6月1日～2026年5月31日（会社公表）
• 連結業績予想（会社想定、単位：千円）
  • 売上高：11,695,000 千円（前期比 +1.0%）
  • 営業利益：1,220,000 千円（前期比 +7.9%）
  • 経常利益：1,320,000 千円（前期比 +4.0%）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：885,000 千円（前期比 △10.2%）
• 前提・留意点：電子部品・半導体向け需要の緩やかな回復、価格改定の効果、バイオ向け在庫正常化等を想定。業績予想は入手情報・前提に基づくものであり、実際の業績は変動し得る旨の注記あり。

リスク要因（開示内容）

• 地政学リスク、為替変動、世界的な通商政策の変化による景気影響
• 電子部品・半導体、FPD、バイオ・医療といった主要顧客業界の需要変動（在庫調整等）
• 材料費・外注費の変動、人的投資や設備投資の費用化による利益率への影響
• 災害リスク（過去に能登の地震被災があり関連費用・引当を計上）

会計上の重要な注記

• 連結範囲の変更：当期にOptoSigma Germany GmbHを新たに連結（連結子会社数 5社）
• 会計方針の変更：2022年改正の「法人税等に関する会計基準」を適用（期首より遡及適用処理を実施）。
• その他：継続企業の前提に関する懸念は無し。会計方針の変更による連結財務諸表への影響はない旨記載。

重要なその他

• 決算説明会の開催：有（アナリスト・機関投資家向け）
• 役員異動：該当事項なし（当期記載分）
• 注：本決算短信は監査（監査法人による監査）対象外である旨の注記あり。

（注記）
– 本まとめは、提供された決算短信の記載内容を整理・引用したものです。投資判断や個別の助言を目的としたものではありません。数値は原資料（千円単位）を基に記載しています。未記載・不明の項目は“–”で示しています。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

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