2025年3月期 決算説明資料
株式会社エンバイオ・ホールディングス(証券コード:6092)
(決算説明資料:2025年5月15日)
以下は提供資料をもとに整理した要点サマリです。投資助言は行いません。不明項目は「–」としています。
基本情報
- 企業名:株式会社エンバイオ・ホールディングス(EnBio Holdings, Inc.)
- 主要事業分野:土壌汚染対策事業、ブラウンフィールド活用事業、自然エネルギー事業(太陽光等)
- 代表者名:代表取締役社長 中村 賀一
- 説明会情報
- 開催日時:2025年5月15日(資料作成日)
- 説明者:発表者(役職)–、発言概要:資料の主要メッセージは以下に反映(通期実績、要因分析、来期見通し、株主還元方針等)
- 報告期間:2025年3月期(通期)
- セグメント(名称と概要)
- 土壌汚染対策事業:調査、原位置浄化等の工事・コンサルティング。リスク管理型工法(原位置封じ込め、プルームストップ等)導入。
- ブラウンフィールド活用事業:汚染土地の取得→浄化→再生・売却、不動産開発・賃貸。
- 自然エネルギー事業:太陽光発電(国内外、PPA含む)、水処理・バイオマス等の再エネ事業。
業績サマリー(2025年3月期 実績)
- 主要指標(単位:百万円)
- 売上高:10,668 (前年 9,575 → 前年比 111.4%)
- 営業利益:839(利益率 7.9%、前年 815 → 前年比 103.0%)
- 経常利益:702(利益率 6.6%、前年 1,067 → 前年比 65.8%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:452(利益率 4.2%、前年 708 → 前年比 63.9%)
- 1株当たり当期純利益:55.90円(前年 88.85円)
- EBITDA:1,337(前年 1,253 → 106.7%)
- 進捗状況(中期計画・年度目標に対する達成率)
- 当期売上は修正通期予想(10,913百万円)に対する進捗率:97.8%(最終実績10,668)
- 収益構造転換(フロー→ストック収入比率):ストック収入比率 24/3期 18.8% → 25/3期 23.4%(増加傾向)
- 太陽光発電保有目標(目標100MW)は継続中(25/3期:関与出力含め約54.9MW)
- セグメント別(単位:百万円)
- 売上高(構成比/前年比)
- 土壌汚染対策事業:5,993(56.2%/126.9%)
- ブラウンフィールド活用事業:2,401(22.5%/73.4%)
- 自然エネルギー事業:2,273(21.3%/144.1%)
- 経常利益(区分利益)
- 土壌汚染対策事業:448
- ブラウンフィールド活用事業:368
- 自然エネルギー事業:90
- セグメント調整額:△204
業績の背景分析
- 業績ハイライト・トピックス
- 売上はコロナ禍後に回復し当期100億円(10,668百万円)を達成。営業利益はほぼ計画どおりで増益。
- 経常利益・当期純利益は前年に計上された一過性収益(受取保険金、為替差益等)の反動で大幅減益。
- 自然エネルギー分野(ストック収入)が拡大。
- 増減要因(主な項目、単位:百万円)
- 受取保険金:24/3期 178 → 25/3期 17(前年の一過性収入の反動で減益要因)
- 為替差損益:24/3期 為替差益186 → 25/3期 為替差損27(ネガティブ影響)
- 売上総利益:売上高増(+1,092)で改善も、売上原価率が1%上昇し悪化要因あり
- 研究開発費:9 → 27(増加)
- 支払利息:115 → 141(借入金利負担増)
- その他費用:上場市場変更費13、シンジケートローン組成費26等
- 競争環境
- 土壌汚染市場では上位数社間の競争激化、経済性重視の案件増(完全浄化を求めない傾向)。
- 建築資材・建築費高騰で開発計画中止や消滅案件も散見。
- PFOS/PFOA(PFAS)問題の顕在化により調査・対策ニーズが増加。
- リスク要因(資料に明示された外部要因)
- 為替変動(有為価値の損益影響)
- 規制・環境基準の変化(PFAS対応等)
- 建設費・資材価格の上昇、顧客需要の変化
- 大規模な有利子負債(2025/3末:10,098百万円)と金利負担の増加(内訳:自然エネ 5,180 / ブラウンフィールド 3,186 / 土壌・グループ 1,732 百万円)
戦略と施策
- 全社戦略(目標・方針)
- 企業価値向上:PBR1倍超の達成、ROE向上(資本効率改善)、PER改善(市場評価向上)
- 次期中期経営計画最終年度(2030/3期)までにROE 15%を目標設定
- 事業ポートフォリオ再構築:成長分野拡大、ストック収入比率を高める
- 進行中の施策(具体)
- 自然エネルギー:保有出力を早期に100MWへ、毎年約10%の成長目標。新規屋根置き案件(LogiSquare等)採用、PPA拡大、海外案件(ヨルダン、ドバイ、トルコ等)。
