2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
決算短信(概要:福山通運株式会社/2025年3月期・連結)
(出典:2025年5月13日提出の決算短信資料。対象期間:2024年4月1日~2025年3月31日)
基本情報
- 企業名:福山通運株式会社(コード 9075)
URL: https://www.fukutsu.co.jp
– 主要事業分野:国内貨物輸送(運送事業)、貸切輸送、流通加工(3PL等)、国際物流(フォワーディング・通関等)、不動産賃貸・物品販売等(その他)
– 代表者:代表取締役 社長執行役員 小丸 成洋(決算短信提出時点)
※代表取締役の異動予定(報告):2025年6月24日付で小丸成洋が会長、熊野弘幸が代表取締役 社長執行役員に就任予定(資料記載)
– 問合せ先:執行役員 経理・財務統括部長 佐藤 義宏(TEL 084-924-2000)
– 報告概要:提出日 2025年5月13日、対象会計期間 2025年3月期(2024/4/1–2025/3/31)
– 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け、予定日2025/5/16)
– 定時株主総会予定日:2025年6月24日
– 有価証券報告書提出予定日:2025年6月23日
セグメント
- 報告セグメント(当連結会計年度より区分変更:計4セグメント)
- 運送事業:国内貨物輸送(ネットワーク輸送、複合一貫輸送、重量物等)
- 貸切事業:専用ブロックトレイン、ダブル連結トラック等を活用した貸切輸送
- 流通加工事業:倉庫保管・入出庫(3PL)、付加価値物流(医療機器・建材等)
- 国際事業:フォワーディング、通関、越境輸送等
- その他:不動産賃貸、物品販売、労働者派遣等
発行済株式
- 期末発行済株式数(普通株式・自己株式含む):
- 2025年3月期:40,770,363株
- 2024年3月期:50,770,363株
- 期末自己株式数:
- 2025年3月期:1,095,519株
- 2024年3月期:10,291,244株
- 期中平均株式数(連結):
- 2025年3月期:40,156,807株
- 2024年3月期:40,475,484株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
今後の予定(資料記載)
- 決算発表:2025年5月13日(済、当該決算短信提出日)
- 定時株主総会:2025年6月24日(予定)
- 決算説明会(機関投資家・アナリスト):2025年5月16日(予定)
- 有価証券報告書提出予定日:2025年6月23日
財務指標(要点・連結ベース)
※金額は百万円単位表記(必要に応じ注記)
連結業績ハイライト(2025年3月期・実績 vs 前期)
- 売上高:302,495 百万円(前期 287,563 百万円、+5.2%)
- 営業利益:7,363 百万円(前期 10,448 百万円、△29.5%)
- 経常利益:9,917 百万円(前期 12,973 百万円、△23.6%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:8,748 百万円(前期 7,834 百万円、+11.7%)
- 1株当たり当期純利益(EPS):217.85 円
- 営業利益率:2.4%(前期 3.6%)
- 経常利益率:2.0%(資料欄の表示)
連結財政状態(期末)
- 総資産:500,674 百万円(前期 503,391 百万円、減少)
- 純資産(株主資本等合計):287,773 百万円(前期 296,415 百万円、減少)
- 自己資本比率:57.1%(前期 58.5%)
- 1株当たり純資産:7,207.30 円
キャッシュ・フロー(連結)
- 営業活動CF:24,454 百万円(前年 18,503 百万円、増加)
- 投資活動CF:△29,109 百万円(前年 △26,796 百万円)
- 財務活動CF:5,181 百万円(前年 △6,185 百万円)
- 現金及び現金同等物期末残高:29,626 百万円(前年 29,053 百万円)
収益性・効率性(ポイント)
- 売上成長:+5.2%(増収)
- 営業利益率は前期比で低下(3.6% → 2.4%) — 主因は人件費、外注費等コスト上昇
- 総資産回転率(概算):売上302,495 / 総資産500,674 ≒ 0.60(前期 287,563 / 503,391 ≒ 0.57)→ 回転率はやや改善
- 減価償却費(連結):18804 百万円(増加)
財務安全性(指標)
- 自己資本比率:57.1%(水準は高め)
- キャッシュ・フロー関連指標(資料記載)
- 時価ベースの自己資本比率:28.6%
- キャッシュ・フロー対有利子負債比率:451.6%
- インタレスト・カバレッジ・レシオ:51.5(前年 67.6→51.5へ低下)
- 有利子負債:短期借入金・長期借入金の増減があり、全体の流動負債は減少した一方で長期借入金が増加(固定負債増)→ 負債合計は増加(当社表記では負債合計 212,901 百万円、前期 206,975 百万円)
セグメント別(連結:2025年3月期)
- 売上高(外部顧客向け)
- 運送事業:234,538 百万円
- 貸切事業:26,249 百万円
- 流通加工事業:22,359 百万円
- 国際事業:11,861 百万円
- その他:7,486 百万円
- 合計(連結売上):302,495 百万円
- セグメント営業利益(営業利益ベース)
- 運送事業:4,928 百万円(前期比減)
- 貸切事業:2,209 百万円(増)
