2026年3月期第1四半期 決算説明資料
決算説明まとめ(Markdown)
出典:アイザワ証券グループ株式会社「決算説明資料 2026年3月期 第1四半期」(2025.7.30)
基本情報
- 企業概要
- 企業名:アイザワ証券グループ株式会社(証券コード:8708)
- 主要事業分野:証券事業(リテール・対面営業)、投資事業(有価証券・不動産・成長企業等への自己投資)、運用事業(機関投資家向けオルタナティブ等)
- 代表者名:代表取締役社長 社長執行役員 藍澤 卓弥
- 説明会情報
- 開催日時:2025年7月30日(資料表記)
- 説明会形式:–(資料のみ、オンライン/オフライン明記なし)
- 参加対象:–(投資家向けIR資料、個別の参加対象は明記なし)
- 説明者
- 発表者:資料中に「社長メッセージ」等あり。代表取締役社長による説明・メッセージが含まれる(役職は資料に明示)。
- 発言概要:中期経営計画に基づく事業構造・収益構造の転換(ゴールベースアプローチ、地域密着、プラットフォーム強化)と短期的利益と企業価値向上の両立について言及。
- 報告期間
- 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期(資料は2025年6月末時点データ)
- セグメント(名称と概要)
- 証券事業:個人の資産形成支援(資産運用コンサルティング等)。対面中心/プラットフォーム提供。
- 投資事業:有価証券・不動産・成長企業等への自己投資。
- 運用事業:機関投資家向けの運用サービス(オルタナティブ等)。
業績サマリー(主要数値)
- 主要指標(連結、百万円)
- 営業収益:4,242 百万円(前年同期比 △14.3%)
- 営業利益:△576 百万円(前年同期 348 百万円 → 赤字転換)
- 経常利益:△337 百万円
- 親会社株主に帰属する純利益:127 百万円(前年同期比 △84.4%)
- 1株当たり四半期純利益:4.09 円
- ROE(年率換算・1Q時点):1.2%(PBR:0.95倍)
- 主要KPI(抜粋)
- ストック商品預り資産:4,679 億円(前年同期比 +18.4%、過去最高)
- 総預り資産:2兆962 億円(前年同期比 +2.7%、過去最高)
- 実質ストック収益・実質販管費カバー率:25.1%(前期比 △3.6ポイント)
- 進捗状況(中期経営計画比)
- 中期目標(2028/3期):ROE 8%以上、ストック商品預り資産 8,000 億円、総預り資産 2兆5,000 億円、実質ストック収益カバー率 40%以上 等
- 現状(1Q)
- ROE:1.2%(目標8%に対して未達)
- ストック商品預り資産:4,679億円(目標8,000億円に対して約58%)
- 総預り資産:2兆962億円(目標2.5兆円に対して約84%)
- 実質ストック収益カバー率:25.1%(目標40%に対して未達)
- セグメント別(営業収益・税引前利益、26/3期1Q)
- 証券事業:営業収益 4,074 百万円(前年同期比 △14.2%);税引前利益 △227 百万円
- 投資事業:営業収益 168 百万円(前年同期比 △1.4%);税引前利益 746 百万円(前年同期比 +5.7%)
- 運用事業:営業収益 42 百万円(前年同期比 △17.1%);税引前利益 △138 百万円
業績の背景分析
- 業績概要・ハイライト
- 中期経営計画に基づく事業構造改革(ゴールベースアプローチへの転換、プラットフォーム強化)を本格着手した四半期。
- KPIである総預り資産・ストック商品預り資産は過去最高を更新。
- 一方で、相場環境の悪化やコスト増により短期的収益は減少し、営業利益・経常利益はマイナス。
- 投資事業での有価証券売却益(特別利益)726 百万円の計上により純利益は127 百万円となった。
- 増減要因
- マイナス要因:米国の相互関税への懸念等による株式市場の大きな乱れ、投資先の減損発生、物価上昇に伴う販売費・一般管理費の上昇(コスト増)。
- プラス要因:投資事業におけるポートフォリオ入替に伴う有価証券売却益の計上、預り資産増加(ストック商品の残高増)。
- 競争環境
- 市場の環境認識として「貯蓄から投資へ」の流れや、対面による継続的アドバイスへのニーズが高まっている点を挙げ、ゴールベース営業や地域密着・プラットフォームで差別化を図る旨。
- 競合他社との具体的数値比較は資料に記載なし。
- リスク要因(資料に基づく主な外部要因)
- 市場変動(株式相場の乱れ)、投資有価証券の評価・減損、物価上昇によるコスト増。
- 規制変更(顧客本位の業務運営に関する原則の改訂等)への対応が必須。
- 為替変動等はトレーディング収益に影響(資料内で言及)。
戦略と施策
- 現在の戦略(中期経営計画の骨子:2026/3~2028/3)
- 基本方針:顧客(および家族)の資産運用・資産形成の伴走者となるビジネスモデルを確立し、安定的にROE目標を達成できる事業・収益構造へ転換する3年間。