- 土壌汚染対策:差別化技術(原位置浄化壁=PlumeStop等)導入、PFOS/PFOA対応を軸に営業強化、ドローン等ICTによる施工管理効率化。
- ブラウンフィールド:仕入競争下での案件取得と再生→売却モデル、土地再生投資の案件進行。
- 財務・資本効率:ROICツリーの導入、部門別改善、施策の効果測定、借入は自然エネルギー等ストック事業に投資しつつリスク管理。
- セグメント別施策と成果
- 土壌:原位置浄化壁工法が東京都の補助金対象に。環境プラント・建築工事で顧客開拓を推進。
- ブラウンフィールド:仕入・解体・浄化→新築(例:新宿区作業場、川越市工場跡地、新築クリニック等)。
- 自然エネ:屋根置き・物流施設上太陽光(複数LS案件)新設決定、グリーンローンのシンジケーションで資金調達、海外で水処理連携プロジェクト開始。
将来予測と見通し(2026年3月期 予想)
- 次期業績予想(単位:百万円)
- 売上高:11,727(前年比 109.9%)
- 営業利益:953(利益率 8.1、前年比 113.6%)
- 経常利益:844(利益率 7.2、前年比 120.2%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:554(前年比 122.4%)
- 為替前提(期末):149.53円/USD
- 根拠・前提
- 自然エネのストック収入拡大、売上原価・人件費管理の改善を織込
- 受注残・売上予定:2025年4月18日現在の売上予定受注残は(資料)
- 土壌汚染対策:受注残 2,950(目標残3,479、2026予想売上6,429)
- ブラウンフィールド:受注残 156(目標残2,701、2026予想売上2,857)
- 自然エネ:受注残 2,440(2026予想売上2,440)
- マクロ影響
- 為替・金利・建設資材価格の動向、政策(環境規制・補助金)の変化が収益に影響。
配当と株主還元
- 配当方針(変更)
- 「資本効率の向上と株主還元の充実」を重視。ストックビジネスである自然エネルギーの既設設備収益の約30%を当面の配当原資とし、累進的配当方針を掲げる(柔軟な還元:配当+自己株式取得を総合的に検討)。
- 配当実績・予想
- 2024年3月期:1株当たり配当 8.00円
- 2025年3月期(実績):1株当たり配当 9.00円(増配)
- 2026年3月期(予想):1株当たり配当 9.00円
- 配当総額(2025実績):72.9百万円(株主優待含む株主還元合計 102.1百万円)
- 株主優待
- 対象:毎年9月末時点で700株以上保有の株主
- 付与ポイント:保有株数に応じて3,000〜20,000ポイント(交換サイトで商品と交換)
- 特別配当:資料上は特別配当の記載なし(なし)
製品・サービス・協業
- 製品・技術
- 土壌汚染対策:原位置封じ込め工法(PlumeStop等)、原位置浄化壁工法、PFOS/PFOA対応の薬剤・ツール(米国製品の輸入・販売)、ドローンによる施工管理・発電所点検。
- 自然エネルギー:太陽光発電所の開発・所有・売電(FIT・PPA)、国内外の案件(ヨルダン、ドバイ、トルコ、インドネシア等)。
- サービス提供エリア・顧客層
- 土壌:地方自治体、企業(工場跡地等)、不動産関係者
- 自然エネ:電力需要家(PPA先)、事業者、地方自治体
- 協業・提携
- 海外関連会社(UAE、トルコ、マレーシア等)やグループ内の不動産・開発会社との連携。米国製技術(リジェネシス等)との独占販売権等。
重要な注記
- 会計方針:資料中に特別な会計方針変更の記載はなし(詳細は有価証券報告書等で要確認)
- リスク要因(主要)
- 業績に影響する要因として、経済情勢、需給動向、競争激化、為替変動、規制変更(PFAS関連)、サプライチェーンや原材料費高騰等を明示。
- その他重要事項
- 将来予測に関する注意:資料記載の予想値・見通しはリスク・不確実性を含む旨の開示あり。
- IR連絡先:ebh-info@enbio-corp.com
- ウェブサイト:https://enbio-holdings.com/
(不明/未記載項目)
以上です。追加で特定のセグメントや数値の詳細表(四半期別推移、発電所一覧、借入内訳等)を抽出してほしい場合は、該当スライド番号を指定してください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 6092 |
企業名 | エンバイオ・ホールディングス |
URL | http://enbio-holdings.com/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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