- 流通加工事業:3,295 百万円(増)
- 国際事業:282 百万円(減)
- その他:1,225 百万円
- セグメント合計:10,716 百万円 → 全社費用(主に本社費用)△4,578 百万円 → 連結営業利益 7,363 百万円
- セグメント資産合計(当期):389,870 百万円(「その他」「全社」等調整後で連結総資産に一致)
財務の解説(決算短信の主な背景)
- 増収の要因:契約運賃見直し、貸切・国際取扱い増加、倉庫機能拡充による3PL拡大等
- 減益の要因(営業利益の減少):人件費・外注費・燃料費などのコスト上昇が主因。国際事業は海上運賃の上昇や通関取扱件数減少で粗利率低下。運送部門でもコスト増により減益。
- 特別要因:投資有価証券売却益(連結で6,534 百万円)が特別利益に計上されている(当期純利益押上げの一因)。
- 資金運用:有形固定資産の取得を積極化(設備投資による投資CF支出増)。長期借入金の増加により財務構造調整。
配当
- 2025年3月期(実績)
- 中間配当:35円/株
- 期末配当:35円/株
- 年間配当:70円/株(配当金総額 3,039 百万円、連結配当性向 32.1%)
- 2026年3月期(予想)
- 中間配当:38円/株(予想)
- 期末配当:38円/株(予想)
- 年間配当予想:76円/株(予想配当性向 21.6%)
- 特別配当:当期は無し(特別配当の記載なし)
セグメント別情報(整理)
- 運送事業
- 売上:234,538 百万円(+約4.3%)
- 営業利益:4,928 百万円(△39.5%:コスト上昇で減益)
- 戦略・動向:自動仕分装置導入、生産性向上、拠点整備(新設支店・3PL併設)等
- 貸切事業
- 売上:26,249 百万円(+9.5%)
- 営業利益:2,209 百万円(+6.8%)
- 戦略・動向:専用ブロックトレイン・ダブル連結トラック等活用、システム強化で取扱件数増
- 流通加工事業
- 売上:22,359 百万円(+7.1%)
- 営業利益:3,295 百万円(+10.9%)
- 戦略・動向:倉庫機能拡充、医療機器等高付加価値貨物シェア拡大、単価改定で利益確保
- 国際事業
- 売上:11,861 百万円(+10.8%)
- 営業利益:282 百万円(△8.1%)
- 戦略・動向:マレーシア倉庫稼働等で越境輸送増。海上運賃上昇や通関件数の変動で粗利低下
- その他
- 売上:7,486 百万円(+4.8%)
- 営業利益:1,225 百万円(+1.7%)
中長期計画との整合性
- 第6次中期経営計画「Change & Growth 2026」を掲げ、貸切事業を新たな収益柱に位置付け(セグメント再編)。
- 当期は貸切事業と流通加工で成長が見られる一方、全体ではコスト上昇が利益を圧迫。資料では中期計画下で「物流の効率化」「輸送力の確保」「適正運賃の収受」等を進める方針を明示。
競合状況・市場動向(資料に基づく記載)
- 市場環境:国内景気は緩やか回復だが、物価高・燃料費高止まり、米国政策・金融市場変動、輸送力不足(いわゆる物流の2024問題)など先行き不透明と記載。
- 競合比較・市場シェア:資料中に同業比較や市場シェアの定量比較は記載なし(–)。
今後の見通し(業績予想:連結)
(2026年3月期:2025/4/1–2026/3/31、会社公表予想)
– 売上高:316,300 百万円(前期比 +4.6%)
– 営業利益:8,100 百万円(前期比 +10.0%)
– 経常利益:9,700 百万円(前期比 △2.2%)
– 親会社株主に帰属する当期純利益:13,000 百万円(前期比 +48.6%)
– 1株当たり当期純利益(予想):352.59 円
– 前提・留意点:燃料費・物価・為替・関税政策等の外部要因により実績は変動する旨の注記あり。詳細は添付資料(決算説明資料)参照。
リスク要因(決算短信の指摘事項)
- マクロ要因:物価高、燃料費高止まり、米国関税政策、金融市場変動
- 業界固有のリスク:深刻な輸送力不足、カーボンニュートラル対応に伴う設備・コスト負担、継続的な人件費上昇
- その他:海上運賃変動、通関取扱件数の変動等が国際事業業績に影響
重要な注記
- 会計方針の変更:法人税等に関する会計基準改正(2022年改正会計基準)を期首から適用。実務上の遡及処理を行ったが、連結財務諸表への影響はない旨記載。
- 会計方針その他:のれんは効果発現期間で均等償却、減価償却方法等の基礎は注記参照。
- 連結範囲の変更:当期に合併や子会社除外等の一部あり(王子エクスプレス㈱は合併により連結除外等)。
- セグメント区分変更:当期から「貸切事業」を独立セグメント化(中期経営計画に伴う変更)。
- 重要な後発事象:該当事項無し(資料記載)
補足・留意事項
– 本まとめは提出された決算短信の記載内容を整理したものであり、投資助言や評価は行いません。
– 数値は資料の記載(百万円単位等)に基づく。資料に記載がない項目は「–」としました。
– 詳細な注記、仮定、将来予測の前提等は決算説明資料および有価証券報告書をご参照ください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 9075 |
企業名 | 福山通運 |
URL | http://www.fukutsu.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 運輸・物流 – 陸運業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
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