- 重点:ゴールベースアプローチ型営業(GBA)、地域密着、プラットフォームビジネス強化、投資事業のグレードアップ、運用事業の再構築、コンプライアンス強化、人材投資、生産性向上、サステナビリティ推進。
- 進行中の施策(具体例)
- ゴールベースアプローチ:モデル店舗での試行、専任推進担当の設置、定性評価を含めた評価体系導入。
- プラットフォーム強化:IFA・金融機関連携の推進、プラットフォーム預かり資産・口座数の増加施策。
- 投資/運用:ポートフォリオ入替による有価証券売却での特別利益計上、プライベートアセット運用資産の増加注力。
- コンプライアンス:2025年度コンプライアンスプログラム策定、および「お客さま本位の業務運営に関する取組方針」の刷新。
- セグメント別施策と成果
- 証券事業:GBA推進によりストック商品残高拡大(投信・ラップの残高増でストック商品預り資産が過去最高)。
- 投資事業:ポートフォリオリバランスに伴う営業投資有価証券の売却益計上(特別利益)。
- 運用事業:運用資産の増減あり(ファンドの清算等で変動)。プライベートアセット残高拡大に注力。
将来予測と見通し
- 業績予想(次期):資料内に通期の数値予想は記載なし(–)。
- 中長期計画(2028/3期目標)と進捗可能性
- 主要目標:ROE 8%以上、ストック商品預り資産 8,000億円、総預り資産 2兆5,000億円、実質ストック収益カバー率 40%等。
- 1Q時点の達成度:ストック商品預り資産は約58%、総預り資産は約84%等(現状は増加基調だがROE等利益指標はまだ目標に届かず、構造改革を継続する段階)。
- マクロ経済の影響
- 為替・金利・物価の変動(特に株式市場環境と物価上昇によるコスト)や国際的な貿易/関税懸念が収益に影響。
- 市況に左右されない安定的収益構造への転換を中期の重点課題としている。
配当と株主還元
- 配当方針(中期)
- 2025/3期~2028/3期の間、配当と自己株式取得による株主還元を総額200億円以上実施する方針。
- 総還元性向:50%以上(普通配当+自己株取得)を基本方針。普通配当の株主資本配当率(DOE)は2%超を目標。
- 特別配当:2026/3期~2028/3期の間、特別配当(年間1株70円)を実施予定(資料に明記)。
- 配当実績(過去)
- 25/3期:配当総額 10,775 百万円、1株当たり配当 96 円(資料中の実績推移参照)。
- 直近(26/3期1Q)に関する期中の配当支払等の記載はなし(–)。
- 特別配当
- 中期計画期間における年間特別配当1株70円を実施と記載(背景は中期計画の株主還元方針)。
製品やサービス
- 主要製品
- 株式売買、投資信託、ラップ商品、債券、営業投資有価証券(上場/非上場)、不動産関連等。
- 投資一任(ラップ)やスマイルゴール等の個人向け投資プログラムを拡大。
- サービス
- 対面を軸にした資産運用コンサルティング、プラットフォーム提供(金融機関・IFA連携)、機関投資家向け運用サービス(オルタナティブ、プライベートアセット運用等)。
- 提供エリア:地域密着型の展開を強化(全国の対面チャネルと連携)。
- 協業・提携
- IFA、金融機関との連携強化を明示(プラットフォームビジネスの拡大)。
- 具体的企業名の一覧や条件は資料の一部に示唆あり(詳細は別資料参照)。
重要な注記
- 会計方針
- 資料内に会計方針の大幅変更についての記載は特になし。投資有価証券の減損等は通常の評価・損益計上に基づく旨の記載あり。
- リスク要因(特記事項)
- 市況変動、投資有価証券の評価損/減損、物価上昇による販管費増、規制(顧客本位の業務運営に関する改訂等)。
- その他(今後のイベント等)
- 中期経営計画(2026/3~2028/3)における施策推進と株主還元計画(総還元性向50%以上、特別配当等)。
- お問合せ先:経営企画部 IR(E-MAIL:ir@aizawa-group.jp、URL:https://www.aizawa-group.jp/)
注記:
– 本まとめは提示資料(2026年3月期第1四半期 決算説明資料、2025年7月30日)に基づき作成。資料に記載がない項目は“–”としています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 8708 |
企業名 | アイザワ証券グループ |
URL | https://www.aizawa-group.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 金融(除く銀行) – 証券、商品先物取引業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
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